Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*06*30(Thu)
金田一少年の事件簿R 白蛇蔵殺人事件第3話感想(週刊マガジン31号)
先週からXファイルと金田一のコラボをやっていて、描き下ろしイラストが載ってたことに後で気が付きました!
不覚!先週号表紙裏にカラーであったよ!
Xファイルのイメージカラーに合わせ少し暗めのダークグリーンでクールに仕上げられていて、ちょっとカッコイイ!
いつもより少し暗めの制服も良い感じです。
背後のオッサンと明智警視もXファイルのジャケに合わせてあるんですね。
ライトを持ったはじめちゃんと美雪ちゃんの距離感もおいしく、最近の中では私的に大ヒットだ。
美雪ちゃんの表情もワザとらしくない可愛さ。

ゲオにてサイン入りの複製原画が抽選で当たるということですが
そんなのいらないから、こーゆーのを単行本表紙にしてほしい。



さて第3話。
人物関係がガラリと変わってきて一気に楽しくなってきた。
釣りだと思うが、蒼葉親子のエキセントリックな変貌が意外で良い。
母親の方は怪しいとは思ってたけど、親子で何か企んでそうな誘導が背後の胡散臭さを感じさせてくる。

この酒蔵は見た目以上に人間関係がドロドロしてるんだろうなという、予見性が確実になりました。
見た目と真意は全くの別の顔と見ていいんだろうな。
鏡花さんは、別に好きじゃないけど好きな振りしてるとか
蒼葉は、おしゃべりの振りして情報誘導してるとか。
もっとイっちゃうドロドロ系、期待する。


鑑識さんがまだ米沢さんぽいーっ。爆笑。
もうこれはワザとですか。

でも突然絵が丁寧になった気がします。はじめちゃんもカッコ可愛い。
ちょっとした視線とか角度なんかを凝ってくれるから、変化に富んでて楽しい。
変化の激しい作画さんだなぁ。

女将の鏡花さんは、もうこういう幼顔で童顔女性ってことで。
むしろ娘の蒼葉より若く見える感じが嫌なんだけど
そんなことより、音松さんがモテそうにないのに女偏差値高いのが気になる。

はじめちゃんも気にしてますが、立場に群がる金の亡者的なネタですか。
そもそもの白蛇伝承とやらが、金などの欲を見せるなという言い伝えであることからも
何かが符号しそう。

・・・・だと前回にも思ったのに、今回もその辺はほぼスル―。

あれえ?そろそろ触れてくれると思ってたんだが。
出て来なかった・・・。引っ張るなぁ。絶対、蔵の経営方針が動機になってきますよね。
はじめちゃんが動き出してからですかね。


さて、一番怪しいと思っていた左紺さんまで消えてしまった。
ということは、犯人ではなくて左紺さんも後で遺体で出てくるんだろうな。←金田一のお決まり
最後の酒を掻き回す櫂棒という道具に血が付いていて今出てきたって・・・
めっちゃ、幼稚な誘導されてるぞ。犯人は知能犯ではないと見た。
ということは衝動的に?
左紺さんを犯人に仕立て上げるため、消えて貰ったのか。


なんか、そもそもこの酒蔵を護っていたのは誰だったのかと言う所が疑問です。

左紺さんは経営手腕はあっても杜氏の才能はない。
次男の蓮月は帰ってきてから無能に。
社長の音松は病気で舌も鼻も効かない?

え。だったら誰がこれまで技術継承してたの。

うわ~うわ~、乗っ取りか。
影の薄い黒鷹さんと鷺森さんが怪しくなってきた。
むしろ、蒼葉なんかは、この事態を楽しんでいる系に見えます。
ずっと母の立場に不満を抱いていて、いつかこうなってくれないかと密かに思っていたら
今ようやく動き出した・・・とか。

白蛇伝説に准えて殺したのは、勿論、酒を愛さない経営に不満があるからだろう。
そうなると、蒼葉の立場では動機の線が薄い。
蛇を買っているのも、祈願的な意味合いだったり。
お願いしてたら、叶えてくれたよ、白ちゃん、みたいな。


死んでしまった蓮月を誰かが二役やっていたと誰もが思っていると思うんですが
こうなってくると、彼はやっぱり本物で
彼が戻ってきたことにより、悪夢が始まったと考えた方が物語が面白そうだなぁ。
左紺だけでも手こずっていたのに
更に左紺側に付く人物が表れた、とか。
極悪な古き良き酒蔵を軽んじた企画提案してきたとか、なんとか。

でもそうなると、頭巾を被らせた意味がなくなっちゃうけど。


そんな人物相関図的な見方ではなく、ミステリーとして見ると
複製出来ない鍵と、何故か空にされていた蔵というのが、疑問ツール。
ここは推理ブログではないので(全てが解明されてから元気になるツッコミぶろぐ)、私にはさっぱりですが
鍵はともかく、酒を抜いたのは、何か面白いトリックに展開してほしいところだ。
ただ死体を浮かせて置いただけじゃ発見が遅れるとか
大事な酒を使うことは出来なかったとか、そんな安易な結末じゃ嫌だな~。

そう言えば死体って酒でも浮くんですかね。浮力とかどうなんでしょ。
アルコール発酵で死斑とか遅らせるなんてネタ、ドラマでも見ないから、水と同じなのかな。


でも酒蔵関係のツールで話が進むのは雰囲気出ますね~。
割と丁寧に話が進んでいることもあり、面白いシリーズになってきました。

「秘湯、酒蔵。こっちが行きたい」という巻末コメント見て、だろうな、と思った。
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2016*06*29(Wed)
テレ東音楽祭2016“思わず歌いたくなる!最強ヒットソング100連発”感想
久しぶりの音楽番組!楽しみにしてました~!
なんかヒットソングという括りだからか、テレ東だからか、妙に昭和臭の強い時間でした。
去年、一昨年の方が頑張ってる風で良かった気がする。スタッフに必死さがあったというか。

ステージチェンジの関係なのか、ヤケに録画(過去V)が多いのが気になった。
そんな他局から映像借りてくるくらいなら生音楽だけで繋いでくれた方が臨場感も高いのに。
こんなので4時間持たせるのはどうかと思うが、どうだろう。

テレ東さん、三回目ともなり、こなれてきたのか、カメラワークがテンション高い。
もっと落ち付け。
なんかMステ並みのノリだ。
カメラ機材台数も増えたようだし、色々な切り替えやアップがあって賑やかですけど、目まぐるしい。
でもスタッフが画面に映り込むのは相変わらずだった・・・(笑)

冒頭一時間は見逃しました・・・。7時からだと思ってたよ・・・。
以下、いつもの一言感想です。


>高橋真理子 襟裳岬
森進一さんのカバーをしてらして、まるで五番街のエリーのような雰囲気だったけど素敵でした。
声の伸びが良くてやっぱベテランの貫禄たっぷり。
今年の私の音楽はここからスタートでした~。


>SEKAI NO OWARI RPG
うわー!これ歌ってくれるんだー!久しぶりっ。
やーっぱいいですね~。最近の破滅的な独特の歌詞も個人的に好きなんですけど
この頃の世界観が好きだ。
♫空はあーおく澄みわたーり、夜をめーざしてある~くぅ♫


>モーニング娘 恋愛レボリューション
なんかももクロみたいな衣装だ・・・。動きはいいんですよね~腰の辺りとか。
満面の笑顔を皺も気にせず作る感じも好感度は高い。


>KinKi Kids 硝子の少年
うをー!かぁーっこいいー!!
やっぱ名曲だ。ちゃんとフルコーラス歌って欲しかった。

最初音声をマイクが拾えていないとか、途中画面に機械が映り込むテレ東さん・・・。


>シブがき隊 薬丸+国分+井ノ原 
シブがき隊なんて需要あんの?きょーみねーよと思ってたのに、あらあら、カッコイイじゃねーか。
うそだろ、何このクールさ!低い声がまた良く調和してて艶がある。背筋に来る色っぽさだ。
やばい、やばい、やばい、マジでかっこいいぞ。

特にいのっちをカッコイイと思ったのは初めてだ。彼が一番手足の動きにキレもあって、見惚れてしまった。
チョット興奮。
歌い終わって両手を上げた国分さんとか、出来たー!とか言ったいのっちさん、可愛かったです。


>PUFFY 渚にまつわるエトセトラ
おばさんになったなぁ・・・、でも変わらない声はスゴイです。
しかし、なんなんだこの昭和テイスト・・・。


>E-girls
おおぅ、いきなり平成になったぞ。
彼女たちは動きがキレッキレで、見ていて気持ちが良いです。
夏に見ても元気少女ってかんじでいいん・・・・だけど・・・・
服装とかバラバラだし、声にも特徴がないから求心力がなくて、まとまりが感じられないんですよね。
パフォーマンスとしての総合力のメリハリがなくて、なーんかぼや~んと終わる。


>欅坂46
どっかの高校の制服のような衣装が可愛い。白くて清楚でさわやか。黒髪が似合う。
フレアスカートがひらひらしてて、とてもきれいでした。
曲は・・・冒頭の台詞は必要?なんかライブとかでは聴きたくない感じ。


>乃木坂46
ワインとブルーの衣装はちょっと全体から見ると浴衣のようだが、舞台衣装みたい。
ひらひらしてて、なんだが幻想的ではある。でももうちょっとカッチリしたひらひら衣装の方が良いのでは。
あと、数名笑顔が造れない子がいませんか。
曲は・・・ふわふわ動き回る彼女たちに合わせてふわふわするようなメロディだった。


>TOKIO 宙船
鳥肌立った~!冒頭、満月のCGも雰囲気出てました!
少し暗めの照明とか、ゾクゾク煽る感じで、そして久しぶりに聴くこの宙船!
オヤジの熱唱。
脂ぎってて今年もカッコイイですね。彼らには枯れて欲しくない。


>AKB48 365日の紙飛行機/光と影の日々
イングリッシュガーデンのような衣装が小花みたいで雰囲気あった。
以前着物バージョンも見たことあったけど、こっちの方が好きだな。

野球系というと嵐のGUTSを思い出しちゃう。
応援ソングならもっとアップテンポにいった方が私は好きだと思った。
だって高校男子だぞ。


>きゃりー ファッションモンスター
おっと、レッドピンクの髪になっている・・・。それがナチュラルなのがコワイよ・・・w
この曲は割と好き。最新の曲も聴きたかったな。


>平井堅 魔法って言っていいかな?
初めてフルで聴いた。しっとり歌い上げる彼に良く似合った曲。
高音まである幅広い音域とか、滑らかなメロディとか、沁み入る感じでした。
サビがCMで有名ですけど、そこに入る直前のフレーズが私は胸に残る。

うわ~・・・・アカペラだぁ・・・・。素晴らしい。
綺麗だった。


>ORANGE RANGE 花
名曲。ろうそくを敷きつめたステージは幻想的というか、お盆のようだ。
ゾクリとするような低音が響く・・・。


>コブクロ hana/未来へ
♫きみが~なぁんどもなんども~♫
なんか沁みた・・・。サビがほんと好き。
コブクロはドラマティックな曲も多いですが、こういうシンプルな曲もいいんですよね~。
素敵でした。

そして新曲。
最後の♫そばにいたいから~♫のところでカメラが引き、バックにワイン色の星屑が舞っている木のCGが出た時
息を呑んでしまった。
今回のクライマックスはマジでここ!
すごい!

サビに入る前のBメロでもしっかりと聴かせてくる音階とか、二人の声のハーモニーとかほんと好き。
余りの熱唱に聴き入りました。
拍手っ!

・・・けど、テレ東さん、どちらの曲紹介もタイトルを被らせてくるあたり、遊んでる・・・v
絶対ワザとだw


>ダイゴ KSK
直向きに、奇抜さも狙わずに歌う姿勢がいいです。この曲はストレートすぎるくらいが好感持てる。
その分、北川景子ちゃんにぞっこんって感じが出てくるし。
ピュアなステージも神聖で良かったし、最後に笑ってエンゲージリング見せる笑顔にも当てられた。
幸せのおすそ分け~//////


>V6
こういうダークスーツを揃いで着られると私の脳天が焼き切れる・・・。
6人メンバーっていいですね。二手に別れても等分に3人だ。
だが、曲はもっといいのあったでしょというメドレー。
カッコ良かったけどさ・・・まだ本番に入ってないって感じで流している印象なのが勿体なかった。
彼らの魅力を存分に出せなかった地方局・・・。


>globe Is This love 神田沙也加
割と悪くなかった。ジャズ風味のリズムとシンプルなステージは大人っぽかったし
舞台度胸はある彼女のミュージカル風味な歌い方もあってる気がした。
でも彼女に茶髪は似合わないな。


>Kiroro 未来へ
老けたなぁ・・・。時が流れたってことですね・・・。しみじみ。
なのにこの透明感ある声はどういうことだ。
この曲を聞くと、当時のピュアで良い曲だと思ったピュアだった自分を思い出す・・・。


>NEWS 
チャンカパーナ。
衣装の黄色が目に眩しいわッッ。ロンスカ履いてるみたいな感じで楽しい。


>総合感想
そこそこ楽しめました~!やっぱり音楽番組は気分が解れますね。和みました。
ここから夏が始まり怒涛の音楽シーズンに入りますがその先駆けとして、充分火ぶたを落としてきたという印象。
ボリューム感もありましたし。
中身ももっとしっかり作ってきてくれたらもっと充実感もあっただろうに。

何故かユースケーさん登場にウケた。
「みんな!おつかれさーん!」
ああ、そういう人だよこのひとは・・・w

「適当なことばかりいうんだよ・・」by国分
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2016*06*26(Sun)
東京喰種 第2巻 感想
展開がトロイッッ!2巻を丸々使っても話がなんも進まない。
だが、描かれた非日常に変わっていく苦しみや外側から見る人間考察が、なんとも言えない余韻を残す第2巻。
何がすごいって、突如奪われた日常の稀有さを乞う視点がとても美しくささやかで
人間の何が幸せかを問い直させるから、言葉もない。

あんていくで働き始めたカネキくん。
人間社会に馴染む練習として、まず食事の仕方をお勉強。
サンドウィッチを一口大に齧り、味わう前に呑み込んでしまう。
咀嚼の演技をして、消化が始まる前に吐きだす。

そこまでするのか、と確かに私も思った。
でも、それが何のためなのかと考えると、別に、自分を普通に見せるための努力ではなく
友人たちと気の置けない時間を再び取り戻すためのツールであることに気付く。

自己保身だけを考えてたら、丸呑みして吐き出すとか、胃に悪いよとか、どうでも良いこと考えちゃう。
ただ、食事って、確かに栄養補給の意味合いだけじゃない。
誰かと共に行うことで幸せだとか協調だとかが、生まれるんだなとか気付くと
カネキくんが必死に食べる練習をする背中はとても切ない。

だけど繋がろうとする直向きさが美しくて、この漫画はそういう心理描写がとことん上手い。
前回、カネキに幸福はないのか、ということを書きましたが
正に、幸福を自力で求める人間の美しさだと思う。
異生物交流という意味で、この世界の巨頭『寄生獣』が挙げられるが
生活する上でのリアルな揺らぎや苦悩は、俄然こちらが上。
そりゃそうだ、カネキは生活から奪われたんだからな。

『寄生獣』は確かに異生物との共存に会話させることで議論させ、見事な結末を見せてくれたが
こちらは恨みや妬みと言った、人間感情が渦巻き、負荷の高いテイストに仕上がっていて
人間観察というよりは、社会に生きる人間側の視点っていうのを逆説的に描いているような気がする。

正直、ストーリー自体にはまだ然程魅力はなく、面白い話でもない。
ただ、時折組み込まれる、人間への愛着や社会への直向きさが、実に良いスパイスであって
グッとくるんだよな~。
今後、どういうテーマで進めるのかで、面白くなりそうだと思わせられる。


今回は食糧調達という側面に沿って話が進んでいく。
食糧調達=殺人な訳で
狩れない親子と、人間側の追手(捜査官)が登場。

二極化して描かれるので、世界観は深くなった。

まず食糧調達で、自殺者を頂くシーンは、なるほどと思った。
自分で殺さなくて済むし、社会システムに於ける失踪の手間も省けるし。
両手を合わせてお悔み申し上げてから拝借するシーンに
なんだか、人間が他の動植物を食べて生きる様子と、なんら変わりない気がした。
人間だって豚だの牛だの、殺して喰うし。
「いただきます」って、そういう意味の挨拶だし。

生かしてもらうファクターが人間だっていうだけなんですよね。でもそこが大問題。

サンドウィッチに対するカネキくんの表現とか、やっぱちょっと独特なのねって笑ったけど
人間だって、腐った肉は喰わん。


一方捜査官。
「倫理で悪は潰せません」という台詞が、いかにもこの漫画ならではの言葉だ。
人間が人間を喰うのも倫理的な問題がネックなわけだし
捜査側としても、人間を生死問わず捕えなきゃならないわけだし。

食べるものが違うだけで同じ生き物、だなんて理想論を述べられたって
人殺しされる以上、野放しにされることは社会不安を巻き起こす。
成敗してくれなきゃ困る。

中々に面白い展開。
この辺の命題を紺ん後掘り下げていってくれることを期待。


前巻では、喰種の方が、殺人マスターのような危険認識が強かったですけど
カネキがこちらで生きる決意をしたこともあって、2巻は喰種の視点で物語は進む。
だから、彼らの存在が出てきたことで今度はどれだけ喰種が社会的弱者であるかを訴えているわけですが
馴染もうとして、でも馴染めないカネキの姿は
変わろうとして変われない難しさでもあって、彼への感情移入は高いです。

人間と同じ生活、学校だとか食事だとか、関わりと持とうとするほどにリスキーであることも
切迫感が伝わって、その果てに、母親が殺される展開はちょっと悲劇的。
あんなに能力も力も高く、食物連鎖の頂点的な存在だったのに、社会という制限の中では
弱いんだなぁ。

その果てに、トーカちゃんが捜査官の首を跳ねる仇打ち。
なんかもう一気にギスギスした重さがクライマックス。
相容れるわけがないという現状が、当然とも思うし、どちらへの味方もできない。

だからこそ、戦わなければならないという結論へ向かいそうなラストは
融合しようとしながら相対するカネキや喰種の哀しさが出ていて
この漫画のそういうところが気に入ってます。
もうちょっと読んでみてもいい。


ってだから、それだけの内容で2巻を終わらせる展開の遅さだけが気に掛かる。
そりゃ10巻越えもするだろう。

悲惨な展開はいっそグロさを忘れるほどで、そういえば、ヒナミちゃんが食事しているシーンなんか
ちょっとグロすぎなんだが、割と慣れてきた。
でも皿に指が乗ってる・・・・そこは調理しようよ・・・・爪ごと喰うんだろうか・・・。


一方、ヒス女なだけだったトーカちゃんが、だんだん本性が透けてきて、感情が見えてきた。
仲間を殺されて悔しがるままに捜査官に奇襲をかけて敗れるシーンは
まるで思春期の若者が社会に踠く姿と重なる。
上から目線で、下や部外者を蔑む意味も、威嚇と怯えの表れだと思うと
なんだかちょっと可愛くもある。

今後、カネキくんがどんどん少年漫画並みに成長を遂げ、頼れる男になったら
トーカちゃんがツンデレ風味で甘えて認めるとかになると
めっちゃ可愛いじゃなかった、イイコンビになるかもしれない。

ただやはり少しキャラクターが弱いというか、平たいというか、なんか魅力足りない気がする。

その他で気が付いたことは
この作者さんって、影の描き方がちょっと独特で、目を引いた。
トーンを使ってもやもやと描くのは、なんだか雰囲気に合ってて、ホラーなテイスト。
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2016*06*23(Thu)
金田一少年の事件簿R 白蛇蔵殺人事件第2話感想(週刊マガジン30号)
怪しい白神次男、声までガラガラかよ。と思ったらあっさり退場。そう来たか。
流石に頭巾キャラでは引っ張らないか。(笑)
まさかの第一の被害者となりました。

怪しい怪しいと思わせて犯人説を最後の被害者となって覆す~・・・という
いつものパターンを准えない。
実は誰かが二役やっている可能性は残ってますが、このタイミングだと誰になるんだろう。

更に、次男くんはちゃんとDNA鑑定をやっていたという、金田一にしては掟破りなオプション。
普通はやるのに大抵やらないからさー。ちょっと面白くなってきた。
はてさて。これが誰の罠なのか。色々考えられて。

次男・蓮月本人が誰かの成りすましだとして、何らかの方法でDNAサンプルを偽装したか。
或いは、この父親が、偽物を本物にするために鑑定書なりを偽装したか。
蓮月本人が、この身代わりに依頼したとかでも、面白そうだ。


音松さんと左紺さんの商売に於ける確執も、あっても可笑しくない感じでほんのりと漂っていて
人間関係は家族ぐるみで濃いい話である。
そんな家長制度の縺れが動機となるのか。

一方、同時併行で、女側のどろどろした情の縺れもなんだか重く展開できそうな大人の恋で、話として深みもある。
二人の妻を殺された過去も、きっとこれも祟りだの呪いではないんだから
そうさせたくない何かが妻の座にあるってことか。
そうなると、妻の座に与えられる利権辺りが怪しくなってくるけど。

でも今妻の座は空いているしな~。
家族経営はどこも揉めるねって話かな?

どっちかに振れるんだろうけど、どっちに振れても面白そうである。


醸造蔵入りを利用した殺人劇、開幕。
みんなで見周りを行っているという設定や、前回鍵を紛失とかさらりと流れた伏線が
きっと何かに利用されているんだろうが、さっぱりだ。
ただ、一番蔵に一般人は入れないということになると、外部からの刺客という線は消えるので
どう考えても内部犯だと警察は見ますよね。
この弊害を、どう逃れるつもりなのか、或いは関係者を皆道連れにするつもりなのか
その辺も期待が高まってきました。

左紺さんが今のところあからさまに疑われる位置ですが
定番すぎるので、他の人犯人がいい。
次男が邪魔な立場にある人間が始末した、っていうのが犯人の筋書きなんだろうが。
それを、強欲に落ちた白蛇の祟りとして、成敗したって辺りが表向きなんですよね。

でもそこは捻って欲しいところです。そんな単純な話じゃ嫌だ。
次回では早速、この蔵の経営状態とか、経営方針なんかの行き違いが説明されそう。
商売上手な左紺さんっていうのも、実は伏線なのかも。
次回も楽しみ!



オッサン、美味しそうに酒呑みまくり!
イイ仕事してますな~。
蔵見学もノリノリかっ!
なんか久々にオッサン、可愛く思えてきた。そうそう、こういうお茶目なとこあったよな~昔は。
渋いオッサンも好きなんだが、今回はこのテンションか。

ついでに酵母菌だのちょっと酒ネタが出てきたのは嬉しい。もっと突っ込んでくれてもいい。
対象読者が未成年・・・?なんですかソレ。


蒼葉ちゃんv
イイキャラになってきた~v 年相応にかわいいぞ。何でもくっちゃべってくれる便利っこ。
この娘、ほんとに訛ってたらすんげえ萌えがあるのにな~。
美雪ちゃんの影が薄くなっている。あ、いつものことか。



それにしても、かなり年齢層の高い登場人物による年季の入ったお話になるはずなのに
どうしてこうも画が幼いのか。
女将さんなんて、女子高生レベルにしか見えないし
社員の黒鷹さんなども、小学生っぽい丸顔。何このつぶらな瞳。
正直、はじめちゃんの方が何倍も老けて見えるこの悲しさ。
割とじっくりストーリーになっていきそうなので、ちょっと勿体なく思えてきた。
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2016*06*22(Wed)
ポケットモンスターSP Ωルビーαサファイア第2巻感想
b-sp5.jpg
物語が動き出して1巻よりずっと面白くなった2巻。
三つ巴っぽい流れだったけど善悪の境目が曖昧にされてて面白い。
けどけど、そんなメインストーリーの謎よりも
まさかの本当にカント―組が出てきたことにテンションが振り切れた。

こうやって旧シリーズって昔のメンバー出してくれるからオイシイよな。
まさかのレッドだよ~。燃えた。
ブルーとの息もぴったりで、仲良さげにメガシンカまで~!vvvくお~vvv
この調子でゴールド出してくんないかしらん。
まあ、サービスショット的に出されても嬉しくないんで、だったら出なくても良いですけど。
レッドとブルーの活躍がこれだけでないことを期待して。
あと、どうせならグリーンも。


ルビーとサファイアはまさかの離れ離れに。
なかなか会えませんねぇ。
擦れ違いが悲しくなってきて、こうなってくると約束していた天体ショーチケットがかなり悲しいアイテムに。

絶対貰った夜は、眠れないほど喜んでたと思うんですよね、サファイアちゃん。
いっそラブラブショットなんかまで妄想しちゃったりして。恋する女の子だなぁ。
なのに、ショックで声まで失うとか、かなりハードな悲劇展開。

あと、ルビーに言って貰えなかったことで自分を責めている感じが
彼女のメンタル負荷を高めていて、必死に戦おうとする姿勢も今までとは違う感じ。

だけどそれで終わらないのが、野生児ギャル・サファイア。
声出なくなっても強気に勝気。みんなの前でお着替え&そのまま乗り込むか!
ちょっと今後の展開が不安なとこで切れてて、ここは心配だ。

ルビーと出会って声が出るとか、ベタな展開も期待してしまった。


フーパとディアンシーがめっちゃ可愛い。映画より可愛いんじゃないか。
特にエメラルドに懐いちゃったフーパが無邪気でめんこい。
このコンビ、いいなv

フーパ、楽しそ~。
エメラルドにサファイアの居所を問い詰められ「?」な顔とか、性格が上手く描かれてて
ちょっと欲しくなってきた。
かなり人懐っこい悪戯っ子なのが、あの魔法のランプ風の顔に合ってますよね。


実際のストーリーについてもまた後日詳しく書きなおしますが
簡単感想言うと、ヒガナの言い分も分からなくないなと。
ダイゴさんたちの目指す意味も分かるし
落とし所が興味深い。

サファイアの想いが届くといいなと。

ルビーとエメラルドが合流して、二人で向かうって展開も最高。
エメラルドはルビーとサファイアを兄弟のように頼ってそうな感じも良く出てて
他の図鑑所有者たちとの仲間意識が違うのが、私的にツボる。


※イラスト
連続投下でサファイアちゃん。
本当はルビーも付け足したかったんですけど、乙女入ってる感じが可愛いなと思って、単体に。
ルビーとの初ちゅーとか妄想してくださいv
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2016*06*20(Mon)
99.9 最終回 感想
結局最後まで付き合ってしまったぜ・・・。付き合わせるだけの魅力があったと見るべきなのか。
面白かった?ですか?微妙だった気がする。何もかもが滑っていて
笑えたのはネクタイ関係だけだよ!ここだけ爆笑したよ!
なんか一生モンの不覚を付いた屈辱感だ。


ネットを漁っても、このドラマに於いて中身を述べたり議論したりする感想を見たことがない。ほぼ。
あ~みんな思うところは一緒だったんだな。

感想として挙げられているのは、大概が、小ネタがウザイだの、滑ってるだの
カメラワークの切り替えがしつこいとか、主人公に好感が持てないだとか。
キャストについても、主演さんのニヤけ顔に疑問視する声や、香川さんとのコンビネーションを絶賛する声。

ほぼ誰も内容について触れてやがらねえぇ!

家族で楽しく見てます~とか、気楽に見れていいとか。
そりゃそうだろう、内容に、響くものなどどこにもなかったから、そんな感想しか出て来ないのは尤もだ。
小学生には丁度良い難易度だが、普通の大人が見るドラマじゃない。
(でもものすごく弁護士という職業を誤解させた気はする)


だが、脚本の杜撰さを除くと、実はそれほどクオリティの低いドラマだったとも思えなくなった。
最後まで見てしまった自分としては、それ以外の努力は評価したいかも。
何もかもが独自性に富み、奇抜だったと言える。

他ドラマにない、これがこの世界の流儀ですと推し切っちゃう世界観。
何より、テンポが良かった。
内容などどこにもないのだが、それでも場面転換のタイミングやスピード感など
心地良いリズムで進んでいくし、それを補足するように、主人公深山と佐田の、リズミカルな陰険漫才。

これは、香川照之さんがナイスアシストだった。
声のトーン、太さ、声色の変化など、絶妙な合いの手で、松本さんとのタイミングを図っていらっしゃり
面白く見せる工夫が香川さんから強く感じられた。

さすが、実力派ベテラン役者さん。


台詞は、すげえツマンナイんですけど、流れがとにかくいい。
勿体ぶるカットや意地悪なカットなんかもない単純構成でポンポンと見せてくれるから、飽きが来ない。
居酒屋のシーンなんか、確かにホント要らないし、確かにそこに退屈さはあるのだが
全体として見ると配分は順当で、まあ、その尺を事件の補足とかに使って欲しかったですけど
それほど目くじらを立てるほどのものでもないかなと。
このドラマに限ったことではないし。

そうそう、佐田家の奥さん、好きだった~。
深山との会話も嫌みなく、こういうのがいいよ。最後なくなっちゃって残念。

シーンとシーンの間にさえも、重さは入れずに淡々と流す。
となると、軽いタッチにあっているスピード感・・・リズム感で、良かったです。


その上での、小ネタとオヤジギャグ。
視聴者置いてきぼりの、ハイテンションなネタの応酬と、寒いギャグ。

どこが面白いか分かんないという所がウリなだけあって、ホント、分からない。
分からないからこそ、最初は寒く感じられていたお馴染みカットが
「あの二人のツボが分からない・・・」と中盤で言わせたことで
深山と佐田の似た者コンビという特徴を、解説なく視聴者に知らしめた技巧は
それなりに、目新しかった。

結局、意気投合などせず、最後まで寄ると触ると棘棘する深山と佐田の関係も私好みだった。
変に慣れ合わなくて
「お前の良い所はオヤジギャグのセンスだけだ!」とか言っちゃう感じが、微笑ましい。

そうか、佐田さん、出来る弁護士さんなのにそんな駄目なツボがあったんだね・・・v


・・・という中での「ネクタイ関係」には、私も不覚にもツボを付いたよ・・・!
ごめん、ここ、今でも笑っちゃう・・・・w

深山と佐田のコンビが、とにかく絶妙なドラマでした!
いじょ!



で!問題のストーリーですよ!
なにこれ?ドラマとしては最悪レベルの脚本である。
特に私のような、役者さん推しとかない視聴者は、もろ叩きたくなるストーリー連発だった。


警察、法廷ドラマを観てきた身としては
警察がこんな初歩的ミスをするわけないだろという場面が多く、頭に疑問符が浮かぶ。
そんな他機関にリスペクトのない、弁護士信仰で進むストーリーに苛立ちさえ抱かせられる。

一方で、私情に流され、起こった事実だけを解明する主人公の我儘なスタイルでは
視聴者に共感性を抱かせず、その矛盾がもの凄く異様だ。
まるで、深山だけが真実と真理を得ているような骨格である以上
彼にこそ、普遍的な肉付けをさせるべきである。

この捩じれをワザと付与したのだというのなら、脚本家さんのセンスというか一般常識の欠如を疑わざるを得ない。

演出的にも、ラストを深山のアップで終わるので
アップ=主人公の強調である筈で、毎回、今話の理屈(結論)のどこに納得を得ろというのか
そこが最後まで馴染まなかった。


そんなだから、最終回ではそんな深山が偉そうに法廷で長説教をするが
言っていることが、兎角、不快。
ってか、お前に言われたくないよと思わせられてしまい、最悪だった。

事実を追及するのが検事の仕事で、依頼人を守るのが弁護士の仕事である。
冤罪の危険性を彼が越権して訴えても
そもそもそれ、刑事の仕事だし
相手検事さんが言っているように、こちらが提出した資料でどう判断するかを最終的に決めるのは、裁判官である。
検事さんに向かっていう台詞じゃない。
ましてや、他人の法廷で言う台詞じゃない。

誰かが裁判長に「それは事件と無関係です」と挙手しても良いシーンだ。

例え彼自身が冤罪で苦しみ、人生を狂わされたのだとしても
それをこの法廷で言うのは卑怯だったし、弁護しているあの彼にも失礼だ。
ここは、貴方の鬱憤を晴らす場所ではない。
そんな私怨で、偉そうに説教するなんて、神聖な法廷に無礼でもあった。


何気に良いこと言った、的に纏められているが
それを彼が言う事の異常さと生意気ぶりに、違和感を感じるし
深山に他者へのリスペクトはなく
また、冤罪者が心に抱えている闇や心の機微等、苦しみや悲しみ、それを越えた決断などの重みは
全く感じられないので、訴えるものは希薄だ。


大友検事正に廊下で宣戦布告するシーンも
まるで彼が好んで冤罪を造り出しているように決めつけていたが
そんな訳ないでしょ、ただ結果を出したい姿勢を、冤罪温床にスライドしている感じも子供っぽくて。

仮に暗い過去があっても、俺は貴方と違い人のために頑張るとか言えばまだ可愛げあるのに。
何その言い方。


・・・ってか、このシーンもちょっと可笑しいんですよね。
本当に事実がどうのと申し立てたいのであれば、だからあんた、刑事になればいいだろ。


松本さんに人間的な部分を演じる力はないとも感じたシーンだった。
憎しみや遣る瀬なさなどの裏側のものがまるで演じられていない。
台詞が一本調子なので、もっと、ポジティブで明るい人物像などが似合うと思う。
こういうひと癖あるタイプは、その台詞をそのトーンで言っちゃう?っていう箇所が多く
そういう言い方しちゃったら、意味変わっちゃうよね?!って何度も思った。

不幸に見舞われた人間の前でニタニタと笑ったりしているのも
飄々とした男という設定なのは分かるが、不快ですよね、普通。
そんな人に、真実が突き止められるからといって、人の心が分かるとは思えず
だからこそ、冤罪で苦しむなんて過去は、本当に苦しそうには見えない矛盾が生まれる訳で。

なんなのこいつ、と視聴者にまで思わせて、どうすんだ、スタッフ。

松本さんのにやけ顔がドラマのシリアスさを緩和するのではなく、全てを台無しにしているのが勿体ない。
ふざけたシーンもあれば締めるところは締めて・・・といった、緩急のついた演出ならば
まだ理解でも出来るのだが、そんなことはなく
内容が軽装なので、余計軽さだけが際立ったというか。

毎回切り口が異なる案件で
主人公らが糸口を見つけ無実を立証しなければ有罪が確定するという重たい内容・・・の筈だったろうに
味付け、完全に間違えたな。
重たいテーマも空滑りである。


例えば、今回のラスト案件でも
被疑者がどうやって捜査線上にあがってきたのか理由がわからないことが最悪だ。
血痕と毛髪が見つかったとしても、関係者か、前科歴なければ、該当者として出て来ないだろうに。
被害者との接点もなく、目撃証言もない。
現場に血痕を残すほどの出血があったのなら、青年は捕まった時無傷じゃない筈。

そういう証拠を示さずに、現場に血痕があったから~・・・・って。失笑。
おいおいおい。

こんなちょっと刑事ドラマ好きな私にさえ突っ込ませてしまうんだから
このドラマ、相当である。


真犯人となった都知事は、なぜあの青年を犯人に選んだのか?そこも疑問。
適当に選んだのであれば、それこそ接点がないから病院の件なしに捜査線上に浮かび上がることはないし
名前が上がるなら、同時に病院と盗まれた血液という情報も得られるだろうから
益々、警察捜査を馬鹿にしすぎている。

警察が無能であることを棚に上げ、検事が冤罪を~とか訴えても
だから失笑しかないんですってば。
あまりにもご都合主義が過ぎて最後の深山の長台詞も、冤罪被害者の現状も白けるだけなのだ。


冤罪を防ぐことを最終的に訴えたいのであれば、まず警察はきちんとしている前提条件が必須だし
弁護士だけが最後の砦という価値観も疑問だ。
それをまた自分だけが正しいとばかりに深山に訴えさせる展開もある意味では偏向なのだ。
彼の見せ場など抜かし、ここはシリーズを通して暗に訴えてくれた方が染み入ったと思う。


その上、深山の父親のことで個人感情を向け、まるで総論のように検事の仕事に苦情を言ってもな~。
最後の大友検事正との対峙は
彼が深山の父を冤罪に追い込んだ理由とかも匂わす私的内容で充分だった。


そういうことを延々と考えてくると、結局描きたかったのは深山と佐田のゴールデンコンビなのかなと思う。
息の合わない上司と、仕事上でそれでも能力が相乗効果で高まり、結果を生みだしてしまう。

でも、佐田を始めとしたメンバーが深山に感化されていく過程も雑で
全然魅力なかったですけど。
どうせなら、深山も何かしらの成長が欲しかった所です。


あ、カメラワークは私も苦情を言いたい。
酔いそうなので画面を直視してなかった。
パンパン台詞ごとに切り替えるの、ほんと付いていけないんですけどー!けどー!

しかも時々フレームがふ~らふ~ら揺れるのも謎。
演出に凝っているというよりは自分の演出に酔っている浅はかさが見えました。
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2016*06*18(Sat)
ポケットモンスターSP Ωルビーαサファイア第1巻感想
b-sp4.jpg
ヒガナが可愛い・・・。じゃなくて!ルビサファの続編、単行本待ってたよ!二巻が出てて気付いたよ!
サイズが小さくなったよ!なんか安っぽく見えるが、でも普通サイズになって収納が楽だ。

スペ界唯一のリア充ペア、ルビーとサファイア。大好きなコンビですv続編超嬉しい。
ただ、絵柄が少し変わっちゃって泣きそう。
コスチュームも変わっているのでそのせいかなとも思うんですが
ルビーは基本もう少し飄々とした無害顔が似合う。

「何が変ですか~?」とか言わんばかりの顔で、ぐいぐい強引に行っちゃう系。

今回だと、あまりそういう印象は抱かず
男らしさもあってカッコイイんだけど、理系男子の気難しいだけのネクラに見える・・・・。
もう少しなんか・・・なんか失ったよ・・・!ぐわ~ん。

性格はそのままだったので、堪える。


サファイア!こっちはめちゃめちゃ可愛くなってるぞ!
「きっと君に似合うと思う・・・」ルビーまだその台詞言ってるんかw
そしてサイズまできっちり合うというね!
どこまでラブラブなんだかね!
見てて熱っついYO!

しかも、ニューコスは乙女入ってて可愛い。ルビーの趣味かと思うと更に赤面。
リア充らしい惚気ばかりで、あーもー良かったねっっ///////
ゴチソーサマです。

エメラルドも一緒にいるのは微笑ましかったです。
しかも、あれから成長したのが良く分かって、少し男らしくなっている。
こっちの変化はグッとくるものがあった。

内面的にも大人になりつつあるんだなぁ。
周りを気遣い、サファイアに付き合っている感じとか、サファイアの惚気に突っ込むとことか
充実していることを感じさせて、続編としての旨味は満たされた。
彼は絶対あと10年したら劇的変化で超イケメンとかになるタイプ(笑)



さて。第二章。
ダイゴさんとキワメばあさんのツーショット。
カントーを絡ませる辺り、ニヤけるな・・・。
んで、まあ、メガシンカの特訓に入るというところから物語は始まる。

一巻はルビーだけが事態を理解するというところでしたが
ダイゴさん側の目的が暗雲。
ツワブキ社長の目的ってなんだろ。
一見味方のようで、ルビーだけが単独行動なのが、ちょっと疑問を抱かせる。

そして何だか様相はダイゴさん、ヒガナ、ルビーのトライアングルが形成されちゃった?

協力者が何らかの嘘を吐いているパターンなので、色々伏線が興味深い。

大体サファイアを置いていくってところが、ルビーになんらかの覚悟を感じさせる訳で
でも、やっぱり協力者は彼女だと気付くラストは良かったな。
どう合流するのかっていうのも楽しみです。



※イラスト
ひっっさびさのイラストアップです。ルビーとサファイアコンビ。
梅雨をイメージしたけど、今年は空梅雨だった。
本当は4月の時点で単行本発売に気付き、早速花見の二人を描き始め、それを載せようと思ってたのに
久々過ぎて行き詰まり、珍しく破棄したので遅くなったという経緯。
ってか、暑っいから作業が上手く進まない・・。
ええ、みなさん御存知の通り、この部屋のエアコン、去年のままです。(つまり故障中)
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2016*06*17(Fri)
グッドパートナー 最終回 感想
なんじゃこりゃ?ぼんやりエンド。これじゃ~前回で最終回の方がよっぽどドラマとして箔があった。
「弁護士としてではなく~」って当たり前だわ!!再プロポーズを仕事と同列に語られてもこっちが困る!
ここはむしろ捻って
「それって弁護士として言っているの?」って夏目先生に逆に言わせて一枚取られた風にしてくれれば
まだ良かったのに。

しかも依頼案件に煽られての復縁。そんな簡単で良いのか。
ここまであんっなに時間割いて描いてきた部分なのに、何このあっさり。

この程度の離婚理由だったのならいっそ
何話か前からこの案件を拗らせた形で温泉案件と同時進行させ
私達の離婚と似てるわって双方に思わせ、悩ませ、打ちのめさせ
だからこそ、この夫婦だけは別れさせたくない!ってクライマックス後に
ようやく言いだせた・・・とかにしてくれるなら、まだ重みもあったのに。

こりゃまた簡単に別れそうとか思ってしまった。
全然感動とかはない。

でもハッピィエンドで良かったね~なホームドラマでした。後味は良い。



最終回。
いいとこの社長夫人が自分で会社作って独立したいから弁護して~っていう依頼案件。

女の自立を認めていない夫に息苦しさを覚えた発作的行動でもあり
しかしそのパワハラ的行為に共感した夏目先生が、これを機にヘッドハンティングに同意。
事務所を出たから、夫の方の顧問弁護士をしている咲坂先生と対立構図になる。


この展開は面白かった!
中盤くらいでこの構図に持ってきても良かった気がする。
身内ネタで事務所内で公私混同させるより、こうやって公の場で対等に実力で戦いながら
陰険漫才が痴話喧嘩にスライドしていく感じは、別な味があって良かった。
実力等分の夫婦って形もより鮮明になっている。

新しい事務所の夏目先生のアシスタントさん、「・・・ぱ、パパ?」って言ってるのとか、ウケた。

熱海くんが、慌ててエレベーターのドア閉めちゃうのも、ナイスアシスト!
咲坂先生の扱い手慣れてきましたね。

・・・って言う部分が、でも実は然程引き立たないのは
別に咲坂先生がそれほど荒ぶる性格じゃないからなんですよね~。
ここをいつものノリという形で面白く見せたいのであれば、咲坂先生はもう少し熱っぽい野生的な男が似合ったし
夏目先生の気の強さに相似する短気な部分が欲しい。

このキャラ設定の捩じれ(矛盾)にそれほど意味があったとは思えないし
何でこういう設定にしたかな。

確かに口論になると長々と陰険漫才始めちゃう二人ですが
別に熱海くんが慌てて止めに入るほどヒートアップするものでもないし・・・。ただ大人げないだけで。

ここ、面白かったですけど、もう少し設定練って欲しかったです。今更ですが。



夫婦の対立構図だった、この案件。
実は妻が詐欺紛いの芸能事務所に唆されている可能性が浮上。
夫も、賠償金だの請求しているけど、実はまだ愛情はあり、復縁の余地はあると歩み寄りを見せる咲坂先生に
夏目先生もその事実を話し、むしろ和解に向けて交渉することで意見は一致。
・・・ここまでの流れは正直悪くない。

でも肉付けが色々とかなり雑。
依頼とは違う方向性だが、和解という案は愛が見えるし、人情的なこのドラマに合っている。
しかし、自立したいと世間を甘く見る世間知らずのお嬢様が
なんだか自立という言葉を用いた我儘にも見えるような流れでもあるのを、巧妙にスル―していく流れも
ちょっと皮肉というか、狡さを感じた。

夫婦は対等という結論に持ち込むのだから
ここで女性側の独立に、無知な愚かさを付与する意図が消化不良である。


また、その詐欺の彼を問い詰めただけのオチは、如何なものか。
妻から手を引かせた所までは許せても、その後花凛への300万円の行方は?
彼に対する被害訴訟は?

大体そもそも夫が妻へと損害を訴えたのは、本当に全部言いがかりだったのかよ!

夫への、妻への、依頼取り下げだけで大団円に治めてる脚本に、疑問符が飛びまくり。
・・・・あの、視聴者は、元夫婦のプライベートも勿論ですが
キチンと案件の処理を楽しみに見ているんですけども。


その後、教会で和解を成立する乙女チック展開。
実は映像的には美しく、しかも純愛を描こうとしている意図も伺えて、ちょっと気に入ったシーン。
だけど、中身は失笑もの。

結婚契約書を作成していた微笑ましい夫婦に対し、お互い素直に謝罪して、よりを戻させた・・・。

・・・・ってだから!
大事なのは、そこじゃなくて、会社の資金源だとか花凛の経営権だとか、従業員の顧客情報持ち出しだとか!
その辺を全部スル―する太っ腹ぶり。
おいおいおい。

・・・・結婚契約書。
なーんか、ネタがそこなんと被るって思うの、私だけですかね?
もう中道先生の微笑ましい作成エピを思い出してしまったよ。
大体、赤星なんて、珍しい名字が被るのは何でなの?笑うとこだったのだろうか・・・・。


そして、話はその教会で咲坂先生の「俺たちなんで離婚しちゃったんだろうな・・・」の台詞から始まる
再プロポーズ作戦!

いや、カッコ良かったけれども。
何この薄味。
あんだけ離婚理由を引っ張っておきながら、その結論か。

「君のことを、君の人生を尊重していませんでした。・・・悪かったよ、ごめんなさい」

その結論、二、三話前で気付いてたよね?何でもう一度繰り返す?ってか、そこ止まり?
「尊重していなかった、だから▲▲だ」と独自の言葉が付くと期待したよ!終わりかよ!

「あたしも・・・ほんとの貴方のこと、実は分かってなかったなって・・・」

それだけか!
頭下げられたら愛が戻っちゃうの?!

夫婦喧嘩って犬も食わぬってやつですか。いやもう付き合って損したって気分。
前日に、別ドラマで
身勝手で他人には理解しがたく、でも純愛な絆を実にウェットに富んで描かれたドラマに泣いたので
あまりの薄味に、愛すら見えねぇ。
いいんかそれで!


そしてみずき!
グレたー!グレたー!
最悪だった・・・。そうか、随分我儘な子だなと思っていたが、非行に走る系の伏線だったのか。
そこは妙に納得。
母親が職場辞めたからって、テストで0点取ってくる最悪ぶり。
いるいる、そういうグレ方する子。非行少女の典型。でもちょっと昭和臭。

「ママがパパから離れちゃう・・・・」
今からそこ?
ええぇええ?

なので、悪いが夏目先生が自宅に戻ってきて嬉しそうな笑顔を見せても全然響かなかった。
この脚本家さん、ちょっと演歌の見すぎというか、感性が古臭くないですか。

冷静に考えて、テストで0点取るなど
自分を痛みつけ、非行を犯せば、世界は自分の思い通りになると学んだぞ、この子。
それで喜ばせて、一体視聴者にどんな気分になれと。
一緒に良かったねと思えってか。

もっと、寂しがる部分に親への理解をしようと努力しているけど出来ない・・・といった、いじらしさなどを見せ
テストで0点取っちゃった自分を、また自分で責めて、何て無力なんだろうって一人泣かせたり
そういうカットを挿入してからの、この大団円にしてくれよ・・・。



赤星くん。
ふわ~!パートナー弁護士おめでと~!vvvv
良かったですねぇ。
そうか、夏目先生が最後に引き抜かれるから、彼女のアシスタントが彼だったのか。
彼の弁護士への自覚は目覚ましく、このドラマの良いスパイスだった。
純粋に嬉しい!

アソシエイト、生垣太郎。
・・・・・。

ごめん、もう同情しかないww大爆笑。寄りに因って生牡蠣w
赤星くんに幸あれ。


最後はみんなが絵にかいたような幸せエンドで、これは観終わった後の爽快感は及第点。
夏目先生を戻さず、別事務所での対立構図は、健全でもあり、全てにグッジョブ!
ホームと法務と掛けたにしては、ホーム寄りで、法務の仕事柄や面白さはちっとも伝わってきませんでしたが
それでも毒もなく微笑ましいドラマでした!
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2016*06*16(Thu)
金田一少年の事件簿R 白蛇蔵殺人事件第1話感想(週刊マガジン29号)
久しぶりに帰ってきました!ブランクあるのに画が雑です!でも古村伝説コテコテだ~!
頭巾の被り方がこれでもかというお馴染みスタイルで、逆に安心しました。
こってり伝奇ミステリーが開幕です。


とまあ、お馴染みの文句をとりあえず言っておいて、そこはもうスル―。
美雪ちゃんだけが可愛いから、まあ、もういいです。

物語はどうやら金田一真骨頂な、廃れた農村に於ける前衛的空間が舞台の模様。
どうせまた、少し保守主義的な村民とか、退嬰的な縛りに制限された異様な雰囲気が出てくるんだろう。
金田一ワールドらしいですよね。独特な世界観が楽しみです。

登場人物はお馴染みメインカプ。(カプと言っていいのか・・・v)
剣持のオッサンと共に向かうはじめちゃんと美雪ちゃんの三名コンビ。
かなーり王道路線で行く気勢が感じられました。
これまた楽しみ!

少し三人だけの会話とかあるといいな~。
『人形』の時はいつきさんがいたこともあって、あまりオッサンとの会話がなかったし。
いつきさんはいつきさんで大好きだから、あれはあれで。

半分ノリで行きたいと言っちゃったはじめちゃんの冗談を真に受け
本当に仕事に同行させてもらっちゃうはじめちゃん。
〝まさか本当につれてってくれるとは・・・〟ってはじめちゃんが可愛かったv
連れてってって・・・w

そして連れてっちゃうオッサン・・・w

なんかオッサンの中のはじめちゃんへのスタンスが垣間見える・・・。
もう可愛い息子同然なんだろうなw
しかしはじめちゃん、オッサンと同室に今更文句を言うw

フクロウカフェは、すっかりご近所の雑談スペースの場を確立したな。


ゲストキャラは、また女将とか着物娘。ちょっと新鮮味が薄いと思ったら、割とリアクションが新鮮。

「本物の刑事さんですかぁ?」

蒼葉、若いな。今どきの女子高生って感じだ。
言葉使いも若そうだが、これ、実はちょっと訛ってたりしたら可愛いな。

オッサン、たかが17歳の女の子に、逃亡犯ネタをバラしてどうするんだろう。
普通は女将からだろう。
それより、未成年には普通遠慮というか戸惑うよな。


それにしても、近いスパンで、ワイン、日本酒と酒ネタが続きますね。
またお酒のウンチク入れてくれないだろうか。
最後の酒蔵見学なんて、気泡の含まれた湧き水とか、うねる水流とか、ちょっと面白かったです。

まあ、所詮醤油だの味噌だのと一緒で、発酵させるだけじゃ画的にはつまらないか。
画的と言えば、冒頭にも言いましたが
少し画が雑でデッサンがちんくしゃに狂っているので
結構年齢層高めのオヤジシリーズになる筈なのに、ジジ臭くみえない・・・。

子供っぽい絵柄だなぁ・・・。むー。

あと酒造見学ということで、白衣とキャップを付けるので、紙面が白っぽいのと
顔の描き分けが・・・って部分が気になりました。
そんなに差別化してキャラデザインしてなさそうなので、分かり難くなりそう。
酒造の蔵を舞台にするのはこの回だけだといいが。

あ。はじめちゃんはマユゲで分かります。(笑)


状況解説だけで終わった第1話でしたが、ラストでいきなり物語が動き出す。
その入り方ははじめちゃんの台詞から。

「白蛇がのたうつような水に流れを見ながら、ふと――俺は言いようのない不安に囚われた。
 ――その不安は大抵的中する――・・・・」

おおう~!
はじめちゃんならではの台詞v
そして出てきた頭巾を被った男。
流れも速く、鍵の紛失が既にコワイ。

雰囲気としてはバッチリですが、なんだかかつてのシリーズのリメイクっぽい流れだ。
5年前に死んだと思われていた次男だとか、火傷した顔だとか。
以前にも似たシリーズあったよなと。色々脳裏を過ぎったぞ。
そして金田一では頭巾を被るとなると何故必ずそのスタイルなんだ。
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2016*06*15(Wed)
僕のヤバイ妻 最終回 感想
「何で戻ってきたのよ・・・!」
「早く金持って逃げろ。俺はこいつら殺してから追いかける」
「嘘。本当はこの人たちの口封じしてあたしの罪を全部被るつもりでしょ」
「あんたなんかのためにそこまでするかよ。・・・・いいから行けって!金さえあればあんたはやってけるだろ!」
「馬鹿・・・かずくんがいなくちゃ意味ないのよ!・・・・うあああっ」
「馬鹿野郎!俺だってお前がいなきゃ意味ないんだよ!!」

きゃああああ!!!!
台詞に悶えたー!!こっちの夫婦にこんなサプライズがあるなんてー!
こんなところでこんなオトコ見せられるなんてー!

俺のために退職金だと言って庇おうとする女にそこまでさせられるかよ!・・・ってとこですか?
うぎゃあぁぁぁ////////

不覚にもマジ泣きしました。

これを幸平&真理亜なんかに言わせたって、全然燃えない。
かずくんが言うからこそのこの切なさ!この純愛!
マジ泣けた!!ってか本気でラブに絞殺されるかと思った!私が!!胸が痛すぎる・・・!

まさかのかずくんの大告白に、ほぼ鯨井夫婦に持っていかれた最終回でした!
お互い手の付けられない問題ガールに手を焼く夫どもの物語でしたね。
お見事!!




最終回。
予想の斜め上を行く展開続きでエンターテイメント性という意味では群を抜いたこのドラマ。
この破天荒にぶっ飛んだ内容をどう落とし前付けるのか、いっそ何でもアリだからこそ予想を付けさせず
興味津々でした。

結果は、なるほどねと。

このドラマらしさを失わせないキテレツ愛のまま、キチンと締めくくったのが嬉しかった。
愛は崇高だなんて使い古された主張されても萎えたし
好きだからとかそんな平凡な動機じゃ浅いと思っていたが
こういう結末かというものを見せてくれた感じだ。

特に平行して描かれた対象者としての鯨井夫婦が見事な補完作用だった。
紙切れ一枚の繋がりである社会的夫婦と、同じ契約夫婦を持ち出し、夫婦の原点とは何かを問い掛けた展開は
上手い流れだったと思う。
常に、こんなんで夫婦なの?破綻してるじゃんと思わせながら
それでも〝何故か〟相手を切り捨てずにふらふらと繋がる二人は
確かに他の人にはない何かをお互い鎖のように引き千切れなくて、それを客観的にいえば
情なのかもしれない。

契約夫婦であった鯨井夫婦の方にもピュアな愛があるとなれば
それこそ紙切れ一枚の違いとは何なのだろうとか意識させてくる。

所詮夫婦など、みんな信じたり信じられなくなったり、そんな山谷の繰り返しだ。
その起伏が大きいだけで、このドラマの夫婦も特に歪という訳ではないと言っているようで
その夫婦解釈が逆に純粋にさえ見える。

ましてや、紙切れ一枚で契約を交わしたのは
鯨井夫婦も、真理亜&幸平も同じなのだ。あの血判状が、何よりのシンボルとして対比させられていた。

共に暮らすうちに、情が湧いたり、空気になったりし、人は何かを絡みつかせていくものなのか。



また、女と女の戦いの熾烈さを過激に描いたことも、脚本家さんの女性解釈の面白さを感じた。
前半は杏南との駆け引きでギスギス感を出し
後半、特にラスト二回の、ゆきちゃん。

ここはもう、圧倒された。
愛する男に対する狂気とも言える執念の恐ろしさが見事すぎて、言葉もない。
ドラマ中の最高の見せ場はここである。
女と女の戦い。己の恋のために狂う女の情愛。
何もかもが激しくぶつかり合い、凄まじい。
そこに年齢など関与さえさせない。

だからこそ、その全力の狂乱に、全力で答えたかずくんにカウンターパンチを喰らうのだ。

本心では、自分に溺れて殺人までしでかしたゆきちゃんを持て余していた部分もあったかもしれない。
年増女だし、どこか金に惹かれていた部分も強かったかもしれない。
どこかそういう冷めた部分を台詞なしで見せていた高橋一生さんの空間演技は嘆息レベル。
劇中、かずくんのこの辺の心理描写は敢えて明確に描かれない。

その上での、ラストのラストまで引っ張った、このクライマックス!

ゆきちゃんのためでもあった必死に奪った二億を、先にゆきちゃんの口から「退職金」と言われて
突然手放される。


「ゆきちゃん、金手に入れた」
「そう、・・・・じゃそれ持って一人で逃げて!」
「え?」
「分かってる!最初からあなた、お金手に入れたらもう戻ってこないって思ってた」
「ゆきちゃん」
「その二億は退職金よ」
「何言ってんの」
「お疲れ様。あなたとの生活、結構楽しかったわ」
「ゆきちゃん、・・・ゆきちゃん!ゆきちゃん!!」

この声のトーンが急に変わる「何言ってんの」とか!
その衝撃のまま、かずくんのその切な気な表情がもうたまんない・・・っ!目線と声が素晴らしかった。
もうここから感極まって(私が)かずくんの必死で再コールする仕草とか、金持って駆け付けるシーンとか
やばすぎる!

ゆきちゃんの気持ちも切ないし、身を引く恋の辛さは正に乙女心をストライクであり
そして、記事冒頭のやり取り!に繋がって!

「ゆきちゃん、なにやってんの」

くっはーっ!/////
くっはーっ!/////
ホント手間のかかる女だぜ、みたいな包容力ある愛見せられて、こっちが窒息するよ!
年上なのに、なんでそんなことも分かんねぇんだよ!とか言わんばかりの年下男の色気がパネェ。
ここまでベタな台詞の応酬であっても、気恥ずかしくさせないドラマティックさ!
どうしよう!かずくんがめっちゃカッコ良すぎる!!!

「あんたなんかのためにそこまでするかよ」だってっっ。o(≧▽≦*o)(o*≧▽≦)o

察しろよばか、とか脳内補完された。

情が移ったか、偽装が本物に変わったか。
甘甘カップルで気持ち悪いとさえ思えそうな歳の差夫婦だったのに、何だこの爽やかエンド。
ガッツリ行っても全然違和感ないv


それをまた、キムラ緑子さんの迫真の演技が圧巻過ぎて!!
演技派ってこういうことを言うんだな。

まず、一息で出る台詞の中で、巧みに抑揚が変わる。
震えるような声でもういいのと言ったあと「ここで死ぬわ」って言い方とか。
適正な声量とトーンに、こちらの感情が引き摺られ、揺さぶられた。

報われない恋に、でも身を焦がして断ち切る年増女の切なさが、もう堪らない哀愁。
真理亜にぶつける凄味とかが逆に悲しさを感じさせてくる。
台詞に感情を乗せるのが上手すぎて、煽られた煽られた。
ふっと声のトーンが時折低くなったり、小さくなったりするのが上手すぎるんだ。
そこにエアスポットのように、こちらの感情がグッと深まる。


画面には二大女優。木村佳乃さんとキムラ緑子さん。
動きの無い同じ部屋だけの背景で、作られる画面の威力が桁違い。
すっごいものを見た。

それを支えるカメラワークも上手くて、正に、ドラマ中、最高の見せ場である。
ろうそくの灯だけの照明という画も終末的な雰囲気出ていて素敵だった。


紙切れ一枚の契約に。
「それってまるでゆきさんのことみたい」
「そうね・・・だからあたし、あんたのことが大っ嫌いだったの!」


「お前を置いて行けるかよ」という幸平に。
「何なのよ!殺し合いしてた腐れ夫婦が!」

激情に狂う女の情念が、満ち溢れていました。
僕の「ヤバイ妻」
そうだ、このドラマは妻たちの物語だった。

他人には分からない強い理由が存在するのが夫婦なのだという脚本家さんの主張が聞こえる。
それを台詞などであからさまに言わせないで、視聴者に想像させる流れも、良かった。


この夫婦は2億と本物の夫婦愛を手に入れた。
死ぬまでの逃亡生活も、この二人にとっては倖だろう。
一緒にいるだけで良いというなんとも子供っぽいオチであっても
何故共にいることが倖となるのかを、じっくり味わわせる説得力があって、なるほどと思いました。



そして、脚本的に一番私が気に入ったのが、前回ラストでも鳥肌が立った、脚本の回旋部分だ。
ここはもう、絶賛したい!

ゆきちゃんを煽って、ついに報復の如く刺されてしまった真理亜。
そして二億を要求する鯨井夫婦。
同じ拘束された真理亜。同じく負傷した真理亜。同じく帰宅すると手紙で要求される二億。
けれど、今度は狂言でなく本当に脅されているスライド。

設定がそのまま、ドラマ第一話に帰するように准えているのがもう何とも言えない。
ここまでの破天荒な展開は、全てこのためかと思ったほど。

それを敷いたまま、この最終話でもまた、同じく担架に乗せられる真理亜。涙を流す真理亜で締めくくられる。
同じカット、同じ照明。
だけど、今度の涙は幸平が本当に来てくれたという本物の涙だろう。

こういうの!こういうのが見たいんだよー!上手すぎる。
ここまで付き合ってきたからこそ准えている意味が分かる。
こういう最後まで見て一つにまとまるようなお話が、大好物だ。



逆に欠点として勿体ないなと思ったのは二点ほど。

一つめは、何故真理亜がそこまで幸平愛するのかが最後まで分からなかったのが、少々惜しい。
ここまで盲目だったのに、一方で幸平はバカ呼ばわりされるほど
とにかく短絡的な男で、魅力があまり感じられない設定となってしまう矛盾があった。

そこが男の可愛さとでも言いたかったのか。
でも真理亜からはそういうニュアンスはあまり感じられず、ただただ盲目的に惚れているというだけに終始する。
最後に、ここまで入れこむ理由が明らかになるのかと思ったら
それもなく、本当に真理亜の狙いは幸平に恋していただけ。

ちょっとパンチが弱かった。


二つの夫婦が対比だったから、こちらもしっかり描いて欲しかったのだが
イケメン・クール夫のかずくんと、ダメダメ・馬鹿夫の幸平という対比となっていたのは面白かった。

惚れた「妻」を護ろうと、ゆきちゃんがヤケになって投げ上げた煙草を
掴み損ねる幸平と、負傷した足でもダイビングキャッチを決めるかずくんの出来る男っぷりの対比。

かずくんに突き付けられたナイフから逃れて「ばーか!」
どんだけ子供だよ!!幸平ちっちゃ!ここは吹いたw
そして、かずくんにまで「馬鹿が逃げた」とか言われる始末。
最後には木暮にも「馬鹿」と言われまくりの幸平。
いや、うん、確かにほんっと馬鹿男なんだが。

どこまでも世話の焼ける駄目夫・幸平。
お前のターンは最後までなかったw だが、最後まで駄目さ加減で持っていった男であった。

大根演技に文句を付けてきましたが、この完成度を見るに
やはりこの稚拙さが上手く軽く描かれていたなと評価したいです。


もう一つの残念ポイントは、N31についての一連の真相。
木暮さんの扱いとか、なにそれ?とか思った。
え、だったこれだけ?すげえ存在感で引っ張っていたのに、あっさり終わる。そして彼も何も知らない・・・。
そんなのあり?

せめて、真理亜に何かあったと知らせて、居場所を想起させるような台詞とか
ちょっとイイトコ見せてほしかった。
「あなたしか分からない」とかなんじゃそりゃ?何も知らないの?嘘でしょ?

最後の木暮とのことをもう少し描かなければこのドラマ、そもそもの設定が破綻する。
妻の死が真理亜の動機に起因していて、木暮さんも杏南も協力するに至ったのかと思ったのに
全然スル―かよ。
家庭教師時代に真理亜を海外留学させて、勘当されちゃったと。

ただそれが、真理亜に多額の保険金を掛ける切欠となったらしいから
彼が発端と言えば発端。
真理亜にとって、愛の象徴だったのかも。


N31の意味を直ぐに幸平が察していれば
N31=愛を誓ったお店の名前=愛の原点と推理が成り立ったんだなという皮肉は面白かった。
幸平の愛を試したというより、思い出してほしかったんだろう。
そう考えれば、いじらしいほどの愛は分からなくもない。

が、やり方は間違ってるけども!


そのサインは更に深く、真理亜の保険金の日付にもなっている。

真理亜に何かがあったら、幸平に16億入る。
16億からしたら2億くらい端金ってことか?
となると、一番最初の狂言誘拐も、最初から保険金目的の自作自演だったのか?という疑問も浮上するが
流石にそれはないだろう。
真理亜がお金を欲しがるとは思えない。

私を愛してくれたら、16億あげるわ、という魅惑の女神って意味なのか。


ただ、そんなネタをわざわざ意味ありげに事務所呼んで杏南に読ませているシーンは不要な気がした。
また、杏南が真理亜の味方みたいになった経緯が浅いのも残念だ。
せっかく良い女のバトル見させてもらったんだから、ここはカッコ良く治めて欲しかった。
あそこまで女のプライドが炸裂していた執念を滾らせていて
真理亜の純愛に打たれて感動?ありえないでしょう。


純愛という意味では、むしろ鯨井夫婦の方に軍配が上がる。
ほんと、このドラマでまさか最後に泣かされるとは思わなかったぜ。
かずくんのカッコ良さに悩殺されそうだよ!

だからこそ、杏南の撤退がよりおざなりに見えるのだ。

所々、浅いなと思う箇所もあり、ずさんな印象は残る。
勿論、描かれてきたのは二つの夫婦を用いての夫婦愛の形であったようだから
この辺が雑になるのは致し方ないのかもしれないが、こっちがメインと思って見てきた視聴者は多い筈。
この辺もしっかり骨格を据えて欲しかった。

大体、ガソリン撒いた部屋で煙草吸ったら普通気化で引火する・・・・。


純愛エンドでは奇天烈な激辛ドラマだったのに生温ささえある。全ては愛故に、なんてパンチ弱い。
と思っていたら、このドラマ、最後まで詰め込んでくる。

「私と取引しませんか?」

鯨井夫婦と最後まで取引する真理亜らしさ。こうこなくっちゃ!という感じです。
そして幸平には、同じ銘柄のワインを注ぐ。
絶対見てる全ての視聴者がここで一瞬毒入りを連想した筈だ。

「真理亜は16億のために別れなかったのか?」
幸平はまた疑心暗鬼。
「あなたってほんと馬鹿ね」

張り付いた仮面で向き合い、笑顔でワインで乾杯。
第二ラウンド開始。


「16億を狙ってるのか?」って・・・w だから馬鹿ねと言われちゃうんだよw
この流れで、幸平だけがビビっているだけで、真理亜が毒殺するわけはもうないでしょうに。
「お前を置いていけるかよ」なんて男前な台詞を吐いてもいたのに
何でここでそういう思考回路?

幸平が再び疑惑を抱くという流れにして第二のゴングを鳴らせたかったのだろうが
そこは少々無理矢理感があった。
普通なら、思い出のワインに、慌てふためいた過去を笑い話にするくらいの成長があるものだが。

それでも、ワインを毒入り?と思わせて、それを二人で乾杯して終わるラストシーンは、やられた!と思いました。
最高の終わり方。


夫婦とは死が二人を別つまで、切磋していくものであると言わんばかりの結末。
文句なしのラストエンドでした。
破茶滅茶なのをここまでやってくれると痛快である。
最終回で失速するドラマが多い中、このドラマは最後まで激辛で疾走した。
役者さんの怪演で、焼き切れるようなドラマでした。

木村佳乃さん、キムラ緑子さん、相武紗季さんの女の恋と情熱に圧倒され
高橋一生さんの変化に魅せられた。
やっぱりベテラン陣の演技力はすごい。それに尽きる。
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