Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2016*03*29(Tue)
金田一少年の事件簿R 第9巻 感想
b-hajime121.jpg
表紙が手抜きな気がするのは私だけか。なんか顔がのっぺりに見える9巻です。
人形島ラストまでとソムリエの明智さんが拝める9巻です。
無闇に明智さんがキラキラするのは最早ギャグなレベルですが
一ページどころか見開きで警察手帳出す明智さんに、最早言う事なぞあるまい・・・。

ソムリエ編の方は、さらっと楽しめる短編で、実は割と気に入っているお話。
本誌感想の時にも散々言いましたが、美雪ちゃんのギャルソン・コスがとにかく可愛くって
しっかり者の筈なのにやっぱりまだ高校生なんだな~って思わせる拙い仕事描写と明智さんとの対比とか
意外に旨味成分の多い短編ですよね。

いっそ付き合っちゃってもいいと思うよ!

しかも明智さんベースだからか物語もすっきりと綺麗でキラキラしてる・・・。
いや明智さんでなく・・・・。


人形島編。
こっちはぉぉぉ!やっぱり圧巻の最終章!
ボリュームの多さも魅力なシリーズでした~。
ほんっと、今読み返しても人間関係の偶然性の多重構造が最後に繋がっていく感じが面白いです。
人形で連鎖していくとことか。

でももっと呪いっぽいおどろおどろしい感じがほしい。

遠近トリックはちょっといっそパンチ弱く見えちゃう。

でも、星坂チャンの過去が、単なる悲劇じゃなくて、自分も加担した悲劇ってとこが
やっぱり最後に良い味変えてんですよね~。
しみじみ。

細かい感想は本誌の時にしたので省きますが
今回読みなおしていて、ちょっと気になったことを付け足すと
その過去編で、星坂チャンが手にした時田朋江のベストセラー事件本。

「ひどい!この内容じゃお姉ちゃんがあの事件の原因になった悪魔みたいな女としか――」

一体どんな書き方したんだよと。
それでいて「うそ・・・!あたしが書いた小説のせいで・・?」って
そりゃないでしょと思った。
やっぱり最後までこの被害者の先生には共感も同情も出来なかったなぁ。

名前も一文字違いなだけっていうし、きっと当て字(仮名)とかなんだろう。
しかも妻の方を悪魔みたいな女という描き方としたということは
家族にフューチャーした本であると思われる。
夫の不始末を、わざと見過ごしたとか、事件について反省も無く開き直るとか
そういうことをかかれたのだろうか?
うーん・・・。

それでいて、被害者が死んだら作家を辞めて謝罪もなく慈善事業団体に寄付とか
星坂チャンを苛立たせるのも尤もである上に、報われない・・・・。
先にやることあんでしょーって再び思ってしまいました。
最後に感動もない作風が唯一の難点・・・えと、わざとなのだろうか?


※ラクガキ
今回は春に向けてほのぼのと。最近ちゃんとした絵を書いてない・・・・。
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2016*03*28(Mon)
東京喰種 第1巻 感想
うわー!うわー!切ねぇー!胸が抉られるようだよ!あまりの残酷さに絶叫したよ!!

「自分を傷つけることすら出来ず、この世ならざる飢えに苛まれながらもその満たし方が分からない。
 でももう他にどうしろっていうんだよ」
主人公・カネキが絶望に叫ぶシーンがもう凄まじい崩壊度で、もうすんげえ衝撃でした!
なんちゅーネガティブ設定の漫画なんだ!!突っ伏したよ!!


というわけで!
デビュー第二弾はまたしてもグロ系漫画『東京喰種』です。アニメ未視聴。
描いているテーマ性が面白いので手を出したのだが
別にグロ系に目覚めた訳ではないので念のため。


『東京喰種』
週刊ヤングジャンプにて2011年41号~2014年42号まで連載。第1部全143話。
石田スイ著



とうきょうぐーると読むらしい。
東京を舞台に、人の姿をとる人肉を喰うことで生きる喰種(グール)との異生物交流物語。(交流か?)
大学生のカネキが喰種に襲われ瀕死となって、だけど直後起こった鉄骨の落下事故により偶然捕食を免れる。
しかし搬送された病院で、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまったというところから
物語は始まる。
恐ろしい・・・。

ここでつい、臓器移植の意思確認の課題とか生命倫理とか、すげえ余計なことを考えた。
だが、そこを突っ込んではいけない。たぶん。
ってか、そこはど~でもいいのだ。


それ以来、カネキは人間でもない、喰種でもない、孤独への苦悩と新生喰種との恐怖に満ちた日々が始まる。
・・・・という物語。たぶん。

一巻では、カネキが変わってしまった自分を受け入れられないで足掻く姿と
ついに、なんとか生きていく方法を模索し始める教習所スペース・喫茶店へ向かうところまでが描かれた。


物語自体に目新しい展開はない。
まだ常に受け身で起きている状況が分からず、ただただ堕ちてしまった肉体に
精神だけが元のままと言うそのギャップに、本人がひたすら苦しむ流れである。

が、何がすごいって、その、ある日突然自分自身の本質を失ってしまった人間の
凄まじいまでの苦悩と葛藤だった。
アイディンティティの崩壊とか、そんなレベルじゃない。
更に、異形の者という非現実を、人間であるなら誰もが身に覚えのある空腹感情と合わせて描くから
読み手へ受けるダメージやリアル感がハンパない。
痛烈に自分自身の飢餓感に訴えてくるのが実に面白いアイディアだった。

とにかく読んでいると、ひたすらお腹が空いてくる漫画である。
なんか喰いたくなる・・・いや、ヒトは喰わんけど。


また、こう言っちゃ何だが、決して漫画的技巧も卓越している方とは思えなかった。
絵も所々良く分からない部分があるし
戦闘シーンなどの描写はスピード感はあるけど、どう凄いのか誤魔化されている気がするし。
キャラクターの顔もなんだか喜怒哀楽がみんな同じに見えて
しかも、一番重要である筈の主人公・カネキに、絵柄的魅力がないぞ。どういうことだ。

1巻に於いてはカネキの最大キーマンとなる友人・ヒデにも、それほど魅力ないんですよね・・・。
これは私だけかもしれないけど
ヒデにはもっと、護ってやりたい要素か、縋ってみたい要素のどちらかが付与してないと
カネキとの相関図に、なんら燃えないんですよね。(それこそ萌えもないわけで)

ビジュアルの致命的さは、割とデカイ。


女性キャラは顔は可愛いんだけど、やっぱり所々崩れている気がするし
何より、恐らくヒロインなのであろう、トーカちゃんの性格構成が中途半端。

ビルの屋上にマント羽織って登場とか、色々カッコイイ要素もあって
ぶっちゃけ主人公より好きになれそうなのに
何故彼女が、ツンツンしているのかが分からない。
いえ、分かるんですけど、その理由付けが甘い。

異なる種族である人間に「化け物」扱いされ、日影を歩いて生きてきた彼女が
昨日今日、その苦しみを知っただけで泣き叫ぶカネキに対し、イラッとくるのも分かる。
カネキがまた、異形の状態を「最悪だ」と嘆くから
カネキがその存在を嘆くこと=喰種の尊厳否定、つまりトーカの否定になるわけで
ここの相容れぬ設定がすごく重たい。

トーカの前でカネキを泣かせた展開は面白い。
言うなれば、その摩擦がこの漫画の最大のテーマになるんだとも思えるから
とても重要シーンなんですけど
読者としては、ここまでカネキ目線で物語が進められ、カネキに感情移入してて、同情している訳なので
なんか意識がチグハグだった。

臓器を移植されてから最悪だと泣くカネキの、余りの哀れさに、胸を詰まらせているのに
トーカに拒否られてもなぁ。
それに、そこまで怒るかな・・・と。
なんていうか、こんなこと、今更な訳でしょ、彼女たちにとっては。
なのに、何でそれを指摘されたからって、今ここで、カネキにこんな怒鳴りつけるのか?

その辺の説明が曖昧で、トーカの壮絶な過去とかあるんだろうなとは思わせられるものの
この時点では単なるヒス女だった。
しかもカネキは土下座までして「助けてください」って言ってんのに。
まあ、言っていることが、尊厳否定なわけで、言われる程に苦しいんだろうけども。

むしろ、カネキに彼女を傷つけた?ってことをハッとさせるような描写にして
彼女の怒りは治めていた方が、ここはどちらも追い詰められ感が出た気がする。


つまり、各キャラの性格設定も、良いんですけど、弱い印象を抱くんですよ。
確かに、徐々に見えてくるカネキもトーカちゃんも、細かなキャラ設定が繊細で
例えば、我先に幾タイプではないとか、むかついたけど、見捨てられない情深さとか。
ヒデの大雑把でアホな感じの裏で見せる鋭い視点や優しさは
ノーマルな人間としての中立的立場として、カネキの最後の一線となりそうだ。

ただ、変わってしまったことで捨てなければならない日常の象徴として
ヒデとはもっと密な関係を描いてあっても良かったくらいだと思った。

割とキャラの掘り下げが薄い漫画である。
それが、漫画としての濃度を下げているかというと、そうでもないんですけど
ただ、1巻まるまる読ませてキャラクター個人にに魅力を抱かせないっていうのは、やっぱどうなのかと・・・。



でもでもでも!
そんなキャラの薄さを補って余りあって、お釣りまできちゃうくらい凄かったのが
上記した、カネキの強いられた状態だ。
ページを割かれて濃密に描かれていて、とにかく飢えて飢えて飢えていく過程が壮絶。
その描写がものっっすごかった!!

カネキが絶望に叫ぶまでのシーンがもう違和感を覚え始める所から繊細に紡がれていって
肉体の変化への恐怖が、飢餓感を添えて描かれるこの切迫感。
それを越えて、精神的にも徐々に追い詰められていって
大体人間って、空腹だとロクなこと考えないし、思考も鈍るし。

自分にとってのチーズ、つまり人肉以外で空腹を満たされるものを探して
朦朧と彷徨い、或いは貪欲に野生動物のような浅ましさを見せる。
その辺の足掻きも、生々しくて、引き込まれる。

そんなプレッシャーというかメンタル的負荷を掛けられた状態を引っ張って引っ張って・・・・
遂に訪れた、限界の時。
号泣するクライマックスがもう凄まじい崩壊度で、もうすんげえ衝撃でした!
すげえぇぇぇ。

お腹が空いて、自分のために生きることは、誰かを殺すこと。
何気なく繰り返しているその捕食行動は、ターゲットが人間にすり替わった時に意味も変色する。

「でももう他にどうしろっていうんだよ」

人のために、自分が死ねというのか。そんな博愛に何の価値があるのか。
もう痛すぎる!!

ってゆーかもう臓器を移植されちゃってるから、元に戻すとか出来ないその時を戻せない負荷っていうのが
前回読んだ『寄生獣』より強烈だ。
孤独感も強く、どっちにも属せない寂寥感もハンパなく、上手い~とただただ感嘆。

そこから逃れる唯一の方法が
倫理的に禁忌な、人肉を喰うっていうことだけという、もう何とも絶望的なセッティング。
容赦ねえ!凄すぎる・・・!


それだけでお腹いっぱいで、多少キャラが薄くたって他は今はいいやという気にさせられた。
そういえば、ぐちゃぐちゃの死体とか、頭切断とか、腕ボトリとか、あったね・・・。
でもそんなグロ描写すら些細なことにされちゃうくらいの、凄まじい絶望感だった。

意にそぐわず変えられてしまったことって、憎悪のぶつけどころもないのって
こういうものかもしれない。
思えば臓器移植だって、誰かの悪意で与えられたものではなかった。
医者が善意で、目の前の患者として、カネキを救ってくれただけなのに
その恩恵も有り難く受け取れない自分自身への否定もあるかもしれない。


ここまで刹那的に心理描写にページを割いてくれたなら、その他の不足分なんってホントどうでも良くなる。

面白いのは、作者さんの社会を見る総合的な世界観が、孤高という人間の孤独なのだろうか。
カネキの思考回路が、ひたすら圧力を感じるもので、しかもそれを発散しないものなので
読んでいくだけでこちらも追い詰められる。
その丁寧な視点に、ノックアウト致しました。
見事でした。

感動したので、もう少し先を読み進めてみたいです。


ってか、カネキに救いはないのか・・・。
誰だってヒト食べるのは嫌に決まっている。
だが、そんなお行儀のよい貞操を護っている限り、彼は自分が死んでしまうのである。

生きるためには、相手をどこまで凌辱して良いのか。
暗く、闇に覆われた世界観ながら、何とも派手な命題を突き付けられたような気がする。
これは戦時中か。
だから、なんって設定を思い付くんだ・・・・。あぁあぁぁぁ~・・・・(バタリ)
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2016*03*26(Sat)
寄生獣 第1巻(文庫版) 感想
きもい~きもい~、でもちょっとかわいい~。ぐろい~ぐろい~、でも惹かれてきた~。うわあぁぁ~。混乱。
・・・というのが初見の正直な感想。

流石、名作と謳われているだけあって、素晴らしい滑り出しと環境設定・展開図であった。
台詞の選択や展開の間などに無駄がなく且つ絶妙で、漫画としての骨格がそもそも特上だ。
や、素人読者目線ですが。

白紙状態の読者を、どう、この奇妙な世界観に引き込むかに於いて
情報の小出し具合だとか、焦らし具合、適度なタイミングなどが、もう巧妙すぎて
完全に作者の手の平の上である。
まな板の上の鯛である。
最後まで読まざるを得なくさせる魔力がありました~。


というわけで!
時期を大幅に外し、今更ながら寄生獣に手を出してしまいました。映画もアニメも未視聴。


『寄生獣』
月刊アフタヌーンに1990年1月号から1995年2月号にかけて連載された作品。全64話。
岩明均著


地球外生命体が人間の体内に侵略・寄生し、その脳を乗っ取ることで辛酸な事件が起きていく物語。
命に対する哲学的なテーマ性も組み込まれるということで
非常に重たい作風も私好みだ。
こういう読み応えのある漫画を読んだの久しぶりである。

・・・のだが、何分、絵がきつい・・・。

画力が残念と思わされる要素は主に二点。
往年の昭和流行を想起させるような絵柄の古さは萌えも燃えも感じさせない。
連載が随分と古いことを一見で察知させるほどの古さである。
漫画である以上、絵も重要なファクターであり、幾ら中身が面白くとも、ここが雑だと勿体なくないか?
あ、だからそれは時間軸の問題か。当時はこれでフツーなの?
その意味ではもう割り切っちゃうしかない。

とか思ったら、1990年かよ!平成2年だよ!昭和がまだそこにある時代だよ!
んじゃ~しゃーないか。

まず、女の子が聖子ちゃんカットである。
今どきあのボブはないだろう・・・可愛くねぇぇ~。既にババ臭い。
主人公シンイチは、逆に既にやつれた中年サラリーマンのような七分カット。ジジ臭い。
これで二人共高校生設定ってんだから、現代漫画が如何に可愛さ&甘さを追及した結果、低年齢化しているかが
垣間見える。(そうか?)

この顔で、誰と誰がいちゃいちゃするか?なんていう二次妄想を掻き立てられない時点で
作品への裾野は半減するだろう。仮に恋愛を期待している訳ではなくとも。
勿体ない。・・・ってだからこれは昔の漫画だ。


更にもう一点。
グロ系である。それは何となく察していたし、覚悟は決めていた。しかも私は割と平気な方である。
でもそれは内臓ぐちゃぐちゃの方のグロであって、爬虫類系はヤだよ!!真剣に!!
ここは大誤算。

何故脅威の強調絵が、クモだのカマキリだのなんだ・・・・。←文字を見るのも嫌。
足が4本を越えるものは全部イヤだ・・・この先このキモさに耐えるのか・・・・。

顔がパカッとマシンの如く開くのはいいんですけど
それが6つぐらいに分かれて、それぞれが触手ではなく頭部っぽくなるのが
もうこの上なくキモイ・・・。
目ん玉がクリクリしてるから、これキモカワイイの部類に入るのか?そうなのか?
ええぇえぇぇぇ~・・・・・。

ミギーはちっこく可愛いが、あとは頭部が花弁のように開く描写は、マジきもい・・・(泣)
だが、絵柄に付いてのこの二点さえ呑み込んでしまえば、驚くほどお釣りがくるクオリティである。



物語の具体的な内容については、まだ一巻めで、登場人物紹介程度のさわりだから今後に期待するとして
ちなみに文庫版一巻は、シンイチの両親が夫婦旅行に出かける所までだった。

でも、その僅かな紙面で痛切に理解させるのはキャラクターの魅力度だ。
とにかく主人公シンイチが魅力的。
こーんなオッサン臭いのに、読んでいく内にカッコ良く見えてくるから不思議だ。

そして相棒ミギーのキャラ。
コイツの飄々とした可愛さがもう、くっそたまらん!
ミギーって、発音は恐らく「み↑ぎー↓」なんだろうけど、「み↓ぎ↑ー」だったらウケるv
シンイチって呼び方もきっと可愛いんだろうな~。。声はちょっと高めの細い系がいい。


その二人への飽和的なまでの愛着を可能としているのは、台詞である。
ちょっとしたやりとりで発せられる言葉のチョイスが絶妙で、流し読みさせない捻出を感じさせる。
この二人のやりとりが、もうとにかくとにかく微笑ましいんだよ!

「おれの・・・・右手は?」
「食っちまった・・・・よ」

そんな衝撃的出会いなのにも関わらず、シンイチのリアクションが最高。

「朝になったってーのに!この悪夢が醒めてくんない・・・」

そこなのか!ww

「あれ・・・俺が片付けるわけ、これ・・・?」

散らかされた部屋に向けてぼやくシンイチの言葉もいい。

ミギーが、まだ生まれたての無垢な愛玩動物であるかのようなスタンスが
とにかく癒されるのだ。(いや、見た目はともかくだ)
徹夜で読書しているっていうのも可愛いし、勉強家って設定も面白い。
地球外生命体が、地球を熟読していく方法が、文字通り、書物の熟読なんて
なんて面白い発想。
現場主義じゃないんだ。


「言葉・・・まだ、少し・・・・できない。教えて・・・シンイチ」

これを、この右手が増殖したビジュアルで言うんだから、そのギャップ萌えってのもあるかもしんないv
ちょっと目玉オヤジを変態させたようなビジュアル。
目ん玉だけってのは、可愛いとキモイの正に線上なので、好みは分かれそうですが。

そういう漫画ならではの見た目のインパクトを抑え
とにかくとにかく秀逸なのが、何度も言うように、台詞なんである。
一言一言がほんっと、ツボを付いてくるチョイス。
作者さんのセンスをこれでもかという程感じる。

そして、頻繁に繰り返される「シンイチ、つめたい」って言う苦情シーン。可愛すぎる・・・。

二人のやりとりがもう、何度も読み返したくなる応酬なんですが
ちょっと素でのボケツッコミのノリもあって、ワザとウケを狙ってる風ではない所が
余計に可笑しい。


で、朝が来たらミギーは就寝し、その間はシンイチの右手として普通に機能するように設定されることで
つまりはお互いにストレスの無い共生関係を可能とする。
これが何より面白い対比だった。

つまり、その後出てくる他の仲間たちは、そんな共存なんていう選択肢が最初からない訳で
それを先にシンイチとミギーが不可抗力的にでも、いとも簡単に築いてしまった所に
差別化と旨味がある。
なるほど~と。


勿論最初っから仲良い訳ではなく、受け容れられないんだけど、徐々に理解し近付いていくとか
その辺りはもう異生物テーマ作品の王道である。
ということは、種の垣根を超えた共存、その葛藤と友情あたりがテーマかと思いきや
冒頭から平行に惜し気も無く展開される、野生的な捕食現場。イコール、殺人であるから、事は深刻だ。

しかもその食べっぷりが汚い・・・・。
頭から丸のみするくせに喰い散らかすんかよ・・・・。
ぐちゃぐちゃか!


敵・田宮良子とAが表れて、目的が一致していく辺りからは、もうめっちゃ私好みー!
特にミギーに頼りっぱなしなシンイチって構図が良かった!
言葉なき、信頼と同盟なんて、なんて燃えるシチュエーション。

危険回避能力がない人間を、ミギーが護っていくという構図が、ニヤニヤする。
普段、シンイチの方が主導権握っているのに
人間の・・・現代人の生物的な戦闘能力の低さを嘲笑しているようでもある。


シンイチがAと直接対峙するクライマックス。
人間感情として、見過ごせないという消極的な姿勢のシンイチと、破壊神ばりのAの攻防は1巻の見物であるが
そこでも二人シンイチとミギーの漫才は面白い。

「あああ!バケモンだ!あらためて見るとほんとバケモンだ!」

触手が映えて完全体となった寄生生物に、その感想はどうなんだwシンイチw
だが、この発言を受けて

「おれっ、ひっ、人殺しじゃないのか!?」
「人じゃないだろ、あれは」

冷静にミギーに突っ込み入れられるw

確かに寄生生物は頭部だけを乗っ取っているわけで、身体は元の人間の物だ。
殺したら殺人罪が問えるのか!?という微妙な問題が浮上する。
個体としての人間ではなく、人間は脳だけという哲学的解釈になるのか?
だとしたら、腕や足は勿論、内臓は単なるパーツ扱い?

生物学的というか生命倫理的な問いが重たい・・・。


更に、この物語がシンイチとの主従関係だけに閉ざされたなら
未知生物や異生物交流は他作品でも良く見掛けるテーマであるから親和感は強い。
でも、そのパラサイトである従と人間である主を描くに辺り、単に支配や友情という要素だけで全面的に押し切ったら
それこそ在り来たりなんですよね。
pkmnだってある意味そうだ。

他方、寄生されて人類が乗っ取られるのを阻止に終始するのであれば、それは恐怖の具現化であり
単なる恐怖漫画だ。
でも物語は、まずこのミギーとの共闘関係を構築する所から始まる。
それだって新鮮味があるわけじゃないですけど、でも、己に寄生してしまってもう取り返しがつかないと言う所に
切迫感と絶望感もあって、振りきれていた。生温くなくていい。

加えて、人間という生物を、第三者から考察したような視点は
人間存在を問い掛けているとも言える。
人間とはかく言う生き物なのだ、とでもいわんばかりな。

そういう視点も、とても面白かった。
色んな楽しみ方が出来、奥行きがあって、楽しかったです。


そして、Aとの対決の決着勝因は
「Aは我々を二人と見るだろうか・・・」というミギーの問いの答えそのものだった。
ここが堪らないカタルシスなんである。
つまり、共闘なんですよね。

「そうだ、シンイチ。われわれに出来てAに出来ないこと。それは分業だ」

このルールが最大の武器となる展開を超希望。
Aが人間を侮っていたから、シンイチを警戒することなく、隙を見せたというオチは
共存というテーマともリンクしていて、とても胸が梳いた。



漫画技法的なことは私は素人ですが、そういう一般読者にも
格段に上手い!と感じさせる何かがありました。
読ませる漫画ですね。
コマの配置とか、ストーリーのスピードとか。
バトルシーンの迫力は当然として、それ以外の付加価値が高いです。

また、寄生生物はどういう種類のものなのか、その属性を物語の中で明かしていく
その謎の部分と説明の部分の配分も、焦らされるレベルに絶妙でした。
初期プロットが上手いんだと思う。

例えば、寄生された個体には勝てるのか、どう戦うのか、周りの個体はどういう思想なのか。
そういうのを、接触することで見せるだけでなく、ミギーとの会話の中だとか、学校生活だとか
色んなシーンを変えて説明してくれて、しかも、その間にコミカルなシンイチとミギーの会話が混ざるから
もう、無駄がないの一言なのである。

その中で、とにかくユーモラスな会話劇があるから、もう盛り沢山な印象であった。


二人の友情は、赦されるものではないのか、それとも共存は可能なのか?
そういう強いテーマを見せておきながら、シンイチとミギーという個体の間では共闘は可能としている捩じれが
ホント絶妙な配置だと思います。今更な感想なんでしょうけど。

その抗えぬ恐怖との戦いの物語に終始していくんだろうけど、別の答えも期待させるわけで
結末まで一気読みしたいくらいである。
こんな絶望的な展開、今後どうなるかが非常に楽しみだ。

なんか派手な捕食シーンも含め、色んな意味で衝撃的な漫画でした。
とりあえず、二巻、買ってくる。
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2016*03*24(Thu)
金田一少年の事件簿R 黒霊ホテル殺人事件第5話感想(週刊マガジン17号)
まさかのカメラマンさんに台詞があったことに意味なくテンションが崩壊しました。
もうモブで紙面にすら出て来ないかと思ったら台詞合ったよ・・・!!奇跡が起きた・・・!(違うって)
このまま彼の犯行説行っちゃいましょう!!(無理だから)

いやぁ、光山さん・・・小鳩ちゃんに話題を振られてあの目ん玉で喋ってくれました。
ほんとラクガキのような目ん玉だ・・・。
かなりウケたことは内緒だ。


ついでに、美雪ちゃんがめっちゃ可愛いんだが!
馬鹿みたいに可愛いんだが!

「え?やだ・・・あたし褒められた?」って///////

くそ!めんこいな!
そんなことで喜んじゃう美雪ちゃん。だから君は天使だ。
基本さっぱり系の女の子。

この一コマ、最高ですvvv
今までにありそうでなかった台詞。こういう一つでグッと二人の相関図の印象が変わりますからね~。
けど、はじめちゃんにリスペクトはしていても、みんなの前で褒められたことが嬉しいって方が大きく見える。
優等生なのに褒められ慣れしてない辺りが初々しい。

このコマを布石として、次回、何らかの発言を玲香ちゃんがして
今度は玲香ちゃんが褒められて、同じ反応をするとか、そんな展開あったらウケる・・・v
そこまでして欲しいよな~、折角恋のライバル出してきたんだし。前半あんなに煽ったんだし。



さて。停電トリックの解説回でした。
なんか色々びっくりでしたー!面白かったー!
理科の実験のようだと前回書きましたが、正に小学校の理科を想起させるようなネタばれでした。
こんな電流回路実験やったよね~って話。

銅線ってワードが出た時、書きはしませんでしたけど
私、沢山の銅線を複数並べて、焼き切れやすくしていたとか、そんな話だと勝手に思ってました。
コードも最初から一度切って繋ぎ直した・・みたいな脆さを臭わす発言もあったことだし
電流過多になってショートする条件を揃えることで、バチィッと火花飛ばせばコードも切れるんかなとか・・・。

え、無理ありすぎっすか?(照)確かにちょっと確実性に劣りますけど。
或いは、暗闇になれば動ける隙を作ったのかと、誰もが思いましたよね・・・。


ショートさせる目的が磁石を外すことだったとは想定以上だ。
まさか、最初から外れていて、電磁石でくっついていただなんて
怖すぎだがなー!
怖いがなー!
うっかり巨大インテリアの下に立つのも嫌になる話です。

だって、カミナリ落ちたら、一緒にシャンデリアも落ちてくるんだぜ!

そもそもシャンデリアって200㎏って言ってんのに、そんな強力な磁石があるなんて
科学の進歩って目覚ましいですよね・・・。←え?そこ?
まあ、業務用磁石ということにすれば、映画撮影用という舞台にも相応しい自然さも出て、面白いアイディアでした~。
確かに、磁石や磁力を使った科学力は現代社会にも色々と浸透していますし
自分の幼稚な想像に赤っ恥です。言わなくて良かった・・・。


話はそこから、コードはどこにあったか?という流れに。

段ボールとホッチキスの部分は、逆にちょっと不確定要素強すぎませんか?
合わさるように置くだけ?
誰かが動かしたら、落ちちゃうの?あっっぶねッッ。

まあそこはともかく、シャンデリアをどう落としたか?という方にばかり目を向けていたので
コードの存在云々は、あまり意識してないファクターでした。
そもそもシャンデリアも、電気通っているんでしょ?
コードはあるに決まってんじゃん。と。
電気が通ってないものを落としたなら、当然生じる疑問ですが
これではなんか、話の根幹をズラされた気分。


ブレーカーを落とす最後のトドメがあの電気スタンドというのは、超納得。
私もこれ、何度かやられました・・・。
ホント、これ結構電気喰うんですよね・・・・。みっつもあったら、かなり行くな。
ブレーカー落ちてパソコン真っ白にしたことあります。泣きます。


黒い幽霊は、そのブレーカーが落ちるタイミングを図るための予行演習を見られないためというオチ。
まあ、妥当な線。
でも、幽霊騒ぎとすることで、第三者の存在や祟りと見せ掛ける線を強調しなかったのは何故だ。
姿を見られた時の言い訳に噂を利用したかっただけ?
んー!もう一声!


えっと。
それ以外は面白かったですv
絵も可愛い感じで整っていますから、見易いしのめり込み易い。
テンポもスムーズで、とても楽しく満足度も高いです。
今回は「もうちょっと黙っててくんないかなっ」と思うような出しゃばりキャラもいなくて
みんな大人で話がしやすくていいや(笑)

犯人が誰か?が、残す所最大の山場ですが、その点のみ目を向ければ
小鳩ちゃんがヤケに出しゃばっているのが唯一マイナスポイント。

何故こんなに庇うって・・・。(;一_一)

えーまさかこれ、犯人を知ってて、自分の仇打ちにもなるから目を瞑っていた説、ありっすか!?
マジっすか!?←まだ言う
ならば犯人役には光山さんを、フューチャーしよーよ・・!是非v
この顔で告白編とか、斬新だと思うんだが。
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2016*03*21(Mon)
相棒14 最終回SP「ラストケース」感想
こういう時期にテロをブッ込んでくるのがテレ朝相棒なのか。
でも面白かったー!ちょっと後半失速していましたけど総合的には楽しかったです。
私としては充分に及第点。
特に今回は人物の描き方に特化していて、無駄な会話やカットが多い。それが面白さを引き出していました。
淡々と進められる筈のドラマの中で人物模様に割いた時間ってアベレージ越えたと思う。

社会派ドラマと謳われ評価されてきた相棒ですが
そうだよ、キャラクターの魅力も高いんだよ、こうこなくっちゃとつくづく思いました。


それにしても・・・・。
世界各地で頻発している自爆テロを斜め視点で馬鹿にしたような内容である。もうテロネタ何回目だ?
好きだね~。
そろそろ違う社会悪に挑戦して欲しいこの頃。
日本の政治家までテロ思想にしたラストは、遂にそこまで行き着いたかという感じだった。


でも言っちゃなんだが、乱暴な言い方になるが
日本の政治家って、そもそもそこまで政治生命に邁進してないだろ・・・
と思うのは私だけか。

テロは凶悪思想だが、同等の強い概念を以って、「●●しなければこの国は駄目なんだ・・・!(拳)」とか
そんな熱い人物像を政治家に抱いている時点で、この脚本家さんの浅い夢想具合が透けている気がした。
日本の政治家って、もっと内向きで、自衛意識(選挙基盤だとか支持票だとか)が強い印象の方が
多くの方が持つ政治家イメージじゃないか?
もっと私腹を肥やしたり、もっと危険を回避する方が、よっぽど自然に映るこの不自然。

こんな奴いねーよ、と画面に突っ込んでいたよw
むしろここまで国家に賭してくれるなら、血税払うのも清々しい。
いや、テロにじゃないですよ、政治活動に、ですよ。


決して真摯にテロ問題に対して真正面から取り組んだ作品ではないが
ニュースを賑わしている視聴者側の記憶を想起させ、妙に殺伐とした最終回である。
それでも、単に政治犯が出て、戦わなきゃ身を護れない~なんて教科書的なことで終始するよりは
ずっと生臭い幕切れでした。



でもまず!
まずー!今回の最終回で評価したいのは、冒頭書きましたように、キャラクターの動き!ですよね!
花の里から始まる物語は、まず女将さんに怒られてしまう右京さんと冠城さん。

なんか怒られてる・・・・と「・・・・」な二人が、コミカルに見えて凄く微笑ましい。
仕事人間の男の可愛さというか。
花の里シーンは、素が覗ける楽しさがありますしね。これは良かった。

けど・・・・仕事に疲れた男たちを女将さんが慈悲深い愛情で「そうねぇ」と聞いてくれるところに
こう・・・男の小ささと女の懐を匂わせる、大きな意味と癒しがあったのに
何この若女将は口挟んでいるのだろうか。
仕事の話しに立ち入ってくんのかよ!ってちょっと嫌な気分にはなりました。
あんまり、こういうのは止めて欲しいが、それでも二人が一緒に困っちゃう感じが良かったんだよ。

そしてそのあと、二人一緒にお説教シーン。
数話前の裁判官への買収?を叩かれて、それを見逃した連帯責任。
こういうのは定番で、でも、こういうのをきちんと押さえておくから、コンビの意味も別行動のシーンも
映えてくる訳で、そういう丁寧な造りが、今回本当に良かったです。


中盤、右京さんと冠城さんの土下座もクスリとしました~。
「土下座なんかしたことありません」「俺はありますよ、男にはないですけど」
~~~(^^♪//////


一方、捜一トリオ・・・もとい、ペア。
ここも、合いの手が上手くなったなぁvv ホント、ぽんぽん飛び出すコミカルなリズムが凄く楽しかったです。
「緊急のお知らせ。気になりますか」って、メールで呼び出されるシーンから始まる関わり具合は
もう、それで呼び出されちゃうのかよって感じもいいし、登場シーンまでニヤついてしまったよ。

病室で事情聴取している時のいたみんの顔とか目線とかもv、ちょっと身体傾けている仕草とかvv
表情が良いんだよなぁ。ちょっと口角下げた、面倒そうなあの顔vv

病歴記録見つけた時の、一瞬の間の取り方とか、もう言い出したらきりがない。
なんかもう良いカットだなぁと。


こういう細かい部分が今回はふんだんに盛り込まれていて
だからこそ、トータル的な物語のシリアス度は惜しくも下がるのですが
そもそも、そこまでハードな哲学盛り込まれているわけじゃないし、だからこそこの会話劇が丁度良い緩衝材で
なんかもーお腹いっぱいな気分である。
相棒を彩る様々な登場人物の扱われ方にリスペクトがあり、正に相棒の世界である。
楽しませてもらった。

勿論、厳しい目線で言えば、こういう流れは懸念もある。

例えば特命係の異端さがなくなり、捜一と絡むことに因る自由度の低下。
協力体制を取る形は、多用するとただの大きな塊であり、他刑事ドラマと変わり映えがなくなる。
だとするなら、協力するに値する強力な理由付けが毎回必要なわけで
その辺をもう少し凝っていって欲しい名残は残る。

また、相棒脚本と言えば、終盤に縺れ込む壮大な怒涛の展開が味である。
社会悪にしろ、犯人逮捕にしろ
何かしらの凄まじい密度とスピードで畳み掛けてくる展開が、今回はかなり希薄だ。
終始同じテンポで終わってしまったという感じが
ちょっと窒息するくらいのめり込む何かを期待していた自分としては消化不良。

でもそれらを補っても、ふんだんに彼らが関わり台詞を重ね合う当該脚本は
盛り沢山だったな~と。思いますv


***

実際の内容。

冠城さんは法務省への強制帰還を、右京さんはそれを看過した連帯責任があるとして
双方謹慎が言い渡されている状況下で、警察学校に於ける訓練生の銃乱射事件が発生。
これがまた7名を一気に殺す、殺戮鬼。
センセーショナルに事件は幕を開ける。

勿論、そんな状況下だから、犯人が誰か?ということはもう分かっていて
その伴野を指名手配。
そんな中、冠城さんが公安調査庁にいた時の知り合い、調査官・鴨志田慎子が接触。
彼女が伴野とアメリカ時代の知り合いだということで、プライベートナンバーを知っていると持ちかける。

もうこの時点で誘導要素バリバリなんですが、まあ、そこは見ないふりで。
とりあえず、おびき出し作戦開始。

ところが、主犯だと思われた大量殺人鬼・伴野がここで呆気なく焼身自殺!
うええぇぇぇー!!?

彼があっさり呼び出しに応じ、しかも焼身自殺してしまったところから
物語はその裏に潜む様々な裏幕に焦点を当て、巣食う人脈と潜む闇を描いていく。
・・・・というお話。


キーマンが前半早々で焼身自殺してしまった後、じわじわと炙り出されていく相関図は
とても惹き付けられました。
黒幕に辿り着くまでの、これどこまで辿れちゃうの?っていう気味悪さは中々に面白い。
おまえもかーっ!って唸りました。色々。

最初の大量殺人で一人生き残ったメッセンジャー・金井が繋がった時は
ストーリーとしての違和感も消えてなるほどなと。

この信者くんの、ありがちなパンチの弱さ。
心酔しちゃってる感じのテロへの夢想と陶酔感は
テロ犯と一言に言えどもこういう相乗り犯も多いんだろうなと、一抹の不安と集団の怖さを思い知らされる。

そんな繋がりを経て、ようやく顔を見せる真実。
副総理を助けておいて、総理大臣を殺すところまで辿り着くという計画は、荒削りながら面白かったです。


個人的にもっと面白いなと思ったのは
キャラクター的な部分は丁寧だったのに、この枠組みの雑さが色々残念な部分。

国際社会でテロが続発している背景について、時事ネタとして取り上げたにしては、随分と子供騙しで終わった。
計画のずさんさは元より、計画書や指示記録を手元に残しておく迂闊さとか
もう適当すぎる。

確かに、仲間内をバンバン撃ち殺すところから始まるシリアス感と悲愴感は中々ハードな滑り出しではあった。
その前半の緊張感が後半に続かなかったのが否めないのだ。
あっさり死んでしまった殺人鬼の方が迫力あったし
勿論、そんな表面的で分かり易いテロ犯よりも、思想的な政治犯の方が恐ろしいのだという意趣返しなのでしょうが
なんか、弱い・・・・。


明かされる動機のシーンに人間ドラマもないし、考えさせるものもなかった。
その伴野の真の理由が、惚れた女が末期癌だから、一緒に死にたいというもので
社会平和なんかどこにもなかったという真逆の心理。
どうせ死ぬなら、女の願いを叶えて、テロで死んだ姉の無念を取って・・・とか
まあ、何とも未熟で副産物的な正義感である。

これでは彼に撃ち殺された7名って、なんだったんだと思わざるを得ないだろう。
というか、陶酔していた金井と大差ない。


鴨志田慎子にしてもそうだ。
人生の最期に愛した男が、心中で愛を貫いてくれたことは
それを利用した女が、愛を対価に、どうしても成し遂げなければならない使命があってこそ光るものだが
彼女にそこまでの使命感は感じさせなかったのが致命的である。

何故彼女が、テロに対し、戦おうと思ったのか、その理由が希薄で、最後まで感情移入できなかった。
相棒に於いて、女は魔物である描写は多いが
結局彼女の目的ってなんだったのか。何を得たくて人を殺したのか。
テロ被害者支援会に関わり、その動機とやらも暈していたが、いまいち分かりづらく
その上、愛する男を巻き込んでくるから、尚更、意義が拡散している。

何より、テロと私怨をごっちゃにしているすり替えが、同情を目減りさせているだろう。
国を護るなんて大義名分を口にしておきながら
結局は自己愛が根底にあったら、誰も共感しないだろう。

だから、最後の涙も手紙も説得力が弱い。
テロを正面から描いた作品ではないのだから、ならば逆にそこはじっくり描いて欲しかった。


その上で、更に付与してくる、全ての黒幕が副総理まで繋がる大臣というオチ。
要人になるような日本の政治家がテロ起こすとか ありえなさすぎだろう。
政治家のモラルとかポリシーとかの尊厳を擁護したいのではなく
上記したように、日本の政治家の資質が、どうにもそんな熱い信念に生きる存在に見えていないからだ。
多くの国民が潜在的に持っている通念と照らし合わせ、共感を覚えるものではない。

大体今の日本で国家としてテロ行為を容認しようなんて、どうかと思う。
政治家にそれを言わせちゃうのも、政治家に言わせれば重みが出るという先入観も、浅いというか。
それに対抗し得る明確な思想対立を打ち出せていないことからも
テロではなくこの権力暴走・・・個人の盲信暴走こそが反勢力と言いたいのだろうが。

テロ脅威を煽ることで自己の権力の強化を図るなんて構図こそが、上滑りしている。
昨今の若者の政治離れや、選挙権拡大の動きを踏まえれば
なんとも社会から隔離した世界観を感じざるを得ない。


そこまで見てきて、つまり逆にあれっ?て思わされる。
余りの稚拙さに、逆に、世間のテロ意識なんてみんな所詮この程度のお遊びだろ、という風刺すら感じてしまう。
色んな意味で馬鹿にしすぎな設定が、もうあざといほど露骨に浮き上がってくる。
その時点で、テロなんて、正義や経済思想を抱いている人間は一人もおらず
全部身勝手な行為なのだと批判しているとも取れる。

このご時世でそれ言っちゃうか!
その意味するところは、テロへの差別でも威嚇でもなく
ましてやテロを論じたい訳でもなく、暴走する一個人の思想は、独善的な愛と変わらないという
単なる蔑みなのではという脚本家の理想が見えてくる。

自爆テロだとか、色々世界情勢が揺れているが
そんなの全部大した理由なんか奴らは持ってねーよと鼻で嘲笑している様子が垣間見えて
その辺がちょっと逆に怖いというか、偏向思想というか。どっちもどっちっていうか。
もう何とも言えない・・・。



***

その他。
遊園地に誘きだして、いよいよ確保というときにあの距離を総勢で囲むとか
一斉に飛び出していくとか、刑事ドラマとしての作りも雑であった。

後になって思えば、ここの捕獲はメインパートではないから、適当で良いのかもしれないが
視聴者視点では、まだこの時点では彼が主犯だと思っているから、余計、その雑さが萎えさせる。
もう少しインパクトを加えた流れや、せめて演出が出来たのではないかという気がしてならない。


冠城さん。
どうやらこれにて正式な相棒に変わった冠城さん。オメデトウ!
北の大地に飛ばされなくて良かったですねv
やはり相棒は刑事がいい。色んな意味で。
だが、法務省キャリアって設定は個人的に気に入っていたので、今後はそのウンチクを用いたネタを期待してます。

ちなみに、冠城さんは元法務省のキャリアという身分ですから
大卒での警察学校入学なので順当にいけば6カ月で学校を出るんだそうです。
半年か~。

そうなったら特命配属になるとは思えないので、捜一トリオに混ざるのかしらん。
それとも、異例に何かやらかして、特命にどう戻るかをメインに話が進むとか?


米沢さんの警察学校異動は割と目玉が半分飛び出した。
今後は鑑識の協力は得られないということか。その辺の緩さもそろそろマンネリだったから
次シリーズは新鮮に楽しそうです。
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2016*03*19(Sat)
ナオミとカナコ 最終回 感想
すっごかったー!大満足!見た後のこの放心状態。
終わった直後は心臓バクバクしてて、これでどう寝ろと!手汗ハンパないんですけど!!


主旨をブレずに綺麗に閉めたラストにも大満足です。これほど瑞々しい直向きな精神ドラマがあっただろうか。
なんかもう胸が締め付けられて何も言えない・・・。
人が、現代社会の中で流されて惰性で生きていくのではなく
主体性を持って自分の力で逞しく命を開花させていく原始的な自己実現が
このうえなく人間が原始的に美しいドラマでした。

また、ドラマは自己実現のためなら他人を蹴散らせても良いのかと言う
社会性の面からすればとても辛酸な現実を提唱していて
それも興味深かったです。

そもそも、個人が生きるということと、社会で生きるということは、必ずしも合致しないのだ。
その辺の神話を殺人というモチーフに因って分かり易く崩壊させ
その上で、どこまでも傲慢に生きる彼女たちの生命の開花を、決して汚らしくも厭らしくも見せず
むしろ神々しいまでの清々しさで描いてきた点に、感服です。


自己利益だけのために動く彼女たちだけが報われる社会でいいのか?

そういう命題も突き付けられる。
確かにこの先の人生を思えば、打算的なことばかり思い浮かぶし
何より、達郎の家族は元より、ナオミとカナコ自身の家族も巻き込み悲しませる結末だ。

幸せは、そこまでして追求するものなのか?という重たい問いは一方で、
とても野生的な本能を見せていて
彼女たちだけが幸せになるのが嫌なら、自分も戦えば良いのである。
家族や周りを考えもせず、自分達だけ幸せになる為に海外逃亡を考えるその身勝手さに腹がたつのなら
自分も戦えばいい。

物語は、そうやって貪欲に戦った者だけが美酒を手に出来ると言っているようだった。

他人を押し退けて、突き落として、それでも目の前の綱を手に取れるか。
果たしてそれは、一人の命を犠牲にしてまで完遂されるべきものか?
考えてみれば、譲り合うとか助け合うとか、そういう社会コミュニティとは対極にある生き方を示唆していた。

それが悪いとは、最後まで思えなかったのが、面白いところだ。
というか、視聴者に(読者に)そう思わせたら、原作者の勝ちなんだろうなと。


後半、共感が得られないように、彼女たちの独善的な行動をピックアップするような流れに変わる。
だからといって戦う彼女たちに
戦いもしないで静観している自分に文句をいう資格は無いんだろうなと、ちょっと思わされた。

カナコの「達郎さんと別の方法で別れられていたら」という言葉は、このドラマの最後の理性なのかもしれない。
ナオミの母はダンナの暴力に耐え、やっと自分のやりたい事をやれる人生を手に入れた。
さり気なく挿入されたそれこそが、本来あるべき生き方だというのなら
DV被害者の迫害は、泣き寝入りして時を待てということか。

DVシェルターの可能性は序盤に潰していたので、何気に訴えていることは耳が痛い。
このドラマに於いて、シェルターに逃げ込むことは、家族を犠牲にするという意味で
殺人を犯すことと同義であるというのが上手い伏線である。

例え殺人をしなかったとしても、カナコは達郎から逃げ切れなかっただろう。
そして、耐えきれなかっただろう。


したり顔で簡単に殺人は駄目なんて口に出来ない重さを
殺人なんていうアンモラルな題材を対比させているアイディアが、とにかくとにかく、奇抜だった。



演出面でも、子供騙しな音楽に挿入カットなど、ベタすぎるのに、めっちゃ乗せられましたぁぁぁ。
スリルハンパねぇ。
彼女たちに感情移入するほどに、目を背けたくなる。
私、絶対犯罪には向かないんだなと心底思いました・・・(こんな綱渡りできない・・・)

特に斬新な手法を使われている訳でも、目新しい奇抜さがある訳でもないんですよね。
むしろ王道で古風。
なのに、センスの問題なのか、カットの長さやカメラワークやタメなんかが、もうストレートに爆発。
乗せられて乗せられてw

そのベタな手法は最終回も健在。
迫りくる警察の手と、出国審査の通過を合わせて、煽る煽る!
成田と思わせて羽田から出国っていうネタも面白い!
そうかー!今は羽田も国際線ですもんね~!←昭和の人間なので

これでもかってほど煽ってくるから、もういっそ笑っちゃう。すげぇ変な汗掻いたよ・・・・。

そこに被さる、陽子姉さんの絶叫!!

何その脚本ー!!サイコー!
もうね、このドラマで吉田羊さんの女優としての才能を確信致しました。
ここまでもちょこちょこ見掛けた女優さんでしたが、存在感や迫力という意味ではここを抜く物は無い。
恐怖の象徴、社会の砦として、主役二人よりも圧倒的でした。


尚、細かいことを言えば切りがないのも、このドラマの特徴。
警察の任意同行時点でのあの取り調べはないだろう・・・ムカついた~。

また、李さんの外人設定は、こう繋がるのかと終盤に来て納得しましたが
(アメリカと韓国以外の国へ行ってしまえば、帰国は叶わずとも、もう自由)
それよりも、「とてもとても水が綺麗なところです」という言葉に
故郷への愛着と、ナオミとカナコの未来が呼応していて、なんだか泣きたくなりました。

どうせ逃げ切れないのだからという視点で見ていたため
その儚さに余計酔った・・・。


そんな追手の手強さを潜り抜け、ついにナオミとカナコは出国審査通過。
でも飛行機は飛び立つ前。

あぁあ~・・・ここまでか。

爽やかに自分たちに迫る追手に気付かず、未来を夢見て歩く二人の姿が、何とも言えない余韻を残していて
胸が詰まりました。
やっぱり、殺人を犯したら、社会の中では犯罪であり、逃げ切れるものではないんですよね。
自己実現だと全ての利己を肯定してしまったら、法治国家が崩壊してしまう。

でもドラマはそこを映さず、ここで幕切れ。

その先の二人の第二の戦いは、また別のお話という訳ですね。
そこからどう自らを護るために必死に戦っていくのか。とても未来が勇ましく、躍動に満ちています。
納得です。
ラストも、大変気に入りました。

このラストを、悲劇の末の同情で見るか闘争の対価としての共感で見るかに因って
また視聴者の観点も変わりそうである。



・・・・と思っていたら、原作ではなんと逃げ切れた設定とのお話。
そうなのかー!

そもそも、出国審査を通過したら、そこからは海外という認識なので警察は手が出せないのだと知った。
だから日本の法律が課せられないから、税も課せられない(免税)。
国外逃亡って、飛行機乗って、現地の土を踏んでからっていう小学生みたいな認識でしたので
勉強になりました・・・。


そしてそれを踏まえると、それはそれで面白い。
つまり、このドラマは彼女たちの自己実現を最後まで完遂させたということになる。

このドラマは無力の個人の戦いの記録であるからして、その意味では結末は関係ない。
描かない方が、テーマ性の輪郭がはっきりする。
だが、敢えて結末まで描くことで
今度は、社会の未成熟さを痛烈に批判してもいるように感じ、面白いと思った。


彼女たちのしたことは犯罪で、彼女たち視点で見てきたから、犯人だと分かっているが
警察目線でいえば単なる容疑者。
旦那が行方不明で、防犯カメラに大きなバックを二人で運んでいるのが映っていただけの状況証拠だ。

ラストのラストに、遺体が発見された。
そんなに簡単に見つかる場所だったのかよー!という突っ込みはさておき
捜査から、本人断定も、全て彼女たちの出国当日のお話。

普通、そんなに間に合わない。

遺体の身元確認も行われていない時点で、逃亡の危険性があると踏んでいるからといって
逮捕状はおりないだろう、普通。

つまり、限りなく黒に近いグレーであり、グレーである以上、日本法治は無罪なのだ。
悔しくても、ムカついても、二人は逃げ切ることが出来る。
疑わしきは罰せずがこの国のルールである以上、ルールを押し付けるのなら、こちらもルールで動くべきだ。

ずさんで稚拙な殺人計画だったからこそ、捕まってしまったらあまりにも普通過ぎるとも言える。
逃げ切ってこそ、問い掛けるものが大きいとも言えるドラマである。


また、警察は失踪人すら死体が出ない限り動かないという事情がナオミを動かしたように
達郎の失踪に関し、警察が後手に回ったのも、中々に痛烈な刑事批判も感じる。

結局この原作者さんは何が言いたかったかに於いて
自由を手に入れるために個人が成すべきことと、自己防衛の境目が、多分、見る人によって
物凄く幅広いスパンで心揺さぶるんだろうなぁと思う。
物語の最後に、自分で自分を護り、果てに関わった他人によって助けられたということは
作者さんにしては神話を加えたという気がしてならない。


私はこのスリルに耐えきれなかったので、もう二度と見る気はないが(ってか見れない)
だから私的お気に入りにランクインはしないけど
スリルが大丈夫な人には見ることをおススメするドラマでした。
ここまでしたんだからこそ、テキスト染みた結末じゃない法治国家を越えたラストも受け容れられる。
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2016*03*17(Thu)
金田一少年の事件簿R 黒霊ホテル殺人事件第4話感想(週刊マガジン16号)
なんかものっすごい勢いで詰め込まれた気がしたのは私だけ?
急ピッチで解答編まで行っちゃいました。あっさり!
なんだよ簡単な事件だな!・・・って思っちゃう。・・・勿論私にはトリックも犯人も分かりませんけども。

登場人物のキャラも表面的に浅く色々付加価値が付けられました。
付け足しのような補足である。
まあただ、監督が下衆っていうのは最初からオプションじゃないみたいですね。
わりと分かり易い鬼畜系で(笑)私は好きだったが。


今回のポイントは監視カメラの映像でした。
そもそも映るって分かってて黒いマントなのかもしれないけど、他の方法でも良いんですし
こうして後でみんなで見返しているシーンを見ると
わざわざ映像に残るような手段を使う意味が分からない。

あの岩瀬さんが幽霊を見たと騒ぎを大袈裟にしていることからも
誰もが、これら全てが舞台だと思っていますよね。

だとしたら、この映像で映っている瞬間に毒針を仕込んだと考えること自体、誘導か。

となると、誘導という意味では
監督が酒を買いこんで肘でドアを開けるところまで、織り込み済みにしてくれないと!

全部が筋書き通りで、みんなが分かっていた、とか
監督はターゲットですらないというのが希望。


あと、個人的に前回気付かなかったこと。
プロデューサーは、マスターキーとかじゃなくて自分のルームキーで開けようとしてたんですね。
尚更、監視カメラの前で殺す必要性があったんですよねぇ。
自分の部屋と誤認させるより、普通に内線とかで監督の名を語って呼び出しとか、出来なかったのか。


とかとか思っていたら、なんと現場に絵上小鳩ちゃん。
ほんっとこの娘、ビジュアル完成度が高いなぁ。
このままレギュラー化して欲しいくらいの可愛さだ。

・・・じゃなくて。
何故ここに絵上さんが。

普通に考えたら、もしかして彼女も呼び出された&彼女に罪を擦り付けられる予定?
その理由って?

とかとか思っていたら、今度は内部事情が昼ドラのように雪崩れ込み。
なんじゃその乱れた恋愛事情はw
テレビ局だから派手に行ったってこと?むしろ派手に行くから舞台がマスコミ?

ってか、死んじゃったADに彼女が居たって・・・・。
あーあー、なんかもうそれ、小鳩ちゃんじゃないのか。
また仕事アシスタントが犯人か。

・・・いや待て。

ここまで愛憎が入り乱れているんだ。
そんな小鳩ちゃんの悲しむ顔を見て居られなくて、また一方的に想いを寄せていた人物が
小鳩ちゃんのために殺人を犯していた・・・・って説はどうだろう!(ドヤ顔)

例えばカメラマンの光山さん・・・・だからこの顔ww ←まだこの顔で犯人やってほしい病が続いているw

「ばか・・・っ、私のために・・・っ」←ぶりっこポーズで泣かせてほしい
「いいんだ・・・君に笑って欲しかっただけさ・・・」←この顔でクサイ台詞を言うw
ごめん、一人爆笑。


恋愛のもつれ、つまり男女の仲が拗れて今回の事件が起こったのなら
だからこそ玲香ちゃんを出したというオチがあったら面白い。
はじめちゃんを軸に揺れる乙女二人の恋愛模様と
今回の事件の悲劇的な結末が対比された人間ドラマだったらいいなぁ。


ただ、それらの裏事情に因って、どうやらプロデューサーはうっかり殺されたんじゃなくて
ちゃんと狙って殺されたということを証明。(勿論読者は誰もそんな疑問を抱いていなかったが)
その辺の人間関係交差のため、監督とプロデューサーの確執を描いていた前半の流れは良かったです。
監督の方をサイテー男として描いていたからこそ際立っていて
プロデューサーのキャラが、ここにきてとても鮮明だ。


ちなみに天井裏の段ボールが一つ消えていて、それに因ってはじめちゃんが
あの日の停電トリックに辿り着いた模様です。
テープで補強した段ボール一つで何が分かると言うんだ。
私はさっぱりです。
みなさん、分かっているのだろうか・・・・すげぇな・・・。

まあ、銅線があるなら、電気は倍増するでしょうけど、それは停電の確実性を保証するだけのもので
別に停電時にシャンデリアを落とす意味には繋がらないように思う・・・。
銅線っていうと、小学校の理科の実験思い出すよね~。(そうか?)

トランプマジックのネタがどう繋がるかは、意外と金田一ではこじつけが多いので気にしていない。
それと、何気に神奈川県警のオッサンが小気味良い相槌打って相棒努めているのが、笑っちゃう。


続けてまた一枚ドアップ決め台詞を返して、突入!解答編!!
おおぅ~!展開早ぇな!
このはじめちゃんはかっこいいけど、だから一枚絵って・・・。

とか思ってたら、マガジンさんには他漫画でもこの手法使ってる方が居たよ!マジかよ!
なんてみんなして紙面の無駄使い。

いよいよ次回から解答編です。どう繋がるのか楽しみです。
流れもスムーズで、割と纏まっている方でしたが
もうワンクッション、右往左往する回があっても良かったように思う。
ちょっと急転直下過ぎる。
折角の事件の醍醐味が、上手く描けていない感じ。
登場人物も、もう少し色々動かして見てみてかったです。

あと、このシリーズを以って、暫くお休みに入るそうで、再開時期も気になるところです。
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2016*03*12(Sat)
明日へコンサート 感想
生SMAP5人だぁぁ!なんかそれだけで感動!一緒に居るよ!一緒に映ってるよ!一緒に歌ってるよー!!
NHKさんありがとう!!
オープニングでちょっと悶絶してしまった。
スマスマで5人を見ているとはいえ、リアタイで生放送で5人が同じ衣装来て揃っているのを見ただけで
なんか込み上げるものがあります。中居くんが真ん中で嬉しい。
ネイビーのチェックスーツかっこいいです。


以下いつもの一言感想です。


>オリジナルスマイル SMAP
OPはSMAPが扉を開けてからのオリスマ!
一気にボルテージ上がるー!(恐らく会場も)
なんか、揃って同じ服で(これも嬉しい)、揃って生歌っていうのが、新鮮に見えた。
客席を降りながら握手するサービスも、なんだかこっちまで
「これから俺たち一緒に行くから!」ってメッセージに聞こえて、言葉なんかなくても、胸熱。


>舟歌 八代亜紀
ブルーのバックがなんて印象的なステージなんだ!
お声が出なくなったとはいえ、変わりませんね~。嬉しいです。素晴らしいです。
沁みるぜ・・・・。
高速をトラック走らせて聴いたら自分の世知辛い記憶辿って泣ける。

サーチライトもまるで星屑のようでした。
舞台なんか何の飾りもなくていいんですよね。魅了するものは歌から出てます・・・。


>プレゼント セカオワ
ボーカル、誰。
えぇえー!別人じゃんか!(笑)

今日はフォーマルスーツに身をくるんだセカオワメンバー。なんだか雰囲気違う。
でも卒業への礼儀と真摯な想いが透けて、好感持てました。
卒業を迎えた中学生と一緒に大合唱。なんか彼らの未来と被って不覚にも泣きそう。
この曲はあんまり意識してなかったのですが、彼らを思うと胸を打つ。

そして、途中で、歌を後ろに向かって歌ったパフォーマンスに、胸が締めつけられました・・・。
頑張って!


>Diamond プリプリ
オバサン集団になっちゃったなぁ。時代を感じる。ファン層まで年齢高いな!
だけど、歌はやっぱり素敵。
特にこの曲は、何度聴いても乗れるしワクワクさせられる。


>かける ゆず
やーっぱ綺麗な声!久しぶりに聴いた!
透明感があって、突き抜けるー!
選曲もやっぱり番組のテーマを意識したものばかりなので、こちらもそういう意識を持って聴いてしまうし
そうなると、夢の残骸なんかどうってことない、駆け抜けろ!って歌詞が、なんかもうたまんないすよ!

素敵な応援歌でしたね。


>この瞬間、きっと夢じゃない SMAP
へったくそww←音痴って意味で。いや褒め言葉!

いい。うん。通常運転。そして振りまで揃わないwうん、通常運転。
ああぁあ・・・もう、安心する・・・・SMAPだ・・・・。

最後お辞儀したよ!それも揃ってないよ!でもなんか珍しいですね。微笑ましく見ました。


>birthday さだまさし
この曲はなぁ・・・、もう地方のおじいちゃんおばあちゃんとか、長閑な田園風景とかが瞼に浮かんでしまう。
しっとりと歌われているので、郷愁募ります。って東京育ちですが。
なんか心に沁み入りすぎて、割とメンタル高めの時じゃないと冷静に聴けなかったりする。


>悲しみの忘れ方 乃木坂46
うっわ~真っ白なワンピ。清潔感が眩しい・・・。
白いシュートブーツ可愛いです。
ここのグループは少し大人っぽいイメージが統一されていて、笑顔も品のある感じで統一されていて
だから満面の笑顔じゃなくても、多くのAKBグループよりも好感があります。

ってか、この巨大グループでこの番組に出られたの、ここだけか!へー!


>まつり 北島三郎
おお~さぶちゃん久しぶりだ~。
冒頭の太鼓カッコイイ!なんてキレのある動きなんだ。

ゆずの左の人が、すっげぇ楽しそうに旗振ってんのが微笑ましい・・・v
あと、木村くん、こういう時のノリの良さはピカイチですね。


>世界にひとつだけの花 SMAP
うわあぁぁ・・・・。感動。やっぱ名曲は名曲ですが、会場一体となっていることがグッときます。
生歌であることも、いですね。気持ちが感じられました。
この曲は例の騒動の時に購買運動ともなった曲なだけに
SMAP自身の化身であるようにも感じてしまって、久々にこれまた感無量ですv



>総合感想
楽しかったです。
VTRが多いのが音楽番組というより、復興番組というイメージですが
それに合わせた選曲をしてくれていたりと、新曲披露パーティになっていないのがイイです。
また、VTRで地元の方々と親交を深める映像も
SMAPだけでなく他アーティストさんらも参加してくださっているのが、見ているこっちも感動でした。
八代亜紀さんとか、ゆずのお二人とか。ゆずが船乗ってるよ・・・!
来年も逢えたらいいですねv

震災復興は、多くの方が言っているように
地道に支援と呼びかけを欠かさなかったSMAPが代表して行うからこそ、意義深いし
番組としての説得力もあると私も思います。


個人的には、中居くんが綾瀬はるかさんを、「綾瀬」って呼び捨てしたような気がしたのが
なんだかちょっと照れそうになりました。(私が)
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2016*03*11(Fri)
ナオミとカナコ 第9話 感想
あ~も~色んな強引さはあれど完璧だったんじゃないだろうか。
これまでの様々な伏線が成長し、真実を周囲が知っていく過程とその設定。
見事に描き切っていて嘆息しました。
大満足です。ここまで凶悪なスリルに怖じ気付かず(笑)見続けていて良かったー!


ついに陽子姉さんが真実に辿り着く回。
圧巻だったのは、ここまで屈強な敵として硬派に冷血な義姉を演じていた陽子姉さんの激しい感情を持ってしても
開き直ったカナコの執念には敵わなかったこと。
カナコの抱いた憎悪や苦悩は、生温い家族愛など解かれたところで、溶けだすものではない。

静かな決意も漲らせ、ついに覚醒したカナコの本性が、激昂する陽子姉さんの前で
引けを取らずに、むしろ背筋が凍る寒さをもって対峙していて
も~~~、見事でした・・・!

DVで削られたカナコの時間なぞ
「それでもあたしにとって大事な弟だったのよ!」なーんていう軽い兄弟愛や
「両親を悲しませたくない」などという平凡な家族愛如きなど
足元にも及ばない。

そんな内なる声すら聞こえるほどの鉄壁の覚悟で
その漲る感情を大きな目玉だけで匂わすカナコを撮る、このカメラの角度!!

アップの具合といい、カットインするタイミングといい、照明のレベルといい
プロの技術力の高さを堪能致しました。

通常のドラマでは、殺人を犯した人間に
「でもその人にだって愛する家族がいる」なんて説得するのはテンプレで
使い方に因っては、最大級の説教になる訳ですが
このドラマにおけるその希薄さと言ったらっっ。

家族愛?それが何?
カナコが耐えてきた苦悶は、そんなもんじゃないでしょ、あんたに何が分かんの。
そんな表情が、凍りつくように画面に映る。

縄張り意識というような、私が私の世界を護ることに何の遠慮がいるだろうかという
酷く原始的な人間の命さえ感じます。

このドラマはテーマが明確で、最後までブレずに来ていることも私的高評価です。
描きたいことがとても明確でシンプルな構造であることも素晴らしかった。



でもまあ、細かく見ていくと、ボロは確かにあるんですよね。
言いたいことをすっきりとさせるため、笑っちゃうほど他が雑だ。
だけど、わざとらしいストーリーも、それさえもカバーしてしまう キャスティング、脚本、演出が素晴らしい。


まず、防犯カメラ。
ついに見られましたね。

仮に事件性があると睨んだって、本部のサーバーに残っているプライベート情報を
簡単に一般人に公開するかなぁ?
そんなセキュリティ会社、嫌です。

やっぱり警察の令状取ってからじゃないと。

勿論これは刑事ドラマではありませんので、捜査の部分は割と手抜きでも良いのですが
ただ、監視カメラ映像だけは、唯一で最大のネック、決め手であったので
ここを適当にされると、ドラマ全体のスリルが軽減してしまう。

ここだけはもっと、凝った作りにして欲しかったです。

また、銀行監視カメラの方でも
お金を引き出すときに林さん、利き手使っちゃってたことについて、その件について絡んだ話なかったことが
また不自然。
視聴者を追い込むだけの意味ない演出だったのなら、残念だ。


その林さん。
林さんなんでいちいちスーツ着るんだ!!
今回・・・いやドラマ一番の突っ込み所はここでしょう!

飛行機に乗る時はスーツを着る決まりとでもインプットされたのだろうか(爆笑)

ここ、無知という名の無防備さが、信じられない程の苛々を募らせた。私に。
悪意のない顔をさせているから余計、人を無自覚に傷つける典型。
勝手に戻ってくるから、林さんのせいで計画が台無しである。
無防備に空港に30分も前にいるから台無しである。

そういう人物設定が絶妙に上手いのだが
手放しで喜べないのは、やはりそれを中国人、或いは無教育者というファクターで見せているということ。

李社長もそうだが、通常社会概念を越えた哲学を述べるのに
土俵が違う人間を使うのは良いんですけど、こういう少しバカにしたり浅く見た使い方ってどうなのか。
いっそ、林さんに苛々させるところまで巧妙に計算しつくされたような造りに
最後まで疑問が残る。



無言電話。これでまさかの元カノ発覚。
ここはさすがに唐突過ぎた感は否めませんが、一番違和感なのは、達郎のキャラ設定。
そもそも達郎は結婚に愛を求めるタイプではなく
結婚という社会システム通じてステータスを得たい男である方がしっくりくるのに
昔に女がいた=性的な興味もあった、とスライドすることに無理がある。・・・んだよなぁ。

相手の家柄とかにも凝って、それで内々に暴力を振るうとした方がスッキリした。


ただ、達郎がDV夫であることを、陽子さんがどう納得するかを考えると
例えば警察連行後に、カナコが暴力を訴えたとしても、言い逃れにしか聞こえないし
何より、あの見事なクライマックス対決に結び付けるには
警察の介入なしに陽子さんが勘付く必要性があったので・・・まあ、妥当な線か。

第三者の被害者の存在は、確かに物語の説得力を上げていた。

でも、達郎がDVをしていたことはあっさり信じた陽子姉さん。
銀行横領はあれだけゴネたのに、やけにあっさりな気もする。

出来たら、もう少し前から、陽子さんに達郎の人間性について言及するシーンなどを含め
また、元カノがいても可笑しくないシチュエーション設定
更に、時々、達郎は感情が高ぶると物に当たることもある等、目にしていた・・とか
そんな状況設定した上でこの展開になったら良かったのに。

時間が無くてカットされた、とかだろうか。


とりあえず。以前見掛けたカナコの顔の痣。監視カメラの深夜大荷物を二人で運ぶ映像。
車で明け方帰ったゴルフバックは空であることまで映っていて
とうとう陽子姉さんは、真実に辻褄を合せる。


「なんのことか分かりません」

どう問い詰めても、決して口を割ろうとしないカナコ。
潔さも清々しく、これまでの鬱憤が晴れていくようだった。

李社長の言葉が、この間から重要なキーワードとなっていますが
「吐いた嘘を本当にするだけの覚悟がなければ」
自己実現に対する突き抜けた覚悟を試される流れも鳥肌が立つ。

己を幸せにするために戦う女と、己の世界で邁進する女の対決。
このドラマ最大級のクライマックスだ。


そんなカナコに放った陽子姉さんの台詞が、また凶悪的。

「自殺させてあげる」

両親をこれ以上悲しませたくないからという理由で、カナコに詰め寄るシーンはちょっと狂気染みている。

DVを知ったら、この姉さんなら理性的判断が出来ると踏んでいたのだが
とんだ誤算でした。
まさか、そうくるか。
やっぱ同じ血が流れてんのね、と過ぎったのは一瞬。

家族を護りたいというのなら、もしここでカナコが息子、つまり甥を身ごもった身と告げたら
陽子姉さんはカナコをどうしただろう・・・。

でもそういう展開にはならなかったけど。



一方、林さんと会っていたことを黙っていたことで、決裂していたナオミとの友情。

「嘘を吐かれたぐらいで、友情が揺らぐのか。それでも信じられないのなら、損得で考えるね」

李社長の台詞。面白い命題でした。
なるほどと思ったり。
人が人であるための戦いを描いた本作で、生きていくスキルを打算的に台詞にしたようでもある。

まだ蒼い無垢な彼女たちが、事件を通して大人に成長していく瑞々しさが眩しい。
そして、そんな決意を持って、共に生きる決意をするまでのナオミとカナコの心情もまた
分かり易かったです。


「人間、忘れてしまった方がいいこともたくさんあるのよ」

同じく、今度は認知症のオバサンの台詞。
ナオミたちDV被害者は忘れることは出来ないが、この事件のことをいつか過去に出来たら。
嘘を吐き続けるという重たい枷ではなく、これが単なる扉だと言っているようでもあったし
或いは、些細な諍いで友情を一つ失うことの代償を問うているようでもあった。

また、陽子姉さんにしてみれば、無闇に首を突っ込んだから
知りたくもない真実が吹き出した。
もし、横領が分かった時点で、身内の恥と手を引いていれば、少なくとも矜持は護られた訳である。


何かがあって、人は大きく擦れてくる。
それが、殺人事件だというところが、このドラマの面白さだ。


ずさんな素人計画が、林さんの安易な感情に因って崩壊し
また、ナオミ自身の警戒の薄さから盗聴器を付けられて、自滅。
その中でそれでも一人、堂々と白を切るカナコ。

護りたいものは何なのか。
未来か自己実現か。戦う姿は、理由などどうでも良く、強かな命の強さを思わせる。


翌朝。
カナコのマンションに、逃亡する決意をしたナオミが訪れる。
分かっちゃいたけど、くわぁぁー!ってなった。

ってか、荷づくりもそこそこに、逃げるなら夜のうちに自宅を出ろって突っ込み入れたが。

何だろう・・・些細な諍い、裏切り。
そんなことが人間関係に与える影響など、本当はもっと希薄なのかもしれない。
もっと深い所で繋がっていて、大切なものは別にあって
そして、目指す世界はもっと広い。

頑張れ、二人共!


・・・・そこに警察到着。
この水の指し方も絶妙。
ホンっとストーリーの流れが上手い。
警察を怖いというか憎らしいと思ったのは久々だ。

でも翌朝まで待っている二人の悠長さに、イラッときたのも事実で、共感を阻害する。
目を瞑りたくなるような粗雑さはあれど
だけど、それを上回る圧倒的なテーマ性と、ブレない方向性、そして役者さんたちの熱演で
高評価。です。


次回。
『逮捕か逃亡か』
うえぇっ!??マジで?逃げ切るラストもありなんすか?!

公共電波に乗せるんですから、殺人擁護な結末にはならないと思ってたので驚きです。
そうか。ここまできたら
『そして、その後彼女二人の姿を見た者はいない』・・・・とかとか、そんなラストでもむしろOK。

もがき、苦しみ、ようやく手にした自分の未来を、足掻いて、汚れて、野生のように生き残る。
そんな、強かな生きる原動力を見せられたようなドラマでもありました。
だからその切欠が殺人っていうことろが、なんとも言えない味を醸し出しているのであって。
面白い。
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2016*03*10(Thu)
金田一少年の事件簿R 黒霊ホテル殺人事件第3話感想(週刊マガジン15号)
おおぅ~!本当に第二の被害者はプロデューサーさんだ~!

そりゃスタッフ側のイザコザ話になりますよね。幽霊騒ぎまで起こして下準備仕込んでるんですから。

今回は監督さんフューチャー回でした。
監督の下衆キャラが光っていましたが、ちょっと非凡すぎて逆にリアリティ薄い。
今どき監督で「現場は監督のもんなんだよ!」なんて言わないだろう。
まあ、そこは漫画ですから、という域を越えている発言だ。

でもちゃんと「お疲れさん」は言ういいひと。


あのお化け騒ぎだと最初に言いだした俳優さん岩屋にも、聞き込み聞き込み。
廊下を黒いマントが歩いていたという話でした。
これは本当なんでしょうね。
犯人は下見をしていたとか、噂を立てて信憑性を上げる前準備というか、そんなとこ?

これはワザと見せていたと考えた方が良さそう。
でも前も似たようなネタがあったな。


AD絵上さんにも情報提供してもらう。
去年スタッフが一人死亡しているという話だった。でも自殺処理。
この自殺した人っていうのが全ての発端なのだろうか。
Sキャラでパワハラっぽい監督の態度がその誰かを過重労働的に追い詰めた?
もしかして自殺じゃなかったっていうのは、金田一ではよくある話だが。

その復讐話か。
監督の責任追及を問いたいのかな。

それをまさかの酒の大量購入で逃れちゃう悪運の強いお人。
ちょっと好きになってきた・・・w


ドアノブに毒針を仕掛けるなんて、古典的な方法だという気もするんですが
人は絶対ドアノブに触れるから、確実性は高い(リスクは低い)ということになるのか?

でもそれを逃れちゃうのが監督さん・・・w


ここで考えられるのは
監視カメラがあることを知っていて、酒を買うことで逃れられる自分を演出して
後で呼び出した宇津木を殺す・・・という自作自演の筋書きも見えるし
また、それを更に逆手に取って
どうせ監督は酒を大量購入するから、毒針に掛かるのは部屋に訪れる次の訪問者という見方も出来る。

私は後者を推したい。
これ、本当に監督を狙ったものだったのかな?
プロデューサーと監督が直前に高圧的な物言いをしていたことからも、この二者間に因る犯行ではなく
これはフェイクですよね。


ただ気になるのが、これだけ大量購入した酒。
一応、数日間分の自分の寝酒と思ってますけど、誰かを元々呼ぶつもりだったとかだったら
また話は混み入ってきますよね。
ビニール4袋だなんて、どんだけ飲む気だ。

・・・いや、まさか、買いに行かされた?

誰かに、酒でも買って置いて貰って、今度の打ち合わせをしたいとかなんとか。
そこへ当然プロデューサーも呼び出して。
なーんて。

監督とプロデューサー。
この二人の行動は隅々まで誰かが設定した行動通りに誘導されているように見えてならない。


ちなみにアイドルの西樹は、なんか知ってんですね。
この人が犯人だと、お話が面白そう。
自殺した若いADっていうのが、女の子で、実は密かに付き合ってたとか。
・・・・・。

・・・・・・・・・・ベタだな。自分の発想に引いた。


玲香ちゃん、かっわいー!vv
下着は絶対水色v 絶対パステル系の水色と見た!
おっぱいは美雪ちゃんに敵わないのに、全く怖気づかない強気のアプローチが
女の強かさというより女のいじらしさに見えるから、得なオンナノコである。

そして、美雪ちゃんとの攻防戦v
密かに激しいバトルがこのお話の癒しである。
玲香ちゃんは同世代の友達とかいないから、美雪ちゃんと気の置けない間柄になれて、良かったと思ってるし
こういう子供が親に仕掛ける悪戯みたいなのも、楽しそうでなによりですv


別な言い方をすると、この二人の恋愛バトルのせいで、黒霊というおどろおどろしい雰囲気が
全く相殺されて、折角の箱根八里も台無しな気が。(笑)

展開スピードは悪くないですし、人間関係も人数が多いだけに、面白くなってきた。
絵もさとうにしては珍しく整っていて、服装もさとうにしては珍しくTシャツ一枚じゃないし
目でもとても楽しいシリーズなのに
何故か雰囲気が軽いのが、勿体ないです。


しかしカメラマン光山さん・・・。ホントに惜しい面である。
この目・・・w
睫毛がいいよ睫毛。
この人、犯人にならないか。どうか。無理か。
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