Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*10*30(Sun)
ドクターX 4シーズン 第3話 感想
「あなた、もしかして男に捨てられた女はもれなく不幸になるとでも・・・思ってた?」

女の方が強かだった結末は爽快で、不倫に責任も取らず見限れず引き摺るだらしない男を一喝していた。
口止め料を渡そうとして、逆に口止め料を渡されちゃう可笑しみは
中々に具体的で、しかも500万渡そうとして、二千万渡されちゃうw
土下座までしてあんなに苦労したのにな・・・w

「まあ、どこかに置き忘れたものは忘れるのが賢明ね。ただ、それ今になって邪魔になったら、取り払わないと」

しかも政界進出とか都知事とか!もう小池百合子か!
余りに煌びやかすぎて、もう、西園寺教授のぽかーんがおっかしくって。

「実はねあたし、今度の都知事選に与党の推薦で出ることになっているの」
「あ、そう、都知事選。・・・・都知事選ん?」
「過去のつまらない男とのスキャンダルで足を掬われたくないの。分かるでしょ」
「つまらない男ぉ?」

女の方が現実的で開き直ったら強いわ、と思わせて
だけど冒頭のあの財布が、実は当時の思い出の品で捨てられなかったと
女の未練を最後に少しだけ覗かせる。
枯れた男女の複雑な柵を思わせるようでオチは楽しめました。

その複雑さを補足するように
二十年前の手術で体内にガーゼを残すというミスを犯し、今それが腫瘤となっていて
でも、その癒着のお陰でその裏にある動脈瘤が破裂せずに済んだ・・という病状で
切っても切れない男女のそれを、そのままに医療にスライドさせている発想。

二十年も前の男との不倫で、未だに縛られている自分というものと
そのミスで未だに苦しめられる自分という前半と
そのミスのお陰で命拾いをしてきた今の自分という後半へのスライドも面白く
観終わった後は素直に面白かった~って感じである。


だが、冷静になって考えて、今回のお話、それほど良かったか?
なんちゅー視聴率!
野球延長からみんなそのまま見ちゃったの?という辺りか。
ちなみに野球延長のせいか、私がぼけぼけだったのか、何故か録画出来てなかったんだけどな・・・!
あっれー?確かに予約した筈なのに。
慌てて今日ネットを彷徨った。


で、見ていて思ったんだが
今回の脚本は妙に粗すぎる。ガサツというか。
全体的に面白ければ、それで良いですか?

例えば冒頭、イイ歳した大人がたいやき買うくらいで注文後に財布の中に金がないことに気付くな。
未知子が履歴書に趣味・手術、特技・手術と書くように
本当に手術以外なんにも出来ないおばかちゃん・・・という設定なのは分かるけど
毎回財布なくて、貧乏で・・・ってネタはマンネリを越えて笑えない。
同じネタでも良いから、そろそろもっと違ったリアクションをしてほしい。

そんな流れから出会った今回のゲストさん。
人間ドッグに入り込むまではこんな強引さはいつものことだが
そこから病気が見つかり手術に至るまで、流れがブツ切りな感じである。

人間ドッグはお金持ちさんが優先・・・ってのはともかく
なんでその後見人に未知子を指名するんだ。
それを何で普通に昌さんまで受け止めちゃってんの?
なんか人間心理がほんと雑。

普通に医者を後見人にするなんて、イジメでも発想が出て来ないぞ。
ってゆーか、このクダリ、特に必要なかったよね?
いつものように強引に患者履歴調べて未知子が勝手に関わる・・・で良かったんじゃ。


不倫相手が元々病状を知っていて乗り込んできたと勝手な憶測を述べていくシーンも
ちょっとそこだけマジになる未知子と財布を持たない未知子の融合が図れていない気がするのは私だけか?
「何馬鹿なことを・・・」って呆れる未知子という構図も、病院側の推測がよくある嫌味っぽい流れであることで
あ~いるいる、そういう人・・という苛々が視聴者に溜まるわけで
その苛々が未知子の逆転に爽快を齎すわけで。
あまりにもなさそうな報復とか言われても、置いてきぼりな感じだ。
苛々というよりは、院長のキャラにくすくすという印象?
「もしかして病院に復讐?」「慰謝料?」とか騒ぎ出すのなら、もっとそこに説得力が欲しいんだが。


インオペになるシーンも違和感。
一旦開いて、閉じて、もう一度開くって・・・・(;一_一)

こんな時こそ、未知子が何度も手術するのは患者の負担になるからと
強引に戻って手術続行が、いつもの未知子でしょ。
今回に限り、何で引き下がっちゃうのか。

勿論それは、あの「インオペは正解だった・・・」っていう次のシーンのための一連の流れだと
見ていればすぐ分かることですが
それにしたって強引すぎるし雑。
視聴者も登場キャラも心理変化置き去りかよ!

「どうするの・・・?」
「手術をして、取り出します」

は?それだけ?じゃあさっき何で取り出さないのか。

「彼の忘れものをそのままにして生きていく・・・ってのはありかしら?」
「知ってて何もしないって選択肢は私にはない」
・・・・って幾ら言ってもさっき何もしなかったじゃんってツッコミがどうしても残る。

裏の動脈瘤が見つかったのは結果論であるから、つまり未知子にしてみれば
失敗するかもしれなかった運命を避けられた強運が感じ取れるものの、やっぱり違和感が強い。


「ガーゼオーマという体内のガーゼから生じた腫瘤・・・」
「ということは医療ミス・・・」
「あなたとは二十年も前に終わっていたと思っていたのに、まだ繋がっていたのね」

皮肉すぎる・・・という加地先生の台詞通り、とても皮肉な事態に切迫してて申し分ない。
オペシーンの出来も圧巻。文句なし。
だけどそういう微細な誘導が下手すぎて、なんかもったいなかった。


病院描写や医療描写はいいんですよ、リアリティ薄くて。
何故なら冒頭で毎回しつこく、田口トモロヲさんがプロジェクトXの如く説明しているから。
日本の医学界が崩壊し、弱肉強食の時代に入ったと。
フリーランスの時代に入って、医学界は更なる時代に突入しているのだと。

でも、繊細な人間心理が雑では、最後のクライマックスだって情感湧かない。
途中、捨てた男と一生道連れに生きるのもありか~なんて台詞とか
それなりにプロ意識感じる台詞を絞り出しているようなそんな部分もあるんですよね。
でも、ブツ切り。
もっとそこへ至るまでの中間台詞があるでしょって印象である。

最初にこんなキャラだから~とラフプロットを渡された外注で適当にもどきな脚本を貰ってきたってかんじ。

加地先生と未知子の「ああぁあぁぁぁ~」が被っているとか
しかも加地先生歌っちゃう・・・w「何、どうした」って言い方とかも親密さが感じ取れたしv
役者さんはもう別格。一々関係ないことを聞いちゃう蛭間院長とか。
そういう要所要所は押さえてありましたけど~って感じだ。


何だろう・・・新シリーズになってから、変なコメディを入れようと変な努力があるとはいえ
一応クオリティあったし、ここまでは普通に見てきたが、今回だけは別の新人脚本家さんかと思ってしまった。
そう思ってついウィキで調べたら
なんと3話とも脚本家が違った・・・w

あ、そうなの・・・w爆笑。
でも今回の人が一番下手です。
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2016*10*29(Sat)
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第4話 感想
「綺麗なだけで要領良く生きているあなたはくだらない。しぶとく我武者羅に生きている人には絶対敵わないわよ」
くっそぉぉ~!!かっこいい!この台詞に悩殺されました!

それこそこのドラマの根幹なのかなと思った。
やり方が良い訳でも魅力的な訳でもない。何かポリシーが見える訳でもないし学べるところもなく
むしろカッコ悪いやり方しか出来なくても
そんな人間の底力の方が最後は押し負ける。

むしろ現実なんて、そっちの方が理想論でありがちで
しがみ付いて居る方がみっともなく思われ、評価もされないなんて社会ですが
なんか、胸に来た・・・。

下手くそでもめげない姿がヒーローのように映る。
そんな悦子の生き方こそが、本当は社会で一番必要なスキルなのだと言っているようで。
ツッコミはさておき、それを言い切る脚本視点に参りました。
とにかく耐える。楽しく耐える。そんな悦子の生き方が見ていて元気づけられ、私のツボに嵌まりました~。

継続視聴、決定ですvv

ただ今回のファッションは流石にどうよ!?と思った。
流石にあれはないわw
石原さとみちゃんだからそこそこ完成体になっているけど、素であんなのが会社に居たら引く。
せめて頭の上のスカーフは取ってくれ。
でも黒のジャケットは可愛いな。



第4話。
結局、1~2話はネットでも視聴できるところが見つからなくて序盤の出会い編とかは
見逃したままだ。
でも悦子のツッコミだらけの職場生活がリズミカルで楽しめている。

特に原稿に毎回デカイ声でツッコミ入れるシーン。
本当は駄目だけど、実はこのシーンこそ割と好きだ。

「なんだよそれ!?」っていう石原さとみちゃんの言い方がおっかしーっていうか!
「だってこれ、グルメ本だよ?威風堂々って、それ不味いのか美味しいのかさっぱりわかんねぇじゃない」

確かに!
うん、文字の世界ではない人間ならではのツッコミの面白さが
結構パンチあって、たまんない。
ほぼ悦子の日常ツッコミで成り立っている一日を
職場、恋愛、おでん屋と、シチュエーションを変え、早口でまくしたてる所に
スピード感を出していて、抑揚があるから、1時間が早く感じる。

実際のストーリーはやっぱりゆるテンポなかんじ。
でももう気にならなくなってきた。


また今回は脇キャラにも注目して見ていましたけど
あの同僚くん、悪くないな。米岡くん。
それほど同僚関係を深く掘り下げるような脚本ではない感じがするが
そのさり気ないスパイス程度のアクの強さが良いチームワークを構成していると思えた。
部長のおっとりキャラとか、文芸部の貝塚の嫌味口とか?
中々考えられたキャストな気がした。

変な推し役者さんや、ヤケに突飛な役柄の人間など歪な配役がなく
純粋に石原さとみちゃんを頂点とするピラミッド構造の配置である。
だからスムーズに、ただ悦子の突飛キャラを楽しめる。

一目ぼれした彼、折原幸人くんが「えっちゃんすげえ・・・!」って思う感じもとても自然体。
えっちゃん、マジ、止め処ないなv

そんなえっちゃんに「どうして覆面作家なの?」って聞かれて
それが前回の森尾と同じ台詞なのにまったく違うニュアンスで使用させてきた流れは
対比として絶妙だった。

森尾は押し付けるように問い詰めたのに
えっちゃん「文武両道でいいじゃん❤」
うける・・・w

だからあっさり折原幸人も
「ストンと落ちてきた」って表現していたけど、すごく抽象的な表現でありながら、すごく分かり易かった。

追い詰められ、煽られ、折原幸人にキスを仕掛けた森尾。
追い詰められた人間はギリギリだなw
でも、だからこそ、森尾はえっちゃんに負けるのだと思った。理屈じゃなく。
ヤっちゃっても、最後はえっちゃんに癒されそうな幸人・・・。

そして彼の少しぼぉ~っとしたゆる系、なんかツボってきた・・・・///////

あ、でもOPは似合ってません。なんでこんな曲?



そしてそして・・・!
今回の物語。
清純派アイドルとして売っている女が自伝を出版しようとしている矢先
隠し子がいることがスクープされ、引退説まで囁かれるほど世間からパッシングを受けた。
自伝を読んで彼女に共感していた悦子はそれに反発。
スクープした記者に喧嘩上等。

そこで、記者の仕事魂そっちのけで、何で頑張っている人を潰す様なことをするんだとか
とにかく平たい正義論をぶつけ、貰い泣きまでする始末。
その浅い理想主義が妙に浅く、いやほんとに稚拙な理屈で
それ、仕事じゃんと、なんだかな~とながら見していたら・・・・・・なんと!
なんと!!

最後にそれをぜんっぶひっくり返された!!

「これで一緒にお散歩行けるね」ってアイドルが子供を抱き締め呟いた瞬間
ええぇえぇぇぇーっっ!!!Σ(;☆□☆ノ)ノ

そういうことか!!
つまりは記者なんかに叩かれて潰されるのならそれまでのアイドルだと挑発され
だったら、記者も利用して子供のために鬼になって、世間の理解を取ってやろうと
自分のアイドルを元手に、賭けに出してみた。
案の定、会見の席で見事に倒れて見せたことで、世間の反応は彼女に同情的。
結果、彼女はアイドルも母親も捨てることなく、堂々と全てを手に入れたと。

そこで思い出すのは最初に別のシーンで別の人に言っていた、冒頭の台詞である。

「しぶとく我武者羅に生きている人には敵わない」
確かにー!!
うっかり感動した。

そこに至るまで、振りまわされ、貰い泣きし、更には会場にまで入り込んであたふたしていた悦子もまた
彼女にとっては見事なエキストラだった訳で。
あの記者が、本の内容まで入手するとは思っていなかっただろうが
それはうっかり情報漏らした悦子の失態かと思いきや
それも、良いパス貰いましたとばかりに、恐らく記者がエゲツナイ質問をしてくることまで想定内で。

ここまで悦子視点で状況描写しておきながら、無駄な結末を見せ付け
でもその結末は他方では我武者羅に生きた女の裏側なのだ。

うっわー!
なんかいい!かっこいいぞ!
つまりはそんな風に無力な女でも、護る者が出来て覚悟が決まれば
ただ馬鹿にして金のためだけに仕事をしているような人間など、簡単に勝てると見せ付けた。

この転換ですべてがチャラになって大満足でした。
前半のファッション編集部の方の森尾の仕事と、悦子の仕事を、テーマ上で絡み合わせ
最後のオチに持ってきた流れにノックアウトです。
次回も楽しみでっす!
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2016*10*28(Fri)
逃げるは恥だが役に立つ 第3話 感想
今度は街頭インタビューか・・・。草食系もとい絶食系童貞男に対する個人的見解を
インタビュー形式で延々と語るみくり。
こりゃ結婚決まったらゼクシィネタでも出てきそうだな。
ビフォーアフターネタもそうだが前半は童貞ネタを引っ張る引っ張るw

「三合炊き、五・五合炊き、彼女いない歴35年」
「圧力スチームIT、備長炭内釜、彼女いない歴35年」
う~け~ま~し~た~!!

高齢童貞について、自分からはいかない意識への理解ある立場を示す。
けど面白かったのはこのくらい。(え、そこ?)


第3話。
今回は前回までの出会い編を終え、次のステージに向かう中間幕という感じだった。
プロットはしっかりしている印象で、不満は無い。
でもちょっとダラダラとした印象。
お互い相手の性を意識してしまったことで、なんかギクシャクしてしまう二人を
擦れ違いか~ら~の~仲良しエンドまで、こちょばゆく描き切った。

あくまで雇用主と従業員という立場に囚われ
お互いの評価を上司と部下のように解釈する。

そこがこのドラマの肝であり、下味でもあるからこそ、ノーマルな展開ではある。
でもそこにきゅんとする訳ではない。

それを、二十代も後半の女と童貞三十路男のカップルが
草食系である故に、恋だと思わないという、なんともキモイ展開なのだが
キャスティングがハマっているせいで、ぜんっぜんナチュラル。
ある意味スゴイ。


今回も風見さんと沼田さんと一緒にダブルデート(ちょっと違う)を行うシチュで
ゆりちゃんの車でブドウ狩りへ。
とても自然に風見さんとゆりちゃん初対面。
ってか、後部座席狭そう。そこはレンタカーにしようぜ。

風見さんの隣で風見さんのイケメンの噂に盛り上がる席。

「どうしてこんなに劣等感に苛まれるのだろうか・・・」

津崎さんの初恋に揺れる考察が、実に哲学的で浸み渡る。
どうしたら良いか分からない男側のもどかしさを、彼なりの考察で丁寧に描写していた。
微妙に揺れ動く女心・・・ではなく男心をさりげなく、でもとても具体的に切り取っていて
その切なさったら、最上級だった。
初めての感情に戸惑う感じが、無表情の表面と対照的にとても瑞々しく
共感性というよりは、「僕は一生このまま本当の結婚はせずに終わるので」なんていう諦観思想で語るため
求めない心が妙に胸に迫る。

「もし、みくりさんが誰かと結婚しても、週に何度かは家事代行に来てくれたらいいなと思います」

みくりじゃないが、それは従業員に対する最高の褒め言葉であったが
とても切ない。
そういう人生観を重く紡いでくるから、このドラマは好きだ。

「でも何故だろう。それはそれでさびしいと思ってしまったこの気持ちは・・・」

二十代半ばで心理学を専攻してたならそこは気付こう。
願望と供給の錯誤である。


対称的に、女側の心理は然程掘り下げてなく、そこがちょっと面白味があると思った。
大抵が、恋愛ドラマというと女の子の恋心のベタな描写で進むものが多い中
男側の初めての揺れにここまでフューチャーしてくる流れは
それこそ高校生の恋愛のような新鮮な甘酸っぱさに満ちていた。
見ているブドウが酸っぱく感じるよ・・・v

・・・・でもこれ、三十路男の脳内シミュレーションなんだけどな。


他方、女の子心理・・・・つまりみくりって天然なのか?というくらい今回はイタイ。
得意の筈の心理学も役に立ってないぞ。

それでも「私は・・・平匡さんが一番好きですけど・・・・」
天然炸裂・・・!かわいいけど・・・!

それに対し、津崎さん。
「浸透力、半端な――い! !」

浸透力かよ!!爆笑!!
しかもイイ声・・・v

まさかのやまびこシーンに、お前も叫ぶのかというツッコミはさておき
浸透力という理系男子に、こっちがやられてしまいそうになった。


相手の一挙一動に浮き沈みする淡い恋心は、まあ、分かるんだけど、それだけではつまらない。
だがそこは濃密ドラマ。
今回はゆりちゃんや風見さんがかなりしっかりと描かれていて、そういう意味ではとても充実していた。
いよいよキャラクター同士がしっかりと絡み合ってくる予感をさせる中間幕だ。

みくりとの契約結婚がバレて、風見さんにみくりをシェアすることを承諾してしまった津崎さん。
バレた時の言い訳くらい考えておけばいいのに。
女をシェアするって・・・、なんか通い妻を使い回す感じでシチュは微妙にエロいのに
ガッキーのお陰でとってもさわやか。
童貞ネタ連呼してたってさわやかだ。

でもそれだけじゃないと今回思った。
津崎さん役の星野源さんの声のトーン。すごく上手いと思った。
ただの無口で口下手な男という風ではなく、堅さとか常識人とか、そういう微細な心理が
上手に音に乗るような、そういうトーンと口調スピードだと思った。

「すいません・・・、邪魔しちゃいましたか」
「・・・いえ」←この、ちょっとした台詞のタイミングとか!

なんか怒っていないし迷惑でもないし~という、色んな感情が読み取れる一言。
爽やかなのは草食系顔ってだけじゃない。


ゆりちゃんと風見さん、イイコンビだった気がする・・・!
ゆりちゃんの「歳を取るとさ~、虚しいこともいっぱいあるけど、楽しいこともいっぱい覚えるんだよね」
っていう台詞が凄く響きました。
そして・・・!
あの赤ちゃん。めっちゃめんこい・・!//////
どうしようかっていうくらい、可愛い頃合いだな。普段あまり赤ん坊タレントに可愛いと思ったことは無い方ですが
このこ、かわいすぎ・・・!
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2016*10*26(Wed)
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子 第3話 感想
「意味も知らねぇくせに陰でコソコソあだ名つけて呼ぶんじゃねーよ!この若いだけの女が!!」

くっはーっ!なんか言って欲しいときに言ってくれるな~!
若いだけの女の薄っぺらさをガツンと切り取ってくれたのが何気に爽快感あって気に入ってしまった。
それをまた、石原さとみちゃんが言ってくれるってのが気分良い。
口調とか、勢いとか、乱暴さとか、ベタなんだけどイイ。


観てみましたぁぁ!今期お目当てだった他ドラマを幾つか脱落してしまったため
視聴率も良いようですし試しに覗いてみました。
面白かった。
いきなり3話から拝見したので詳細設定は分かっていないのに言うのもなんですが
とにかく気持ちの良いドラマでした。


『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
宮木あや子による小説シリーズとのこと。
石原さとみ/菅田将暉/本田翼らが脇を固めている。



主な世界観は、校閲という部署を舞台に繰り広げられる人間模様なのだが
正直、校閲という職業を真面目にフューチャーする感じではない。
そこは単なるお飾りで、汎用的な仕事に恋に邁進する女性の赤裸々失敗談てところか。

主人公補正されていないところや、皆が意気揚々と仕事に邁進しているわけじゃない造りが
人間味と奥深さを感じさせている。

校閲というお仕事ドラマに恋愛を絡ませたありがちな健気奮闘系かなと思って敬遠していたのが勿体なかった。
主演の石原さとみちゃんは、実は私は(堀北真希ちゃんを除く)女優さんの中で一番可愛いと思っている女性なので
本当は観ているだけで楽しいのだが
別に彼女のお行儀の良いきゃぴきゃぴラブドラマは観ても観なくても良いので(ぶっちゃけ)
今回はスル―しちゃっていました。反省。

正直、彼女を善としたお利口さんドラマなら、見なかった。

でも、かなりキャラ壊してきてるんですね。
彼女、こういう演技も出来るんだ・・・。(事務所的にOKなんだ)
太い声で突っ込み入れたり、決して優等生じゃなかったり。
しかも割と雑な言葉で啖呵切ってるぞ。

そのさじ加減が絶妙で、彼女のキャラが立っているドラマに仕上がっていました。
リアリティや、話の展開にはツッコミどころ満載だったのだが、気軽に見れて重くもなく
実に楽しげな世界観が広がっていた。
同じく今クールには女の子奮闘ドラマとして、『逃げるは~』があるが
あちらがかなりシビアなテーマを扱っているのに対し、こちらはポップに楽しめる。
本当にただ悦子のキャラを投影して頑張る乙女を楽しんでくださいってスタンスな模様。

そこに合わせ、本当はファッション誌の方へ行きたかったという希望通り
悦子の服がころころ変わる。
これがかなり目を引く。

めっちゃ可愛いんだ・・・!

でもそれは石原さとみちゃんだから可愛いのであって、職場にそれはどうかというのもある。
ただ連投してくる大量の服は見ていて華やかだし
一着くらいは欲しくなるものもあるし、これはこれでいいのでは。

よく着こなしてくるよな~って意味で、むしろスタイリストさんの奮闘を尊敬する。
合わせて同じくころころ変わる髪形もよくアイディアがあるものだ。
スカーフの巻き方とかも面白かった。
勿論、そんなのこっちがファッション誌見てれは普通に分かるでしょと言われそうだが
私はあまりそういう雑誌は見ないので、楽しい。

というか、彼女以外の役者さんのファッションが対称的に配色や組み合わせを抑えられているのが
ちょっと特徴的である。


この第3話は同じ校閲部の先輩・藤岩にフューチャーした回。
好きな作家さんの担当にはならないという社内規則のため、接点が今までなかった憧れの作家と
最後に認められ、これからもお願いと頼まれるラストは
王道ながら微笑ましい。

また、藤岩を「鉄のパンツ」とからかった若い女の子たちに一喝したシーンは爽快!

思ったら口に出ちゃう、なんて社会人としてどうなのか?という部分はあれど
そこを言っちゃうのが彼女なのわけですね。
憧れの君に「僕の書いた小説、どう思いました?」って聞かれて「面白くなかったです!!」ってw

それ言えるの、君だけだわv


「鉄のパンツ履いているみたい」と、地味でモテなさそうで、しかもリクルートスーツな女に
若い女の子が馬鹿にして笑う。
しかも藤岩さんが憧れの先生に会いに行くのならと、悦子が服と化粧をしているところを覗き
嘲笑する。
不細工なのになに今更お洒落してんの?

しかし「鉄パンツ」っていうのは、昔夫が貞操を奪われたくない女に履かせたものが発祥で
つまりはそうまでして他の男に取られたくない女に付けさせるものだと、悦子が爆発。
意味も分からないで使ってんなと。

「意味も知らねぇくせに陰でコソコソあだ名つけて呼ぶんじゃねーよ!この若いだけの女が!!」てw
若いだけの女ww
良く言った!!

ん~、ちょっと文字の世界に生きる人間が考えた逆襲って感じですね。
こういうの、独自性があって良かったです。
こういの、いっぱい出てくるのかな。

そこに、若いだけの女が!って付けくわえられているから可笑しいw
無教養な若さという意味もあるだろうけど、悦子の僻みもありそうで
だからこそ微笑ましくもなる。


彼女のツッコミはかなりズケズケした感じで、それを早いテンポで太く低い声で掛け合い良く交わすのも
かなり面白味を感じさせた。
石原さとみちゃん、もう純情ピュアなだけの役なんて止めて、こういういびり系もいいんじゃないか。
声の使い分けがリズミカルでほんとそこはマジで良かった。

かなり早い掛け合いと、文字で解説を入れる演出など
面白味を伝えようとする小技も独特で、でもスピード感ある流れにスコーンと楽しませられる。

そんな皆に人気者な優等生・・・で終わらず
失敬にも校閲は嫌だとか皆の前で言っちゃう無神経さとかずうずうしさ・・・
どちらかというと親切が親切ではなく単なる独り善がりだったのに結果論として成功というような
なんとも漫画チックな、身勝手な部分の残るキャラであるところも
おかしみを出している感じだった。


あと、一目惚れしたという折原幸人役の菅田将暉さんが、なーんかゆるキャラのような演技で妙に可愛い。
おっとりとした喋り方が似合ってた。
また、単なるイケメンではなく、悦子を面白い人だと思って興味持ってる感じとか
相関図は割とベタな流れではないので、今後に期待できそう。


難点と言えば、ただ、実際のストーリーのテンポが遅いことだ。
メインストーリーが中々進まない、一時間使って内容が少ない、ということくらいか。
無駄なカットが多く、少しもたついた印象を受けた。
その分、並行して余計なシーンが多いのならまだしも、そういうもたつきではなく
本当にただ空白が多い感じ。
でもこの流れに慣れてしまえば、そこそこ楽しめそう。
とりあえず、次回を見てみようと思った。
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2016*10*25(Tue)
ドクターY外科医・加地秀樹 第2話/3話/4話 感想
どうしよう!かなり面白いんですけど!ぶちゃけ本編よりカユイ所に手が届くようなストーリーで
まるで加地先生好きな人が書いた二次創作みたいだ。
そしてそして原せんせーいッッ!こっちかーッッ!

原先生が出てきて感激したよ~~~~。忘れられてなかったよ~~vv

「原守と言えば・・・・・加地秀樹!!」www

笑った・・・。ものすごく、笑った。


9月29日よりauの動画配信サービス・ビデオパスとテレ朝動画限定で配信されている
ドクターXのスピンオフドラマ。
何故か大洗に飛ばされている加地先生が主役の、金と権力とプライドの物語である。
そして、いい加減流れるテーマソングが耳に残る・・・。

♫どくた~わ~い どくた~わ~い どくた~わ~い♫

トップ画像(イメージ画像)はブレザーらしきものを羽織って格好つけている姿なんだが
カッコイイのに何故かウケる。


第2話。
とりあえず大洗で虫垂炎の手術をすることになっている加地先生。
そこに何かと突っかかってくる新米医師の岬先生。

彼は謝礼を受け取っちゃって、それによって態度を変える加地先生に苛ついているんだが
突っかかってくる彼を、なんなく交わす加地先生がオトナでかっこいい。

「お前、今流行のゆとりだろ」
「そうですけど。それが何か!」

「一度言ってみたら?御意って。生きるの楽になるよ~」

そうか、そうなのかv
でも加地先生も長年大病院で医師をしてきた末に尖っていたものが削られて丸くなっていったんだろうし
笑うしかないのかなと思う。
そうやって長いものに巻かれながら、でも彼は最後の一線を手放していない。
つまり医者としての最低限のプライドを捨てていない訳で。

そういうとこが惜しげなく描かれている作品になっていて
本編よりも味わいがある。
くっそたまんない男の人生がそこにあることを、くどい言葉や台詞ではなく
こうした流れの中でさり気なく見せてきていて、全体を見た後に加地先生のスタンスが感じ取れるような造りは
かなりレベル高いなと思わせられる。

でも軽いタッチだし、何より加地先生があのキャラだから
余計に重たさと軽さが双方遜色なく感じ取れる。


加地先生の歓迎会をみんなでやろうという話になって
居酒屋で乾杯をするシーン。
何でも無いことのように酌み交わす。

酔っ払って絡んでくる岬先生。
「こいつ、昼も面倒くさいんですけど、酔うともっとめんどくさいんですよ」
「・・・・」

心底嫌そうな顔をする加地先生・・・w
こういうシーン、ほんと上手いv

そしてそこに緊急搬送されてくる患者さんが。

「俺が行く!」
「あ・・お、俺も・・・」
「どうせお前酔ってて駄目だろ」
「だってそんなの加地先生だって・・・」

一見酒を飲んでいるように見せて、だけどウーロン茶。

何となく、医者たる者、いかなる時でも対応できるように対処しておくのが一流であると
言葉でなく理想論を体現している感じ。
でもそうでなきゃ、未知子にだって偉そうなこと言えないしね。

「大事なオペが控えているから念のためって」

くっそぉぉぉ!かっこいい!



第3話。
冒頭から出ていた田波さんという田舎の夫婦が、まさかまだ絡んでくるとは思わなかった。
まさかの緊急入院で、しかもかなりの難病。
この地方分院では機材も足りないし、東京の本院に送った方がいいという診断。
でも田波さんは嫌がる。

新米医師くんの岬先生は、ここぞとばかりに、なんとか出来ないかと奮闘。

「加地先生ならなんとななるんじゃないですか?お願いします」
「そいうのいらない」←この言い方かわいいvv
「僕に出来ることなら何でもやりますから」
「そう言って、何でも一生懸命やれば世の中全ての命が救えると思ってんのか。
 そんなの、医者の傲慢だ」

うををを~~~!!!
なんか昔のドクターXのようである。
大金を渡された患者だけに尻尾振っているように見せて
実はちゃんと弁えている辺りを悟らせないのが、加地先生だよなぁ、とか思い出した。

岬先生のおごりと若さゆえの限界の無さを、こうして知らしめて行く先輩医師としても
その対比が見事に分かり易く描けていて、鮮明なドラマとなっていると思った。


けどけど、こっちだって諦めきれなくて、神原紹介所に電話しちゃう加地先生ww
なにこの二次創作みたいな展開っ。
電話に出るのがまた未知子本人とかw
楽しいっ。
まさか未知子来ちゃうの?と思わせられるような、未知子の影を色濃く感じさせている造りも
ちょっとファンサービス過剰で楽しい。

「手術したいですよねぇ?」
「したい」
「失敗しないですよねぇ?」
「しません」

でもそこで昌さんに変わられて、ガチャン!
「あっぶなぁぁぁ」

俺どうしちゃったんだって慌てるとか、もうそこかしこが可笑しい。
ほんと、キャラクターが立っているドラマだな~vvv


そこへ登場するのが―――せーのっ、原せんせーっっ!!

原先生こっちかぁぁぁ!!!
また名前忘れられているし・・!
この、名前を未知子に忘れられるクダリ。
まさかこのシーンのためのお膳立てだったかのようなナチュラルさだった・・・(爆)

うわ~うわ~久しぶりだよ!!嬉しいよ!!このまま本編にも出てくれよ!!

そしてさっきの電話の声が聞き覚えあると言う未知子に
原先生が来て→何か思い出せそう→原先生と言えば?→原先生と言えば・・・・加地秀樹!!


スピンオフならではのこの強引さも許せる範疇である。


その後、面倒くさいとか、腹が立つとか挑発をして、田波さんも東京の本院に行かせる決意をさせたのも
なんか悪者になってまでやっているところが加地先生らしいチョイスで
加地ファンとしては満足度高い。




第4話
オペの前に海を見て座禅しているのは勝村さんのアイディアだってインタビューで答えてて
何気に集中力を高めるシーンとして似合ってました。

虫垂炎のオペがいよいよ始まる。
・・・ところに、田波さんが駅前で倒れて、緊急搬送されてくることに。
何故か4時間、このままこの患者には手を付けるなと言い残し、加地先生は病院を抜け出す。

え、何しに行くんだろう。
一応視聴者としては、何故か神原紹介所にまだ残っている原先生と合わせて未知子登場?とか期待したけど
まあ、そうはしてこないだろう。それでもいいのに!

めっちゃ先が気になる。ぶっちゃけ本編より先が気になる。
続き、楽しみです・・・!!!
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2016*10*24(Mon)
IQ246華麗なる事件簿 第2話 感想
ラストがそこそこ魅せるのでギリギリそれなりの見応えはある。
最後に見せる、犯行に及ぶどうしようもない葛藤には遠慮がなく、重たく余韻が広がった。
それにしてもここまで脚本と画面のギャップの乖離が激しいドラマも珍しい。不思議な不協和音を見ているようだ。

物語云々よりも、とにかくカメラワークが全てを台無しにしているのは事実だろう。
役者さんの技量に賭けるという発想はないんだな、この監督さん。
空間の美という意識もなさそう。

今回のクライマックスでも、何度もカメラがカチャカチャ煩く切り替わって、折角の緊迫シーンも台無しであった。
ゲストは佐藤隆太さん。そこにしゃらくさんと二人だけで暗闇で対峙するシーン。
この二人であったなら、そこそこ経歴もある役者さんですし
別に演技派とまでは言わなくても、ワンカットで魅せられる技量はあると思っている。
犯人の自供とネタばらしはミステリーの正にクライマックスであり
そこは最大の緊張感と熱を持つ場所である。

なのに、かちゃかちゃ、かちゃかちゃ、煩いっっ。(音でなく)

この役者さんの才能ではストーリーの緊張感は出せないと言っているようなもの。
失礼極まりなく不快だ。

折角犯人が罪を受け容れ項垂れた余韻も中途半端に、精細さに欠ける。


また、小ネタを入れれば視聴者が騒ぎ喜ぶと思っている感性も無礼な感じだ。
そりゃ1話の「新聞記事にさり気なくレインボーブリッジ封鎖とか入れる」ような遊び心は
スタッフの作品に対する愛着を感じ、見ているこちらまで微笑ましくなりますよ。
でもさ、わざとらしく入れられても、ましてや小ネタでシーンを作られても
まず話で面白くするのが先で、遊ぶのはその後でしょと、萎える。

この監督、ばかなの?
いやもう、本気でそう言いたくなってくるわ。
特に99.9の時のような脚本までコメディセンス色が強く、事件性も緩く捜査に主眼を置いていた作品で
あれだけふざけたのは、まあ、もう一蓮托生って感じで統一性がある。
情感豊かに心を打つ系ではないことは明白だったし。

でも、今回のこのドラマの脚本は今話だけを見ても
割とシリアスで重たい心の傷を描いていたのに、同じ手法で撮るって、どんだけ自己顕示欲強いんだよ。
おかげで脚本と画面のギャップが激しく、妙な不協和音の作品となって仕上げられている。

なんか不思議なものを見るようで、悪いけど、私の目には
主演さんの奇妙な声色など、大した問題じゃない。


あと、今回はお目付役とされる和藤が居眠りをしていて話の途中から消えた。
そのせいか、後半は正にゲストさんが引き立ち
主演さんとの一騎打ちの筋立てがすっきりとまとまっていて、話として見易かった。

ヒロインポジションが必ずいるっていうルールは必ずしも護らなくても良いと私も思う。
これは新鮮な感じで良かった。いる回といない回があるって、話に対するこだわりも感じられる。
良かった・・・んですけど。

そこで、ふと思ったんですけども。
何故、多くのドラマって、必ずこういう無能な立ち位置をいれないといけないのだろうか?
無垢なナビゲートは確かに視聴者目線を補足し、物語の疑問点を浮き彫りにすることで理解度を高めていく。
だが、それがアホキャラである必要はなく
無知なだけで、もっと真摯な視点とか、その無能さを辱めるような表現をすることだって
いじらしく可愛いと思う。
なんでこんなにばかっぽく、自分だけが正しいと思っているような傲慢キャラにするんだろう。

普通に考えて、そういう空気読めない態度を取る人間って、いまどきいないよな~とか思った。
特にしゃらくさんにそこまでムカツクとか言えるほど、まだ二人、歴史紡いでいないし。
強引過ぎる脚本に1話はちょっと掛け足を感じたので
いっそ、放っておかれる今回の方が1話で良かった気さえする。

ましてや、今回和藤がいなくても話がまとまっちゃったよ・・・w
じゃ、いらないじゃんww
若い女入れておけば視聴者が喜ぶとでも思ってんのかな・・・。



そんなこんなで、第2話である。
粗筋は――人気コミックを真似た連続殺人が発生。
デスノートみたいな、名前を書き込まれたら死ぬというサイトがあって
そこで多くの人が同じ薬物で死んでいることが分かった。
調べると、殺された人物は皆、子供に対する何らかの犯罪未遂を犯していて
でも証拠不十分で法の裁きから逃れた者たちだった。

その最後の被害者は、かつて幼児誘拐未遂事件の容疑者で
その兄に・・・・兄に・・・・・どうやって辿り着いたんだよっっ。
おーい。

その他の関係者家族全員に当たった上で、ここに来たというフレーズもなく
犯人にたどり着く速さが異常に性急だ。
ミステリーとして、決して視聴者を楽しませてくれる造りではないことが感じ取れる。

分かり易い誘導はしていないし、キーポイントとなるようなネタをクローズアップしてくれるわけでもない。
視聴者に解答前にヒントをほとんど提示せず
独り善がりの推理ショーを見せられているだけで、全てはしゃらくさんの頭の中だ。

ほんっと、画面をパチパチ切り替えたり、視線より早い速度で動かしたりしている暇があったら
こういうミステリーに沿った画面構成を学んでほしいとは思う。



でも、今回作り方は面白いと思わされた。
勿論、脚本の方である。
ここから先のクライマックス内容がちょっと工夫されている。

犯人が現場から煙のように消えた謎と、どうやって毒殺したかの謎。
二つの謎を最後に解き明かすのだが
一つめの謎は、通報された時刻とアパートに警察がやってきた時刻の僅かな差を使ったトリックで
実は通報の前に犯行が行われていて、その後に通報したというもの。
つまり通報前に殺人を行い、「通報があった」と嘘を付いて犯人が警官コスプレをして
管理人と共に発見をしていた。

最初に警官コスプレしていれば、相手も然程警戒しなくて自宅へ上げるという盲点を付いたというネタだが
時間差トリックは高度なミステリーとは言い難く、まるでコナンとかで使われていそう。
でも、そこそこ整合性が保たれているから、まあいいや。


問題は、騙して部屋に侵入した犯人が、どうやって相手に毒を飲ませたか。
こっちが目新しく面白かった・・・!

殺しに来たと分かった相手に、毒を渡したってそう簡単には飲むわけない。

瓶を二つ差し出して。

「一つが毒薬でもう一つが無毒です。どちらかを選んでください。
 貴方が選ばなかった方を僕が取り、二人同時に飲みます」
「そんなことを言われて、人は簡単に毒を飲むでしょ~か」
「飲まない場合、無条件に刺し殺す。
 ナイフを突き付けながらそう言えば、誰もが二分の一で助かる確率に賭ける」
「だがそうなると、貴方も二分の一の確率でそうなることになります。随分とリスクの高い方法に思えるのですが」
「最後の一線を、自分の力が及ばない所に賭けることで、自分もまた許されている」

うををー!!
この台詞になんか静かな感動を覚えたー!!

崇高な殺人などあるはずもなく、だけど運に賭けて勝ち続けることで
その免罪を受けているという事態が、何かより切実さを感じさせました。
ここだけは音もなく、ワンシーンで撮られているところに回想を挟むくらいの演出で
じっとりとした重さがありました。

自分も飲むからと、正にコイントスのような偶然性に頼った賭けに出たという方法。
勿論、その賭けに彼は4回も勝ち続けた訳で、確率論的にそんなわけはなく
実際はもっと心理的な誘導があったわけですけど
でも脅したと言ったって、その賭けを行ったことは事実なんだと思ったら
うわぁぁってなった。
なんかその抱えているものの重さなどが反比例的に感じられました。

犯人心理をどう描くかでミステリーの質は左右されるから、その意味ではこのドラマ
やっぱりなんか、最後に見せるラストカードが割とレベル高い。


そして、その賭けを私ともしてくれませんかと言い出すしゃらくさん。

意味深に瓶を取るから、何かトリックを仕込んだのかと思ったけど
まさか本当に単なる運だめしにでたとは。
毎日が退屈で、つまらないと言っている彼の、命の軽さが浮き出ていて
なんか無理ない展開でもあり、このドラマの今後の流れを示唆してもいた感じである。


正義のつもりで、でも貴方のやったことは貴方が何より嫌っている殺人者と同じだと
ばっさり切り捨てたしゃらくさん。
でも、賭けはやる。

「では、いざ、さらば」

そう言って片方の薬を迷いなく口へ。
でも、犯人の彼は薬を口に含めない。つまりは生への執着があるということで
それが要するに犯人であることを肯定していることになっている訳ですよね。
なるほど~と思った。

すっごいギリギリの攻防戦だったのに、音楽うるさい。


「警察に言うつもりはありません。ケジメを付けたいと仰るのなら、ご自由に」
彼を残し去っていくしゃらくさん。
男と男の人生だー。うわ~・・・・。

何とも言えない末路の余韻に、流石にここは音もなく、ピーンと耳鳴りしそうな空気感が満ちていて
一つの終幕を見ました~・・・・。



・・・・・・の、あとに、執事の乱闘、いらないだろ。


もうなんてことすんの。これ毎回入れる気か。
なんて無粋な。折角の迫真の演技の哀愁が台無しじゃないか。

勿論、打ちひしがれ、絶望し、命を断とうとした彼を止める役目があった。
でも、乱闘なしで、死ぬことも許されずに膝から崩れ落ちる・・・・とかで充分だったのでは。
戦隊モノっぽいBGMまでかかっちゃって、ああもう大人の情緒が台無しーっっ!!


そんな情緒のない演出に、この大人の男の結末である。
なんてギャップの甚だしい・・・。
なんか笑える。

役者さんたちも割と年齢層をしっかりめとした人生であるからこそ
余計に、どうしても役者陣から醸し出される重厚さが人の年季というものを出してしまう。
和藤が一人下げているけど。(妹はスルー)
その上、こういう人生のちょっとした綻びから起きる悲劇をじっくりと描いてきて
その心情の行き所をクライマックスに持ってくる脚本は、やはり重さが質となる。

つまりは、やたら派手さと浮ついた気持ちを押し出す演出方法とは異なり
脚本はある程度真面目に練られていて
キャストさんもそれに合わせた年齢層なんだなということが伺える。

また、前回と今回、両方ともラストにウっと唸らされた。
そういう工夫したアイディアこそ、私には面白く、オチが良い。

これは、別の監督さんでもう一度撮り直して頂きたいくらいである。
そうしたらもっとしっとりとしたお話になったであろうと思えた。
そして、しっかりとしたドラマと成りえただろうに・・・・残念です。


でもエピローグ、長すぎ・・・・。
ラスボスが女っていうのを分からせるクダリはともかく、和藤はそのまま寝オチで良かった。
また、やっぱり執事さんがガニマタなのが超絶違和感。
足の間の隙間が気になる気になる。向こう側が見えてて情けない。
もっと姿勢良くピシッと立つところからーッッ。


登場キャラクターさえ受け入れられれば結構面白いかんじで進んでいる。
まだ脱落とはならない。
確かにミステリアスを楽しませてくれる骨格ではないが
それでも、しゃらくさんがどう犯人を糾弾するか?という点に於いては申し分ない見せ場であり
スカッと問い詰めるので、私はこのスタイルでも文句はない。
犯人役のゲストさんが毎回投下される訳で、そういう楽しみ方もあるし
この脚本クオリティならラストまで付き合えそうである。
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2016*10*23(Sun)
ドクターY外科医・加地秀樹 第1話 感想
くっそ笑ったwこれはもう勝村政信さんの演技勝ちでしたよ!
金に汚いと言いつつ、ちょっとトボケた感じが物語の印象にもなっている。
お陰でとっても可愛らしい出だしだった。

ドクターXのスピンオフドラマ。
加地先生を主役にした配信ドラマでした。今日知りました。公式行ったら宣伝してあった。
こんなのやっていたなんてww爆笑。

1話10分ちょっとで全6話らしいが、なかなかに凝っていた。
これは本編と然程遜色ないぞ?
と言う訳で、今日は時間ないけど後日続きを見てみることにする。

1話を見た限りでは、もう加地先生が出ているだけでもう楽しくてしょうがないっ。
しかもディティールが凝っていて
何あのテーマソングww

どくたーわ~い どくた~わ~い あ~あ~ って歌ww
くっそ笑った。


ストーリーはどうやら本編前の時間軸の模様。
未知子もちょっと出てきていて、まだ無職の時のお話らしい。

「腹腔鏡の魔術師」の異名をとる外科医・加地秀樹先生。(そういやそういう人だったよ)
大洗にある「帝都医科大学付属病院大洗第8分院」に転勤。(なんでだよ)
勤務初日に、颯爽とオープンカーで登場!(真っ赤だよw)
駐車場にグラサンで乗り付け、降り立った。(茨城ののどかさがウケる)

虫垂炎を患った代議士の娘・三船遥香が緊急入院。
新米外科医・岬健太がオペを担当するというのに、代議士だと分かった途端、「俺がやる!!」

お礼目当てな加地先生に、新米くん、汚いと大憤慨!「医者がそれでいいのか!」
そこで流れる田口トモロヲさんのナレーション。

「これは、金に汚い医者の話ではない」
大爆笑。

ごめん、テンポ良すぎっていうか、狙い過ぎなトラップにハマったと言うかw
とにかく笑った。

「群れを好み、金を愛し、腹腔鏡のスキルと要領の良さだけが、彼の武器だ
 外科医・加地秀樹、またの名をドクターY」

Yってww
イニシャル、どこも掠ってないし!

そして未知子と共に何やら怪しげな売名の運命が始まっていくのか。
ちょっと先が気になってきた。
ただの虫垂炎じゃない感じなことに、加地先生は気付いている様子。
悪いがめっちゃ面白そう。どうでもよい脱力系かな。予想するに。

最初、ドクターXに間違えられて
「え?・・・何で・・?俺?」←この言い方!こういうとこがほんと勝村さんの力量だと思っているvv
しかし、ドクターXに間違えられる加地先生・・・w
未知子を知っているだけに、こっちがにまりとしてしまう。


脇の配役も割としっかりと揃えられていて、ほんとディティールは完璧。
次回が楽しみである。

未知子とどう関わるのかも楽しみだ。・・・ああでも、こういうスピンオフは交差しないのルールか。
未知子、大洗をダイセンと読む。大洗くらい読もうよ・・・。ダイセンってw
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2016*10*23(Sun)
ドクターX 4シーズン 第2話 感想
まさか最後にそう持ってくるか~。あれほど常識人の人望厚い村長だったのに、お前こそ不倫かよ。
偉そうなこと言って正義感ぶった人間が、裏を返せば彼もまたただの男。
あからさまな悪徳政治家に卓越した目線で説いていたのも、或いは自戒の意味だったのか。
人に尽くした男の最後の願いが利己的な欲望という、とっても夢砕かれるラストでした・・・(笑)
理想を惜しげなく崩す世界観に、脳味噌が付いていかなかった~・・・w

もう苦笑いしかない。


第2話。
二人の政治がらみの患者さんがゲスト。
如何にも貧乏臭い、良妻を持つ家庭的なじじいと
如何にも金に汚い、独身男。
同じステージ3~4の大腸がんを患うという対比。

誰がどっちの手術をするか?という迷走が今回のメインで
病院の格を上げたい院長側と患者を助ける未知子という構図に
病院の格をどうやって上げるかのツールを奪い合う、院長と副院長の対立が挟まり
押し付け合うやり取りはこのドラマならではの鬱屈を描いていた。

それを、さっそうと横取りして手術を成功させて患者だけが良い思いをするというところに
このドラマの爽快感があるのだが
今回は正直、どっちかの患者が未知子以外の執刀医で死んでしまうかなとも思ってしまった。
そうしても面白かったと思うんだよな。

そうなると、貧乏村村長の二岡さんが相応しく
悪徳政治家・金本議員に人生の教訓を残したシーンもそうですが、そうやって人に尽くした人こそ
死んでいくのかなとか。
死ぬのは俺の方が相応しかったとか言って、金本議員も改心するのかなとか。

でもそんなメロドラマにはしてこないw


まさかの、その二岡村長もまた愛人がいて孕んだ子供の結婚式に出たいという
何とも利己的な願望を最後に遂げた。

うわぁ、うわぁ、夢もクソもねぇ。

村のためじゃないのかよ。
えげつないね。脚本が。
実はそこまでの流れで、なんか絶対手術したくないとごねる二岡村長の本音だとか
それを諭す妻の立場だとか
妙にもたついた位置関係で、ちょっと精彩さに欠いた印象が合って
しかも、これで両方手術成功だなんて、キレのない話だなとちょっと斜め目線だったのですが
いやいやいや、このラストのまさかの豹変で、今回も割と悪くないと思ってしまった。

こういう下衆なオチを付けてこそ、ドクターX。

ここまで明確な対比をさせておいて、両方生き残らせ
未知子の病院側の計画台無し&土足塗りを完成させて、理想を描きながら
まさか村長、お前もか。


物語的にはその最後の独り善がりが「別に我々がいなくても世の中は回っていくもんだ」という
中盤の悟りを加速させてもいて、なんか世知辛い世の一貫性があって纏まってました。
それは悪くなかったし、だからこそ、もっと身勝手に生きても良いんだという潜在的な意識を仄めかし
その勢いで、その他のマイナス点など割とどうでも良くなってしまった。

また、分かり易い対立構造を構築している図式もスッキリとしていて
患者さんの対比なども意図が明確で良い。
同じレベルの癌ステージにすることで、彼らの置かれた境遇や感じる思いなどが
特に差別なく浮き上がっていました。


けど、二岡さんの手術で何故癌を二つ残したのか、について
加地先生が気付かないことも変だし
それを引っ張る脚本も少し幼稚な気がします。辛口に言えば、ですが。

最後に昌さんがネタばらしするのも、ちょっとアイディア不足な感じ。
もっと他にシチュエーションなかったんだろうか。
医療技術としてもちょっと素人くさいネタで、もっと高度な理由が欲しかった。
後から内視鏡で切除出来るなんて、普通に外科医なら気付きそうなネタです。
内容もそうだし、シチュにドラマティックさが足りない。
旧シリーズならもっとどこかでスコーンと気持ち良くバラしてくれた気がする。

そもそも未知子がそれを黙っているのもどうか。
一言その場で説明すれば済む話。
尤も、田口トモロヲさんのナレーションで言っているように
たたき上げのスキルだけが彼女の武器だから、そうやすやすとネタばらしする訳にはいかないっていう
暗黙の危機感があるのかもしれない。


総合評価として、まあ及第点であるのはひとえに役者陣のご尽力というだけの話であることは
ちょっと反論のしようがないかんじ。
西田敏行さん演じる「僕さ、カメラ映り良いんだよね・・」とか「おまんじゅう・・・」とか
言い方の甘ったるさは独特であの立場に合っているし、駄目っぽさは強固な一角だ。
でも副院長とのオペを巡る対決は、もう少し熱を孕ませても良かった。

加地先生は相変わらずイイvvv
もうナチュラルに加地先生が助手扱いなオペシーンとかニヤッとした。


米倉涼子さんのファッションが今回かわいかった。
ミニスカで長い足を披露してくれるのも綺麗だな~と思っていたけど
あんな柄のワンピース、よく似合うな。
できれば北野教授とはもっと火花バチバチ飛ぶくらいやりあってほしい。


生瀬さん演じる黄川田教授の顔芸が激しく
「やっぱ東京だなぁ・・・!」みたいな台詞にはウケたし
しかも札束貰ったと思いつつ、出したら商品券・・・w
そのリアクションとか、大袈裟すぎる感じだけど、まあ、ウケたから楽しかったです。

そうか、彼が海老名教授ポジなんだな。
ってことは、遅れをとっているようで実は最後にちゃっかり生き残るのかもしれない。


そんな感じでキャラで楽しめましたから及第点なんですけど
もうどんどん今シリーズの伏線進めていってほしいかんじです。

今クールはドラマ豊作というヤフー記事がありましたが、そうかぁ???
そうですかね・・・?
私には不作の方に針が振れますけど。皆様はどうでしょうか。

「砂の塔」は早々に脱落したので別ドラマを今からでも追っかけ再生してみようかな。
やっぱり石原さとみちゃんだろうか・・・・。
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2016*10*22(Sat)
逃げるは恥だが役に立つ 第2話感想
なんて可愛い恋愛模様なんだ!あまりにあまりな展開にテレビの前で悶絶・・・!!
想像通りに甘酸っぱい恋物語になってきたー!
主役二人の醸し出す距離感の毒気のなさと色気のなさから生まれる愛らしさなんかもう想像以上である。
これはキャスティングが大成功ってところだろう。

第1話で完璧に仕上げてきた作品が2話に入って減速するなんてよくあるが
どうなるかと思っていたら2話もまた見事に完成させられていて、これはレベル高いなと思った。
とにかく細かいことはさておき、ものっすごっく面白かった。

基本私は恋愛モノに興味はあまりないので、恋愛ドラマには割とローテンションになってしまうのだが
何より私が評価したいのは、提示し得る命題が量産されてることだ。とにかく思料が多い!
数多のシーンが繰り広げられる中で、様々な方向性の思料を示唆し、多重の考え方を広げていく。
だから客観的に見ていても多種の思考に平行して考えさせれていくし
そこで主観的な視点に切り替えようものなら更に裾野が広がっていく。

もう脳味噌があっぷあっぷしてきて!
おっもしろいなぁと冒頭から感心してしまった。

事実婚が良いか悪いかなどという単純な課題を言っているのではなく
人生選択に於いて正しさというものを色々考えさせられていく。
人間が選ぶ選択の多様さを、甲乙付けずに見せてくる。
逆にいえばそれは、結婚というテーマを真正面から捉えることなく少しスライドさせた論点なのだが
それでもしっかりと見せてくる流れは、とても骨太だ。

これは原作がしっかりしているのか・・・あるいは脚本が上手いのか。
扱っているテーマはともかく、こういうプロットのしっかりとした、そして強い命題を持つドラマ
私は好きです。


そして!そこに含まれる、二人のなんとも初心な距離感が丁寧に差し込まれてくるさじ加減が絶妙で
もぉかわいいったら///////
不意打ちもよいとこな、ガッキーの笑顔とか声とか!
星野源さんの言っちゃ悪いがカエルみたいな顔さえ地味系男の可愛さにすり替わる。
いやはや、こちょばゆいっっ。こちょばゆいよ~ぅ!!うわぁあ~!!/////////



第2話。
両家顔合わせ&友人招待。
前半と後半できっちりと分け、二つの素材を一話に凝縮させてみせた濃密さも素晴らしい。
おかげで内容が濃く、スピード感もあり、見応えもある。

もうほんと、見終わった時、後半の濃密さだけでお腹いっぱいになっているんですよね。
前半の流れなんか、ホントにこの回だったっけ?っていう濃さで、びっくりするくらい。
素晴らしいよ・・・!


まず前半・両家顔合わせ。
いきなり冒頭、またみくりの妄想からスタート。
今回はニュース23。

なんの説明もないし、劇中誰も触れない潔さがなんかもうたまらないんですが
これ、シリーズ化するのかな。
そこでゲストになってインタビューされる形式で、みくりの考えを説明していくから
拡散しがちな主人公のスタンスがマトモに伝わる。
アイディアが面白い。


両家が出揃って、結婚したことを宣言したことで事実婚の視点が当事者から外向きに変わった。
ってゆーか、津崎父、そっくりな人選だな・・・!v

結婚で芽生える責任というものをじわじわと描いてきたのがちょっと重たく
遊びじゃないんだぞという雰囲気がシビアだ。
二人がぽっぷんな感じなので、得られるギャップがまた鮮烈。
親を騙してまでやることなのか?という素朴な疑問を浮き上がらせる。

この流れも上手かったんですけど、その後、両家からそれぞれ別の感性を引き出したのは唸った。

みくりの方では、いわゆる一般的な嫁に出す親の心境。
式は挙げないから、バージンロードを歩けないとか、ウェディングドレス見れないだとか
そこに纏わる男親の夢などを打ち砕く仕打ちの過酷さがある。
そんな中で、それでも幸せになってねなんて祝福されたら、それこそ「嘘」のネガティブな面が強調されて
ちょっと残酷な感じなんですよね。
二人の身勝手な行為に否定的な感覚と、二人の孤高な秘密が、妙に重たくのしかかってきて
ちょっと辛くなる。

あれ、なんか思ったより重たいドラマだぞ・・。

そう思っていたら、今度は津崎家。
こちらは、父親におめでとうと言われ、それをただ受け止める息子という図。

「お前には出来ん事じゃと思っていた。今夜は上手い酒が飲めそうじゃ」

津崎さんは「僕は父の望む様な息子にはなれないので」
だから、一つでも父親を安心させてあげられることができて、良かったのだと言う。

なんか目からうろこ・・・!
今度は祝福が、それこそ「嘘」のポジティブな面を強調してきて、なんだか大人の決断が見える。
これは、津崎さんとみくりの年齢差にもあると言えるのだろうか。
でも、確かにある程度年齢をいくと、親を安心させるために結婚という選択肢も考えるようになる。

例え嘘でも、自分では一生出来ないと思っていた一つの形を
こうして見せてやれることが出来たなら、それは幸せと呼んで良いのかもしれないとか考えた。

あれ、なんか思ったより重たいドラマだぞ・・。

ここでみくりと津崎さんに真逆の結論が芽生えている訳ですよね。
で。

「良かったぁ・・・、津崎さんが後悔してたらどうしようかと」
なんって可愛いリアクションすんだ・・・!/////

その上で、津崎さんが結婚という形を取ってしまった現在に後ろめたさを感じるみくりに
静かに添える言葉が、正にドラマタイトルで。

「逃げたっていいじゃないですか」
「え?」
「ハンガリーにこういうことわざがあります。逃げるは恥。だけど役に立つ」
「役に立つ・・・」
「後ろ向きな選択だっていいじゃないか。恥ずかしい選択だったとしても、生き抜くことの方が大切で
 その点に於いては異論も反論も認めない」

なんか沁みた・・・!めっちゃ沁みたよ・・・!
この言葉、自殺願望とかで苦しんでいる人たちとかに届けたい・・・。
そうだよ、逃げるって意外に体力気力必要だし。生きることのほうが苦しいし。でも、逃げちゃいなよ。
そこから先のことはそこから考えればいいじゃないか。

日本は一度リタイアした人間に厳しい社会ですからね。
そんな簡単なことではないですが、なんか、戦おうとしている姿は眩しく映りました。


・・・で。
思う訳ですよ。
でもそもそもやっぱり事実婚ってキャリアの上では逃げ以外の何物でもなく、やっぱり欺瞞だよなとか。
そう思わせないように巧妙に巧妙に作為している脚本の努力は伝わるが
でもこうやって、(もしかしたらワザと)こうやって顧みることをさせてくる。

そして、それに伴い、また色々コチラも考えてしまう。だから面白い。

他者に認めて貰えるからという理由だけでみくりは事実婚に走ったが
それに対する、専業主婦のワーキングプライスを前回も解説していたが
でも履歴書的にはやっぱり空白になるんですよね。
彼女のキャリアにはならない。
そうなると、この先もう一度就職しようとした時に、その空欄を認めてくれる成熟した社会があるとは
到底思えないわけで。
だったらやっぱり津崎さんはみくりの将来性を思うのなら、自分のメリットだけでなく
キチンとみくりのデメリットまでを一覧にし、社会に送り出すべきだったよな~とか思う。


こういうかんじ?
こういうところが、ホント、説教臭くなく、しかも堅苦しくなく、さり気ない台詞の端に多弁な思料を含ませていて
多角的な視点を示しつつ、答えを押し付けない。
そういう所で視聴者ってドラマの濃厚さを感じる訳で、ワンシーンに於ける密度が他ドラマと比じゃない。
そこが凄く面白いと思った。

・・・・・・ここでまだ半分ですよ・・・!
このドラマ、太っ腹っ。

そしてそんな流れで後半戦。
今度は、津崎さんの妻が妄想彼女だと言い出した同僚の言葉に乗せられて
自宅招待をすることに。
・・・・ってか、同僚の沼田さん・・・なんで毎回しましまTシャツなの・・・。
なんかを彷彿とさせる・・・ウォーリーを探せ?


まあ、そこからのドタバタは次回への伏線という感じでしたが
みくりの契約結婚はバレるとか・・・。
でもお互いの布団で寝るシチュに持っていくだけのネタだったのかと思うくらい
匂いでムラムラ・・・じゃなかった、クラクラする二人が可愛いっていうかもうなんていうか!/////
見ているこっちが恥ずかしいわっっ。

絶妙の距離感で、それを草食系である二人が演じるからエロスがなく
もう中学生かっっ//////
前半の家族顔合わせのところで、お互いに名前呼びするシーンなんて
可愛いっていうよりもぉぉ見てらんないっっ。


前半の、どうして男女が同じ屋根の下で安心していられるのかという自覚をお互いにする流れも
自然で丁寧だし、いいな~というかカユイくらいの甘さ//////

「あの人は、相手の意に反することをする人じゃない。そんな風に思えるからだ」

「本来人に家に入られたり、構われたりするのは、好きじゃない。
 でも、彼女は距離感を弁えていて、何か察すると、波のように引いていく」

一緒に恋を芽生えさせ、一緒に育てて言っている感じがとてもピュアに描かれてて
言葉でも台詞でもなく、似合いなんだなという雰囲気が駄々漏れ。
単純だけど、温かくて、人に対する優しい視点が見えました。


その反面、何故か同性愛をカミングアウトした人への対応の難しさから
知らぬ間に人を傷つけているのではないかとするクダリも、突発的とはいえ、ファクターとして重たかった。
これ全部が、延長なしの1話分にふんだんに詰め込まれている濃厚さですよ。
もう感動です。

なかなか人生論が重たい中、適度な量で投入されるラブモードが絶妙で
この配分が天才的なドラマだと感じている。
上品な繊細さも見事としか言いようがないです。
画面を荒っぽくしてみたり、下品な小ネタを連続してみたりして話題を攫うような
小手先の技術じゃない、プロの仕事を見せられている気分。

勿論、正直内容には多少まだ違和感があるのですが、それをぶっちぎる勢いと甘さがあって
もうほんと、そんなのスル―できるよー!

これはながら見どころじゃない、最後までガッツリ付き合ってしまいたいドラマになりました。
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2016*10*17(Mon)
IQ246華麗なる事件簿 第1話感想
いっそ陰惨な空気バリバリで後味悪い大人ミステリーやれば良かったのに。
そして日曜の夜から鬱屈した気分になりたくねーよとネットで叩かれてれば良かったのに。

途中不可解な部分もあったがテンポとノリで乗り切れた1話だった。
ミステリーものとしての事件性は、まあ、そんな難易度の高いものを期待していないので
ある程度脇を締めて頂ければ文句はない。
その意味では悪くなかったし、クライマックスへの持っていき方も良かったし
多少変な部分はあれど、脚本もスムーズで見易かったです。
普通に楽しめました~!


北鎌倉の隠居天才が暴く事件物ドラマ。
1話完結型の本格ミステリーとの煽り文句。
TBS日曜劇場の名は99.9が底辺まで失墜させたので、全体的な出来栄えはこんなもんかという印象だ。
なんか99.9の最悪臭と同じ匂いがする・・・と思ったら同じ監督さんだった。
エンドロールで脱力した。
監督演出・木村ひさし。

この監督さんのカメラワークは独特で、切り替えでスピード感があると勘違いしている人だ。
つまり技術がないから画として撮ることが出来ない。
アップの入れ方や、人物の挿し込みも大雑把で、へたくそだなぁと素人ながらに思ってしまう。
99.9の時も多々目を背けていたが、今回もカメラの切り替わりが観ていて疲れた。
全体的にバタバタしていたが、それでも落ち付いた全体像はベテラン陣の貫禄勝ちかな。

演者さんの魅力を引き出すということも出来ないので、多々、可哀想だった・・・。
カメラの引きとか画面インとか・・・画面に映り込む顔の大きさにも捻りがない。いっつも一緒。
絶対私のセンスと合わないだけじゃないと思う・・・。


いや、しかし、それよりも突っ込み入れたかったのは、もっと細かいキャラクターの作り込み部分だ!
いやもう、どうなの!いろいろ!

ネットを見る限り多くの方は主演さんの喋り方に違和感を感じておられるようだが
うん・・・確かにそこは変だったけど(弁解の余地はない)
そういう曲芸みたいなのは観ているうちに慣れるもんです。
それよりも私は他のメインの役者さんのテンプレ的な部分のいい加減さが腹立たしいほどだった。

例えば執事役のディーンフジオカさん。
イケメンだし、目付きも鋭く、クールな感じが爽やかで冷酷な感じもあり、雰囲気は良いが
執事なのにガニマタで立たないでください。
みっともないというより無礼。
しかも、腕を組んでいたり。

執事といえば、一般的には作法に長けていて主人から一歩下がる慎ましさがある人間では?
これも新米執事という設定ならではの伏線なのでしょうか。
だったらゴメンナサイ。

人前で腕を組むなんて有り得ないでしょうに。
だったら執事じゃなくて秘書とか事務員で充分である。いっそボディガードで良いのでは。

以前、執事役といえば、『謎ときは~』というドラマがありましたが
あの時の執事さんは長い足が綺麗に着地した立ち姿だったし、お辞儀もいかにもって感じに造られていた。
ちょっと滑舌が悪かったですけど。

ご主人を冷静に見守っているような立ち位置なので、今後指使いひとつ気を使った演技力に変わることを
期待してます。
最後の背負い投げはキレがあるカットになっててカッコ良かった。
こんな静動ある役柄、・・・イイ・・・・変化に萌える・・・//////



次にお目付役として捜査一課から配属される和藤奏子。
土屋太鳳さんの演技が大げさすぎて冷める。
ああぁぁ・・・・この子、ギャグセンスないんだな・・・・惜しい。

役作りも作りこめていない印象。
新人として気負っている風なのか、嫌嫌受けた仕事なのか。
の割には意気揚々と出掛けてましたけど。

まだ手探りだったんでしょうか。
だとしても、間の取り方とか声の強弱が稀にみるほどセンスなくて、残念な女優さん。
そこはもっと声を抑えるとこでしょー?とか、そこはもっと声を太くしてくれたらー!とか
素人の私でももどかしい程だった。

大味なんだよな~。ガサツというか。全部が一本調子で可愛げがない。
他の繊細な役者陣が勿体ない。

彼女の馬鹿にされるような立ち位置もまだ中途半端というか強引過ぎて
まあ、ここは物語が進むにつれ馴染んでくるのでしょうが
1話なんだから、もっと健気な感じとかから入り、徐々に突っ込みに開花していく風にすれば良かったのに。
笑えないっての。
視聴者は彼女目線で初対面であるわけだから、彼女の感情表現が雑すぎると
情緒が阻害されてしまう。

ただ、ラスト、「死ぬかと思ったわ・・・!」って立ち上がる太さとか、すっごく良かった。
あ、こんな感じで成長してってくれたら嬉しい。
馬鹿にも邪険にもされるけど、彼女は他にない運の強さと体力で乗り切っちゃうかんじ?

主人公の主人のキャラが非常に濃く強いので それに振り回される役どころとなれば
彼女も濃くしなければバランスが取れないだろう。
今後の料理次第だなとは思った。



監察医森本。
中谷美紀さん。なんか妙に可愛かった・・・・。

監察医が遺体の前でピースし、笑顔で記念撮影なんて有り得ない・・・と一瞬眉を潜めたが
これはこれで新手の世界観かもしれない。
面白いというより不謹慎な世界観なのだが、それを言ったらそもそも人が死ぬのに「面白くなってきた」とか
ミステリーや刑事モノではしょっちゅう言うよなと思って。

キャラ作りという意味でも、台詞回しでも、一番抜きんでていた人でした。
さすが。


そして、メインディッシュ。
主人公・貴族、法門寺家の末裔であるIQ246の天才、法門寺沙羅駆。
もう言葉もないよ・・・。
だが、人間、終わりくらいまで見続けていると慣れてくるから不思議です。

で、思ったのが、記事冒頭の一文だ。
普通に演じていたら恐らく何のインパクトもないテレ朝二時間サスペンスだったと思う。←局が違う・・・w
いっそ変人役なら堺雅人さん辺りが病んでる感じが似合っていたと思うんだが←言っちゃダメ
イメージとしてはウケるかどうかは別にして、老人設定が似合う雰囲気のドラマである。
老いぼれがのこのこ出てきて帰っていくような。

それでも普通に喋る役にして、脚本の結末を毎回悲惨な救いのない余韻を残したものにすれば
まだ硬派な雰囲気や大人に耐え得る視聴になったのではと、つい思った。



実際のお話。
単純過ぎる新しさのない脚本ではあるが、テンポが良くさくさく進めてくれたので
意外にも視聴に耐え得るものだった。
延長されていたのを気付かないくらい。
このくらいのミステリーなら休日の夜に普通に楽しめるというものだ。
だったらいっそキャラクターの濃さなどデフォルメだと思えば大したことはない。

ただ、色々惜しいところもあったのも事実である。
その辺は今後に期待かなぁ。上手く化ければ面白くなりそうではある。

まず北鎌倉の天才という設定だが、北鎌倉である意義は何処だ!
これ、別に都内田園調布とかでも充分じゃねーか。
毎回鎌倉から都心に出てくるのか!

また、しゃらくさんの設定の崩壊。
捜査一課の刑事が彼を誰だと言って分からないでいたが
確かに法門寺家は警察が極秘で護衛に当たってきたという設定はあるらしいが
そもそも彼は本をあれほど出しているというのだから、名前を言ったら「聞いたことある」ぐらいが普通である。

名前くらい知ってるでしょ。そんなことも知らないで刑事やってんのか。

警視庁のコンビ刑事は濃くしなくて良いと思うが、二人もいらなくないか。
何度も英語で話し、それを「英語使うな」というシーンも面白くもなんともなく
正直しつこい。


そういう芸が細かいとこは別な部分で発散してほしい。
例えば
「振り返っても・・・・奴はいない」てww
これは吹いたw

こういうのはいい。
「振り返れば奴がいる」の台詞は知ってる世代だけが繋がるけど
でも初回なんだし、このくらいは遊び心として悪くないですよね。多用されると萎えるけど、受け容れられる。
そして、この台詞を受けて
じゃあ初っ端の織田さんに「所轄か!」の突っ込みは踊るだったのかなとか、連想しちゃった。
織田さんに所轄だもんなぁ。そうだよ!って声が聞こえるわ。

見直して気付いた。
新聞に「レインボーブリッジ封鎖」って書いてある・・・・ww


で、まあ、そんな遊び心を乗り越えて、ラストの犯人逮捕シーン!
容疑者をトラップにかける辺りからの流れは勢いがあって良かった~。
もう一人殺人を犯させる流れも
隠しカメラで一部始終を見せ付ける爽快さも
そこから囮として「死ぬかと思ったわ・・・!」のカツラ投げ捨て~の
大勢の前での自白!

ましてや、盗作していた映像の台詞の頭文字を繋ぐと製作者の名前になるっていうのは面白かった!
盗作ネタは結構色んなドラマで見てきたが
映像化した時に署名が浮き上がるなんていうのは斬新!

そして、執事さん豹変のボディーガードばりの肉体技!
かーっこいー!


色々一気に昇華していて、見応えがありました。
この勢いがあるのなら、また2話も見てもいいかなと思わされた。

確かに、キャスト全員にキャラ付けし過ぎていて、くどい部分は否めない。
でもこういう事件物はゲストと事件内容に左右されるし、次回次第だなぁと。
今期クールは不作が多いのでこの辺りが妥協案かもしれない。レビューするかどうかは別として。
「砂の器」とどちらを見るかもう一週悩みます・・・
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