Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*12*27(Sun)
Mステスーパーライブ2015 感想
なんかお前少しは落ちつけよ!と何度も思ったブレブレのカメラワークに吐きそうでした。
ズームも大味で雑だし、カットインにも哲学がないし、顔さえアップしてればファンが喜ぶと思っているような
曲の解釈も何もないグルグル画面。
そのくせ、俺はすっごく忙しく仕事してんだよ!っていう独り善がりな自己満足で
調子に乗ったドヤ顔が見える気がしました。

そのくらい、ヒドイ。
プロ意識を勘違いしちゃってる系?

とにかくカメラワークが酷くて酷くて、折角のアーティストさんたちが可哀想でした。
きっとここは見せ場として全体のバランスを考えながら練習してきたんだろうな~と思う場所で
いきなり正面カットを切り替えられ、斜め遠方に変えられたり・・・・。
ここの動きは揃うように練習しただろうな~という部分で、顔のドアップになってたり。

哀れ・・・・(爆涙)


でも出演者層は、他局よりも重厚な印象で音楽の世界を楽しめました!
そうだよ、こっちがホンモノだよ!
どうも、今年の音楽番組は物足りないと思っていたよ!

以下、いつもの気になったとこだけ一言感想です。


おおぅ、さすがクリスマス当日だ。サンタコスがいっぱいいる・・・!
星野源さん、aikoちゃん、なんか同じポーズした~!かわいいぞ~!


>ゲスの極み乙女。私以外私じゃないの
CMで散々聴いているからでしょうか、いつも彼らの曲は私には毒が強すぎるのですが
ちょっと良かった。
サビの裏声が、たまらないし、歌詞も良い。
着物姿もお洒落だった。


>乃木坂46
苺ベリーみたいな衣装がかわいー!ショートケーキかい///
口角もちゃんと上がっていて、一定の笑顔も作れているし、全体的に可愛かった。


>SEKAI NO OWARI スノーマジックファンタジー
うわー!うわー!ここで一気にクリスマス気分が盛り上がりました~!
良い選曲!
バックのお城みたいなCGも素敵だ~。
幻想的な舞台がとにかく綺麗でした!

♫すのぅまーじく ふぁ~んたじ~ 雪のま~ほーに~ かけらぁれてっ♫


>ナオトインティラミ いつかきっと
他の人より少し高めで軽い声が特徴的ですよね~。
重さがない分、それをカバーする似合った曲が軽くて聴き心地良いです



>ゆず OLA!!
「時々絡みづらいんですよ」「5歳だからってことを良いことに、結構ぶっこんでくるんですよ」
クレヨンしんちゃんについてそういう右の人にウケたww

初めて聴きましたけど、この曲、結構メロディが難しい・・!
でもすっごく楽しそうなステージで、圧巻!すっげえな、ゆずはやっぱ!
ハーモニーに部分は透明感に鳥肌だよ!

真っ赤なポンチョも似合ってる!
クリスマスメロディ入れてくれたのも、お祭りムードたっぷりでした。

・・・あ!右のひと、歌詞飛んだ?ww
それでも満面の笑顔で乗り切るコンビが最高です。


>miwa 360°
乗りも良いけど、なんかmiwaちゃんの目が笑ってないように見える・・・。
そして定番Aラインワンピが良く似合う子・・・。


>家入レオ 君がくれた夏
あいっかわらずハスキーで透明感ある声だな~~~~。
好きだ~。
彼女はこういうしっとり系が似合っていると思う。
高音部の切なさはピカイチだと思っています。

その上で、少しツリ目な感じが、逆に鋭さを与えていて、曲にキレを出している気がする。
テレビで歌っていた方がいい。


>西野カナ トリセツ
シェルピンクのニットワンピが、破滅的に可愛い~。
イヤモニとリングが透明に光っててキラキラまっくす。
乙女度高すぎ~vv

周りに並んでいる小さなツリーも雰囲気いいです。
小さな街みたい。


>JUJU What You Want
今日も際どい所まで足が出てますなぁ。
曲はノリノリで、聴いてて楽しくなる感じ。
彼女には、もっと擦り切れるような悲愴感漂う歌が、その少し潰れた声にグッとくる・・・と思ってる。
でも、こういう曲も素敵ですね~。


>aiko プラマイ
今日もかわいいっす!
その標識みたいいなニットトップスなんですか!

ポニーテールにしているおっきなリボンとイヤモニとロングスカートが同じ赤で可愛いです。

>BoA メリクリ
あ。すげえ久しぶりに見た。
かなりクリスマス気分。ああ、うん、ここは素敵でした~。


>backnumber クリスマスソング
初めて聴きました。バックのクリスマスイルミネーションを思わせるセットと合わせて
とても雰囲気あって、なんか、この時期にぴったりでした。


>SMAP
「ちょっと触らないで」さり気なく後ろからちょっかい出している中居くんにちゃんとツッコむのね、ゴローさんw

木村くん。今年気になったこと。
「Mステ的に言うと、フォーチュンクッキーにいきなり連れ出されて・・・
 ああゆうこともテレビ朝日さん、あるんだなぁってことが分かりました」www
「あれ、本当に何も聞いてなかったの?」
「いやもう全然・・」
「あれ知ってたらやですね」←中居くん
それに吹き出す木村くんv


「メリーメリークリスマス♪」と木村くんが最初に挨拶したとき、画面にフェードインする中居くんw
その顔ww

SHAKE
やべーー!嬉しい!テンションあがる!!
SMAPさんも楽しそうに歌ってくれて、表情がバラエティ~v 見ているこっまで楽しくなる。
これ、振り付けもいいんだよな~v

木村くんのサービス精神ににはくらっくら!
客席まで入ってくるの、いいですね~。他方、中居くんのちょっとコミュ障っぽいのもカワイイv

うわー!上着脱いだぞ。

そういえば、ジーパンっていう衣装もいいな。
中年男のジーパン、たまらない。


愛が止まるまでは
この振り付けは、割と狙いが明確でイイ~。膝まづくとことか。木村くんの流し目とか//////


>AKB48 唇にBemyBaby
結構可愛いメロディ。
今日の衣装は尻尾のようなふわふわチュールがすっげえキュート❤
みんなに付いてて、動く度にふわふわ揺れてる~v


>星野源 SUN
ゴールデンボンバーと共に、三代目の〆のポーズを真似してタモさんの横に立っているのに笑いましたv
こういう遊び心は大好き!
金爆はそれが似合うからまた、好感度上がるんだよな~私ん中で。
サンタコスも、妙にしっくりきてるよ

星野さんの方は、この歌が、バナナマン日村さんのバースデイソングっていう裏ネタが笑える・・・。


>きゃりー
今日は中華娘か~v
赤色の少し深みのあるワインレッドな感じがイイ色~。
そしておだんごかわいー!


>Superfly beautiful
も・・っ、感動・・・!
今年一番のヒット作だよ!

あまりに素晴らしい歌声と、歌詞も良くって、舞台なんか目に入らずガン見でした。
これ歌ってくれて嬉しい!

しかも、彼女が笑うと目が三日月型になるのも、なんか幸せオーラたっぷりで
雰囲気良かったです。
衣装が黒で、結構シックでエロい感じなのも、後になって気付きました~。

スッバラシー!拍手!

♫私に幸あれ♫っていう歌詞が、逆にすっごく幸せを感じて好きです。



>TOKIO 東京ドライブ
♫たまには こんなサンタも どうだぁい♫
やってくれるー!!
全員サンタコズになってる!!

一人タモさんが入ってるーッッ!!

相変わらずこの中年のオッサンたちは魅せてくれますなぁv
クリスマスイベントなんだから、こういうサービスは大歓迎です。
しかも、要所要所に付いているあの小さなマスコットは何なんだ?誰か解説してくれ。

「ったくこれ熱いなっ」
脱ぎ捨てちゃうw
後ろのトナカイさんたちまで気合い入った動きしてんなぁv
いやいや、楽しいステージを見せてもらいました!

ってか、直立不動で歌うタモさんが・・・っww これ、一番ウケる。今年はここかv


>いきものがかり ラブとピース
この曲イイ!
ちょっと昭和テイストでコブシ効かせたかんじが、かっこいーぜぇぇ!!
ガニマタで歌う清恵ちゃんもいいかんじ!

演歌のように喉を唸らす技術力と歌唱力の高さも、こういうところでこっちが唸らされます。
音程が低めで揃えてあるので、どっしりした貫禄さえ感じました。
こういう曲をテレビで披露していけばいいのに。



>ポルノグラフィティ オー!リバル!
かっこいー!!///////
今年の私的ヒットその2!

FNSとかでも何度か聴きましたけど、今日のステージは気合い入っていて素敵でした。
さらっと歌いあげちゃう時と
今回のように、声に切なさを乗せる気持ち入っちゃってます~って時ありません?
迫力に怖さを感じるほど、ゾクゾクした。

あと、音源にエコー効かせているんですかね?

良い曲だわ~。

バックの背景の暗雲が立ち込めるCGも良かったです。これも怖い感じ。
その前に焚かれていた炎がサビで燃えあがって、ソーゼツ。
あ、クリスマスツリーなんだー!


>コブクロ 未来
うわぁ!久しぶりに見たよ!

ピアノバージョンということでしたが、聴き入った・・・・っ。
原曲を知らないのが悲しい。
でも、良い声だ~~~。
二人の声が合わさった時の透明感と輝きが、ピアノバージョンだけに、強く感じられた気がします。
きれいだぁ・・・。

左の人の半音上げる時の切ない旋律が特に好き。
息を呑むって、こういうことを言うかもしんない。


>YUKI tonight
なんて高くて鋭い声なんだ。
・・・・・・・ちょっと太った?


>ラルク
おおぅ、クリスマスソングだ。
私のセンスではないので、多くを語れないのですが、毎回見る度にすっげぇなと思わされる。
ファンじゃない人の目を向けさせるだけの魅力がありますよね~。

声が変わらないのもスゴイ。


>ミスチル starting over
うわー!うわー!ミスチルだー!
今年初めて見たよ!
やっぱりミスチルのステージは桁違い。圧巻ですね。

ここのグループも変わらないですねぇ。
そして歌詞がドラマティックなのが、いいんですよね~~~~。
前向きな歌詞でありながら、人の脆さや温もりやリアルがあるところ。やっぱり好きだな。

なんか以前も、ここが仕事納めだって言ってましたけど
正にそんな感じで、バンドメンバーと共に円になって締めたラストにはちょっと感動しちゃいました。



>稲葉浩志 羽
一人での登場・・・・てことでしたが、ステージは圧巻。
迫力が違ぇ。
正直、この声、この三連チャンの中で一番好きかも知れないvvv
少し細い鋭さのある高い声。

やべぇ。ジジクサい茶色のシャツなのに、すっげえイケメンに見える。



>嵐
ああ・・・初めての中継・・・、最悪でした。テレビで見る分には。
トークはリーダーが一番おもろかった・・・w
バク転をやって、褒められたとかw「良かったぞと」 会場から拍手まで貰っちゃってv
正月は「家族でビンゴ大会」とかw ほんとこれ毎年言ってますよね~。

愛を叫べ
この曲好き~vvv
結婚式の二次会で定番になりそうな曲だ(笑)
嵐に歌わせているってところが、歌詞が憎いんですよね~。

しっかしぴょんぴょん跳ねる仕草まで揃う奴らだ。
ワザと同じ動作をさせているっていうのも大きいのか。
やべー、カッコ良すぎて卒倒しそう。
今まで見てきた「カッコ良さ」とは違う、妙にこう、恋心に突き刺さるカッコ良さなんだよ!
振りまくなよ!!


櫻井くんのカメラ目線www

Love so sweetか~ら~の~。Sakuraに、脳天貫かれました・・・っっ!!!
ぎゃあぁああぁ。
カッコ良すぎだがな!!

もうステージっていうよりは舞台ですね。
自由に動き回る5人に魅せられました。ラストの回転からの膝まづき&俯きには
胸が痛いよもう/////


・・・・・と思ったらリーダーの手書きのメリークリスマスに・・・w
あっはっはv
なんちゅー小道具出すんだv ずっと持ってたのかw
ってゆーか、渋い曲の余韻がなくなっちゃったじゃんかw



>XJAPAN
おおぅ、ここもサンタコズだ。
ここの世界的アーティストとなったステージは、もうラストを飾るのに相応しく。
レヴェルが違うよレヴェルが。ステージの質がワンランク上である。
派手さの中にある透明な切ない声が、胸を締め付けました。
良かった。
聴けて嬉しい。


おおぅ~脱いだ~!!
ってか、下何も着てないんすか・・・っ//////

X
ドラムのリズム感が心地良く、ノリが良いな。・・・会場もノリが良いな。



>総合感想
最後の最後に関ジャニは何であんなフリをいれたの?
結局城島くんはタモさんコスしていないんだから、見ているこちらには肩透かしも良いとこで
実は違いました~なんて笑えません。
最後の余韻をぶち壊しです。最悪。


総合的には、最近の音楽番組っていうと、エグザイルとAKB、そしてジャニーズに偏るから
正直、覇気がなくて新鮮味も迫力もないと思う。

私個人も、エグザイルはライジングサン~で完全に見切ったし
(良い年した大人が歌う曲じゃないでしょ、小学生をターゲットにしたいのだとしても)
いきものがかりも歌唱力を見せずに息切れしながらじょいふる歌っているようじゃ、テレビじゃ冷める。

多少下手でも知名度低くても、ある程度、出演層を厚くしてくれないと、ちょっとダレてしまいます・・・が。

そういう意味では、今年一番楽しめた番組でした。
色々な曲を聴けて、ここでしか見られなかったアーティストさんもいましたし、目まぐるしかったです。


今年は音楽番組運(?)が付いてなくて、結構偶然体調を崩している時期に辺り
レビューもそこそこになってしまいましたが
J-POPを流すのは大好きなので、来年も色々楽しみしています。
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2015*12*23(Wed)
金田一少年の事件簿R 人形島殺人事件第10話感想(週刊マガジン4・5号)
前回から話が一気に進んで面白かったー!急展開すぎる嫌いはありますが、詰め込まれて濃厚!
やっぱり焦らしに焦らされていた接点が合致してくるこの快感はたまりませんなぁ。
わざと暈し続けた人物像の希薄さが、今回のトリックというか、謎のキーポイントだったみたいで
ようやく朧げに見えてきた事件の骨格が面白いです~!


>9話
シャレではなく本当に一ヶ月近く高熱でぶっ倒れたので一週サボりました・・・・。(隔週発売でヨカッタ)
なので、記事纏めちゃいます。まずは9話から。


「そして、その殺意の源流は12年前の不幸な事故に遡る」

人形をキーワードに、みんなの過去が何らかの繋がりを持っていたって、なんかもう恐怖すらある語り口で
もう雰囲気最高でした!
人形という恐怖のモチーフ(笑)で、まるでメキシコの『呪われた人形島』のように
おどろおどろしい輪廻が横たわっている感じの設定が、たまらねぇ。
早く真相知りたい。



さて冒頭。
なんつーか、余韻も導入もなく、イキナリ物語が始まってるぞー!
人物一覧も消えた・・!

なんか、今回は無駄なページ数稼ぐような姑息な作画をしていないですよね(苦笑)
いつもと違って、ページ数が足りないくらい描きたいことがあるの~とでも言っているような覇気。
どうした、さとう。


話はいつきさんとはじめちゃんと美雪ちゃんで、いよいよ動き出したシーンから。
なんかこのスリーショットいいですなぁv

さり気ない会話だったけど
いつきさんが「あんな形で再会となったらたまったもんじゃねえなぁ・・・」と
はじめちゃんに寄り添うような感想を漏らしたのが印象的。
こういう一言で、相関図って心にストンと落ちてくるものだ。

長い付き合いだけど、気遣う感じがGOODでした!

また、その後はじめちゃんの指示で美雪ちゃんといつきさんで何か調べ物に行くけど
このツーショットも悪くない。
はじめちゃんが美雪ちゃんを預ける相手として、いつきさんを信頼している感じと
はじめちゃんから見ても、美雪ちゃんといつきさんだってそれなりの長い付き合いっていうのが仄めかされていて
ちょっと・・・・なんか・・・・///////

どんな会話したのか、知りてぇえぇぇぇ~・・・・・!


人形社の構造は、確かにもうトリックに使って(浸かって?)下さいと言わんばかりの便利グッズだった。
5分も猶予を与えてくれちゃうw
だから、小窓から見た時は全身像があったのに、駆け付ければ首だけという、マジックのような第三の事件ですが
ここがいずれ、最大のネタ明かしということになるんでしょ?

前も言ったけど、錯覚や錯視ではなく、人形をモチーフにしたっぽいトリックが良いな~。(希望)


はじめちゃんが、その時の仮面の行く末を気にしていた所を見ると
ここで被っていた仮面に付着していた皮脂とか
或いは、犯人が被せただろう指紋とか、その辺を物的証拠にするつもりですか。

仮面には、もしかしたら、入れ替っていたとするならば
複数の人間の皮脂が付いている、重要物件かもしれん。

しかし仮面・・・・。
そうか、髪はカツラで、お面だけ付けるという変装だったのね。
言われてみればその通りなのだが
なんか、坊主のような、赤子のような、ハゲのお面が、ちょっと不気味~・・・・・。



そこへ剣持のオッサン登場。
朱鴇田の眼には、コンタクトレンズは入っていなかった、
つまり、朱鴇田はダテ眼鏡をして変装をしていた。


ここ、面白いですよね。
そもそも、ペルソナドールとして、〝変装〟している人間が
更に、二重にもう一つ変装をしていた。

厳重な隠蔽は、それこそそこに本人の悲愴なまでの決意が感じられますが
ただ、必死に真実を隠して隠して・・・・って
隠すというキーワードのみに拘った作風が、より今回の物語を洗練させている気がします。
人形というモチーフは、それ自体、自己投影である〝変装〟というイメージで
最初から語られていたので、そのアレンジがエッジが効いているなぁと。

ただ・・・・ダテ眼鏡で変装って・・・・・・コナンかよ!!
隠せねぇよ普通!



その朱鴇田の変装理由。
田中豪の悲劇をモデルにした小説で、その相手家族が心中してしまったことに
ショックと罪悪感を覚えたというもの。

前回、田中豪がこのことを口にして、そうなると確かに朱鴇田には殺されるだけの理由が浮上した。
でも、それを本人が正義感で社会発信したのではなく
なんか・・・軽い気持ちで、そんなつもりではなく書いたものだったのに
思わぬ副作用が起きてしまった・・・っていう描き方が、ちょっと気になる。

もう一度、小説を始めた理由こそが、殺される原因だったりして。
私達を苦しめておきながら、まだ、のうのうと小説家をやっているんだもの・・・!とか。



一方、まことちゃん。
なんだか、異様なまでに供養祭に拘っているけど、それってポーズか?
この入れ込み具合は、なんだが、誰かに、或いは何かに脅迫観念のようなものすら
与えられている雰囲気だ。
まさか、共犯者だったりするんだろうか。操られていた内通者ってかんじ?

はじめちゃんと、背中合わせで目も逢わせないカットが、逆に妙~に心理的に対峙している印象を抱かせて
ちょっとドキドキ。


母親の方の証言で、妹を殺した男は、弓月清吾という男だと判明。

そして来た来た来ました~!
「謎はすべて解けた!」か~ら~の~「祟り人形はこの中にいる!」まで一気かよ!!
うをぅー!

しかも、表紙に乗せなかった人物一覧を、ここにきて一ページで紹介!
うをぅー!

妙に急展開だった上に、新しい有力な情報を煙のように隠して、一気に雪崩れ込みやがりましたー!
「この中にいる!」って言い切ったはじめちゃんの表情、いい・・・!
なんかいよいよって感じがする・・・!
(でもこの白バックの謎はすべて~の方の決め台詞の一枚使いは、ホント、いらない)


ちょっと新鮮な構造である。
この勢い、アニメ化している間だけ維持する気か。<さとう
加速度上げていくのは、読んでて勢いがあるから楽しいんだが
ワクワクというか、盛り上げようという努力は感じられてイイ。

肝心の事件についての具体的な記述は暈されたままで、人物の動きだけを追っている流れも
今回は特徴的に光ってて、まるで、読み手も現場にいるような錯覚だ。


そして始まる、はじめちゃんのタメ口推理。
祟り祟りって未だ言ってる蟻塚さん・・・そろそろウゼェ。しつこいなぁw


「だがこの島で起きた殺人事件は人形の呪いでもなんでもない
 かつて悲劇に巻き込まれた人間が企てた、計画殺人なんだよ!」

そう告げたはじめちゃんに、田中豪が告げた言葉が怖い。
自分の母親を殺した男の名前が、『弓月清吾』


うぎゃぁあー!繋がったぁぁー!!
ここが全ての発端かー!なんちゅー傍迷惑な男!


「交通事故の賠償金の支払いが元で全てを失い
 膨れ上がった借金に追い詰められてとうとう強盗殺人まで犯してしまった・・・!」

え?
んん?
交通事故で賠償で借金地獄?そんなことってあんの?・・・ってか、どんだけ酷い賠償命じられたんだよ・・・。

でも、この設定も面白いと思った。
弓月清吾という男の存在も、ここにきて初めて浮上した設定であり
そのことと、ペルソナドール殺害に直接接点がない。
厳密には、原点という意味で繋がっているんだけど
表向きには、弓月清吾が齎す悲劇と朱鴇田の繋がりは、限定的だ。


合わせて、浮上した、朱鴇田のペルソナドール殺害計画。
それを知った犯人が逆手にとって、利用した・・・・。

知り得る立場に居た人間ってもう、星坂チャン・・・・いや、なんでもない。


>10話
「ペルソナドールは元々三人のユニットなんかじゃない!紅小路巴が一人で全ての小説を書いていたんだよ!」

ぬわぁにぃぃ!!
そう来たか!

いや、内情的にはほぼそうなんじゃないかと思っていたけど
他はアルバイトっていうのに、びっくりした。
一応、モブでも人(頭数)はいるんだと思っていたから。

んで、他の人を降ろすために、こういうやり方を取ったのかなとか思ってた~。
最初から一人かよ。

ただ、それの根拠となる行動理由がちょっと、希薄。
3人の限界を感じた、とか、ウソがばれる前に、とか、そんなの普通の大人なら最初から考慮すべき事案。
別に今更、追い詰められる理由とは思えない。
何かしらの強迫観念があって、消さざるを得なくなった、とする方が
余程自然だったんだが。

また、一人の作家として生きていく決断をしたっていうのも、なんだかなぁ。

そもそも、最初に筆を置いた時点で、自戒を込めた想いは何処へ?
もう一度書き出した理由は定かではないが、普通の人間なら、こうして再び限界を迎えたとしたら
それでも尚、作家に拘り続ける意義は生じないだろう。
やはり、自分には向いていないのだ、とか、運命がそうさせてくれないのだ、とか、そう考える方が大半。
ましてや、第二の人生として、教職の道も拓けている。
わざわざ、作家に拘る説得力がないです。

ここ、もうちょっと何かしらの練り込みが欲しかったなぁ。
朱鴇田の行動こそが、この物語の肝なんだから、他はいい加減でもいいから
ここはしっかりとリアリティを持たせて欲しかった。


しかし、それでも唯で転ばないのが、今回のキバヤシ(笑)

「今回の人形供養祭はペルソナドールという人形の葬送の儀式でもあったんだよ」

おっもしろーい!
なるほどー!

キャラクターを〝殺す〟計画だから、人形供養な訳ですね。
成程、これは、上手く見せられました!
だからこそ、最初から人形をモチーフにしてたのかー!

ここは、読んでて思わずニヤリとしてしまいました。


「それじゃ、あの三人の死体の内、漢田と鈴丘の死体は誰なんだ?」
「本当に三人分だったのかな?」
「え?」

え?
いや、私もここは二度見!
そうか、いつ殺されたか、死亡推定時刻を誤魔化すために最後、派手に燃やしたのだとばかり思っていましたけど
そもそも、三人いないとなると、当然死体は三つもない訳で
だとするなら、これってバラバラ殺人かーっっ!
うをぅ。

バラバラの身体のパーツを繋ぎ合わせれば、完全な一体が出来る。
くっそぉ、金田一では有りがちなネタだったのに、焼失に目を奪われて、盲点だったー!。←馬鹿だから


っていうか、ちょっと待て。
朱鴇田は、最初に殺されたということになるが、ここからは真犯人の計画になるわけで
だったら朱鴇田自身は、そもそもの自分の計画では、どうするつもりだったんだ?
どうやって、キャラクターを〝殺した〟と見せ掛けるつもりだったんだ???
死体が無いのに。

もしかして失踪させるだけ?

大体、はじめちゃんと呼んだのが、本当に探偵役ってことにもびっくりですよー!
マジかよ、何でだよ。
探偵っていうのは、真相をばら撒く存在なのであって
キャラクターを殺そうとしている朱鴇田が、わざわざ探偵役が必要、だなんて思う根拠が分からん。

不可思議なままに失踪してくれれば、それで計画が完遂するじゃねーか。
キャラクターを殺したことをばらされて、この計画を企てた意味ってなんなのw

「ミステリーには探偵役が必要だろ?」って、そんな笑顔で言われても・・・・。


探偵が居て、計画をぶち壊してくれることが、本懐だったとでも言うんだろうか。
じゃ、そもそも何のための〝殺害〟計画だよw
ってか、ミスリードして欲しかったとか?
はじめちゃん、舐められてたんじゃねーのw


しかし、その計画自体と、今回の事件は、実は直接関係はないっていうのも面白い所です。
この、二重、三重に組み合わされたプロットの深さが今回の味ですよね~。

計画の大部分を被害者となる朱鴇田が既に仕込みを済ませてくれていて
真犯人は、それに准えて、後は行動するだけて良かった。

表向きに見えているその流れが、朱鴇田の計画書上であった気味悪さを感覚的に訴えるため
今シリーズは、序盤、あんなに、あやふやで煙がかかったような流れだった。
用意周到な構造が、今回上手すぎる!

祟り人形が誰か、というよりも、動機の線が未だ暈されているのも、そそられる。
早く真相知りたいです。


絵柄も安定していて、細かい所まで書き込まれているし(比較的)
後半戦に入っているのに、デッサンが思ったほど崩れてこないのも、高評価ですvv
はじめちゃんが可愛いよっ。

何しろ、推理編は、彼の見せ場なんだから、こここそ、丁寧に描いて欲しいですもん。
表情とか凝って欲しいですもん。
今の所、満足ですよ~。
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2015*12*20(Sun)
破裂 最終回 感想
ドラマ後半の佐久間の訴える誘導された先の世界の異様さを克明に描き
行儀の良い老人社会の正義論をこれでもかと突き付けておきながら
このラスト!

医者の傲慢さと、政治の身勝手さが、お年寄りの本音という当事者の上で、まるでオセロのように最後に裏返って
何とも後味悪いっていうか、カタルシスもないっていうか
だけど妙にシビアな現実を嘲笑われたというか!

とにかく、トンデモナイ終わり方だった。
素晴らしい。こういうの、嫌いじゃない。




>最終話 未来とは今日である。救済の日とは今なのだ  ウィリアム・オスラー
終末期に対する様々な事例を挙げるように、幾つかの家族を深く掘り下げながら
死ぬという人間の終末期を問うてきた本ドラマ。

最終話は、佐久間の進めるプロジェクトが軌道に乗り始めた事で
世界が死を肯定的に捉え、まるで操られたかのように、死生観を美化した世論が形成されていく。

その一方で、これは殺人だと、ヒーローの如く、戦い始める香村。
全てを奪われ、ゼロになった状態からの復活劇を見せた前話は、まるで香村こそが
この行き過ぎた正義の、最後の砦のように描かれた。

佐久間を止めるのも、佐久間と良く似た人間である香村しかいない・・・!


・・・ってしておきながら
今回蓋を開ければ、崩れていく佐久間の失脚舞台は、まるで佐久間こそが聖者であり
人ごとのままの政治家たちの本音まで、無情に浮き彫りになり
あんなにも親切面しておきながら、手の平を返すように、老人たちの真の幸せを願う他者は、消失する。

もう誰も佐久間の声を聞かない。
佐久間の声は届かない。

これが、現実である。
政治家が幾ら気取って社会正義を唱えてみたところで、ブームが過ぎればそんなこと
まるで無かったことにされる。

利潤の生じない戦いはしないんだよ。誰も。
そんなこと、どーでも良いのだ。自分の立場と支持だけが、大切なのであり
一時、まるで神の如く、弱者に手を差し伸べる偽りの顔をしてみせただけなのだ。

そこに、真実だの、真の優しさなど、存在しない。

そんな当たり前の社会正義を、実に生々しく描いて見せたのは、皮肉にも面白い。
そんなの、誰もが分かっていることなのにねっていう作者のあざとく痛切な社会批判が聞こえる。


また、それより面白いのは
ここで、佐久間が断末魔のように叫んでいた内容だ。

佐久間がここで本気で叫んだ内容は、今までの人を食ったような作られたレポートではなく
佐久間自身にこそ、あのふざけたパフォーマンスの裏に本当にそういう信念が先に合って
その上で〝頭を使って〟選りすぐったプロジェクト提案だったのだということを
ここにきて、心の叫びと共に知らしめた。

前回から、当プロジェクトを異様な雰囲気で演出していることや
佐久間自身が鬼気迫る表情をしているため
流れとしても
観衆として着席していた政治家や記者らと同じように、佐久間の言っていることは最早
世迷言のようにしか、響かない。

響かないのにー!


何この説得力。
なんだろう、この鬼気迫る白熱の弁論はっ。

ここの佐久間の崩壊クライマックスは、とにかく絶品だった。


本当に佐久間が訴えたことは、全部異常だと思えたか?
本当に佐久間が言っていることは、全部世迷言だと思ったか?

多分、多くの人が感じたのは
佐久間が言っている事の方が、真理を言い当てているのではないかということではないだろうか。

「時間がないんだ!誰がこの国を救うんだ!
 私が人生賭けて考え出したこの法案より良い案があるなら言ってくれ・・・!」


真に、これからの老人社会問題に向き合い、彼の意見に真っ向から反論することが出来る人間が居たら
お目にかかりたい。
彼の問いに応えられるだけの成熟した社会を作り出せる術が、他にあるなら言って欲しい。

佐久間の言っている事は理解の範疇だし、ある意味正しいのだ。
生きている事と、死んでいない事は違い、家族に迷惑をかけるくらいなら、と思っている人は多い筈だ。
介護にほとほと疲れて、もう終わりにしたいと思う老老介護もまた、現実である。

人の尊厳を貫く為の選択肢は、今後ますます潜在化してくる筈だ。



そしてそしてっ!
何より凄いのが、そういう佐久間の必死の訴えを描くこのシーンが
佐久間の方を狂人というスタイルで演出されている中で叫ばせていることだ・・・!

もう誰も耳を傾けない。
もう誰も彼に付いていかない。

力の無くなった者に容赦はない。
壇上で、勝ち気に演説していた今までの圧倒的な支配者ではなく
必死に胸の内を訴える佐久間。

佐久間が一人自信たっぷりに演説するという何度か繰り返されたシーンなのに、この差!!

佐久間の真意も言動も、実は1話から何も変わっていないのに
ここにきて、狂気の側が反転することで、佐久間の意見も回転するところが面白い。

ここではまるで、本当に狂っているのはどっちなの?と、かなり辛辣な問いが投げかけられていた。


それを台詞や音楽などの演出効果ではなく
シーンとして、話の流れで雰囲気に乗ってやっちゃった所が、逆に圧巻なわけで
スタッフのセンスの良さが光ってました~。

それをまた、佐久間役の滝藤さんが、これまたものっっすごく圧巻の演技力で魅せてくれてっっ。

ここは感動という他ない。
ダイナミックさという訳ではないのですが
あんなに堂々たる威風を備えていた皮が剥がれ、怯えたような、小物臭を漂わせた
本当に力もない一国民の断末魔という緊張感を漲っている!
単なる叫びじゃないんですよね。
今までの小生意気な口調とは少し印象を変え、声色も高めにしてあって
切羽詰まった感が、痛烈に感じられました。

一瞬顔を上げるタイミングを遅らすとか、細かな動きが本当に繊細で、正に人間がそこに居た。


佐久間役は、当初、香村の最大の壁というキャラなら
このきゃんきゃんした演技は合わないのではと思っていたものですが
それが、こんな成長を遂げようとはっっ。

単なるライバルではなく、社会批判と世論の逆転を体現するキャラだからこその、この性格だったんですね~。
ふわぁあぁぁ~・・・・・スッバラシー!納得!です!!


役者さんで言えば
佐野史郎さんの芝居どころがほとんどなかったですが、その存在感の強さが圧巻でした!
何て贅沢な使い方・・・!

しかも最終回は、更にどっしりとした存在感がハンパない。
目線一つで、佐久間を切り捨てた張本人だと知らしめ
目線一つで、切り捨てた相手の部下を貰い受ける。

くをー!くをー!男の世界ー!!

このドラマは、一流の役者さんが一流の演技を擦り切らして勝負している、そんな印象を受けたドラマでした。
全員ではなかったですが、ほぼ演技派のベテラン勢で固めた脇が重厚です。



更に更に、このドラマはそれだけじゃ終わらない。

次々と去っていく支持者たちの群れと逆行し、会場に最後に唯一人残る香村。
似て非なる二人は、いがみ合い、思考をぶつけ合い、決して交わることはないままではあったが
このシーンは、実は香村こそが一番、佐久間の意見に真摯に受け止めていたとも言えることを
左右からフェードインするだけのカットで臭わせる。

佐久間の危険思想を唯一人気付き、そのために犠牲になってきた香村だからこそ
皮肉にも、一番佐久間の思想を真面目に受け止めざるを得なかった。

一番佐久間の近くにいて、共に理想を追いかけてきた他の議員たちこそが
実は流れに乗っただけで、佐久間の思想の一つも、本当は理解していない訳で。

一番の敵こそが、一番己を知っているというのは、皮肉だけどありがちで
そういうのも丁寧に描けていて、面白いと思いました。


そして、全てを失った佐久間。
決め手は林田の逮捕に繋がる 金の流れと老人対応マニュアルだった。
逮捕者の出た政治家と、心中する馬鹿はいない。
支持者もなく、失脚すら余儀なくされる。恐らく、政治家生命もこの逮捕で永久に潰える。もう終わりである。


計画の破綻。理想の破綻。
それは正に『破裂』であり、佐久間はそのまま、意識を失う。

倒れたー!真後ろに、きっれーに倒れたー!
なんか、倒れるところまで、怖い、という印象を抱かせる興味深い演技だった。
徹底された拘りを感じた。


最後に計画も立場も破綻して、それに合わせて物理的にも、脳内血管を破裂させたラスト。
彼の企みは、全て脳内妄想であって、机上の空論であったという比喩のようにも捉えられ
ここは、唸りました・・・。

ここまで引っ張るピリピリとした緊張感と、さり気なく挟まれ続けたタブレットを噛む不安定なカットが
見事に全体の瀬戸際を表現し破裂寸前というイメージがリアルで
その上での、事実上の破裂は、正に全てが合致したような演出であり、クライマックスだ。



・・・・と、ここまで腕を鳴らす強敵同士の決着を見た所で
更に物語は、もう反転させてくる。

香村が勝利者のようにシーンは進み、いよいよ返り咲いたセンター。
この治験治療の本格的な運用が始まっていく。
副作用だった破裂対策も佳境に入っていく。

全てを失った香村は、もう恐れるものはなく
ただ信念のためにその生命を燃やした。

自ら、過去のオペミスを告白し
「一人の命は俺じゃなくても救える!でも100万人の命は、俺じゃなきゃ救えない!」

だから、この心臓療法を世に送り出したら、自分は医者を辞めるという覚悟まで宣言。

全身、麻痺で寝たきりとなった佐久間に
「俺は医者だから、救うことしかできない」

まるで悟ったかのような厳かな正論をぶつける。
それはまるで、医者としての使命に燃えている勇者のようだ。

外科教授ともタッグを組み、連携準備も万端。
遮るものは何もなくなり、香村の独壇場の未来が拓き始める・・・・!

・・・がっ!

センター下に集まった、お年寄りたちはみな香村療法への支持を訴える。
信者のように集う老人の群れ。

死への恐怖から救われたいと来ているのかと思いきや
ただ一言。

「わたしを、死なせて・・・・?」

~~っっ!!!

ぞわぁぁってきた!ぞわぁぁ~ってっっ。

そう来るか!!


たっった一言!
たった一言である。
たったの一言で、全てが、またドラマの表裏が、引っくり返しやがった!!
なんてラストだ!


色んな事が去来する。
そもそも、佐久間の仕掛けたプロバガンダで世論が動いたというのは、本当だったのか。
佐久間の手腕で世の中が動いたのではなく
老人の潜在意識に元々合った本音を炙り出しただけだったとしたら?


また、医者としての身勝手さも傲慢さも見える。

最後に佐久間が「医者はバカだ」と言った意味が、妙に色を帯びて深く胸に再来する。
医者は命を助ける事しか考えていない。
官僚は、少なくとも、自分は、日本の未来というマクロ視点で、未来を憂いていたのだということならば
医者の行為は、果たして讃えられるべきものなのか?

生かすだけ生かして、その後の社会的な責務は何も負わない医者は
確かに佐久間の「医者は馬鹿だ・・・」への反論を持たない。

原作者さんの医者としての仕事観が垣間見える、ユニークな考察である。


まるで、香村を正義の使者のように描いておきながら
香村もまた、良かれと思ったことを押し付けるだけの、佐久間と同列の人間として幕を閉じる。

「俺たちは似ている」と言い合ったあの台詞が、脳裏を過ぎる訳ですよ。
なんて隅々まで神経を行きわたらせたドラマなんだろう。



隅から隅まで、色々と拘りが見られ、熟成されたドラマでした。
力の入れ方が民放とは質が違いますね~。

社会で戦う男の生き様や、そこで野生のように喰うか喰われるかの熾烈な攻防。
その辺の命を執念に燃やすギラついた戦いと
単なる敵を一方的に排除するというものではない、二大巨頭としての二面性が特徴的で
見応えありました。

そういう物語上の骨格だけでなく、脚本としても演出としても、久々に練られた物語というものを堪能致しました。
共感や反感とは違う、手応えのあるドラマを見れたなという満足感が気持ちが良い。
楽しかったし、すっげえ!というのが率直な印象。

何処にも無駄が無く、常に息を詰まらせ、見終わった後の読後感(視聴感)はハンパない。
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2015*12*19(Sat)
無痛 最終話 感想
まずまずの納得の結末でした~!流れも良く、じっくりと描いてきた印象は受ける。
面白かったかどうかと言われれば面白かった部類には入ると思う。
イバラが帰る場所はやはり白神院長の所しかなかったと思うし
イバラから逃れ無慈悲にも自由になれた筈の白神が、逃げるどころか両手を差し出し、道連れとなることを自ら選択。

人生へポジティブ解釈を残すお気楽ラストより、余程自然ではあった。
綺麗なラストにされるよりも、私はこちらの方が好みではある。

・・・・・が、イイ大人がこういう末路しか選べないって、何処か自己陶酔したような身勝手さを感じないこともない。



概ね及第点の筈の最終回ですが、ツッコミを始めれば切りがないラストでもある。

イバラと石川一家殺害の関連判明までは実に謎を上手く誘導し、重さもあったものだが
最終回のこの残念な感じは、やはり煽りすぎた嫌いが大きい。

不可抗力とは言え、弟を殺してしまったという自責の念から無痛治療を始めたという白神院長。
痛み=苦痛から逃れることが最大の幸福だと信じた。
心の痛みと、体の痛みは、全く別物ではあるが
身体の痛みよりも、全ての痛みから解放させてあげたいと理想を語っていた序盤の彼の言葉があるだけに
そこはまあまあ納得がいく。
自らが苦しいから、それは神にも縋るように、極自然な流れだったのだろう。・・・白神本人にとっては。


だが、白神が一家殺害をやらせた理由が、恋愛って・・・・・(脱力)
失恋で無謀登山して自害?
おいおいおい。
弱かった弟さんはともかく、動機が失恋っていうのも百歩譲って良いとして
なによりもその後に、そんな風に弟を苦しめた女があっさり最高の幸せを手に入れたと思いこんだ理由が
あの新聞コラムっていうのが、ダサすぎる・・・!

イイ大人なんだからさぁ・・・・・(泣)

大衆に公然と弟を辱めた屈辱は、比類なき怒りかもしれないが(ここは分からなくはない)
それにしたって、自分で確かめもせずに鬱屈と殺意を募らせるって・・!病んでるよ!
男なら直接行けよ!自分で行けよ!他人を巻き込むなよ!ダセェな。


白神が無痛治療研究に没頭した理由がそんなんじゃ、折角の根底にあった深いテーマが台無しである。
社会派的にテーマを押し出してきた部分が、何の帰結も見せず、一気に冷めました。

故に、院長室で為頼、白神、早瀬の三名で対峙する場面も、わざとらしい感じで真剣に観てられなかった。
為頼が白神に痛みについて力説する場面も浅く、台詞も稚拙。
演出も白壁一色。

ラノベ以下かっっ!!


流れは良いんですよ。

「痛みは私だ・・・!」

為頼が絞り出したこの言葉は、恩師が死の間際に残した教えであり
同じ言葉を繰り返すことで、今度は為頼自身が、自分の言葉としてそれを受け入れたということなのだろう。
悪くは無い。

また、人生に於いて、痛みも苦しみも避けては通れないものであり
そういうものを全部受け止めて生きていくってことが、人生なんじゃないかと訴えてもいて
自分だけに理不尽に与えられる人生の苦しみに、何処か光明を思わせる、シーンになっていた。


でもね・・・!

「そこから逃げちゃ駄目なんだ!」とかさ~~~~~。
だからラノベかっつーの!
ラノベだって、もっと高尚な言葉を使ってくるよ、今どき!!

前も言いましたが、多分この脚本家さんが人生経験が浅く、語群も少ない幼稚な人なんだと思う。
人生の渋みも苦みも知らないって感じ。
だから、選ぶ言葉が浅い。

例えば、「そこから目を逸らしちゃ駄目なんだ」ではなく
「そこから逃げることは△△だ」みたいな感じで、何らかの捻りや比喩を用いて、経験則を見せてくれないと。
仮にも、かなり妙齢のキャラ設定なんですから。
これじゃーまるで、十代の小娘の高校生活ドラマである。

そういう、スパイスもエッジも効いた台詞を使用出来なかったのが、このドラマの最大の失点だと私は思う。


繰り返しますが、ドラマの世界観は素晴らしかったですし、流れも言う程悪くなかったんですよ。

恨みを抱いた石川一家に、白神が妬んだのは妻の方だったけど
その夫であり、教師だった男を、サトミちゃんが、酷い男だったと憎んでいたというのも面白い。
彼がどんな手で妻を白神弟から奪ったかは分からないが
そこの無情な行為が発端であり、夫もまた善意の被害者じゃないとした設定が
人間関係のリスクを表わしていた気がします。


また、白神が命を終える選択をするのなら、ここで為頼がそれこそ纏め的なものを、無痛と苦痛を絡めて訴えるのは
当然の流れであるし、結論としても、悪いものではなかった。
そこに至る、最大の説得力を齎すエナジーが足りなかったって感じで。

もうほんと、脚本家の力量不足って、こういうことを言うんだな~。


それは、白神のキャラクターにも言えて
無痛治療に執念を燃やす理由、弟への強い妄執がもう少し禍々しく伝わるように最初の方から描いていたら
白神の最期はもっと切なく感じられた筈だし
そこに運命を共にする悲運のイバラの存在が、更に、悲愴感を強めたと思う。

歪み、澱んでしまったが、それも一つの愛だったのだ、というようなことが最後に分かる・・みたいな
イバラサイドと同じ人間愛があったら、道連れとなるイバラとも遜色なく、似合っていたと思う。
確かに、白神はイバラを理想化して、付き合わせたのだろうが
それでも、イバラと共に、落下する意味が少し弱いというか。
イバラは心中というより、白神を消そうとしているようにも見え
なんていうか、二人の温度差が揃っていないところが、美しさを半減させている。

追い詰められた二人に他に選択肢は無く
けれど間違ってしまった行為が、それでも純粋に煌めくようラストだったら
グッときたなぁ。


序盤から再三私も指摘していましたが
白神のキャラがのぺっとしていて、しかも感情も温もりも感じない無味無臭男でしたので
誰も彼の感情に共感や同情を抱けなかった筈だ。

ラストに白神がラスボス変換されるのであれば、尚更、彼のキャラクター掘り下げは必須だった。

それをまた、役者さんが能面のような表情で起伏も見せない淡々とした棒読み演技だったから、余計である。
もっと、行間を演じられる役者さんでなければ
白神のミステリアスで危うい感じを魅せられないのだ。(脚本家が言葉で凝れないから)

最後に図星を指され、ついに激昂したシーンも、ただ単に小学生が喚いているだけ。
こんなの、中学生だって演技出来るぞ。
ただ怒り、声量を上げ、声を荒らげるだけじゃない演技を見せてください・・・。


西島さんのようなギアを巧みに使い分けるような演技派俳優さんや
浅田さんのような緊張感を維持できる役者さんでないと、難しかったんだろう。
(この二人は別格だということを、今回学んだ)

このドラマの敗因は、白神のキャストミスにあることは、否定出来ない。

多くの方が、早瀬のミスキャストを指摘しているが
私には、白神の方が致命的に見えた。




だからといって、早瀬はこれで良かったのかと問われると、それはそれで疑問なんですけどーっっ!!

何あのクライマックスのコントのような動きはっっ。
折角のドラマの最大のシリアスシーンである筈だったのに、早瀬が何度も拳銃で撃とうとするところは滑稽だった。
滑稽すぎて、ぶっちゃけ、吹いたww

あ~の~さ~~~~。

「くっ!」「やめろ!」を何回繰り返した?
その度に、片腕を真っ直ぐに伸ばした拳銃ポーズだから、もうロボットと、それにツッコミ、という感じで
もうおっかしくて、おっかしくて!

昭和ドリフのコントかよ!
いっそ、スマスマ・コントでもいいっ(大爆笑)

普通、拳銃を片手で撃つには、かなりの肉体的筋力が必要で、大人の男でも両手で照準を合わせる。
ましてや早瀬はどうみても小柄なので、むしろ片手で撃つポーズは違和感しかない。

その上、何で毎回腕を真っ直ぐ伸ばす演技なのww

だからコントにしか見えないんだよ。よくこれで監督、OK出したな!


例えば、初めはカチャリと安全レバーを降ろす所から始めてみたり
感情に任せて激昂するにしても、グッと銃を握りしめてみたり、躊躇うように銃口を揺らしてみたり
両手で銃を向け、でも顔は背けてみたり、目を閉じてみたり・・・・。

演技って色々あるでしょう?
何で全部一本調子なの?馬鹿なの?


その演技を差し引いても、あんなにやたら拳銃をブッ放す刑事、野放しに出来ねぇよ。
ここは日本だぞ。
少し演出として、もう少し何かアイディアはなかったのか、やる気のなさが隠し切れてませんでした。


早瀬に関しては、刑法39条の問題を含め、正義感の向こう側に行ってしまった人間として
確固たる理想主義であり、それ故に暴走した、謂わば、正義は正義なのか?という本質を問えるキャラだった。
ドラマも、精神異常者への刑法措置を問う形で、そこに憤りを持たせる描き方をしていたのに
そういう面白さを一気に台無しにしたのも
この早瀬の単調な演技であることは、否定出来ない。


そしてそれを踏まえたラストが更に疑問である。

為頼先生、病院閉めてどこ行くのさ。
様々な人の死を見せられた。助けられない無力さ・・・人生に疲れてしまった・・・。
もう少し色々考えてみたい・・・・。

そう思う人間に、ラスト、〆の説教めいたこと言わせないでほしい。

為頼をラストにこうするつもりであるならば、白神との激論は、むしろ決着の付かないまま
分かり合えない擦れ違いで終わらせるべきであって
ましてや、「痛みは私だ」なんて、悟ったようなことを口にさせてしまっては
今更何を迷うのだ?と視聴者は混乱する。

同時に、白神への為頼の説得力も半減する訳で。


目を閉じて締まるエンドも意味深だ。
副題で~診える眼~とわざわざ付いていたからこそ、為頼が瞼を閉じる意味合いは大きい。
痛みも自分であると気付けたのも、自分が診えることから端を発する効果であったのに
その結論を経て、その上で、診えることを全部否定させたということか?

診えることへ、何かしらの罪悪感や虚無感を感じてしまったのだとしたら
そういう落差を肌に感じさせる温度差を見せていないと、何が何やらだ。

つまり、ドラマ序盤は、診えることへ畏怖と共に自信や驕りも誇りも持っている、力に頼り切った医師であって
それが、事件を通して、診えることに疑問を抱いた・・・・とかいう流れなら
まだ分かるんですよ。

でもドラマは、ブレない主軸として為頼を中心に据え、そこから不完全な人間が周りを騒がせるという構造だった。

故に、このラストのやっつけ感も、脚本の練り込み不足にしか見えない。



・・・に対して。

「俺は刑事を続けます!!」
すたっぷ細胞はありまぁす、じゃないんだからさー・・・・。

お前こそ、少し悩めよ!ってか、むしろお前が旅に出ろよ!
逆だろう!と誰もが思った筈。

刑法39条の葛藤も犯因症の結論も出ていないまま、自らの洗脳でイバラを暴発し
牽いては二人の人間を法の裁きを下すことなく死に追いやった。

お前こそ、自分の正義感や理念に疑問を抱いても良いと思うぞ・・・・!
ちったぁ、悩め!


そしてそしてっ!
一番のツッコミ所はここでしょう!
高島、お前、もう臨床心理師の資格ねぇぇ!

白神院長がどうなったか分からない状況で、同じ職場で働いていたなら秘書の忠誠心は誰もが見知るところで
それなのにこの態度!

コイツ、何様・・・!

何上から目線で長々と説教垂れてんの?
秘書にあからさまに素で高圧的な態度で嫌味を言う女・・!サイテーだ。
いや、うん、秘書が発狂するのも分かるよ・・・!
私も発狂しそうだよ!

それでいて、挙句に
「知らない内に憎まれていることってあるんですね・・・
 でも逃げないでちゃんと向き合わなきゃいけないのかもしれませんね」

ムッカー!
いやいや!無自覚か!この女、素でサイテーだ!!性質悪ぃ~~!!

キモすぎて、だからお前は嫌われるんだよ、と心底思いました。
人間として、普通に最低である。
刺されて当然だ。

言い方も嫌味っぽく、不安定な人間にそういう言い方はないでしょう?
それで人の心を扱う医者だなんて、つくづく呆れる。
苛めにも近い言動をしたのに、自分は被害者って態度が一番ムカつく。


これは、役者さんが下手過ぎるのだろう。(演出だとしたら、その意図が不透明だから)
こうやれば可愛い女演じられる~的な計算が見える。

人の心の痛みが分からない人間って、こういう人を言うのだろう。
その意味では、痛みとして、面白い対比である。
だが、ドラマとして、その効果が生かされてない・・・(爆)




全体的に、誰が何に向き合っているのかもあまり明確でなかったのも、共感性という意味では勿体ない。
犯因症だの無痛症だの、色々口にしてはいるが
結局、為頼は一番何に苦しんでいたのか?
早瀬は一番何を成し得たいのか?

様々な思惑が絡み合う中で、そういう主張みたいなものが鮮明でなかったことは
ラストの爽快感を半減させていた気もする。
白神院長のキャラを掘り下げてこなかったことからも、ラストの白神への心理変化をメインにしているとは思えず
だとして、犯因症や刑法39条に、何らかのメッセージを込められたとも思えない。


痛みとは何か?

そのメインテーマを通じ、結局得られたのが、為頼の「痛みは自分」という結論ならば
その中で
先天性無痛症であるはずのイバラこそが、ドラマ全般において終始どこか一番痛んでいるような表情だったことが
酷く印象的だ。

痛みは分からないままに、何かを確かに感じて、天に吠えたカットは、痛みに満ちていた。

彼に救いはなく、自分を殺したいと思うことで現れた薬物なしの最期の犯因症は
もしかしたら、為頼の妻が最期に見せた犯因症と同じものなのかもしれない。



痛みが無いことが幸せであるのか?
為頼妻、イバラ、白神。三者三様の犯因症は、どれも幸せとは程遠い形で幕を閉じたように思う。

けれど痛みとは生きていることである、とでもいうような
ラストカットの、のどかな電車内、母親の腕で無垢に泣く赤ちゃん。

それを振り返ると、中々に面白い人生論を叩きだしたエンドだったのかもしれないと思う。
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2015*12*12(Sat)
無痛 第9話 感想
うわー!面白かったよ~!いきなりのハード路線で息が詰まりました。
ラストのイバラの表情、すごく良かった!
為頼先生は信じられると思って、信じようとして、健気な想いが溢れてた~うわぁ。

それを説得する為頼先生の口調も、切羽詰まったものながら、相手を動揺させない落ち着いたトーンで
すごくしっくりきました。
言葉が少し浅い気はしますが、何より白熱した雰囲気が鬼気迫ってた。

でも以下は割と辛口・・。


一週空いたせいで然程ブツ切りは気になりませんが、それでもちょっと強引すぎやしませんか~?
確かに早瀬はずっと
犯人が正常な精神状態でなかった場合に減刑 もしくは無罪となる可能性があると定められている刑法39条を
意識してきた。
また、犯因症も出ていることから、何処かで暴走する危険性も指摘されていた。
第一話で、既に、凶悪犯と睨んだ相手を、容赦なく発砲出来るリスクの薄さも、描かれていた。


しかしその2点を持ってしても
なーんか、最後の早瀬の行動が単なるアホにしか見えなかったんですけど・・・。

折角良い下地を此処まで造ってきたのに
そういう危うさを膨張させる感じで早瀬の不安定さを描いてくれれば良かったのに
いきなりの黒化した白神院長の、ほぼ洗脳で、ここまでヤっちゃう?
ばかじゃねぇの?

なんていうか、もっと、こう、運命的にこうするしかなかった・・・!的な
緻密な展開が欲しかった・・・。


刑法39条の課題は、かなり序盤でも確か触れられていて
本当に真実かどうかはともかく、精神鑑定に回され、認定されれば減刑されてしまう。
故に、その物理的証拠を出せない精神面に付いて
悪用した犯罪者が、再び犯罪を起こした・・・・って話でしたよね。

確かその時、早瀬も自身の内面の熱情に気付き
為頼に、自分を止めてくれって頼んだ訳ですし。

そこから、二人の絆・・・は然程描かれなかったけど、でも、確実な信頼関係が紡がれていたような描写はあって
で、何故この流れ???


いやいや、刑法39条に付いて、色々拘りがある早瀬の気持ちも分かる。
しかし、たかが白神に、イバラは凶器を持っている、だの、記憶がないから捕まえても無罪、だの
耳元に吹き込まれたところで、何が彼を動かすと言うんだ。

しかも、そういう他者からの魅惑的な誘言に、繊細に揺れ動く微妙な心理変化を
丁寧に描ける役者さんではないために、ただ、悶々としているだけにしかみれなかった。
葛藤もなにもなかった。

更に、対峙する白神院長は、こちらもこちらで、絶対神のような圧倒的なオーラがある訳でもないし
ただ、平たい口調で、表情すら変えずに抑揚なく喋っているだけなので
うすら寒さとか、恐怖とか、そういうのをまっったく感じないっっ!!!

そこが致命的!
大根役者二人になんて重要なシーンをやらせるんだよ!!
ドラマが台無しである。


ならばせめて、演出などで、もうすこし早瀬の葛藤を見せたりすれば良いのに
淡々と単調な画を流すだけ。
どうなってんの?ここってこのドラマの超クライマックスじゃないんか。

例えば、早瀬と為頼の回想を入れたり、心が揺れている心境をフラッシュバック的に見せたり
色々方法はあっただろう。
演技だけで見せられる役者さんじゃないんだから、もっとなんか工夫が欲しかったです。



一方。
イバラとサトミちゃんの、プチ・駆け落ち騒動(違)
なにこの、小さな恋のメロディ的な、ピュアラブさはーっっ!!

喋るようになっちゃったサトミちゃんは大根だったが、それでも、前者の二人よりは浸ってしまう演技だった。
可愛過ぎる!
ぼそぼそと喋る、不安げなイバラに対し、無垢に無防備なサトミちゃん。

やべーやべーv

二人共、自分探しを兼ねる自分を見つけ出す旅だったんだろうなと思うと
その精神も大変ピュアである。

痛くはないけど、怪我していない訳でもないからと
ばんそうこを渡すサトミちゃん。
それを、最後に気持ちの限界や痛みを訴えようと為頼先生に差し出したイバラくん。

それを無情にも打ち砕く、早瀬の銃弾。

ここは、もう~~~~演出がこれでもかってほど引っ張るから、来る来る~とサダコを待つ心境で待っていたけど
案の定の裏切らない展開でGJ。

だからこそ、ここの早瀬の行動原理が重要になってくる訳で
もっと、ギリギリの攻防戦というか、心理変化を描いて欲しかったんですよね~。
早瀬の行為を軽くしてしまうと、相乗的に、対応するイバラや為頼先生の苦悩も軽減されてしまった。
それがドラマとしての重みも薄れさせてしまい、なんていうかこの話って
多分、原作本は凄く重たいテーマと人間描写を扱って、すごく面白いんだろうな~と思います。

でも、中盤でも思いましたが
それを脚本に移す、その人が浅く、言葉が稚拙すぎる。
その上、ドラマティックがなんたるかも、知らない若者が書き起こしたって感じ。

可哀想っていうか、勿体ないっていうか、失礼な気がしてきた・・・。
ザンネン。



物語もいよいよ核心へ!
イバラの無痛治療と称して治験と行っていた白神は、その過程で、治験薬には投与によって
狂暴性や記憶障害が出ることを、予め認識していた・・・!

そして、あの石川一家殺害を仄めかして、イバラに行動させたのも、白神だった・・・!

おおぅ!お前が黒幕なのか?!
でも動機が未だ見えない。
もしや、心臓移植に何か関係があるのだろうか。


何で心臓移植をしたことについて、為頼先生がそんなに驚いたのかが、ちょっと分からなかったんですけど
海外でやったって言ってたし、日本では認められていないって意味???
まさか弟を自分で殺しちゃったとかなら、怖い話ですが
むしろ、弟の仇って路線かな?そこから全てが狂いだした的な。


ここにきてまさかの、のっぺりキャラの白神院長が黒神化してきて
やっぱり、造り物のような笑顔は造り物っていう設定だったのねーって感じでした。



それにしても、新薬の副作用を逆に利用してそれを隠れ蓑にするなんて
まさに『破裂』と同じネタ!
この作者さん、こういう副効果的なものが好きなのかなv
一見、誰もが正義のためと信じて疑わない裏にある、悪用っていうのからインスピレーション得やすいのかも?


仮に、この副作用を利用して、白神院長がイバラに石川一家を殺害させたとして
その目的が、今後明らかになるのでしょうが
未だ、白神と石川に接点を持たせていないドラマの造りが、巧妙ですよね~。
謎で引っ張ってる・・・。

その辺のミステリーとしての骨格は、上手いな~。


相変わらず、為頼先生とかずさんのシーンは最高に微笑ましいv
じぃぃとかずさんを見る為頼先生・・・vvvv 
え、何、待機??返事待ちって//////
待てって言われている犬かvvvvv なにこのかわいさ~v
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2015*12*04(Fri)
連絡事項
風邪?引きましたぁ。たぶん。
37.5度って医学的には微熱?その37.5度から、上がりもせず下がりもせず、既に5日目突入。
前頭葉がぼおっとしていて新規の文字を作りだせません。意味不明。

その後熱が上がり、今度は38.8~9度代から下がらず既に1週間。
医者にも長すぎると訝しげな顔をされ、このままじゃ肺炎になると脅され・・・(泣)

今週は幸いにも金田一も無痛もないのでラッキーです。
来週からは通常運転に戻りたい。

少し胃が荒れている気はするけどそれほど食欲が落ちているわけでもないし
ただただ、前頭葉が熱っぽい。
あと身体が重た~。
そして身体中の節々が痛いです。風呂でシャワーを掛けたら文字通りこれが針のムシロなのかv
なんなんでしょう。



FNS見てました~vvv
西川アニキがさっきあんなバナナ食ってたのにステージに立てばうまいなやっぱ~とかいう感動しかないv
なんであんなバナナ食うんですかw

そしたらなんか
「西川氏がFNS歌謡祭でバナナ食べる仕事してくるって夕方くらいにツイートしてた」って一文を見掛け
大爆笑しました。
本人の認識v

そして嵐とももくろの中途半端なコラボを見て、寝落ちしました~。かわいかったよ~//////
録画しているので、後日簡単感想あげたいです。
その時には、この記事がそのまま感想記事になります。

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