Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2015*01*31(Sat)
映画ST赤と白の捜査ファイル 感想
これは面白い!話が良く出来ているという面白さではなく、会話がただただ楽しい!
ひたすら笑いました!
ドラマ時代の赤城さんの不安定さとか、もうあの引きは何だったのかwすっ飛ばして単独で楽しめた!

物語が映画級だった訳ではない。
しかし、ポンポン飛び交う息の合ったやりとりが、とにかくリズミカル!
言っていることがとにかく可笑しい!
それが物語そのものの勢いであり、主軸だ。

会場でも押し殺した笑い声が幾度も漏れていて、私も堪えるのに必死でした!
おもしろ可笑しな二人の、お別れまでの3日間でした~。しかも爽やか系。


とにかく内容よりもまずその点を強調しておきたいです。
赤城さんと百合根のスムーズな夫婦漫才!もうここに尽きる!

んもぉぉ、百合根さんのブチ切れそうなツッコミがキレッキレで!
ドラマ時代より違和感もワザとらしさもなく、突き抜けてたv

赤城さんの偏屈具合も絶品!
特に精神的にギリギリな人をやらせたら天下一品の藤原さんの
台詞回しで全てが回っていると言っても過言ではないw

そして、それ以上でもそれ以下でもなかったという・・・映画です・・・(爆)
だが満足度は高い。


物語は、赤城さんが逮捕され、監獄されるという衝撃的なラストシーンで終わったドラマを引き継ぎ
正にそこから始まる。・・・・内容的には。
でも、冒頭はそれとは別件の、最終的には繋がる、信号操作&衝突事故で衝撃的に幕が上がる。


事件性は緩く、軽い感じのふざけた犯人キャラで
コンピューターウイルスっていうのは、時代的であり先進的かもしれないが
トータル的にはパッとしない事件。
そのふざけた感じで、悪や罪を軽く見、常識が通じない怖さは感じさせた。
・・・が、手緩い。

中途半端感は否めず、ここが映画の本質でないことを窺わせる。
その意図をしっかりと汲み取った風の、演者がユースケさん。

彼の飄々としつつ、のほほんとしたキャラは
変に出しゃばりすぎず、本命の赤城ー百合根ラインを邪魔せず
物語への理解を妨げない。

・・・・なので、映画全体としては、赤城さんとメンバーの想いの形が前面に出た
とても可愛らしいテイストに仕上がっている。
メッセージ性など何も入れない、絆物語に徹した構成は、とてもすっきりとしていて、分かり易く
また、ST初心者にも楽しめる。

昨今の映画事情(局製作の)は
ドラマファンのための~とか、ドラマを見ていること前提~というテイストが多いが
映画だけで充分独立した作品に仕上げてきたのは珍しく、またハードルも低く
よくやったと褒めたいのが正直な所。

ただ、そういう色合いにしてしまったために
刑事モノとしては、パンチが弱く、事件を追っていたら、肩透かしで終わってしまうので
特殊捜査だの、科学捜査と言ったタイトルや原作本に騙されて来てしまった人は
拍子抜けだろう。
また、メンバー個々の活躍を期待していたら、それも中途半端な燃焼で終わってしまう。
(それは連ドラ見てね~ってことかw)

そういう諸事情を踏まえると
この作品の見どころは、やはりドラマで流れを習得した者勝ちってところか。


***

粗筋をざっと述べると
赤城さんが逮捕されちゃった理由は
犯人が、邪魔なSTを解散に陥れるためにキャップ利用しようとしたことを
赤城さんが先に付き止めたから。
先に見つけ、捕まえる気だったという筋書き。

なぜ、自らを貶めてでもそんなことをしたのかは
「奴は許し難いことをした」
再三繰り返されるこの真意は、つまりはホワイトカラーの百合根キャップに汚点を付けようとしたから。

俺たちのキャップを、無傷で・・・・まっさらなまま
警視庁へ送り出してやろうとする、絆というより、友情や愛情の物語だ。


そのために、自分が一度捕まり、狙いは自分の方だったと味方から欺き百合根への疑いを完全に逸らす。
同時に、STは解散に追い込まれる事態は避けられないから
それを利用して、犯人も油断させられるだろうという一石二鳥の目論見。

・・・・・・・後は、そんなSTメンバーの、泣ける親心など知らない百合根が
逃げる赤城さんを何処までも追いかけ、二人の逃亡劇からの大逆転という
まあ、なんて漫画チックな美味しい展開。
事件よりも二人の関係性・行動に焦点を絞った映画である。
あ~、ドラマラストの逮捕は
赤城さんの危うさを描く布石ではなく
一致団結したメンバーが今度は百合根さんを護るために戦うという恩返しだったのね・・・。
って感じ。

・・・が、そんな、人の感情をテーマにした作風な割に
心理描写やメンタル的な成長などは、ほとんど描かれず
ひたすら、二人の夫婦漫才に終始する、会話劇である。(間違ってない)



そもそもSPで始まったこのシリーズは、そのトップバッターは突飛な勢いがあったものの(比較的)
連ドラに入ると、各メンバーをクローズアップした個別の内容となり
まるでスピンオフにしたかのようなペースダウン。
こういうのも中弛みって言うのだろうか・・・・とにかく最終回でようやく指針が元に戻り大団円。
・・・の、ちょっとオマケ付き。

・・・か~ら~の~、この映画化です。

そういう下地をこちら側が踏まえた上での、このスクリーンデビューは
内容そのものではなく、総合力としてのクオリティがグッと上がっていて、安定度が高い。
シリーズ全体として一つの作品に締まったように感じました。

連ドラでシフトした各キャラ回も、ここに来て意味を持ち始めているような錯覚。
なんか、色々過去があった上での、今ここにいるんだよね、っていう時間感覚を、物凄く感じる。
勿論、その点を理解してなくても展開上なんら差し障りもないので
気にしている人もいないでしょうが
ファンとしては、連ドラを経てようやく煮詰まったなぁ、という感じは
正に集大成という迫力を感じる。

連ドラ後半から映画にかけ、ST内部の成長&卒業をテーマにしているからでしょうが
そうなってくると
ドラマ時代の各キャラへのクローズアップが功を奏し、重みや深みを無意識に与え
多分、映画だけなら練りこみ不足だの、無駄な頭数だの、使い切れていないだの
そういう指摘がなされてしまう弱点も、一気に解消してくる。

あーもー、最初から映画化で締めるつもりの構成だったの?という感じです。


そして、その方針に沿うように、映画のテーマも勿論、STとキャップの絆。
連ドラ最終回では
赤城さんが余りに殺人者の心理を読むために、彼もまた一線を超えちゃうんじゃないかという
危うさを匂わせて、それを否定した大団円。
なのに、逮捕されているという衝撃のラスト、というオチだったから
やっぱり赤城さんの危うさを補完する話なのだろうか?と視聴者に思わせておいて
蓋を開ければ
最早そんなことありましたっけ?~なイチャコラっぷり。

いやぁ、色々、凄かった。


そういうプロットという切り口から見れば
私が一番、言及したいのが、入りのシーンだ。
スタートがとにかく秀逸である。
スピード感、この物語の重さの程度、ドラマを引き摺らない新規の切り口。全てを一瞬にして観客に悟らせた。

タイムカウントと共に衝撃的な車の衝突から始まる冒頭は
一気に観客を物語に引き込む強大な引力を持っている。
STドラマが終わって久しく、また、それほど内容にも期待していない全ての観客に
ガツンと後ろから背中を押した感じである。

そのまま息も付かせず畳み掛けに、百合根のケータイでキレる連呼w
「赤城さん・・・もう何処にいるんですか!勝手に行っちゃって!!」

彼らの日常というか、STの日常にが目覚ましく広がり
その入りがあまりに鮮やかで素晴らしかったので
もう一気に物語に入り込みました。
ブランクを感じさせない勢いが、ジェットコースターのようにスピーディ。


また、温い事件性を補うためなのか
断続的に入れられる衝撃的な映像や音が、辛うじて物語を引き締めてくる。
この冒頭の衝突も鋭さがあったし
犯人側が提供する映像も、ガンガン躊躇いなく人を撃ち殺しているものだったし。

加えて、時間軸が割とちょくちょく前後し入れ変わるのだが
それも、ダラダラしがちな流れを遮断し、集中力を持続させてくれた。
なんだろう、そうつながるのか。――そういう小技が多発している。


その根底に広がるのは、刑事でも捜査でもなく
感情は内輪に向かい、拡散的な物語も進むにつれ求心力を高め
ただただ、百合根を護りたいという願望だけが浮かび上がってくる。
余分な視点や、多角的なアプローチなど、ぜい肉を削ぎ取ったプロットは、潔ささえ感じてしまう。

その他は、もう何も考えずにひたすら笑ってくださいという感じだったv

故に、レビューも何もないw
何を書いたら良いのかも分からんわw

とにかく楽しいのは、二人の会話である。
その楽しさや面白さを伝えるには、もう、その台詞を列挙するしかない訳で
でも一見では覚え切れる訳もなく。

ただ、その会話を際立たせるための、巧みなカットやテンポなど
演出の小気味良さが素晴らしかったことも付け加えておく。



ちょっと覚えているところだけでも挙げると――
今思い出せるのだと、赤城さんの「おでこぶつけた」発言とか。
おでこだよおでこ。かわいい////

どうしてそんな幼稚なんですかと何度も言われるのだが、その度に
「31歳だ」と返す赤城さんとかw


事情も理由も話してくれない赤城さんに、自らも監獄にまで入れられる不祥事を起こして
赤城さんに会いに行くという暴走・百合根。
「なにしてるんだ」
「それはこっちの台詞です」
ここはニヤけたな~。

しかも監獄、隣同士w

実は、そんな百合根の奮闘虚しく、ちょこちょこSTメンバーが色々協力してはいるのだが
そういうのが視聴者にも百合根にも分かるのは、ずっと後。
表向きは物別れした風になっているから(敵を欺くための演技)
ひたすら百合根が赤城さんを追いかける。
そしてまるで同人誌展開のように、美味しいところで美味しい出会いをして
一緒に行動してくれる。

擦れ違いとか、不運とかもどかしい展開一切なし!
もうこれ何のファンサービスですかという展開オンパレード。


二人でビルを飛び移るシーンとか。無理でしょ!
しかも女の子担いで?!!という失笑から
「出来る。やれ。早くやれ」

でも、女の子、百合根踏み台にして飛んじゃうとかwww
「えええぇぇぇぇ!!!」by百合根
いや、それ、こっちも言いたいよ!!


「警察の悪口言っちゃ駄目です」
子供みたいな指摘されちゃう赤城さん。
なにこの距離間//////


赤城さん、こんなときでも頼りになる~♪ってところからの
赤城さんの暴言の数々という二重の美味しさは色々格別。

他メンバーの活躍。
見せ場という感じで特に物語に影響するものではなく
例えば美味しい所で一言呟く黒崎くんとかw
爆笑もんです。(台詞少ないよなーw)

天井から打ち抜いて落下、とか、も、どこのアクションムービーだw
カッコイイけど!


映画なのだから、いつかどこかで前半のこのコメディテイストが
とある何かを切欠に一転
シリアスに向け、何らかのテーマ性を持って盛り上がる・・・・とか
クライマックスで、映画としてのメッセージ性を打ち出す・・・・・とか
そういうことがあるかと思っていたのに
そういうことも一切なしという潔さ。
本当に会話劇と、二人の・・・・STの結束力の高さだけをガンガン見せ付けてくる。

事件の性質が、絆を軸に最悪の形に終わり
故に、STの絆が引き立つ・・・とか、そういうベタな展開すらしてこない。
見事に会話だけで勝負してやがる!
しかし、その会話が、勝負するだけのクオリティを持っている。


オマケにエンディングは
真実を知り「言って欲しかった」「寂しかった」と、のたまう百合根。
STの熱いエールを受け止め、新天地で頑張って、成長した自分で再会を誓う。
終いには、がっきーまでプレゼントしちゃう赤城さん。

「なんていうか・・・・赤城さんに憧れちゃったんです!」
「今までの礼だ」

またいつか・・・!

そこに流れる、ドラマ時代の主題歌
♫君を まもり~た~い~ どーんーな~とぉき~もぉ~♫

なーるーほーどー!!そういう意味かー!
なんかもう・・・・何を言う気も起きないよ!
素敵だよ!
完璧だよ!

ごちゃごちゃ言うのは野暮でしょう!

そもそも私自身、途中が幾ら失速しても、ラストを綺麗にまとめ上げてくれると、高評価してしまうクセがありまして
(逆に、どんな素晴らしい作品でもラストの〆が甘いと駄作と評価してまう・・・)
つまり、この着地点のための布石であり軌跡だったのね、と理屈が伝われば
成程と思わせられるんですよ。
その意味で、このシリーズはその典型。今となってはぼやんとしていたドラマシリーズさえ愛おしい。
かなりの満足度です。
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2015*01*30(Fri)
金田一少年の事件簿R 蟻地獄壕殺人事件 第4話感想(週刊マガジン9号)
前シリーズと打って変わって謎と事件に徹した硬派な感じが久しぶりな気がして楽しいです。
早々に二人目の殺人が行われる素早さもGOOD。
展開やネタが全く読めない感じも悪くないなぁ。

・・・・・けど、何なのこの中身のなさ。Σ( ̄Д ̄lll)
え?それだけ?って感じです。3話もでしたけど。
台詞は割と多くて、状況把握には苦労しない程度の量ですが
それにしたって!
とりあえず今回分かったのは、バイタルでは決定的根拠には結びつかないってこと
部屋の周りには不自然な部屋と故意に掛けられた鍵があるってことくらいですよね。

イマイチそれがどう繋がっているのか確認する気にもなっていないのですが(笑)
とりあえず、単純に隠れている(潜んでいる)とかいう展開にはならないだろうて。
やけに意味になさそ~~~~な横穴は確かに気になる・・・。
これ、絶対後で行き止まりじゃなかったネタが浮上しそうw

・・・とにかく、ロケーション的な解説にページ割きすぎ。です。もっと他にないのか。

ないならないで、はじめちゃんと美雪ちゃんの普通な会話とかで読者の意識を逸らしてほしいわ~~~~~。

ただ、美雪ちゃんが「こんなところに閉じ込められるなんて・・・」って言うから
閉所恐怖症の私には、妙にケツの辺りがムズムズして参りました・・・(爆)


鎮静剤を打ってバイタルを逃れる・・・・・ってそんなピンポイントな効果があるタイプのものってあるのか?
でもラストにどうやら睡眠薬を盛られたようなので
鎮静剤だってアリかも。( ̄m ̄*)
隠し持つことは可能だろうし・・・。

バイタルが命綱とも言えるということで、装着を継続することが決定してますが
これこそを犯人が想定した流れだとしたら
面白そうだ。
殺人自体は5分かそこらで終わらせることを目安にしているのは確かなようで
だからこそ睡眠薬なんだろう。

そして
「この第二の事件こそが俺たちを迷宮へと導く恐るべき不可能犯罪だったのだ」
っていうラストの一言!
ぬをを~!

面白くなってきた!
何がどう不可能だったんだ???

散々現場検証した後だから、つまり、抜けられない壁を抜けたとしか思えないとか
そんな流れ?
夜だし、アリバイも何もないですもんね。


となると、眠剤いつ盛られたのか?
どうやってターゲットだけに盛れたのか?という点が浮かんできますが
食事時・・・・ですよねぇ・・・・?
でも、みんな一緒に食べてたしなぁ。
そもそもあんまり食事シーンをピックアップしてくれていないから詳細が分かりませんよね。
世の皆さんはどう推理しているんだろう・・・・・( ̄ー ̄)


ここで視点を変えて、人物像から見てみると
メガネくんが第2の被害者だったのがちょっとショック~(>_<)
こういうインテリ好みだったのに(笑)

個人的に馬江田先生はもう犯人ではないと睨んでいるので
残りの面子でみると
祝木目立ちすぎ・・・www

妙に司ちゃんに意識を向けるようなロケチェックがあったけど
彼女が誰かの復讐でここに・・・とかは、まずない。うん。
見え見えすぎるから。

動機の線では、なんだか少し関係性が見え隠れ始めましたね~。
祝木は無関係ではないとして
馬江田先生も事情知っていて(もしや何らかの罪悪感あり?)
やっぱりこれ、研究室のイザコザなんじゃ・・・・?

ラストの担当煽り文!
「流砂の檻の中、悪意再び動きだす」
いいっ!なんかゾクゾクっとしました!

さっぱり事件の進展も何もなかった回ですが、次回が楽しみ!
出来れば中身ももうちょっと濃くできないものか。
ただ、絵は珍しくも凄く丁寧で可愛くって、構図もバラエティだし。
こんな調子でラストまで行ってくれたら嬉しい。


はじめちゃんと美雪ちゃん。
一緒に探検モード。
無色な会話でしたが、やっぱり二人一組となれば、こうなるのね・・・v

いつきさんvvv
「すまなかったな。何か俺がこんなバイト持ちかけたせいでこんなことに巻き込まれちまって」
やだー/////もー何言ってんのいつきさんっv
今更、今更w
妙にしおらしい発言にちょっと時の流れを感じてしまったw
そんな仲じゃないのにねー。
もうちょっとこの二人の会話を増やして欲しい所ですが
それはこれからか?
ちょっといつきさんが大人しすぎです~サミシー。

ただ、みんなが部屋に戻ってしまった後、3人だけで残っていた展開はちょっとオ・イ・シ・イ!


今週号のとある漫画の柱コメントに目玉が飛び出ました・・・。
『3年B組金八先生
1979年から2011年にかけてTBS系で断続的に放映された学園ドラマ。
金八の由来は第1、第2シリーズが放送された金曜8時枠から

どえぇえぇえぇぇぇぇ!!!マジですか!!
知らねーよそんなウンチク。
え、ファンには常識?うわぁ・・・。
超どうでも良いことを知ってしまった気分だ・・・・。
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2015*01*28(Wed)
デート 第2話 感想
やっぱりこれ面白いー!脚本が濃密です。
今回も前半と後半で作りだした余りの落差に愕然。
前半のあのアホで軽快なやり取りから一転、なんて人間の限界がぶつかる対立なんだ。
中途半端な衝突なんかやらせない。徹底的に叩きのめした跡には何も残さない。
清々しいほどの無様な敗北でした。

もう私にはこの先この二人がどういう恋愛に堕ちていくのかなんて、興味ない~。
この社会的思想と思想のぶつかり合いに、どういう及第点を持ってくるつもりなのか?
それだけが非常に楽しみになりました。



さて可笑しな頭脳派カップルの第2話。
2話めにして、一気に破局まで持ってきたこのスピーディな展開。
早いな~。
通常なら、もう少し後の、起承転結で言うなら「転」の部分で持ってくるネタな気がします。
一体、このドラマはこの先何を描こうとしているのか。

テンポの速さが、小難しいこと描いているドラマを軽くし、楽しく見せてくる。
前半の遊園地デートは、正にその典型。


理屈と理論で塗り固められた、ロマンス?では
平凡な現代遊園地事情も、まるで戦地に赴く兵隊だ。
正に、大正時代からタイムスリップしてきたかのようなカルチャーショックを与えているのが可笑しいw
それをまた、昭和臭漂うヒットソングに乗せて見せてくるから
もう、気分はタイムトラベラーですよwww

あ~、恐らく西洋文化が初めて庶民の暮らしに浸透し始め
その中で、前衛的思考と革新的発展の中のギャップを感じた人々って
正にこんな感じなんだろうなぁ。とかどうでも良いこと思わされたwww
大爆笑。

「あ・・・人混みに酔ってしまったようです」
「まだ入場して15mです。ここからが本格的なテーマパークです」
「地獄絵図のようだ・・・・」
「気を確かに」

「苦手なんです・・・・ああいう下品な子供や民度の低そうなカップルが」
「分かります・・・!人生を浪費している人々の吹きだまりのように思えます。
 あまりにも難易度が高いようでしたら場所を変えても構いません」

遊園地の難易度wwww

「苦難も通り過ぎれば甘美なもの ば~い、ゲーテ。
 ここで逃げちゃ駄目です。このテーマパークを楽しむことができたらもう怖いものはありません」

どんなホラーを想像してるんだw

「「いざゆかん。我ら戦場へ」」←手を取り合って。
あっはっは!。゚( ゚^∀^゚)゚。

彼らにとって未知の世界はまるで異世界だ。
台詞だけ見れば、さぞ、宇宙モノとか戦場モノと言ったアクション洋画のようですらある。
・・・・・そして背景に目を向けると、そこはゆーえんち。

あ~、もぉぉぉぉっ。(ノ∇≦*)
この脚本と演出のミスマッチ感www
巧すぎる~!最高~ですwww

「パンフレットの見方がさっぱり分からない・・・・
 目がチカチカするばかりで、こんな難解な書類みたことがない」

あ~、はいはい、TDLのパンフとか、そんな感じのデフォルメですもんねwww

「ツワモノがいます!正にテーマパークデートを楽しむカップル!!」
「心に迷いがない・・・!」

着グルミ、あ~んど、デコ。
確かに、異星人かもしれんw

って、だからこれ、タイムスリップして未来へ飛ばされた男女の物語じゃないんだってバ!

思想的な偏りを、大正ロマンと照らし合わせた前回を引き継ぎ
現代とのギャップの凄さを、現代アイテムでカルチャーショックとして見せてくる。
この可笑しみというか、ユーモラスさが、もうたまりません・・・・っ。

前半だけで、死ぬほど爆笑した・・・!



そんなイタイ人のお仲間(笑)二人のデートの結末――

最後の無残なプロポーズは、哀れ極まりなかったです。
彼の必死な弁論は、単なる我儘という域を越え、一角を成していたように思えたが
世の中の大半の人は、イライラさせられた内容だったのではないだろうか。

「だったら働けよ」

正にその通りで、それ以上の答えも方法も、考える余地すらない訳ですが
重たかった・・・・!
社会に関わってこそ、一人前とされる現代社会では
彼の言っていることなど、仮に正当性があろうとも、この世のルールではない。

でも、「出れない/関われない」事情に追い込まれることだって
あるんだよ。
それを、頭から踏み潰した“一般論”は重たかった・・・・!

「働けばいいだろ」

・・・・・・・・・うん、突き詰めれば確かに答えはそこですし、その点について反論がある訳ではない。
問題はそこではなく
理解し難い相手の理論を、全否定するその態度もまた
とても教育を受けた者の社会的対応ではないように見えた、その稚拙さだ。
あまりに攻撃的すぎて。


真面目に働いて頑張っている人を馬鹿にしている、
確かにそうとしか見えない巧の態度は、そう罵られても反論の余地はない。

ただ、目標を持ち、夢を追うことは人生を燃やし
働かないこと、頑張らないことは、愚弄であり、みっともないことで
努力こそが全てだなどと浅いことを吐いてた時代が、私にもあった。
そんな平たいことを言っていた時代があった・・・。

そういう私から見ると、そんな、そこまで頭ごなしに全否定することないじゃないかと。(>_<)


勿論、劇中の彼は、ひきこもった理由も分からないままですが
しかも一度も外(社会)へ出ていないって言ってるし。
社会システムさえ彼こそが否定している結末ですよね。

でも仮に何の正当な(明確な?)理由がなく、サボりたかっただけだったとしても
そんな風に、相手の立場や思想を、あからさまに潰し一方的に断罪する対応は
やはり教育的ではない。(と思う)
片側からの理想論で一生を終えるような人こそ、貧しさを露呈している。

その際、好きか嫌いかは問題ではなく、また、立場なども関係ない。
故に、その中で
「あなたは自分本意の価値観の中でのみ生きていて、社会の一員であるという概念もない。
私はあなたを軽蔑します」
と、拒絶しつつも
依子の言う「父がまた泣くから」・・・で締めるラストは
単調な二元論に広がりを与えていた気がした。
鷲尾くんと一緒になって糾弾せず、自己論として意見を言っているところが気持ち良いし
好感が持てます。


だからと言って、巧くんが、教育的な人間だったとも言えないところが
このドラマの面白い所ですが。
そして、幼稚な態度を取っている方に正論を言わせているって所が皮肉めいていて面白いですが
――ってか、社会的地位もあり自分が普通であることに誇りさえ持ち
それを当然だと思い
出来ない訳がなく、出来ない側を想像することも出来ず
周囲にも自己と同等レベルを強要する、鷲尾くんの方がイライラしたってのもある(笑)

「働けばいいだけのことだろ」
色んな生き方があっていいというのは、働いている奴が言う理屈だ、と
頭から否定する、極論同士のぶつかりあい。

まあ、その思想・・・とも言えない?対立はともかく
その火花を散らすようなやり取りは、凄まじかった・・・!
二人の役者に拍手っ!


この場はどちらが正しいかは確かに明白であって
それを強調するためだろう、完全に視聴者を引かせるための小技の数々も
手を緩めるところを知らない。
そういう徹底ぶりが、とても潔く、見ていて気持ちが良い。

例えば、プロポーズするのも親に金を借りる姿とか。
彼が自分で寄生したいと言っている分には、スル―出来ても
目的を達成するのも他力本願なのかw・・・って辺りは、見事な仕込み。

続けて、極めつけは
フラッシュモブを使って踊りだしたのには、流石にぽかーん、で、衝撃です。
しかも結構長いなダンスシーンw

しかし、恐らくそれこそが狙いであって
視聴者を思いっきり引かせたかったんだろうなと。・・・・いや、別な意味では笑えたがw



この、徹底的に常識と非常識をぶちまけたラストシーンは
それだけで、社会の歪みの一角を切り取ったという印象でした。

また、社会的システムから外れているからと言って
己の思想にそぐわない物を排除するような対応とも取れる、ラストの対立は
見方を変えると、何だか社会の歪みを模倣しているようにも見え
何ともやりきれない思いをこちらに残す。

観終わった後にずーんと圧し掛かってきた重たいものに、もの凄い論説を見せられた気分です。

ひっそりと、後ろめたさから声を顰める社会不適合者の、みっともない、でも確かな本音を
ここまで派手にぶちまけるドラマも、そうそうないだろう・・・なと。
大概が、常識に乗っ取って、利口の前に反省するという、つまらないリアクションばかりだ。

共感出来るか出来ないかはさておき
擦りきれんばかりの赤裸々な思考の暴露とぶつかり合いは、私には面白く
また、それは人生の戦いの物語で、実存主義を意識させるし
それが究極的には、愛だのロマンスだのという幻想的なものを描いている遊び心も楽しい。

月9の恋愛ドラマにそんなもの持ち込んでいる時点で無粋ですかね?
っていうか、そんなこと考えちゃう私こそがイタイ人ですかね?


・・・あ。
そうそう。そうだ。
第1話で大正デモクラシー!・・・なんて、つまり、自由主義的な運動や思想として比喩しているドラマ・・・
なんて見方をしている人なんて、誰もいなくね?!
まじか!Σ(@□@;ノ)ノ

私だけかー?!!
ってか、ソコ、どうでも良いってこと???
その点こそが、このドラマの主眼点だと思ったんですけど・・・・・。
何この世間様とのズレっぷり。
私こそイタイ人か・・・。
ハズカシー!
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2015*01*27(Tue)
SMAP×SMAPミラクル起こしちゃうぞSP 感想
ホントに入れちゃったー!ミラクルチャレンジ!すっげ!!
スマスマはたまにこういうガチなのをマジでやってくれるから目が離せないです。
ギリギリの部分を見せてくれるというか。
フジのSMAPに対するSな扱いが好きだ(笑)


>新企画“ミラクルSMAP”
「これまで様々な“奇跡”を起こしてきたSMAP!つまり、奇跡を起こしてこそのSMAP!
そんなSMAPが、1時間以内で奇跡を起こす新企画!
SMAPは“奇跡”を起こすことができるのか!?」

・・・・という名目らしいですが
以前にも似たような企画ありましたよね。同じフリースローとかで。
でも、こういう挑戦モノは、シナリオがないので見ているだけで楽しい!

上手くいかないことへのメンバーの造り笑顔が消える瞬間とかw
疲労により苛立ちが隠せなくなってきて素の感情が見えてきたりする瞬間とかw
それでもテレビだからと堪えて、必死に食らいつく所とかw
返って、カッコ良さとか、人の美しさとか、彼らの魅力が見えます。

また、SMAPの場合、5人それぞれの個性が花開くと言いますか、五色のリアクションが見れるので
楽しいんですよね~。
彼らならでは団結の仕方とかも、素を見ているようで好きです。


今回はバスケのスゴ技に5人が力を合わせて挑戦というもの。
難易度レベルマックスと言われているシュート。
5人続けて壁打ちパス、つまりタップで繋いだ後
最後の人がタップの最後のボールラインで、背後のゴールに入れるというもの。
プロ選手でも難しいと言われているとかナントカ。

こんなん入るの??!!!

制限時間1時間!
いざスタート!

初めは、稲垣→草薙→香取→中居→木村。
中盤から、香取→稲垣→中居→草薙→木村という順へ。
ラストパスまではもうスムーズに出来る辺りが、流石ですよね。慣れているのかな。
でも最後の軌跡を造るのが、難しいー!

途中応援しているファンらに「うっせ!」と茶化してみたり
「もう一回、もう一回もう一回」と、声かけ合って、それでも前向きな姿勢を作りだしたり
感情が表だってくるのが楽しかった。
より熱を感じましたし。

そして極め付け!
木村くんが、疲れが見えたメンバーらに喝!「OK、行こうぜCrazy Five!」

ちょっと見ているこっちも座りなおしたw


1時間経過。
結果は失敗。
221投球。・・・・・すげぇぇ。

もうちょっと時間を掛ければ入りそうな状況ではあるという実況に対し
「時間の問題じゃないと思いますよ、集中とタイミングと意識?」

「だから~、入らないとOKテイクがでないとか。そういうつもりでやれば」
「映画の撮影していると思えばいいんだ」

「もうちょっとやってみる?」

延長戦TAKE。
カウントの上にTAKEの文字入れしてるのが、遊び心満点v

そして軌跡の瞬間はTAKE11。

入ったー!!!
うわあー!本当に入るものなんだー!すっげえぇぇぇ!!!!!
うっわ!うっわ!感動!!

オメデトウ!

ちょっとテレビの前で立ちあがってしまった。
綺麗なシュートでした!

こういう挑戦企画は、そこそこの姿勢で挑んでこなしていくという
アイドル番組に在りがちなスタンスとは対角を成していて
だからこそ、見ていたいと思わせられる。

今後も、期をみては続けていって欲しいです。



>ビストロ
篠原信一さん、村主章枝さん、古閑 美保さんのアスリート3人がゲストでした。
古閑さん、もう少し笑ってください・・・・。

「ビストロSMAPに出られたら 一流だと思っていました」って台詞はわっかるなー!
ここに出て、SMAPに手料理作ってもらえるんだよ!
分かるよ!!その気持ち!!(力説)

途中やっていた、上から落ちてくる紙を取るゲーム。
あっはっはw
ひらひら、難しそうwww 見ているこっちもはらはら。

本当に村主さんの立ち姿が美しいv
スケートリンクに立っているようv

珍しくいつもは器用な木村くんがあっさり失敗して、本気でイラッと来ているのが笑えたっていうか
可愛かったです。
クールなイケメンよりずっといい。
何でもこなしちゃう人が出来なかった時の反応の方が
私は好き~。


>ライブ
ゲストは水樹奈々さん。
張りのあるお声でした~。


>ぐるナイ 「ギバさん初参戦ゴチ」
リアタイは見逃しちゃったんですけど、この初回だけは見てみたくて!

いっきなり1位抜けにびっくり!\(◎o◎)/!そうだったんだー!
そしてニアピン賞がポケティとかw
「一番で取った借りは一番で返す!!」
どんだけ負けず嫌いですかwww こんの頑固者!❤

↑周りがヤメロって言っているのに、引かなかった。


相変わらずの通販のお財布とかにニヤついていたら
岡村さんの「室井さん!」に反応するギバさんに吹きましたww

本気で室井さんやってくれたよー!ってかやってくれるんだ~///////
久々生室井さん(-"-)見た気分~vvvv ←錯覚です

「室井さん!」
「・・・腰が痛い」
wwwww
なんちゅー台詞を室井さん顔(-"-)で言ってくれたんだw
年取りましたw( ̄∀ ̄)


他局なのに、ガンガン踊るの映像流してくれたのもオイシイっちゅーか、なんちゅーか!\(~o~)/
日テレさん、やってくれるね。こういう規制の緩さは好感持てます~。
何でも拒絶すればいいってもんじゃないです、うん。

ギバさんがかける老眼鏡を公募しているみたいで、おっかしなの誰か推薦してくれないかな~。
室井さんが変なの掛けてるの、見たい・・・・。(病気)
ヤダー、イメージ壊れるぅ~。でも、有り得そうじゃん?
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2015*01*25(Sun)
ドラマスペシャル「最後の証人」 感想
なんていう真実・・・!すっごかった!
事件を起こした夫婦の愛に胸が痛みました!夫の気持ちを思うと切なすぎです・・・!
カーテンを開ける理由、焚火の意味。
それらが紡ぎ出した愛情の行く末だけではちょっと悲愴に浸るには弱いんですけど
この事件を共犯にすることで、遺された夫の終わらない苦しみ・・・っ。
ああぁあぁぁ~・・・・。

また、被告は恐らく無罪なんだろう、という出だしのスタンスを見れば
結末は当然、逆転勝訴を連想しがちなのに(まあ、そうなるんですけど)
無罪は無罪でも「有罪と断定するには根拠が薄い」という、グレー決着。
いかにも法廷ドラマらしい落とし方!
やられましたー!

でも勝ちは勝ちというね・・・!
ここが通常のミステリーと違うところですよね。

サスペンスで引っ張る楽しさと、リーガルで詰める楽しさが見事にハマってて
初っ端から目が離せませんでした。
今期連ドラが不発なので、久しぶりに重厚なドラマを見たという気分です。ってゆーか、こういう話大好き!!
い~い話だった!


『最後の証人』
柚月裕子の推理小説
監督/兼崎涼介  脚本/吉本昌弘


検事を辞めて弁護士となった佐方貞人が主人公のリーガル・サスペンス作品。
12年ぶりに米崎地裁に戻ってきた佐方は
ホテルの一室で起きた刺殺事件の被告人である高瀬光治の弁護を途中から譲り受けた。
監視カメラ映像や指紋、目撃証言など
物的証拠・状況証拠共に、被告人の有罪はほぼ間違いないとみられておりほぼ有罪確定の事案。
さて、被告人島津は本当に殺したのか?!

・・・・・という所から始まる物語。

ホテルの一室では、先に女がナイフを握って襲いかかるので
まあ、正当防衛・・・と思わせておいて
実は、防犯カメラにも映らない別ルートからの、第三者の犯行かなと深読みしていたら
全然違った。

そもそも、このバラシも一興。
女が犯人と思わせておいて、帰っていったかのような素振りだった男の方がかー!と
冒頭にガツンとくる。


登場人物は少なく
監視カメラに映った、被告・被害者・ホテルスタッフの3名だけで話は進められる。
監視カメラに捻り(細工とか)はないし
その他も、話の展開上必要最低限だけの頭数で進められたミステリーは
実に、少ない手駒で、よくもまあ、ここまで重厚な謎を作り上げたものである。

そういうオチに持っていくためのネタがとにかく上手い。説得力も持っていましたし。

陶芸教室に通う女の姿。
家庭内別居すら伺わせる夫婦仲の悪化。その末の離婚。
浮気を匂わせる、派手な服装の変化や本人の言動。
続けて末期癌であること、息子を亡くしていること。
そして7年前の交通事故・・・!

一分の隙もなく、静かに広がり淡々と進められる物語は
壮大なスケールではなくとも、とても見応えのあるものになっていました。

ミスリードとしても、まさか夫が全てを知っていたという結末は想像がつかなくて
ましてや表面的には、これは妻の自殺である訳で
それに気付くのも、かなり後半。(私がな)

しかも、その理由(動機)となれば
余命宣告を受けた故に、愛のない夫を見限って浮気したのかなとか
でもそうすると、息子の事故死が宙に浮くので
結婚を迫ったのは、本気にさせてから振るつもりだった?とか
想像出来ても、一人で復讐に行った、というところまでですよ~。(私は)

だから、全ての布石をどう繋げるのか、それだけでも興味津々だ。

徐々に明らかになっていく事件の黒さと白さの陰影の造り方や
7年前の交通事故との意味深な伏線の引き方も見事で
冒頭から惹きこまれてしまい
久しぶりにミステリーのワクワクを楽しみました!


しかし、最大の特筆すべき点は、やはり真実の鮮やかさでしょう!
ここからの疾走が凄かった。

ラストに、真実が明らかになった時
つまり高瀬夫妻は偽装離婚で、初めから島津に罪を着せるために近付き(ここはまあ、定石)
いよいよ島津に容疑が向く状況で、自殺をしたと分かった時点で
成程、憎いから相手を殺し、敵討するという単純なものではなく
同じ殺人罪を与えることで、復讐とした、そのアイディアに
物語として悪くない印象を受け、しっくりくる満足感がありました。
でも、まあ、良くあるドラマかなと。

しかし!
ここからが鮮烈。

その犯行は、妻一人で起こしたものではなく
二人で準備をしてきて・・・と分かった瞬間!一気に事件の復讐劇の色が変わる。

夫も、全てを知っていて、協力していた。
病気のことも知っていて、容認していた。
これは、二人のケジメの犯行だった。

何故、復讐を止めなかったのか。
それは、やはり妻がレベル4のガンであり、もう余命が遺されていなかったから。
やめなよ、と夫は何度も心の中で叫んだだろうが
叫んだ所で、妻の命が長らえる訳ではないこの現実。

ディナーナイフなんかで人を殺せるか!と思うものの
それも事前に医者である夫が、確実に心臓を貫く方法を、繰り返し伝授。
泣きながら、苦しみながら、それでもこの狂気の世界へ身を落としていく二人。
そうして息子を殺された憎しみだけを支えに、妻がついに実行へと移す――
 

ここで視点を変えて見れば
夫は、息子を失い、ここで妻をも失う訳ですよ。
一人の男の罪が、彼の運命を二度奪い、永遠の嘘を刻印する・・・・。
それが、この悲劇をより鮮やかに彩っていく。

ホテルの近くの川辺で、まるで送り火だとでも言う様に焚火を起こし
妻のいる一室をただ見つめる夫。

このシーン・・・!視界が滲んだ・・・。秀逸・・・!

妻も、夫が傍で見ていることを知っているから
ホテルのカーテンを開けずにはいられなかった。
そして、一切の音をカットした中、カーテンを開けると、夫が迎え火のように炎を灯し・・・!

うわあぁぁぁ・・・・。

手が届きそうで、止められないこの物理的な距離間も絶妙。
止めに行った所で、だから、妻の命はどうせもう消えるんですよ。
動けず立ち尽くす夫がもう!
黙って、戻れない距離に、見つめ合う二人が切なくて切なくて!


カーテンの隙間から妻の姿が消える。
夫が膝を崩した時、妻も、胸にナイフを突き立てて・・・。

どんな想いで見送ったのかとか思うと、やりきれなさすぎです。
何より夫・高瀬光治役の石黒賢さんの、物も言わぬ、見上げる視線が、何とも言えなくて・・・っ。
この後に、延々と続く夫の残りの人生を思うと・・・・はあぁぁぁぁ~・・・。
切なさ倍増。重たい・・・・。


それを法廷で佐方に明らかにされる。

「これが、貴方がたの、復讐ですね」
「・・・・まったく、身に覚えが、ございません・・・」

くわあぁぁ~。
そうだよなぁ。ここで認めちゃったら、それこそ妻の死が無駄になる。
意地でも貫きとおさなきゃならない嘘だ。
でも同時に、息子の死は法廷で証言されただけに、日の目を見ることになった。
7年前の息子の仇は取れそうである。
その代償として、今度は妻を失った。

ここの夫の心境もね~。重たいものを背負わされた。人知れず一生背負っていく罪だ。
妻はそれを知ってたのか。
それを分かってて、片棒を担がせたのか。
色々考えると、どんどん重たくなります・・・・心が・・・・。


夕暮れのセットの中、静寂が支配する物音ひとつしない法廷。
ここ、一切、音なしですよ!
息詰まる余韻に、無粋な雑音なんかいらない。

「最終弁論は、以上です」
ただひとつ、厳かに響く声。

うわあぁぁぁ~(二度目)
敢えて、夫が言った嘘を追求する必要はない訳で。
そこが警察と法廷の違いですよね。
少なくとも、これで裁判官に疑惑を植え付けられたから、それが嘘であろうと真実であろうと
被告人はグレーである。
よって、結審は、無罪。

うますぎです~。


これを、妻サイドからの物語とし
息子の交通事故を隠蔽された公安委員長・島津への復讐劇という角度で描いていたら
ここまでの悲哀は生まれなかったです。
だからといって、ベタな夫婦愛に徹している訳でもない、少し冷めた描き方が
逆に無常感を煽るというか。
何とも哀しく狂わされた夫婦の顛末物語でした・・・。

更に、事の発端となった交通事故を法廷で暴露されて
打ちひしがれ・・・・・・るかと思いきや、逆ギレで反省の色がちっともない、被告人・島津のキャラも
事件の広がりを重たいものに仕上げていたと思いました。

執筆者の才能とセンスに感動です。
派手さもなければ、こじんまりと纏まっているともみえますが。
このオチが鮮やかな余韻を残していました。


一方で
この事件の本質は、「裁くならまっとうな罪で裁かれるべき」という基本軸に照らし合わせ
真実を明らかにする意義を求めている訳ですが
同じ殺人罪なら、別にこのホテルの一件で裁かれたって構わない筈なのに
それは違うという正義がそこにある。

それを強調するため・・・或いは逆かな?そういう主人公だからこういう事件を持ってきたのか
中盤、何故佐方が検事を辞めたのか?という回想を入れて
罪人は裁かれるべきという、正に教科書的な持論を掲げるライバル検事・庄司真生との
白でもない黒でもない差を付けて裁判を進めていたのも、興味深かった。

ただ、そのせいで庄司はその意気込みが全部、ただ空回っちゃっただけになってしまっていたのが
惜しい。
ここで、彼女もまた事件に対し、真実を明かしつつも、庄司が破れるという結末を以って来れたら
価値観バトルとしての、ガチ法廷が楽しめたのに。

同時に、7年前の事件もまた、そういう価値観の勝敗で揉み消されたとかだったら、卒倒してた。
・・・まあ、そういうドラマじゃない。
メインはサスペンス。つまり、誰が彼女を殺したか?という点に絞られていたのは
分かり易くて正解だったと思います。
そして、クロスオーバーとして、ホテルの事件、交通事故、高瀬夫婦と丸山・・・
皆がまっとうな罪で裁かれるべきという歪みを持たせて補足し合っている所も
深かったです。


その視点から言えば、主人公もまた
よくある、ただのやさぐれたヤメ検事であっても
「まっとな罪で裁かれるべき」というポリシーをブレさせずにいたのは良かった。
庄司との微妙な落差が高等な理想論バトルと成り得ていて、見応えありました。
単なる、白黒の戦いじゃないとこがイイ。

それを、上川隆也さんが、ポーカーフェイスな弁護士として見事に熱演されていたと思いました。
い~い演技です~。
上川さん、こういう演技似合うー。表情をほぼ変えずに情感たっぷりな男を熱演。
法廷での落ち着いた追求の仕方も、自信や経験を滲ませてた。

ミステリーで魅せるドラマなだけに
変に、ナビゲートの弁護士が感情豊かに演じられると相殺されちゃうんですよね。物語の中で物語が。
でも、淡々としたキャラと棒立ちは全くの別物。
ベテランならではの雰囲気演技が見事でした。


庄司役がまた、トゲがないけど手堅い感じの松下由樹さんっていうのも二大巨頭。
上川さんとのバランスとして最高で、貫禄出てました。

被告・島津役の大杉漣さんのチョイスもニクイな~。
いかにも悪って感じの人物にしちゃうと、ネタバレになっちゃいますし
だからと言って善人顔の弱そうな人だと
交通事故から逃げ出したキャラとしてはいいかもしれないですけど
最後の逆ギレとか、単なる負け犬の遠吠えみたいな軽いキャラになっちゃいますよね。
それに、そもそもの根幹部分の主犯だったという説得力も落ちる。

その辺の微妙な匙加減を表現するのに良く合ってました~。
ま、もうちょっと、腹黒そうな脂っぽい人でも良かったかな。

そういう意味でも、おなかいっぱいなドラマでした!久しぶりに良い演技合戦を見せて頂きました~。


音を一切入れないシーンや、妙に明度を上げたグレイッシュなカットなど
演出も色々凝っていて、印象的。
ストーリーのテンポも緩慢なく、理解を妨げない程良い脚本。
そういう点も上手かったです。
裁判にかける前に当然気付きそうなツッコミもありましたが
(ナイフの刺し傷は、自分と他人では傷口違うだろとか)
リーガルドラマですから、スル―します~。


リーガル的な見どころは
論告求刑に入ってから、今更もう一人証人を申請したいと申し出て
渋る彼をなんとか法廷に立たせるために駆けずり回り
そもそも彼に突き当たるまでの紆余曲折がドラマの大半であり
・・・・あったのにも関わらず、本当の「最後の証人」というのが、また別人ってとこか。

「その答えは、新たな証人によって齎されると思います」

法廷内で、更に放たれた一言にゾクっとしました。
この人に全部証言させるんじゃないのかー!えー!
油断した所でガツンとくるネタが、このドラマにキレを与えていると思う・・・。


最終弁論へと突入。
それが同時にミステリー的にもクライマックス、つまり事件の真犯人暴露の瞬間であって
物語としても最高潮。

その隠蔽を命じられた丸山秀雄を法廷まで引っ張りだすクダリは
どうせなら、もうちょっとお綺麗な人間論(笑)見せてくれても良かったかも。
「一度目は過ちです。でも二度目の過ちはその人間の生き方だ」っていうのは
説得力としては良いんですけど
なんか、この大人テイストのドラマに合わない?っていうか。健全過ぎ?

でも総合的には大満足です!
色々盛り沢山な、密度の濃いドラマでした!
楽しかったー!


唯一不満を上げるとするならば
佐方の弁護士事務所の新米弁護士!
こいつ、マジいらなかった。
冒頭からイッライラさせられて、最後までイライラさせられた。もっと心穏やかに見たかったです。

恐らくは佐方弁護士の少し浮世離れした感じへのツッコミという形で
佐方のキャラを仕上げようとしたのでしょうが
狙いが不発に終わってる?www
これが、ませた小学生アシスタント、みたいなポジションだったら、まだ良かったのに。

まずタクシーの中で物を喰うな。
喰いながら喋るな。
弁護士のくせに真相究明の仕事に文句言うな。
仮にも上司の言うことなら、もう少しリスペクトしてくれ。
いまどき、こんな頭の悪そうな女いねーぞ。
こういう女、大嫌い。だから女がバカにされるんだよと男に言わせるような典型でした。
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2015*01*22(Thu)
ONEPIECE 76巻構わず進め 感想
ウソップー!今巻の山場は恐らくルフィとローがドフラミンゴの元へ辿り着いたシーンなのでしょうが
ウソップー!!
その直前のウソップに燃えました~!オトコだよウソップ!決めるとこ決めてくれたよ!
ゴッド・ウソップ伊達じゃないー!!

・・・なんか巻の冒頭からゴッド・ウソップとして
ウソップがリク王と同等レベル扱いなのがめっちゃ可笑しかったんですけど
こうなってくると話は違ってきますよね。
この国にとっては少なくとも、確かに5つ星ランクの男だ。
燃えました・・・!

しかも、なんかちょっと特殊能力覚醒?覇気もどきの・・・。
それは止めて欲しかったところですが、そうでもしないとこの先の海は渡れないってことかな。
ウソップはあくまで平凡キャラであって、だからこそ、あの出身村のヒーローになれるのだし
味があるのだと理解してます。(勝手に)
でも、「ルフィ、気付かなくていい・・・もし無事だったなら、構わず進め・・・」
見事な援護射撃ー!

ぶっちゃけ、ようやく楽しそうになっているっぽいゾロより痺れましたー!
でもゾロかっけ~!ようやくゾロらしくなりました~。

「お前に一つ言い忘れたが・・・!
 麦わらの一味は何も・・・麦わらのルフィとゴッドウソップだけじゃねェ・・・!
 忘れるな・・・!!俺はいずれ世界一の大剣豪になる男だ!!!お前とは格が違う!」

言ってくれるぜゾロー!ヾ(●≧∀≦●)ノ゛ひゅーひゅー。


さて!ドレスローザ編がいよいよ佳境に入って参りましたね!
冒頭、まだ道中のおフザケが続くのかとうんざりしちゃいました。
長かったよ!
めっちゃ長かった~!
なんか、今編の中盤戦は、いつもよりバタバタした印象でメリハリがなく
雪崩れ込んでいるイメージ。
なので、どうにも感情の抑揚がなく、ダラダラとここまで来てしまった。
色々制約はあるものの
な~んか先を急ぐ理由が、それほど鬼気迫って感じられない話なので
余計にタラタラとした印象でした。特に前巻。(;一_一)

ようやく辿り着いたよー!
そして、ようやく面白くなってきました。

頂上です。頂上ですよー!「王宮最上階。決戦の地へ!!」
ドフラミンゴが待ち構えていました。
そしてそのまま、ローの過去編へと雪崩れ込み!
背景ぶち込まれると、燃えます・・・!(#^.^#)

そしてそしてっ!さり気ないウソップの援護も痺れたー!ここが今巻の山場だよ!ゼッタイ!

シュガーの存在を知らないルフィに
ウソップの仕打ちを復讐しようと、ルフィに近付くシュガー。
その手で触るだけで、ルフィ以外の人間の記憶が消滅する・・・・!(そして本人はおもちゃ)

この設定は上手い!
少女のような風貌にしていることで
しかも攻撃がタッチだけという可愛らしい安易なものなだけに
存在(顔)を知らなければ、一瞬で勝負は着いちゃいますもんね。

「標的は壁の向こう。外せばルフィはいなくなる」

ウソップの心情を文字で並べる表現も良かった!

「風は西から東へ 風力4
 第1ブースター火薬星 少し上昇 後部切り離し
 2秒後 第2ブースター発動 
 外装は落ち弾は水平に 外壁塔窓の枠左下を捉える 壁を擦り抜ける
 まっすぐに・・・!まっすぐに・・・!標的を目指す
 少し逸れるがこの特殊な弾は」

そこでページを捲らせる。

「敵のトラウマを呼び起こす」

吹いた・・・!
そこでまたソレか!そかもコマのデカさに、こっちもウケるw
巧すぎ!色々!ページを捲らせて弾の効力を読者に視覚的に衝撃を与える手法といい
計算しつくされた技量を感じました!!*(ノ^∀^)ノ*(ノ^∀^)ノ*

そして。
「ルフィ、気付かなくていい・・・無事だったなら構わず進め!!」

その通りに、ルフィとしては目の前で急に意識を失ったシュガーに???な訳で。
この温度差もたまらない~っ。
最近のおだっちは、ちょっと練りこみ不足?ってところがあるとか思ってましたけど
深いわ~~~~~~。

前も言いましたけど、最近のワンピって、太っとい骨格がででーんとあって
その山の様な重たいものがゆっくりと動いていくようなストーリー構成なので
悪くいうと、ちっともスピード感や勢いがない!・・・んですよね。

どんな状況も楽しんじゃっている、王宮までの道中も
騒がしいのはいいんですけど・・・・・・なにがなにやら・・・。
話もあっちこっちに飛びますしね・・・。週刊だからって、そこまで平均的に進めなきゃいけない?
でも、愛しのサンジくんは一回も出てくれませんでしたけどー?(要望)

ハチャメチャなのと、ゴチャゴチャした絵で、戦地の混乱ぶりは良く伝わります。
読者まで混乱させてどうすんだろ<おだっち

でも久しぶりにウデを見ました。感動。



藤虎とサボの戦い・・・藤虎の狙い(スタンス?)がちょっと見えてきましたね。
まあ、最初から海軍に心酔している、根っからの生粋海軍!ってタイプではなかったですけど
スモーカーさんみたいな、見え見えの反逆者ではなく
ちょっと時代の流れの傍観者って感じ?

この辺りの設定については
SBSの読者さんの考察(笑)が、実に忠実に考え込まれていて
すごく理解が出来ました。
すごいな~世の中の読者さんは、読みこんでますね~。
そういう伏線から深読みする読み込みは、とても好感が持てます。

そして、載せるからには、ほぼ、そんな感じなんでしょうね。<おだっちv

私もワンピは大好きで、若い巻(第一部とでもいうべき?)の方は
割と繰り返し繰り返し何度も読み直していましたが
最近のはちょっと、読み直すことは少なくなってしまいました・・・。(-"-)
各章の長さと量が増し、メリハリが少なくなったことも原因の一つですが・・・
時間が出来たら、まとめて読みなおそうかと思っているんですけど。
特に頂上決戦の辺りから。

話が逸れた・・・・。


えっと。
フランキーは・・・・しょうもないバトルでしょうもねぇぇ~wwww
いい相手だった、とか、後でお互い振り返りそうなシンクロっぷりで怖いよw

「大人の男の決闘に言葉を挟む様な女の口を・・・・他に一体・・・何で塞げってんだ・・・」
byピンク様
「接吻のひとつやふたつで動じるような・・・まだ尻の青い小娘が愛だの恋だの騒ぐんじゃねェ!」
byフランキー
そして揃って。
「「まったくだ・・・ガキとの恋なんざ・・・悪酔いしそうだぜ」」
えっとー。何も言葉が見つからない・・・wwwヾ(≧∀≦●))こういうの大好きだ~。

おだっちらしいクール系。
でもそのあとの二人の攻撃が「おむつ」だの「乳首」だのwww
落差に笑う~。

しかも、その数話あとに、ドフラミンゴも「ガキと遊んでいる暇はねぇんだ」とか吠えますが
その対比も面白いです。

この辺はゾロやロビンも合わせて、なんだかやっと麦わら一味が暗躍し始めた感が濃く
燃えてきます。



ルフィとロー。
ついに手錠が外れたー!わー!わー!ローがルフィを護る図がたまらん~。
作戦なんて立ててたようですが、まず無駄だってことまだ学んでいないローが
振り回されながらも、足並み揃えていく感じが、もう!
ルフィと一緒に「ROOM」→「シャンブルズ」とか
「今やる!」ってルフィが飛び出して
ったくしょ~がね~なぁ!って、それに合わせるロー。
こういうの好きだー!やばいー!

「麦わら屋ァ!最悪だお前は!」
「お前もその世代だ!」

きゃあぁあぁぁぁ!!!!////////

次巻がちょー楽しみ!!
そういえば、ベラミーがここにきてまだ居るのが、びっくりです。
この分だと、この章のラストまで関わるのか。
まさかの本戦に出てきて、ちょっと意外でした。

そして、当然のように、もうベラミーを憎めないルフィ・・・。
今となってはモックタウンの一件も、色々重みが増してきたなぁ。


でも、その前に、ローの過去編が入ってきて、ちょっとびっくりです。
ここで、ローの生い立ちもバラしちゃうんですね。同時に、ドフラミンゴの過去もちらほらと。

そうか。この章のキーマンだったか。(超今更に)

ドフラミンゴ・・・ドフィの子供時代の、常識や理屈が通用しない感じが
なんとも薄気味悪い。
大人が造り出した悲劇というか負の遺産というスタンスで描かれていて
無邪気に、倫理や正義を謝って覚えてしまった子供の残酷さが重たいです。
それは、現代社会の思想対立を匂わせてもいるようで
奥も深い。
大人に課せられた責任とか、そういうのを訴えているようにも感じます。


唯一不満だったのが!
こんな大騒ぎの中、レベッカと兵隊さんがついに再会!

ここ、もっと、感動的に盛り上げられなかったのかなぁ・・・。

このドレスローザ編前半の立役者じゃないか~。
そして吸引力だったというのに、こーんな数ページであっさり??
ちょっと賭け足すぎて残念すぎる。
何年ぶりだっけ?

ずっと、父親だったことを記憶にすらなかった娘が、自覚して再会する、
いわばこのおもちゃの国の最大の山場。・・・じゃないんですか。
なんでこんな継ぎ接ぎみたいなシーン???

おだっちらしくない・・・。
涙も追い付かなかったっす・・・ぐっすん。


あ、ちなみに今回のパンダマンさがしは簡単でした~\(~o~)/
挟まれてるよw
おだっち、もうちょっと捻って。
でも、759話+には笑いました。オイシイおまけです(*^_^*)
タイトルロゴのレインボーも可愛いです。


そうだ!人気投票!!
結果発表されてましたね!
あったりまえだけど主人公5連覇!おめでとー!!↑(●^Д^●)乂(●^Д^●)↑
意外なのはロメオのトップ10入り?

ウソップ・・・・w
いい。今巻なら、そのコマのデカさも許せるよ・・・!(笑)
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2015*01*20(Tue)
デート 第1話 感想
すっばらしかった!これぞドラマ!前半のとろく奇抜で小間切れの展開が、ラスト20分!
散らばったピースが一気に纏め上がり完遂する、この凄さ!美しさ!
恋愛ドラマは興味無いのに、こんな爽快感得られるとは思ってなかったですよ~!

デートの最後で奇妙な意気投合をし、台詞の応酬が始まってからの画面の濃厚さと
観る者の底からドラムが鳴り響くような躍動感に、ノックアウトです。やってくれた!
さすが古沢脚本。
このラストの船内シーンで、今後の視聴決定です。



良く出来たドラマでした。
怒涛の台詞回しと、振り切れたキャラ設定は、もろ古沢ワールドでしたが
(なので、そういう部分にも私は高評価を持っているんですが)
今言いたいのはそういうことじゃなくて
前半の焦れったい程のトロさや共感し難い内容が、妙に歪な感じで、身勝手で
でもそれが、ラスト20分で一気に昇華するこのマッチ感。

すげええぇぇ!!なんなのこの収束っぷりっっ。

別に派手なアクションがある訳でもない
バイオレンスな内容を言っている訳でもない
窮地に陥っている訳でもない。
どってことない船内ロケで、ただ立ち尽くしているだけの、静の、まるで舞台セット(スズナリ)のようなカット。
目立った動きすらない。

なのに、畳み掛ける台詞の応酬とカメラカットとBGMだけで
腹の底からズンズンとドラムが鳴り響くように、怒涛に押し寄せるこの荒波のような勢い。
来た来た来たー!!
そしてラストの怒涛の利害一致!
周囲を物ともしない突き抜け感!

きもちいい~~~!
なんちゅー着地点を用意しやがるんだー!!
すっげえ!

それを期待通りに見事に仕上げるスタッフさんの仕事が全てがマッチしていて
こっちもストレスなく、ぐわーっと盛り上げる。
そのための努力を惜しんでいない徹底した仕事ぶりに感動すら覚えました。
音楽センスとか!舞台設定とか!カメラの距離とか!

これだよ~~~~~ドラマって本来こういうものなんじゃないの~~~~。


ここで大事なのは、内容に共感できるか否かは別問題で
技巧が素晴らしいって言っているだけであって
別に、愛のない結婚こそ崇高だと絶賛している訳ではないんですよ。

つまり、内容そのものではなく、むしろ内容如何に問わず、これだけのクライマックスを持ってこれる手腕が
たまらんかったって言いたい。
こんなドラマ初めてだよ!

・・・・・・・そのクライマックスシーンが理詰めで大量の台詞投入なのは
まあ、古沢脚本の真骨頂と言うべき所でしょうか。




内容はと言うと、自由恋愛と合理主義をテーマに、とにかく普通じゃない男女が
何とかくっつくまでのお話?
古沢良太脚本によるドラマオリジナル作品。

主役二人はとにかく社会不適合者で、社会スキルゼロ。
ニートを高等遊民と言う男と
男の甲斐性ひとつ理解できないKY女子。
その突飛な設定を受け入れさせるためであろう、具体的なシチュエーションも凝りに凝っていて
そういう拘りも振り返ってみれば、面白い。(いやホント、途中までは脱落寸前だったんだよ・・・)


まず、今の月9世代は誰も知らない(私だって知らない)「ふりむかないで」ザ・ピーナッツで始まる世界観v
横浜を舞台に、まるで大正ロマンと言わんばかりの西洋文化ばり主張と背景は
ちょっとしたトリップ感を覚える。

長崎・・・ビードロ・・・赤レンガ。アール・デコ。
明治維新を経ての文明開化と大正デモクラシー。

西洋文化に夢と希望を抱いたあの時代は
確かに、思想的にも自由と開放、経済的にも躍動の時代であって
都市を中心とする大衆文化が花開いた時期。
合わせて、いわゆる自由恋愛と、その延長としての結婚という価値観に基づいた恋愛も
個人主義・理想主義が強く意識され
女性の地位向上、新時代への飛躍に心躍らせながら生きた、この時代から始まったと言えるだろう。

それを平成の少子化、晩婚化と合わせ、逆説的な文明開化をクロスさせる視点が
既にエッジが効いているというか、皮肉めかせているというか。
敢えて、大正ロマンを持ってくることで
自由と合理主義を対立させているドラマを、より思想的な重みを持たせている。

そういう明確な思想対立をさせた上で、改めてロマンスとは何かと問いかける下地は
実に興味深い。

その上で、女性の地位向上と、自由恋愛のその究極態が表す実態が
妻へのパラサイトとかwwww

そこまで行くんかwww
もう、たまらんわ~~~~。さすが古沢解釈www


他にも、思い起こせば怒涛の文学エッセンス・ラッシュ。

太宰だ、芥川だ、カトリーヌ・ドヌーブに、シェルブールに雨傘、ボーヴォワールで、サルトルだ。
寺山修二、アメリカンジゴロ。

月9の視聴者で、ソレ分かると思っているのか(爆)
楽し過ぎるゼ・・・・やってくれるゼ・・・古沢・・・。

「恋愛なんてものはな、性欲を美化した表現にすぎないと芥川龍之介も言っている」

「フランスの哲学者モンテーニュはこう言っている
 美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど失敗をする。湧き立つような歓喜は何の役にも立たない」

「結婚とはお互いが有益な共同生活を送るための契約にすぎないのではないのかと思っていました」
「ボーヴォワールやサルトルが提唱したのも正にそれです」

「理想の女性は、ヘプバーンと原節子と峰藤子とメーテルを足して4で割ったかんじ」

誰も付いていけないだろww
どんな女だよw(恐らくは清楚なぼんきゅっぼん?)
でも恐らく、それが狙い。
そしてその狙いは、見事功を奏している。(視聴者を取り込む役目のある初回としてどうかとは思うが)

つまり多分、恋愛観が対立する物語の中
徹底的に限界まで振り切らせて見せたというところなのかなと。
その上で、敢えて、理解し難い側の視点から描くのが、古沢手法?w

それも、単に異質なマイノリティで対立させるのではなく
今となっては、結婚観も複雑化している現状から
甲乙ない属性から見た思想的対立にしたくて、だからデモとして大正ロマンを持ちだして。
恐らくそれは、極限形態であることをカモフラージュするためなんだろうな、とか。
あ~、だから舞台が横浜なのね、とか。

それを視覚的に印象付けるため、冒頭、いきなりコスプレのシーンから入り
途中で時間軸を変え、事情説明って流れもインパクトあった。

面白いところですよね。毎度のことながら。
結果として、月9という恋愛路線の王道を貫いてきたこの枠で
恋愛観全否定な結論というねww

世界観を強調するかのような、大正コスプレと言わんばかりの
男は、トレンチにハット。
女は西洋ドレス?の、モダンガール。花はクロッシェ?
もうやってくれるわ。

ちなみに私は
「所詮この世は舞台。人はみな役者だ。
 生きていること、ああ、それは何てやりきれない、息も絶え絶えな大事業であろうか ば~い、太宰治」
で大爆笑しました。


そうして、ポップな雰囲気を出しつつ、物語は軽妙な会話劇で思想の同調へと繋がっていく。

「でも結婚なら出来そう」
「出来るね」
「いや待って、無理でしょ!愛情がなきゃ!」
「愛情などといういう数値化出来ない不確定要素を基盤に人生を設計するなんて非合理的よ。
 その点、私と谷口さんとなら感情を排除し割り切った契約を結ぶことが出来る」

好意や愛情はない。でも結婚に対する価値観が一致する二人。
恋愛と結婚を別物とし、結婚を共同生活するための契約とする着地点は
硬質的&計算高いものでありながら、どこか可笑しみを齎すのは
役者さんの功績だろう。
そして、自由恋愛から逆行して一回転して元に戻っちゃった時代錯誤結論。


「展開についていけないだけです」
一般的代表的な視点も、蹴散らして、主役二人のカッ飛びぶりは、気持ちの良い程だ。
仲介に入ろうとしている、まともな人間こそが異質に見える勢い。
脇に「ついていけない」という台詞を言わせることで
突飛なドラマへの視聴者の共感を煽っていて、逆に素直に頷ける。
それももう見事。

「イタイのは僕らじゃない。彼らの方だ!」
すんげえ極論www
ええ、ホント、きっと誰もこの勢いには付いていけてないw
恋愛ドラマなんて、通常、主役二人に共感させるところから入るのに
真っ向から反発してるこの構成。

だがしかし。
ある意味、利害が一致している訳で、それはそれで重要なのではないかと思わせられる初回でした。


今後は、そういう大正ロマンの影に同時に芽生えていた
負の要素・・・・急激な都市化による社会不安、葛藤や心理的摩擦などを照らして
自由恋愛に於ける社会的課題も見せてきたら、もう神だよ神。(まあ、ない)

色々深くて、考える程に奥が深い、設定ありきのドラマでした。
楽し過ぎる!!


一方、役者さんもしっかりとしたチョイスでした。
杏さんは、口先だけで喋るタイプの女優さんで、表情などの演技がまったくないのですが
それが、この変わり者という依子を、より異質で人間味の薄い感じに見せており
キャラを完成させているという印象。

同時に長台詞は、早口で回せば良いってもんじゃないんだなって思いました・・・・。
感情がまるで出せないのが、逆に面白いです。

その他で目を引いたのは、国仲涼子さん。
一歩引いた影のある悲劇の女役(笑)というイメージが強いんですが
このぶっとんだ台詞のキレ。気持ち良いくらいです。合ってるじゃん♪



本来、私は恋愛モノ・家族(夫婦)モノ・子役主体モノなどには、触手が動きません。
ドラマで胸きゅんな恋愛見せられても、それだけでは弱いと思ってしまうタイプ。
切なく擦れ違う男と女の色恋は、所詮他人の恋愛であって
惚れたハレタに時間を掛けるのは、青春時代だけにしてください。付いていけないです。
だからどうしても流し見。←でも点ける

何か別の太い軸があり、恋愛はそれを補足・補強するための一アイテム。
恋愛は所詮スパイスでしょー?

・・・あれ。今私良いこと言った?←

そんなことを言っている時点で私も“イタイ人間”で
充分、このドラマを理解するだけの素質がある気がするよ・・・・(爆笑)

「只者じゃない!あれはそう、痛い女だ!!」

そんなイタイ人間が見るには、中々耳の痛い、どこか身に覚えのある内容でした・・・。(;一_一)
恋愛ドラマを最初からちゃんと見ようと思ったのは初めてです。(途中からならあったけど)

そのくらい、パンチのある斜め上展開のラブストーリー?でした。
同時に、ドラマたるものこうあるべきという私の理想像そのものですよ!
テーマを持った脚本を、脇が完成させる。
クライマックスの内容の融合は正に必見。

恋愛ドラマできゅんとしないから駄作と評価するのは早計であり愚盲だと思うー!
苦手な恋愛ドラマだからって、バカにしてた自分を反省しました~。
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2015*01*17(Sat)
ウロボロス 第1話 感想
何処かで見たような、色んなものを混ぜているような、そんなドラマでした~。
面白くなくはないんですけど、それって私が刑事ドラマとか事件物とかが大好物だからそう思うのであって
新鮮味がないこの内容で、これだけの要素ではイマイチ、テンションは上がらない。
これから次第なドラマですね。


漫画原作があるとのことですが
これ、漫画の方が面白いんだろーな~とか思います。正にそういう展開パレード。

そもそも、漫画というのはドラマより偏った世界なので
例えば「この雑誌で!あの作者が!こういうテーマの!連載!」となるだけで、充分
もう画一的な話題になるし
加えて、絵だけでも見られる丁寧さだったり、漫画技巧が優れていたり
ましてや名の知れた人気作家さんだったりしたら、よっぽどのことがない限り
もうそれだけで受け容れられちゃいますもんね~。

でもドラマとなると少々勝手が違ってくる。
地上波という公共電波にさらされ、不特定多数のそうではない人たちの目にも触れる。
裾野が兎角、広大だ。

そうなると、『表と裏で敵討』っていうネタももう何処かで見た気がしますし
そのラスボスがどうやら警察トップに居るというのも、使い古したネタですし
コンビを組む男二人ってのが、そもそもテンプレだし。

その仇打ちにしても、養護施設の保育士さん、とか、またちょっとパンチが弱い。
今後、そこに、人生や社会生命を掛けるだけの説得力を、どう生ませるんだろか。
だからと言って、母とか兄弟などの一親族にしても、同じくらいベタですしね~。

児童養護施設・まほろばで育った幼馴染の二人が
結子先生の真相を辿るために、ここまでしちゃうって・・・。

とにかく、大切な人を無慈悲に奪われたという状況だけが必要なのであって
きっと、ケースは重要じゃないのだろう。
ならば、この辺が落とし所と言うことか。


更に、それぞれの場所でトップを目指し、懐まで飛び込む二方向アプローチっていうのも
壮大な計画であって、面白いですけど、新鮮味がある訳ではないし
既に割と、お互いがお互いの場所でその力関係を誇示し始め
ゴールに着々と近付いているような雰囲気でしたから、逆に言うと無謀感やハラハラ感が薄い。

もうその計画の半分は達成している状況で
後は、隠蔽されたトップシークレットなネタをどう暴きだすかって話に・・・・ってだから
もうそれ、どこかのドラマで見たし。
(私の少ないドラマデータから言っても、思い当たるんだから、世間にはもっと腐るほどありそうです)
※ちなみに私が思い出したのはジョーカー(^^♪

それに、相方・日比野の父親が舞い戻ってくるということで
もう充分怪しくなっちゃったよ。
彼女の父親がラスボスですか。
最後は父娘の確執が、父親を仇にしたくない想いも芽生えて、二重に苦しむ親娘の愛情物語ですかw

・・・・となると、もう余程の別ネタを取り入れてくれないと
パッとしないまま、正統派路線貫いて終わっちゃいそうなんである。
なのに、その、よっぽどの別の軸っていうのが、とことん弱くって!

その点――――つまりドラマの骨格部分が脆弱であることが、とにかく勿体ないドラマでした。
捻りが足りない上に、伏線の張り方も弱い。

要は、平凡な素材を平凡に仕上げちゃった?
・・・・そんな感じです。



まず、そもそもキャラに強烈な引力を持つ魅力がある人がいないので
今後、一体何で引っ張るつもりなのか?という感じだ。
このドラマは
主役の二人が、刑事と極道、それぞれ別の道を歩みつつ
密かに結託して、法で裁けない悪を問答無用に成敗する物語。

役者さんは、どちらも素敵で、嫌悪感なく抵抗感もなく、溶け込めました。
特に小栗さんはBORDERで
こういう暗い影を持つ抑揚の少ない人間が、ふいに人間味を増す演技が妙にハマる!と
認知させられましたので
見たことある演技ですけど、やっぱり、似合うな~と思っています。

「言われると凹むな・・・」とか「嘘に決まってんだろ・・・」とか
ちょこちょこ入るユーモラスな台詞も、楽しかった。
ってか、ここの顧問弁護士に爆笑したw 立ってるだけで笑える存在ってwww


でも、段野竜哉というキャラ的に、それ以上の味がある訳じゃない。
それは生田さん演じる、主役・龍崎イクオにも言えることで。
ネガティブだろうとポジティブだろうと二面性を持とうと、誰もが分かり易いキャラで
だから、それ以上の興味が湧かない。

見所となると、この二人が密かにコンタクトして、息合わせて成敗するクライマックスくらい?


あ~も~だからTBSだよ!って感じです。
恐らく初回のように、事件についても
今後も1話につき一つ事件が解決していく系だと思うんですけど
適当な何かが起きて、二人がラストに法を犯してカッチョ良く裁いて・・・・・
それで視聴者を引き付けられると思うなよ。(それが許されるのは漫画だけだ)

・・・や、現代の刑事モノときたら、ほぼどれもがそんな感じの起承転結ですが
「ウロボロスというドラマは人を思う気持ちや友情や絆っていうものがテーマになっている」
と言っているように
恐らく、そこそこの事件を背景に、こんな風に
奪われた幸せへの苦しみだの、大切な愛情を失ったことへの喪失だのを
客観視ではなく、主観的に延々と描きそうだ。
何が正義なのか、何が悪なのか、本当の正義って何なのか。
十中八九、そういうウダウダ悩むことを、事件そっちのけで、掘り下げていく物語でしょー?

個人的にはそういう哲学的な要素も大好物ですから
事件を描く警察エンターテインメントではなく
過去の傷跡と戦う人情ドラマにするのは、別に構わないんですが
だから、そうするだけの説得力が、弱いので、物語が引き締まらない。

もっと深い過去を持ってくるとか!
せめて、素性は伏線にしてももう少し隠すとか!
この程度のネタなんて世の中五万といるっての。その程度で仇打ちとかヤメテクダサイ・・・。

だったらいっそ、毎回持ってくる事件を、もっと“良い話”にして、もっと事件寄りに描いて
二人の過去をさり気なく暗に匂わせる風味で話を進め
クライマックスで、一気に暴露する、とした方が
この手のドラマには合っていると思われました。
グッと唸らすような後味を持たせて、二人がヒーローのように救ったら楽しそうなのに
そういうポジティブにも振り切れていない。

事件性に凝りたくないのであれば
もっとキャラをシリアスに徹してくれてたら、二人が成敗することの意義とかも感じられたと思います。
笑いどころは、小栗さんがぼそっと言う台詞程度で充分。
男二人で復讐に人生を賭けるなんて、ハードな世界観は好きです。
でも、恐らく、じっとりゆっくりと、二人の傷跡やら苦しみやらを描いていくんでしょーね・・・・。

TBSは、基本じっとり、ゆっくり描く技巧に優れているのであって
事件物ではなく、人情物にするのは正解だと思いますが
こういう畳み掛けるようなスピード感は、ホント下手だ。(←別に局のせいではないw)

事件性を押しださず、人間描写に凝ることは当局の得意とするところでしょうが
その狙いを存分に発揮するだけの説得力あるテーマを持っていないと言うところが致命的でした。




そして、もうひとつ、最大の問題点が・・・・っ。
このドラマ、その演出がとにかく恐ろしく下手くそ。なんですけど・・・っ。
ホントびっくりするくらい。
どうしてくれよう。
そこが最大の致命点ですよ・・・・(爆)

脚本のテンポは悪くなく、話も初回できっちりと必要最低限の説明責任を果たした上で
綺麗に纏めているのですが
それでもトロトロと感じるのは絶対、間の取り方や魅せ方のセンスがないせい。


例えば――
どうも、龍崎イクオの方に視点はシフトしてドラマは進められ
彼の心理的傷痕で、仇打ちの重みと正当性を持たせる骨格のようですが
何度回想シーン入れれば気が済むんだwwww
笑っちゃうくらい、繰り返されて、笑っちゃうくらい、辟易しました・・・・。

あの。視聴者はそこまでバカじゃないです。一回見せられれば分かりますよ・・・。
何度も畳み掛けることで、視聴者の感情を煽るという手法もありますが
これは、それ以前の問題。
もっと効果的な使い方を学んでください。

具体的には・・・・
例えば、一番萎えたのは、少女が、かつての龍崎イクオと同じ台詞を吐くシーン。

「捕まえてくれないなら私が探す。きっと探してあたしが殺してやる・・・っ」

自分と同じ想いを抱いている子供がいる。
それはイクオが社会を憎む理由にも繋がり
自らが制裁者となって罰を与える源にもなるのだと視聴者に理解させる重要なシンクロシーンでもありました。
同時にドラマの世界観の下地でもありますよね。

同じ過ちは繰り返さない・・・人としての優しさや慈愛が、彼らの法を犯すだけの理屈になっていく。


なのに、ここでも繰り返し過去シーン入れて画面が変わる。

・・・・・・・あのですねぇ。
その直前に、彼にこういう過去があったと説明シーンを入れられたばかりなんですよ。
冒頭から何回繰り返すつもりなのか。
流石に視聴者にも、少女の台詞だけでピンときます。
そのための同じ台詞なんでしょう?

だったらここは、役者さんの演技だけで流すと
視聴者の方で勝手に推測が成り立つ。あ~きっと、彼は今、自分のことを思いだしたんだなと。
重ね合わせたんだなって。

そして、重なった想いは、法を越えるスタートベルだ。

彼のもう一つの扉が今開く・・・・!

ここで重要なのは理由じゃない・・・っ、現在軸での開花の瞬間だ!
過去を経て、今のイクオの決断が見える!
そういうすっげぇ心を擽られるシーンな筈なのに
何その水を差すように射し込まれる不躾な連呼は・・・・。ああぁああ~・・・・。

ってか、エンディングに嵐の新曲に乗せて
あれだけ再びこってりたっぷり回想シーン入れるくらいなら、そこに集約させて
他はいらなかったんじゃって気が・・・(禁句)

いやもう、嵐のsakuraはカッコ良かったですよもう。(特にサビに入る直前のフレーズにぞくぞく)

漫画と違い、リアルで動けるドラマでは
不必要なカットはほんとに意識を阻害されるだけです。
目の動きや表情、カメラのイン・アウト、BGMなどで、充分察せられるシーンは作れた筈。
ましてや、生田さん、小栗さんなら、それを充分可能に出来る役者さんだと察せられ
だったらここは、役者さんだけで勝負するべきでしょーに。

そういう煽りが、とことん下手くそ。センスないったら。


ラストに二人で成敗するシーンだってそう。
「あんたは奪ったんだ掛け替えのない命を・・・あんたは許されないことをした」

ここからはさ~。魅せ方によってはめちゃめちゃ燃えるとこでしょー?
ってゆーか、このドラマの肝なんじゃないんですか?

なのに、なにあの、もたついたカンジ。
二人のクールなカッコ良さをヒーロー然として描くの、下手過ぎだろ。
バイクで途中登場までは良かったのに。

「反省してても死ね。後悔してても死ね。償いたくても死ね。
 選択肢なんて、他にねぇんだよ」

あ~も~、この悪党に徹しているカンジ!
本来は大好きなのに!


今回の犯人も警察の人間でしたが、その特権階級の言い訳もベタ過ぎだし
使い回され過ぎてるネタを良くも使う気になったと感心する。


「あれは刑事の目じゃない犯罪者の目だってな・・・」

恐らく、これが正義だと分かっていても、そうせざるを得ない運命に怒ってもいて
そういう葛藤やらを
音もなくカットだけで、息を止めてしまうくらいの緊迫感でぐわ~っと盛り上げられただろうに
なんか流れが悪いし・・・。
最後の少女の涙は、非道な中の社会を知る解毒と清浄のシーンだろうに
哀しみが小間切れにされているので、一本の線として軸になっていかない。
浮いてるよ・・・最後だけ・・・。

「悪者はもう居ない。敵はとったからね」

ここってもっと
二人の手に染める黒さと、それに救われる少女と、社会の無秩序さや無情さが
一気に昇華し
トータル的に訴えたいテーマ性みたいなものを打ちだせたシーンなんじゃないんですか?
ってか、それをこの娘に言っちゃうの?それもどうなの?倫理的に。

少女役の涙のタイミングは良かった!
最後のバスの中でのハラハラ舞い落ちるシーンなんて、カットとしては素敵。
でも、少女の物語として描いてきていないから、どうにも宙ぶらりん・・・。
ホント、勿体ない。


そもそも二人の関係は秘密裏で、絶対知られてはいけない筈であろうに
隠し方も下手過ぎです。
あんな街中で堂々と合ってて、言い訳も用意してないって・・・。(ーー;)
それでバレない訳がない。
直前までの、ちょこちょこ入れられる、主役ら以外のウケを狙った(漫画的な)コミカルさも
多用しすぎてシリアスシーンに水を差していると思う。
出頭してくるヤクザ下っ端の群れとか。

伏線の張り方も下手でしたし、キャラの登場も下手。
ラスボスがあの父親だったら、泣きそう。拍子抜けもいいとこだ。

徹底的にハードボイルドに作られれば、ラストもじっとりと重たい物語になっただろうに。
そういうベタなら、充分見応えもあっただろうに。

二人の男の密会ドラマ(違)なんて、魅せ方次第では、すっげー燃えたと思うんですよー!!


まあ、この辺はこれからなんでしょうが
とにかくそこへ持っていく流れが既に下手過ぎて・・・・っ。
別な意味で泣けてきます・・・。

ラストの龍崎イクオの涙とかも、マジいらなかった・・・。
男が簡単に泣くなよ・・・。
泣かないからこそ、悲しみが伝わるんじゃないか~。っていうか、涙以外で伝えて欲しかったです。
「泣くのは仇を取ってからだ」くらい言ってくれ。



・・・という、何とも微妙な滑り出しだった初回。
だかしかしっ。

このシビアな内容なのに生温いドラマを一手に引き締めていたのは
主演の生田さんでも小栗さんでもなく
滝藤賢一さんでした!

ツッコミという合いの手の入れ方がもう絶妙!
内容に冷め、萎えているところに、不覚にも二度程吹いてしまったよ!
どうしよう!もう最高だったよ!
一人、キレキレの演技でドラマのスパイスになっていました~!わ~!

声の大きさ、張り具合といい、タイミングといい、もう文句なしの最高ですっっ。

「自首してきたのは罪悪感でぇぇっだと。・・・・んな訳ねえだろ!
くわっっ。

この顔www
ウケた・・・w

彼が最初出てきた時は
この人にこういう、アクティブで導火線の短く、血の気の多い役は合わないだろうと思ったのに
何たることだ!
めっちゃイイよ!
イメージと合ってない気もしますけど、演技的にはプロ魂を見ました。
ナイス・キャスティングです!!


個人的には上野樹里さんの手堅さは好きなので、主役二人とのトライアングルを形成してくれたら
面白くなる。ええ、個人的に。


今クールは私的に不作が多く、その中で今作は群を抜いていると思いました。(だから私的に)
主演二人もカッコイイですし、細かい所を無視すれば中々面白い出だしだったので
とりあえず次回もまだ見てみようと思います。
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2015*01*14(Wed)
金田一少年の事件簿R 蟻地獄壕殺人事件第3話感想(週刊少年マガジン7号)
なんか展開がとろいー!状況説明で終わってしまったよ。
しかも、その他に特に何の進展も見せず加えず。
どういうことだ。どういうことだ。

まるで蟻の巣のような構造のロケーションですが、どこか、蝋人形城の時を彷彿とさせちゃって
ちょっと笑っちゃってます。(*≧m≦*)
似てません?東棟と西棟に分かれているだの、通路は施錠だの。


とりあえず今回分かったのは
建物全体が大きな閉鎖空間であることと、周囲も抜け道等は絶対にないとの再指摘でした。
大きなクローズドサークルであることを、まるまる一話使って説明してくれました。
はいはいはい・・・・。

何か中身が薄くて、物足りないです~。
え。それだけっすか。って感じです。

強いて言えば、西棟に付けられた鍵は、いつか偶然か必然か故意か
簡易タイプのようなものに変えられていたっぽいですね。
馬江田教授が特にその点に反応しなかった、触れなかったところを見ると
かなり前から変えられていて、このことは研究生なら知っているって意味ですかね。

特に事件のための工作とは考え難そう。

とにかく、事件がより深まって~・・・とか、そういう展開ではなかったので
ちょっと物足りなかったです。
もう3話も使っているのになぁ。
次回には恐らく第二の犯行が起こるのでしょうが、何のミスリードさえもないので
ちょっと唐突感が残ります。


進展も何もなかった回でしたが、その分、関係者たちの素顔がちらほら見えてきまして
そこはちょっと面白かったです。
4~5ページまでのコマ割が非常にユニークで!目を引きました!
見開きを意識すると面白い!

空間的に同一視されているようでもあり、関係図の同じ力関係を意識させられます。
漫画技法として、面白い~。

同時に、何気に意味深でもあります。
年齢も同じな、この4名、馬江田ー祝木ー華形ー舞谷・・・が
軸として同ライン上にいると見ていいんでしょうか。
ここが事件の原因を作った面子という解釈でOK?

今回のお話は、登場人物は沢山いますけど
キャラがどれも特に強烈さを持った者を持ってきている訳ではないので
下手したら全員サブキャラに見えるんですが
これで、ようやくなんだかちょっと陰影が加わりました。・・・何をした訳でもないんですが。

言っていることもちょっとバラバラで、妙に祝木が出しゃばっているのが気になります。d(^□^)

次回、この中から被害者が出ると予想。


あーとーはー♪
司ちゃん可愛いよ司ちゃん。
結構毒舌吐くかと思いきや、いつきさんの後ろに隠れちゃうw
い~つ~き~さ~~~ん、やっぱりロリコンの気がある?(笑)
んもぅ、相変わらず、小さな女の子にモテるんだからw (*´pq`)
しかも前回、ヒッキーだって言ってましたし?
なーんかマスコットのような可愛さがあります~・・・。(*´∀`)
こういう娘が最後に犯人になったら空恐ろしいわ~。
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[ kindaichiR ] CM0. TB0 . TOP ▲
2015*01*12(Mon)
ポケモンカフェ行きたい
b-sato114.jpg
今渋谷パルコでやっているポケモンカフェに行きたすぎるー!
何そのラブリーな企画!
ピカチュウラテ ホット 680円+税が飲みたい飲みたい。
店内も可愛く色々あるみたいだし(ポケセンみたいなのかな)楽しそうです~!

しかし、ここはこれまでも様々な企画をやっていて
今までも連日4時間待ちとかなっているらしい。

・・・・・。4時間って・・・。・・・Σ( ̄Д ̄lll)・・・・
平日に行っても駄目ですか。LO間際とかどうですか。


イラストの衣装は、そのポケモンカフェのイメージユニフォームをサトシにも合わせてみたりv
割と似合うと思って。(#^.^#)


ポケモンカフェ
Pokémon cafe Ω Ruby & α Sapphire
期間:2015年1月9日(金)〜2月末(予定)
会場:THE GUEST cafe&diner (渋谷パルコ PART1・7Fレストランフロア)
OPEN 11:00 / フードL.O. 22:00 / ドリンクL.O. 22:30
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