Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*05*31(Sat)
アリスの棘 第8話感想
ヘビィだ・・・っ。想像を遥かに超えた展開過ぎて!ええぇえぇぇ~っっ。
重過ぎてちょっと耐えられなくなってきました・・・。
いいよいいよ!復讐劇なんて綺麗事だけで済まないとする方がよっぽど美しい!
こんくらいダークな展開してくれたら本望だわ!

そういう負の連鎖が堪らなく濃厚で、その非生産性を謳っている感じがめちゃめちゃ刺激的でした。
今回だってまさか悠真先生がこんなあっさり死んじゃうとは思わなかったですよ!!
かなりの衝撃です。
もっとアウトサイドから傷つけ合って泣くだけの、平面的な(平和的な?)内輪揉めかと思ってましたよ~。
しかも!
ラスボスだとばかり思っていた盤台教授まで殺されたーっっ!!
うっそだー!!!

これはもう衝撃的すぎてっ。
ええぇえぇぇ~!聞いてないよー!
リークしようとした盤台教授が銀座の夜道を一人歩いているシーンで
背後から近付く不穏な影にまさかまさかと思いつつ
もう空いた口が塞がりませんっ。(そして死体もちょっとコワかった)

そ・・・・・っかぁぁ~・・・・。
ラスボスは有馬教授だったか。
このトラップは見事としか言いようがない。

登場当初から怪しさ満点で、明日美に立ち塞がる敵になりそうではありましたけど
そのポジションは、どう見ても
自らの手は汚さない感じの、全てを知ってて利用している感じの
強いて言うなら、次期教授戦に躍り出ようとしているだけの野心家だとばかり思ってた。
美味しいとこ取りするだけの。
何話か前のレビューでも言いましたけど
故に、明日美に対する、唯一の天敵(善意の審判)なのかと思っていたんですよ。

まさか小山内孝夫を殺した張本人だったとは。
カンッペキに騙された。

盤台教授は表向きに主犯格を演じさせられていたダミーだった訳か。
ってゆーか、盤台教授の「医療ミスを全て庇ってきた」・・・って・・・・?
ええっ?ここまでの立場や名誉も全部、造り物?
病院を背負うベテラン医師って姿すら偽物?

うわあぁあぁぁぁ~。
これまで見せられていたドラマの世界観が全て崩れていく・・・・・。
すっげー。

視聴者的にも、見せられていた虚像の世界全てが崩れていく。
その変化と共に、並行して描かれたのが、主人公明日美自身の崩壊。

急激に変化する状況の悪化と
明日美に与えられた結末の挫折が
これまた絶妙に噛み合ってて、もう最高!良く出来た回だわ~。


まず、前回のあの最悪な状況。
盤台教授を追い詰める筈が
これまたケアレスミスで詰めが甘く、有馬教授との繋がりを見極められずに
逆に復讐の証拠を握られてしまうという失態。

いやはや、萎えた萎えた。
どう見ても有馬を信用するだけの条件は揃っていなかったですよね!?
西門もあんなに必死に止めたのに安易に行動するからこんなことになるんじゃんか、と。
自業自得だよ。

そもそも明日美の立場なら
「この病院に居る人間は誰一人信用できない」と突き放す方が余程納得がいく。
だって父親の死を病院ぐるみで隠蔽されたんだぞ。
何故有馬だけ中立だと思えたのか?

更に、そのあと、伊達の反逆に合う。
これもまたサイアク。
返り討ちにあうリスクを考慮していなかったことも浅はかだし
復讐した相手に、こんな風に恨まれてしまうことを予想すらせず、対策も練っておらず
反逆する隙も与えない程ダメージを与えきれなかった辺りが敗因ですね。
甘い甘い。
そんな子供騙しな復讐劇なら、やめちまえー。

更に!
そんな明日美を庇って悠真先生が刺される。
これ・・・どう見ても、明日美の責任だぞ。
自分の復讐劇で無関係の第三者が傷つくリスクすら、考えていなかったの?
サイテー。

・・・・・・とか思ったのに!
思ったんですよー、先週は!
それを実に綺麗に回収してきやがりましたねっ。(ヘンな日本語・・・)

つまり、明日美はホンボシに無防備にも突っ込んで行ってしまった訳ですね。
有馬こそが、真に復讐すべき相手だったと。
多少、前回の攻防戦は詰めが甘いですけど、これで先手を取られた理由も納得できました~。

更に、ここで明日美サイドとしては手掛かりが一旦途絶えてしまったことになるので
復讐劇が頓挫することになるんですよね。
それで、留まることを知らなかった明日美の歩みを止めるために持って来たシチュにも
この有馬に上手を取られたってことが使える訳で
勿論、それだけじゃ弱いから
畳みかけるように悠真先生が刺されてしまうと。
この二重のショックで、自暴自棄になるほど追い込まれる。
う~ん、うまい~。
捨て身の覚悟でやってきた筈の明日美が立ち止まるんですから、それ相応の理由が必要ですもんね。
このシチュなら物凄く納得でした。

ここで、悠真先生が結果的に死んじゃうことまでは想定外でたまげました。
更に、盤台教授まで殺されるとかは、もうなにそれ~っ!な展開ですよ。
ヘビィな世界だ~。
一気にバックグランドのダークさも感じさせられてゾクゾクです。

明日美が善人顔して行ったことが、結果的に無傷の第三者の命を奪う。
復讐するとは、そういうリスクを伴うということ。
それを今更気付くのか?どんだけお綺麗な復讐劇考えてたの?とか
今更のように落ち込む明日美にちょっと辟易。
しかしだから復讐は否定的でなければならない、という建前を保てた上で
この予定外の不慮の死が
真実を引き摺りだしてくる、という、この悪魔的な運命がもう!

その崖っぷちから
有馬が接触していた患者と
西門が別件で知っていた患者と
有馬とのリンクが運命的に浮き彫りになってきたクダリはもう圧巻!
見事なストーリーでした~。
ぬおおおぅ~って唸らされた~。

しかも、これって、
盤台教授が殺されたことを、傍目にはこれもまた明日美の仕業だと思われるのも
また無理のない状況であって
「次は誰を殺すの?この人殺し」とか言っちゃう星野美羽の存在がまた!
いいっ!
「これで満足か?」と問う盤台教授の捨て台詞もまた複雑な人間関係を匂わせていて
そもそも明日美から見たらこれは小山内孝夫の名誉回復だろうけど
別な角度から見たら別の視野が広がるっていう負の連鎖がね・・・もうたまらんー。
有象無象が右往左往してるーっ。←?

盤台教授からしたら息子の死は因果応報なんでしょうけど
明日美からしたら、父親を奪われたことと同じ事をしたことになる。
同族に堕ちたのに、恨む筋合いないだろって思う訳で
これで憎むことも出来なくしたんじゃないか、自分で。
そんなことが、本当に正しいのか?
(ちょろっとだけ出た盤台の妻が気の毒で仕方がない)

事態がみんな最悪な方向へ向かう感じがもう最高!
繊細な粒がね、こう・・・繋がっていく瞬間っていうんですかね?
主体的な形ではなく受動的な形で入り込んで来た逆転のカードもそうですし
本人が意図しない所で勝手に動いていく周りの環境ってのがすっごく面白くて
そういう不可抗力な人間社会の動きを丁寧に描いているな~って思いました。
すっげーよ~ドロドロで~。

そして、そんな傷痕を抉るように切り裂いた過去の罪が
ようやく真実の形を見せ始めて、明日美、復活。
ここも無理がなくて良かった~。
あの少年がこういうキーマンになるとも思ってなかったし!


そもそも明日美に、何故かもうそれほど同情出来ないんですよね。
父親が殺されたからって、誰かの人生を壊していいのか?という部分に
最終的には明確な説得力がないので。

だから主役なのに悪役にも見える。
明日美が余計なことして、他人の人生を狂わせているだけに見える。
考えてみれば、ストレートに明日美の行為を肯定させるような物語にしたら
復讐を認める話しになっちゃって
それは倫理的にどうなのって疑問も湧いちゃうでしょうし。

その微妙~~な立ち位置を、上野樹里が実に繊細に表情で演じているな~と思います。
声の細さとかも含めてナイスキャスティング。

このドラマは所々詰めが甘くて、時々萎えるのですが
今回はそれを払拭させるだけの真実が用意されてて、おったまげました。
めちゃめちゃ楽しかったです。
前回の萎える展開なんて、カバーしてお釣りが来たよ~。
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2014*05*30(Fri)
BORDER 第8話「決断」感想
地味に立花に悶えた回でした(違)・・・じゃなくて!

何話か前で言っていた「死者が表れない時もあります」という一方通行でランダムな関係が
実に面白い形で組み込まれてきたな~って感じでした。
話の都合上、出て来ない方が盛り上がる、とか、製作側の言い訳に使えそうだなとか思っていたのに
物語にダイレクトに利用してくると、これがまた面白い!
その上、このドラマの最大の伏線!だと思っていた!誰が石川を撃ったのか。
それがついに明かされるとあって、緊迫感にも力が入っていて
追い詰めていくクダリは(もうちょっとスリルがあっても良かったとは思うけど)興奮しました~!
どうも息詰めて観てたようで、連行されるシーンでふ~っと力が抜けました。


でもなぁ・・・!なんだあの、最後の長ったらしい自白~っっ!!

アイディア的には面白くとも、どうも今回のお話はもうちょっと練られたような気がしてならない。
やっぱりこのドラマって、脚本で保っているんだな~と改めて認識。
今回はその脚本の粗が目立っていて
それを小栗さんやら役者の勢いと、撮影やらカメラさんの手腕で乗り切った、という印象。
ん?監督さんを褒めるべき?

前回までのあの盛り上がりと熱は何だったのか・・・。

全体的にも伏線がバラバラで
BORDER脚本は何処にも無駄が無く、細部まで神経が行き渡っていて
一つの台詞さえ疎かにしていない所が魅力だったのに
それが半減です。勿体ない。

例えば
結局遺族への遺体引き渡しを1週間延ばした理由はなんだったのか?とか
撃つつもりがなかったのなら何であんな辺鄙な場所を用意させたのか?とか
(つまり場合に因っては撃つ覚悟があったのか)
石川くんが通行人に姿を見られたのは単なるタイミングの悪さを伝えるためだけかい!っとか
最後まで釈然としない部分が残りました。

石川くんの弾丸も
『これだけが唯一の証拠』という特異性を、それほど生かしきれなかったな~という印象です。
自分が、犯人を誘い出す口実に使っただけか。
もっと、こちら側の主体性の話ではなく
命を狙われるとか、もう少し受け身の、何かの起爆剤になるかと期待してたのに。


物語的には普通の刑事ドラマと何ら変わりない題材を扱っているのはいつものこと。
流れやオチも特に目新しいものが無いのも通常運転。
そういう部分は別に構わないんですよ。うん。

でも、折角の、この物語の根幹を成す謎の解明回だった筈なのですから
もうちょ~~~っっと何らかの捻りが欲しかったです。
――――ってことは、もしや、この伏線回収はドラマとしては次への序幕にしかすぎないってこと?

いやまあ、それならそれでもいい。
だがしかしっ!
問題は、死者と話せるというドラマ屈指の特徴が
最後の最後で、犯人を教えてくれるっていう点のみっていうのはどーゆーことーっっ?!!!
これじゃあ、ホントに唯の刑事ドラマだっての!


でもココ盛り上がった・・・。
スゲー燃えてしまった・・・。

「このタイミングで現れるのかよ・・・・」
「俺を撃ったのは誰だ・・・」←中央に向かって、俺を、と言った所がニヤリ。
「俺とお前を撃ったのは・・・・」

ここで明確な真実が石川くんにだけ分かるっていうのが、このドラマの味ですよね~。
誰にも声は聞こえてなくて、先に石川くんだけその名前を噛みしめて
落ち付いて考えれば、何故ここで鴨川だけにターゲットが絞れたか、分からない筈な所がイイです~。
賭けただけのように見えて、実は確信を持っていた~ってのが。
クラクラしました。
能力も、振り回されている感、能力を使いこなせていない感じが、もどかしくて
万能でない所が新鮮でした。
また新たな可能性を見た気がします。ドラマ的に。

しかしそこからの自供が長すぎだわ。
聞いてもいないことをペラペラと・・・。双方に隙もアリまくりでしたし萎えるってのw
もっとポジションとか構図とか練れなかったのだろーかw
どうせなら、ここで、当事者しか知り得ない情報を隣で幽霊が助言して
それを切欠に石川くんが鴨川の自供を引き出す・・・・とかしてくれたらニヤリとしたのに!

あ~、録音させてたから難しいか?
でもそれを微妙な台詞加減でなんとかクリアして欲しかったなぁ。

ただ、犯人像は良かった。
「お前も遅かれ早かれ正義の階段を踏み外すんだ」
そうか。ある意味また彼も、BORDERを超えてしまったという状況を造り出すために
犯人は警察内部の者にした訳ですね。
納得。

実行犯は別にいるとか、いっそ例の麻薬密売組織の尻尾切りだった、というオチでも
充分整合性は保てた気はしますが
市倉班長とのグレーゾーンを匂わせ、班としての石川くんを取り巻く環境の健全さをアピールし
それを以って
「お前、本当に撃つんじゃないかとかなりビビったぞ」
「・・・・引き金を引く寸前だった・・・」
「・・・・」
「どうして堪えられたのか自分でも分からないよ」
・・・・っていう、ラストに繋がると思えば
実に綺麗に纏めて来たなと言う感じです。

ある意味ちょっと綺麗にし過ぎな気も。
BORDERはちょっとモヤモヤするエンディングでも似合いますからね~。(*≧m≦*)
そういうビターなテイストでも良かったです。

それでも、「俺は絶対に正義の階段を踏み外さないぞ」っていうラスト!イイ感じ~!
かっけー!ヘ(゚∀゚*)ノ


ここも含め、前回までの流れが視聴者にもフムフムと思わせるだけの説得力があるから
台詞も内容も、全体的に重たい。

例えば前回の、みんなで石川くんを止めた流れがあるからこそ
「俺は絶対に正義の階段を踏み外さない」って台詞も
軽い正義感なだけではないことが充分勘繰れますし
「何で堪えられたのか分からない」・・・と本人は言っても
そうさせただけの環境にあるということを、言葉じゃなく、流れとして視聴者に既に伝えきってあるから
視聴者的には不思議はない、というとこが好感触です。
そういう所が、いちいち好みなんですよ~。

他にも、中盤で
「これまでで一番辛かったことは何ですか」
「昔も今も変わってないよ・・・事件を解決出来ないことが一番辛いな・・・お前もそうだろ」
っていう市倉班長が言った台詞も
前回の取り逃がした傷痕があるからこそ重たく聞こえました。

そういう総合的な流れが凄く良く考えられていて、つくづく私の琴線に触れる~っっ。o(≧y≦*)o
シリーズ構成っていうのかな?
上手いっ。



でもそこへ辿りつくまでの道筋が雑すぎるがな!
当時のメンバーを教えろと情報屋に詰め寄った時
「時間を掛けて知った方が良いこともある」と言っていたので
この瞬間、石川くんの身近にいる人物が関係者なのだろうという察しは誰にでも突く。
その直後のカットが市倉班長の自宅と来たら
その作為的な誘導に気付かない訳ないだろう。

でもここで、これまでの流れを考えたら、市倉班長こそが主犯とするオチの方が
余程面白いし、意表を突かれる訳で
だったら、この程度のミスリードはちっとも面白くないぞ。

あの最後の幽霊さんが犯人を教えてくれる瞬間まで
市倉班長もグレーに見せたかったんでしょうけど
そして、私も、多少はそう思っちゃいましたけど
結局、犯人じゃないなら、当然でしょ、という理解しか視聴者には湧いてこないし
別に緊張感もカタルシスも浮かばない。
むしろ、市倉班長を少しでも疑ったのなら、そんな自分(視聴者)の浅さを諌めるくらいしか
感情は揺り動かされない。(疑ってごめん~ってレベルの)

これ・・・。
もしや?と思わせるターゲットのチョイスを間違えた気がする・・・。

もっと言っちゃうと
これで市倉班長を真犯人だとした方が
「俺は一時の誘惑に負けた。だから、お前にはこっち側に落ちて欲しくなかったんだ・・・」
とか告白してくれたら
前回の「光と影」の説得の重みも増したというもの。


まあ、少なくとも、このグレーな感じを引っ張るためには
もう少し前から伏線を引くなりして、下積みをしておくべきだった気がします。
こんな急に残りのメンバーが彼ら二人だと明かされても唐突感しかない。
・・・あれ?この唐突感が衝撃展開を狙ってたのか?

え~~~~????
その上、今話で逮捕まで行っちゃうなら妙なチープ感しか残らない・・・。
何が悪かったんだろう?
上手く言えないですけど、ちょっと勿体ない~~~。


ただ、こういう根幹がいよいよ判明!っていう展開の場合
これを最終回に持ってきたり、2時間SPとかにして下手に引き延ばしたりするから
そういう意味ではスパッと潔く決着付けてくれて清々しいです。
そこはとても好感が持てました。

全体的な映像もアダルティで雰囲気良かったです。
警察内部のシーンでは異様な程の強めの夕陽とか
情報屋シーンの卓上の白色ライト。色がないってのがまたね~。
石川くんが警察に居る時は比較的ウォームカラー使っていて
情報屋等、ダークサイドは色がない、という使い分けが面白い。

残りメンバーを尾行して、気付かれて、胸倉掴み合って押し問答するクダリも迫力ありました~。
こういう逮捕術の石川くんの身のこなしの鋭さがとても良く撮れていると思う。毎回。

その直後の、射殺!
うわー!殺されたー!おわー!Σヾ(;☆Д☆)ノ
ここはちょっとビビった。

そして、石川くんにより、用意された建物へ誘導された市倉班長と鴨川が
明かりがパッと点いた時、向かい合っていたシーンも
言葉がないのもユニークでした。
表情だけで、お互い、何で?と思わせられているのが伝わって
ハメられたという状況も説明出来ちゃってた。

そしてラスト!
もう弾丸の価値は無くなった、と指摘した上での
そこで視界に立つ幽霊さん。
ここでーっ!??うわーっっ!!意味深っっ。
じぃっと見つめ返し、台詞もない所がまた最高。

こういうBORDERスタッフのセンスといいますか、スキルがもうホント大好き過ぎるんですよ~っっ!!
テンポも良くて、メリハリもあって、とても楽しかったので
だから、内容がちょっと小じんまりとしすぎた分だけ、勿体ないと思ってしまうのかも。
ここが肝だった筈なのに、というのも大きいのか。

ただ、サブタイを見ますと、
脚本家さんとしては、あの時何が起こったのかはさして重要ではなく
石川くんが「決断」する理由付け、というニュアンスに重きを置いていた風味ですね。

そう考えると、次回こそ、何か仕掛けがあるのかも?

そして、その流れを踏まえさせての、最終回!
うわー!どんな締めを持ってくる気なのか!?
今から異常に楽しみです~!
(※石川くんの弾丸は抜かれないと踏んでいたのですが、取れちゃうのかー)



――――・・・・・っていう、真面目な感想を隠れ蓑に、今回終始ツボっていたのが
立花~~っっ!!!!た~ち~ば~な~~~!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
おまえ~~~っっ。いいやつだな~~~~っっ。

もう彼の存在にくおうぅ~って感じですよ!!彼のスルメのような味わいがたまらんですよ!

「撃たれた時の夢か」
「・・・・・何で分かった」
「俺の目が節穴だとでも思ってんのか」
「・・・思ってた」

「頭の中に弾が入っている内はその夢から逃れられないんじゃないのか」
「・・・・・」
「多分、お前が思っているより人生は長いぞ。弾を取りだすなら早い方が良いんじゃないのか」
「・・・・」
「・・・・なんだよ?」
「おまえ・・・・いいやつだな」
「今頃気付いたのかよ」
「ああ・・・たった今」

このっ・・・この~・・・っっ!!石川くんに邪険に扱われている感じがっっ。
石川くんのマスコットポジかっ。立花!

しかもこの夫婦漫才、思えば本気で言っている立花を見て
「なんだよ・・・・」
「俺を信用できるか・・・」
ここに繋がったのか?そう考えると燃える燃えるっ。


霊が表れて。
「トイレに寄るから先に行っててくれ」
「あ、俺も行く」←一緒に行っちゃうw

録音するために裏で耐えに耐えていたのであろう、立花くんw
「・・・おい!」
「くっそ!俺も一発殴ってやる!」
「もう充分だ!充分だ!!」←当事者なのに今回は止める役ばっかな石川くんw

立花と石川の間にある絆を見せられた回でした。
仲良いんだなwおまえらwww
これ、もう立花には真実打ち明けちゃってもいいんじゃないだろーか。
そんでもって
「おい、まだ表れないのかよっ」
「そう都合良く現れる訳ないだろばか」
「なんだよ使えねぇなっ」
とかとかとかっ/////

そんな押し問答まで妄想しちゃいました。すいません。
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2014*05*29(Thu)
波打際のむろみさん 最終話感想(週マガ26号)
b-muromi2.jpg
たっくんが落とされた(爆)・・・いや海にではなくw
むろみさんの粘り勝ちだったか~♪
思えば出会い早々からアタックし続けて、ようやく淡い恋も実って、甘酸っぱいラストでした~。
良かったねぇ。むろみさん。((*/Д\)キャッ

そして、超無難な大団円でしたね~。悪くはないかな。
全員集合っていうのは、異生物交流と銘打って繋がりを描いてきたこの漫画の真骨頂だった気もしますし
似合ってるかも。

でももうちょっとたっくんとむろみさんの会話を引っ張って欲しかった~。
中途半端だし、富士さんが飛んでくるって、それ、むろみさんのてっぱんじゃーんっ。。(≧0≦●)。。
飛ばされるギャグもスベってみえて、そこだけガッカリ。

たっくんにはガッツリ言って欲しかったっ。

ちゃんと二人きりの気持ちの確認をした後、後日に「いつの間に!?」みたいな流れで
ワラワラ集まってくるって方が良かった・・・。

隅田さんを久々に見れたのは嬉しい!
同じ様に、久しぶりに見れたキャラに喜んだファンもいたでしょうから
やっぱラスト全員集合は嬉しいですね!うん、すっごく良かったかも!


むろみさんの恋は長い悠久の時の中で、束の間のひまつぶし、と言っているように
よくよく考えると
たっくんの生の長さだけ、恋が実るという、なんともちょっと切ない感じがたまりません。(>_<)
そんな悲壮感まったくないけど。
俺が死んだ後は、誰か他の男に・・とか考えるとちょっと悔しいっていうか嫉妬というかw

むろみさん本人はそんなのとっくに超えちゃってる辺りが味なんですけどねw
そこさえ笑いに変えられるというかw(お笑い芸人のようだw)
でもそれでもやっぱりオンナノコだし!

「急にごめん・・・でも俺・・・」
「まあまあ落ち付きー。順を追ってゆっくり・・・」
「・・・むろみさん、時々すごい年上っぽいこと言うからずるいよね」
「なにを~~~?あたしはいつだっておねーさんやろーが!?」

この会話にクラクラしました。もう理想的っ。
この二人はこんなかんじで寄り添い合っていくのがイイっ。
そんで、押され気味のたっくんが、これまた時々卓越したこと言うからイイコンビなんですよね~。(●´艸`)

このあと、乙姫さんのように、命手に入れちゃうか?!
いずれにしても、たっくん、よく決意したなぁと!
オトコになったぜ!

・・・・や!
この漫画の醍醐味はそこではないと重々承知の上なんですが
でもこの二人の出会いから全てが始まったので、ここはちゃんと落としてくれないと!
この二人がラブラブだと嬉しいです。
むろみさんの生の長さがね・・・・。なんとも言えなくて。
こんな青林檎系ラブがあってもいいんじゃないのと//////


ストーリーエンドとしても
たっくんの大学生活がこれまた気に入りました~。
むろみさんと出会ったことで、ある意味究極の境界線を越えてしまったたっくんは
最早何を恐れることなく、地球旅。
地味系だったのに、急に行動派になっちゃって♪

でもそれも、みんなむろみさんと出会ったことから始まった扉、と考えると
終幕としても最高です。
思えば、折角のたっくんの初海外旅行で、何で二人のランデブーにならないんだwと
焦れていたのも、このオチのためだったんですね~。
そっかそっか。

これから先は何処へ行ってもむろみさんが居るのね。(〃▽〃)
そうして二人で世界中を見て回るのか。
地球全部がデートコースってか//////

楽しそう~。
むろみさんらしくていいな。

何処に行ってもむろみさんがいるっていうのは、たっくんに帰る場所はいつだってむろみさんの所で
そう考えると、地球賛歌のような明るい未来が感じられて、読後感良かったです。
気に入った!
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2014*05*27(Tue)
ポケモンXY26話「フラベベと妖精の花!」 感想
b-xy126.jpg
ユリーカが激しくめんこかった。

それに尽きる回でした。
これでもかって程のユリーカの可愛さに別の扉も開きそうな勢いです。(開かないけど)
本当に可愛かった!
作画も気合い入り過ぎwww GJ!

脚本も良くある感じの人情系なのに、老夫婦の過去や絆が結構グッときてしまって
救急車のクダリなんて、pkmnでこんなシビアな描写今まであったかな。
死とか末期とか、そういうダークな描写は極力避けられていたような気がしますけど。

今回はダイレクトに不幸が重なってしまった老夫婦。
これでおじいさんだけ一人残される未来はかわいそすぎるっ。

妖精の花を探すクダリは、まあ、いつものpkmnって感じでしたけど
花を見つけてパワーアップ!・・・な~んてのも
まあ、お決まりだな。
でもフラベベかっわいなー!

そんなキリキリと胸が痛む中
ラストは、離れ難い愛情の昇華。
これがまたすっごくまったりとした空気感で!

これまた有りがちな展開なのに“タメ”が巧い!
泣かせるような台詞が少なかったのもイイ!
今までのお別れ話の中で、いっちばん良かった!(サトシは別枠だが)

ユリーカが病室に登場した瞬間のシチュエーションから、もうすっごく情感たっぷりに盛り上げて来てて
ジーンと響きました~。o(*≧д≦)o
表情が良かった。
ゆっくりとした動作で手離すシーンも、お別れするシーンも。

ただ単に、寂しいとか、別れたくない→涙、じゃ、有りがち過ぎて直接すぎて
今更、感動したりとかしませんけど
でもユリーカの戸惑いと決意が視聴者にも伝わってくるくらいの絶妙なタメ加減で
きょとんとした顔と、不安げな顔と、その後の笑顔が~~~っっ!!
可愛くって!
くわぁ~っっ!!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

同じ設定でも、こう描かれると胸を突きますね~。
ユリーカの真っ直ぐな瞳が痛かった。

だからとにかく作画が完璧すぎるってーっっ!!(ユリーカだけがw)
フラベベ抱いたセットのユリーカ❤ 揃いの赤い花がまた良く似合ってて!
もうどうしよう!お持ち帰りしたい可愛さだ。
このセットを思い付いたスタッフさんに感謝状贈りたいくらいだよっ。

ミニマムなポケモンもまた、珍しいですよね。
こんなちっこいのかー。


やっぱ今までとは何処かが違うXY。
ただの友情物語がこんなに胸痛められるとは思いませんでした!GJ!
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2014*05*24(Sat)
金田一少年の事件簿R 亡霊校舎の殺人 第7話感想(週マガ25号)
いよいよ第一の殺人だった鬼城歩夢殺しの検証に入りました~。
ここで指摘されていたのは、現場の音楽室までの移動時間と
暗闇の中、自ら部屋の奥へ進んでいった理由でした。
わー!面白くなってきた!

確か、音がしたんですよね。実際は。
呼び出しに応じておいて、奥から音がしたら
そこに本人が居ると思って近付いても不思議はないですから
呼び寄せることは難しくなさそう。
ただ、確かに暗闇の中行くのは嫌だ。よく行ったな~。<鬼城さんw

んで、後ろから首を絞められて、更にナイフを突き立てられた。
その後、ピアノの音がした。

犯人が犯行場所を教えるためにヒントを流したとも取れますけど
それよりはきっと、このピアノを使って罠を張ったんだろうな~というのが
普通の見方ですよね。(^^ゞ

どうしてもピアノの音が鳴ってしまうトリックだったため、期せずホラー演出になったと。

問題はピアノをどう使えば凶器になるのか?ってことですけど
ぜんっぜん分からんっ。
はじめちゃんは崩れた壁穴に注目してますけど、一体何だって言うんだw

「俺は今とんでもない可能性を思い付いちまった!!」

二階なら無理ってことは、一階なら可能なの?
つまり外から何かするってことですか?
じゃあ、崩れた壁は関係ない?

そこに掛かってくる、明智さんからのヒント無線。

「この校舎の一部は何者かによって1982年以降に改修を受けています」

非常誘導灯を見ながらそう言ったっていうことは
建築基準法的な話なのか。
それとも学校法?

でもそれは、別にトリックを意識した改修だった訳ではないですよね。
非常誘導灯なんか普通のルールですし。
いや、非常口の徹底とかかな?
あの地図――渡された見取り図には外側に備え付けられる非常階段系は
記載されてなさそうでしたもんね。

その一部改築を利用した、って考えるのが正しいんだろうな~。

そういや、校舎だけでなく、水路もグルット回っているって言ってましたっけ。<冒頭で
ってことは校舎の中でなく、外に目を向ければ何かルートは有りそうな気がしてきた。
校舎の外側って意味の。
周囲は無理だって、はじめちゃんがもう言ってるし。
(・・・ん?それもないって言われているのか?)

もしかしたら矢森さんも、その穴から落ちたんじゃなくて
別の場所で落とされて、ここまで流れついたとかだったりして~。
だって、下が水なら一階落ちたくらいで死ぬかなぁ?

ここに流れ着くのは分かっているから、地図を傍に落しておけばいい、みたいなw

あれ、でも、そうなると、死体の流れた水を飲んじゃってたってことになる・・・?
ぎゃあぁあぁぁ・・・・・w(゚Д゚;)w 想像するんじゃなかった。


とにかく!
鬼城殺害方法は、なんらかの構造上の利点を利用したという話になるっぽい。
もしかしたら、「護身用に持っていたハサミを使った形跡がない」って言っているから
犯人すら、この部屋にはいなかったのかも。
いきなり後ろからピアノ線か何かで首を絞められても
手に持っていたハサミで相手を刺すとか、出来そうですもんね。

そういえば、足跡とか、調べないんだろーか?
こんだけ古い建物なら、埃積もってそうなのに。


一方、はじめちゃんと明智さんを別行動にする流れが強引すぎるのはこの際もう無視することにして
別にするくらいなら、明智さん呼ぶ理由ってなんだったんだろうという
根本的な疑問が浮かんだ。

折角、二人で会話しながら推理を煮詰めていくという、会話術に期待してたのに
見事にカットだよ!!
絵も下手だし、コマは大きいし、色んな意味で、泣きたくなってきた・・・ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。


真犯人については
何か、金塊に対し、物欲を隠さずにいた鬼城・花泉・矢森が殺されたことで
しかも全員廃墟探索部のメンバーだと言うことで
動機も含めて、その辺は精査されてきた感じですね。

これで、廃墟探索部全員が集まる機会を利用した第三者の犯行、とかなると
スケールも広く、面白いんですけど
まあ、そうはこないw
まずは、このツアーを利用した、メンバーの犯行でしょうね。

となると、残りは室ノ井、鶴野、遠間しかいなくなる三択で
どう考えてももえぎちゃんが怪しいのは覆らないんですけどー!
席を離れる、とか以外に、もう少し、分かり難い演出をして貰わないと・・・・。(;一_一)


その点について、未だ無差別を意識している話の流れがまた不自然だなぁ。
鬼城→花泉→矢森と来た時点で、狙われているのは私たち部のメンバーだと
何で誰も言及しないのか。
っていうことは、もしかして、残り二人にも、身に覚えがあるということだったり?

うわ~うわ~!そういうドロドロの背景だったら楽しい!
実は残り二人もターゲットだった、とかいうオチも目新しいじゃん、とか思った。
そうして、ただ一人生き残る自分の潔白を証明するために
このツアーを選んだのだ、とかさ!
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2014*05*24(Sat)
BORDER 第7話「敗北」感想
タイトルでオチを思いっきりネタばれしているので
石川安吾にとっても被害者にとってもな不利益な結果になるんだろうなとは思っていましたが
まさか犯人でもない第三者が捜査を阻み
しかもソイツまで禁じ手を使ってきて、その禁じ手のフィールドで敗北するとは思わなかったです~。

しかし、サブタイで言ってる敗北の意味はそのことを指している訳ではなさそうなのが
また深くてっ。

幽霊と対話できるという能力は、言うなれば情報能力なんですね~。
その情報戦に於いて、上手を取られれば何の有利な立場でも何でもなくなるのか。
今回は、その情報で先回りされてしまったことに因る、正に能力的な敗北。
ある意味イーブンな戦いでした。
肉弾戦までハイクラスなのも、強敵現る~って感じで白熱してました!
緊張感ハンパない!
次々と先手を打たれて追い詰められていく感じがすごく切羽詰まっていてテンポも流れも良かったです。


前回までで、万能な力であっても、使い手の読みが違えば効果はないという
この能力の使い方のクセみたいなものを描いて来ていて
でもそれは、使い方さえマッチすれば、万能薬だというスタンスは変わらなった。
・・・・のに
交信能力がウリのドラマなのにソレで負けるって・・・・。おおぅ。(@_@;)
想定外だ・・・。

確かに、被害者しか知り得ない情報、というのが此方側の切り札ですが
考えてみれば、それは犯人側にも言えることで
その決定的証拠を、しかも同じ禁じ手を使ってまでして、こうまで消去されちゃあなぁ・・・。

しかも、その、ドラマの味とも言える部分でわざわざ敗北させることで描きたかったものとは
つまりはずっと指摘してきていた
能力で超える向こう側の世界に足を踏み入れる危険性ってことでしょ。

禁じ手を使い過ぎるモンスター具合――ダークサイドを
アウトローな人物を新たに登場させることで浮き彫りにしてきたのも
単純ですけど、意味深で面白かったです。(ベタ過ぎですけど・・・)

彼こそが、ずっと危惧してきている『境界線の向こう側』の姿な訳で、
分かり易くリスクを具現化した姿な訳ですよね。

おおおぉぉぉ~。
正に、BORDER・・・・。

石川くんが霊を見ることから端を発した境界線が、ここにきてよりリアルに限定的になりました。
ある意味とてもこのドラマらしい切り口とテーマですね~。

犯人が権力で圧力をかけ、捜査ができなくなる、とか
それを違法捜査で立ち向かう、とか
刑事ドラマとしては、使い古した展開だったのに
それをネタに、BORDER的に描くと、境界線の戦いがこういう描き方になるんですね~。
何処も目新しい展開はなかったのに、すっごく面白かったです。


そのリスクを敢えて、能力を持ってしても負けてはしまうという形で描いてきたのが
何より面白いなぁ。
サブタイの『敗北』はコチラ側を描くって意味だったということになりますね。
となるとむしろ、石川くんは敗北したのではなく
能力に於ける「敗北」することの意味を視聴者に示しただけというか。
故に、石川くんは不本意であれと、負けなかったと言いたいんですよね。

それを、具体的には、犯人を逃がすという形で描いているとこが
ニクイってか、やられたっていうかー!
くっそー!巧いなぁ。

石川くんは、向こう側には堕ちない、ギリギリの所で踏ん張る“ヒーロー”ってことですね。
気持ち良かった。

・・・・・この辺の解釈も、実は結構独特だな~とか思います。
例えば霊と会話できる、なんて
ドラマにしろ漫画にしろ、結構、特別待遇な、羨ましむような物語・・・など
普通、ポジティブな捉え方をして、刑事として有益な括りをしてくるものなのに
それを敢えて後ろ向きっ。
何の喜びもメリットもない感じの後ろ向きっ。
物語まで後ろ向きっっ。

肯定的な流れにしてこない所がめちゃめちゃネガティブで斬新ですw
そういう所も、好きだなぁ。


そして、その境界線が直接ぶつかりあって昇華したラストシーンは
何より台詞が重かった。

「俺を足止めするためにワザと挑発したのか・・・っ!」
「ちなみに席はファーストクラスです。世の中狂ってますよねぇ。
 でもだからこそ・・・私とか貴方のような人間が、活躍出来るんです」
「お前なんかと一緒にするな・・・っ」
「・・・・私を、表の世界に引きずりだしたのは、貴方が初めてです。
 でも・・・・今回は・・・私の勝ちです」

この、「お前何かと一緒にするな」って台詞は
石川くん本人にしてみれば、禁忌を犯しても勝ちたかった心理上、負け惜しみで
でも、結末的には、みんなが止めてくれた以上、敗北してても勝ってる訳で
そのチグハグな複雑さが、また巧いったら!

今回の方法のまま、彼に勝つことが果たして正解だったのか?と考えると
BORDERを超えられなかったのは、良かった筈で
なのに、石川くんにも視聴者にも、そういうカタルシスは与えてこない。

やり切れなさと無力さの中で、理性に考えさせることで
そう決着させようという、物語としての脚本もニクイです。



そういう生きている側のぶつかり合いがメインでしたので
ホラーテイストは極力抑え、接触もほぼなく
普通の刑事ドラマのようでした(笑)
潔いけど、その意味ではホントに、普通の刑事ドラマになってしまったのは、惜しいっ。

でもさすが!それで終わらないのがBORDERでした!

その境界に接した時に見せる
同じアウトローの有象無象の様々なリアクションがまた、独特。
石川くんをアチラ側へと超えさせなかったのは
唯一の理解者である幽霊さんではなく、現実の人間関係・・・彼の周囲を取り巻く協力者たちでした。
それがまた、良かった!

その優しさを、あからさまに正面から引き止めるのではなくて
どれも、暴走する石川くんから手を引いていくという形で、孤立化させていく。

この脚本家さんは、世界を捉える目線がとことん否定的だな!
どうしよう!めっちゃ好みだが!

とにかく人間模様を、熱くポジティブに描いてこないっ!素直じゃないというかストレートじゃないというか!
誰もがクールでシビアで、陰の要素を感じるのに
それがトータル的には、どれも人間愛を感じさせてくる方向に向かっていって
沁みました~。
逆にズーンと来ますね、こういうやり方されると。


「私はこの件から手を引きますよ」←便利屋さん
「ビビったのか」
「ええ、あなたにね」

「お前と一緒に泥の船に乗って沈むつもりはないんだ・・・っ」←情報屋さん

「つまり僕たちを使ってリンチしようってことでしょう?」←サイモン&ガー

見捨てるとか見限るとか
そういうニュアンスを持たせつつ
誰もが石川個人を否定している訳ではなかったってところが、温かくて沁みる~っっ。

これが、最大限の愛情であることを、石川くんは後になって気付くんでしょうが
この場は血が登ってて、憤りしか感じてなさそうな摩擦も良かったです。
若いなぁw
孤独を募らせ、孤高に戦おうとして、どんどん噛み合わなくなっていく姿が
痛い痛い。

怒声を響かせる余裕の無さや
サイモンとガーの無言のシャットダウンに、沈黙の拒絶を感じて何も言い返せなくて
石川くんの、俯き、悔しそうに噛み締める姿は、ほんとに子供の様で
痛々しいやら、辛さが滲み出てくるやら。



そんな石川くんの暴走具合をより強調し、ラストとの対比・落差にしようとしたのだと思うのですが
めっずらしく、初っ端から石川くんが熱い熱いっ。
クールビューティな影が薄く、今日はどうしちゃったのというくらい感情が剥き出し。

更に、視聴者へも社会から裏切られていく感覚を植え付けたかったのか
今回の被害者や目撃者まで、揃って何か熱いぞw
「絶対捕まえてくださいっ」「私からもお願いします!」
みんな正義に燃えちょる燃えちょるw
みんな揃ってどうしちゃったのw

なんかこの辺、誇張しすぎててちょっと笑った。

でも、その意味がすぐ分かる。
加害者が大物政治家の息子ということで警察に圧力がかかり
更には、証言をした者にまで直接的に圧力をかけてきた。
因って、舌の根も乾かぬうちに揃って発言を覆す。
その変わり身が薄気味悪さを募らせる。

どれだけ非道な脅し文句だったんだ。

その理不尽な流れに、石川くんの内包する憤りは益々加速。

「死んだ横森くんは母親への伝言を託す相手を間違えたようですね」←この抑えた言い方!
「・・・・・刑事さん!私には、家族と従業員の生活を守る義務があります!」
「真実から目を背けて得た生活を、貴方の家族が誇れると思いますか!」

語尾をぐわーっと膨らませる言い方!
巧い~っ。
台詞一つ一つに抑揚があって、感情を乗せる所と抑える所のバランスが素晴らしいったら!
今回クールな石川くんが妙に若さを醸し出すのも何の違和感もなく受け容れてしまったよ。
演技に呑まれたという感じです。
というか、小栗旬の演技で、強引な展開を押し切られた?というかんじ?

プロの仕事を見た気がした・・・。


「おい・・・あそこまで言うことないだろ?」←立花
「分かってるよ!そんなこと分かってるっっ」←石川くんは立花さんには本音を零すのね~♪

先手打たれて
証言覆されて
証拠映像消されて
後手後手に回っている自身の不甲斐なさを八つ当たりした部分もあるのでしょうが
それにしても若い・・。
ある意味、すごく等身大の石川くんを堪能できる回デシタ・・・。


その空回る熱さを、寛容さで以って窘めるように諭す市倉班長。
やけに大事にしてるんですねと揄う言葉に
「無邪気に野原を走り回っている子供を見たら、怪我をしないように守ってやりたくなるのが
 大人ってもんだろ」

確かに石川くんには元々、何処か危うい部分が残っていましたが
特にそれが今回、少年のように熱く癇癪を起しているので
尚更言い得て妙だと思いました。・・・・あ、そういう狙いもあったのか。<演技

「子供の頃、ヒーローごっこやらなかったか」
「・・・・・やりませんでした」←ばっさり♪
「そっか。アレ良くやったな~、楽しかったよ・・・。
 でも、ヒーロー役ばっかやりたがってたから、遊んでくれる友達少なくなっちまったけどな」
「・・・・ヒーロー気取るなってことですか」

「そうじゃないよ。ヒーローは必要だ。
 だがな。強過ぎるとヒーローは怪獣と変わらないんだ。人間じゃなくなっちまうんだよ」
「・・・・俺は、自分の職務を全うしたいだけです。
 被害者の無念を晴らしたいだけです」

「お前もいつか気付くよ。その強過ぎる想いが、お前に関わる人間全てを傷つけていくんだ」
「要するに、仕事の手を抜けってことですね」

「だがな。これだけは忘れるな。強い光が射す所には必ず濃い影も生まれるんだ。
 影に呑みこまれんなよ」

・・・実はコレ。
この慈愛に満ちた言葉は、それはちょっと違うんじゃないの、と最初感じました。
この流れでそれ言われると、私もこの時点の石川くん寄りで
“強過ぎるとヒーローは怪獣になる”
それはそうかも、と思います・・・がっ
でも、だからそれが唯一許されているのが、刑事という仕事なんじゃないんですか?と。

非合法のやり方を肯定するつもりはないですけど
被害者の無念を知ってしまったら、身を削ってでも掴む姿勢は評価するべきなのでは?
少なくとも、怪獣であるくらいの心積もりでいることは、正しいのではないかと。

市倉班長は、母親に頭下げるだけで事が済むと思っているような口ぶりで
ちょっと、反発してしまった。

でも、これが、刑事としての職務に言及しているのではなく
そのBORDERを超えたやり方を知っているからこそ
その際限ない強引さのみに言及してたのか、と、後になって思いました。

そうなると話は変わってくる。
枠の中で怪獣であることは、ヒーローと呼ぶのだと言いたかったのだろう。

けど!
だから、上からの圧力に屈した時点で言われてもね・・・。タイミング悪いよ・・・。
ちょっと微妙な、どちらとも取れてしまうシーンでした。

権力に屈して逃げることと
ルールを破って汚れること。
果たしてどちらが怪獣に近いんでしょうね。


・・・・・とかなんとか、ぐずぐずしている内に
加害者の彼女が自殺。
うわぁあぁぁあ・・・・・これは・・・っ。殺すことさえ、厭わないのか。
結構恐ろしい敵なのだと充分認識できる徹底した仕事ぶり。
・・・でも、その躊躇いの無さが、つまりはBORDERの向こう側ってことか。
なんちゅー世界っ。
一気にハードボイルドになってきた~。

ただ、この彼女が死んだのは、石川くんがバカ正直に突っ走ったその若さのせいであって
この死に、石川くんに責任がないとは言えない。
それさえ厭わず、止まろうとしない石川くんに
同じBORDERの境目が見えた気がしました。


それでも止まらない石川くんは、とうとう宿敵?強敵と遭遇。
強えぇえぇぇぇ!!!
宿敵強過ぎ。

下から煽るショット。空とビルを仰ぎ見るゴング。気合い入り過ぎてて笑えたw
グルリを回るカメラワークやスローなどはもうお得意の分野ですなw

「自分のせいで人が死んだ気分はどうだ」
煽る煽るwww

そして、それさえも罠で
捕えられることすら、計画の内だった、というネタばれを知った瞬間は
マジ、舌を巻きました。
コイツ本格派だー。

それで更に煽られた石川くんは、それこそ彼の様に徹底して追い込もうと躍起になり
それを、みんなが離れることでセーブを掛ける訳で。
今から思えば、前回の
「俺なら絶対何とかしてやれるから」という自信過剰な台詞もまた
良い気になり過ぎてた予兆だったと受け取れる気がしてきた。

ここら辺の、止まらない怒りと悲しみと、被害者への優しさが
等身大の石川くんを見せて貰ったようで
また、離れていくことで石川くんを止めた仲間たちも
範疇を超えたおせっかいを見せたようで
人間が、愛しいなぁ。


脚本も、この超人二人による一騎打ちの情報戦を、よりシンプルに見せるために
今回、警察関係者は、石川くんへの暴走を心配するような関わり方のみに絞り
事件への関わりさえ、一切経っていたことも潔くて
BORDERを超えた者との対峙に絞った話にしてきたのも良かったです。
色々詰め込み過ぎて複雑化するより、分かり易かったですし
その分、敗北して得た世界の孤独の色が印象的に残りました。


その流れを持って、ラストのお別れシーンっっ!!
これがまた、無情観強くて!

石川くんが孤立化して、完敗した後に、現れるから、色んな意味でしんどい。
今更何を言えば良いのか。
今更、何を言われるのか。

そういう、これから与えられるであろう痛みに、夜景が沁みる・・・・。

もしかしたら、恨み事や、死んで尚、諦観の言葉を吐かせてしまうのではないかと
口を開く前から心がギュッと痛んだ。

「すまない・・・奴を逃がしてしまった・・・」
「・・・いいんです。貴方は僕みたいな無力な人間のために、必死で動いてくれた。
 それだけで充分です」

これ・・・っ。
幽霊さんだけは、そうか、ずっと傍で見ていたのかもしれない。
あれだけ頑張っても何も出来なかった。
無力だな・・・と、何も変えられなかった自分を責める中、
ただ一人、たった一人だけ、その努力を知っててくれた人が居る。

これが、どれほど嬉しいことか。
どれだけ救われることか。
それが分かるからこそ、痛い。

だからこそ、尚更、彼のために犯人捕まえてあげたかっただろうなと思う。

こう言う時の感情って、認めて貰えるからこそ、報われるし救われるんですよね。
たまんなかっただろーな~。
まさか、こんな優しい言葉を掛けて貰えるなんて。
不意打ち・・・っていうか、コッチで良かったです。罵倒されたら、泣いてたよ。


石川くんの一番の理解者は皮肉にも、やはり幽霊さんで
今回も違わず、幽霊さんだけが知っててくれた訳ですが
能力をポジティブな描き方をしてこないくせに
こうやって、幽霊との関わりそのものは、割と肯定的な捉え方をしているのも、策士的で
返って切ない。

被害者の想いを知るということは、真実を見れる反面
今回のように、誰にも知られない無念や遺恨をずっと抱えていくってことなんですよね~。
それに耐えきれなくなった時、
人はBORDERを超えるのか・・・。


「・・・・・いつか・・・・奴を捕まえたら、これを君のお母さんに返すよ」
「その時に、僕の伝言も伝えて貰えますか。
 ・・・・身体に気を付けて、僕の分まで長生きしてくれって」
「必ず・・・・伝えるよ・・・・」
「ありがとうございます」

そうして涙を流し合う二人は、切ない笑みを滲ませて――
そして、たぶん、石川くんの目の前で、彼は消えた。

それを石川くんのアップと視線だけで表現して、
次のカットでは誰もいない夜の街が広がるだけだから、余計に痛いわ~~~~~。
うわあぁぁぁ~・・・・。

しかもこれ、
序盤の、「伝言を頼む相手を間違えたようですね」と石川くん自身が皮肉っていて
ここでもう一度繰り返されることで
より、石川くんの覚悟みたいなものが言葉じゃなく伝わってくる。
俺こそが、せめて、絶対に、届けるんだ、っていう。

そういう覚悟を石川くんにさせてしまったこの流れに
世間の厳しさとか無情とかが凝縮されていて
だから、それで、これまたベタな夜景バックに橋の上・・・。
もぉ・・・っ。

ぶっちゃけ、別れはまあ、切なかったですけど
そこではなく、石川くんの無念さと、それに理解を示してくれた幽霊くんの優しさが沁みて沁みて
泣けましたぁぁぁぁ~~~~・・・・。
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2014*05*20(Tue)
相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 感想
今回用意したテーマは国防でした~。なんつーか、タイムリーすぎて何とも言えない・・・・。
映画の製作期間を踏まえると狙っていたとも言えないのにw
あまりにタイムリーすぎて、観ている間、終始、某記者会見が脳裏を過ぎって笑ってしまった。
しまったな。あの会見前に行くべきだった。

その『国防』を論じるのに、孤島という隔離されたシチュエーションを持って来たのは面白かったです。
内容を観ても、別にこれ、孤島である必然性は何処にもなかった気がするんですよね。
むしろ、都市や本土の僻地を舞台にしていた方が
天然痘のリスクが強調され、ラストの危機一髪が物凄く緊迫したと思われる。

また、外界からの隔離という意味では当然
ミステリーの定番・クローズドサークルになるのかと思えば全くそんなことはなく
もう出たり入ったりw
ロケーションがコロコロ変わっていくのは、ある意味目まぐるしく、面白かったかも。
しかし、故に、まったく孤島である必要性はなかった。
ってゆーか密室である意味もない話だった。(爆)

なのに、それでも敢えて絶海の孤島を舞台にしたことを考えると
観客への、メッセージ性を促す意図で
その、閉鎖的、且つ、独善的な視野が、無意識にテーマへ強調されてたのかな~と思う。

何故なら、少々、打ち出しているテーマが、白熱した衝突もないまま
提起されただけで終わってしまったから。

物語は終始、民兵の価値と意義を唱え、そこから国防の重要性を訴えているのですが
最後までそれに抵抗する大きなテーマ性を打ち出してくる訳でもない。
かといって、この民兵に対して正義的な理論を持たせている訳でもない。

社会派と言われる相棒シリーズですが
今回は、テーマとして国防を持ってきてはいますけど
その課題や問題点を、特に浮き彫りにするような感じで描きだしてきている訳でもなかったです。

でも、その脆弱性を
絶海の孤島というシチュエーションで行っていることと
ラストに意見を交わすシーンはお互い対等な位置から向き合って対峙するのではなく
ガラス越し。
敢えて、相手は塀の中という、その画的な状況で行っていることこそが、答えだったのかなと。

つまり、この状況で、彼の理屈が如何に偏っているか、という点を画的に描写している気がしました。
幾らリーダーが偉そうなこと言っても、もう答えは出ちゃってるんじゃないの、って
裏でほくそ笑まれている気がするというか。
あからさまな限定的立場で吠えているだけのように見せられました。

そういう、台詞ではない部分で訴えてきているのがユニークです。
サブタイの巨大密室って、独自の進化を遂げた、とかそういう意味の隔離でしたね。(^^ゞ



・・・・・という見方をさせられてしまうほど
問題提起や切り口は悪くないと思うのに、民兵側のリーダーとしての資質が如何せん中途半端。
なんで!??
彼のキャラクター造形に小一時間ほど疑問を投げかけたいw
普通に殺人事件の犯人像としてもチープだよ!(映画仕様じゃないよ!)

敢えて、自衛官としていないことを踏まえても
正面からこの国の防衛能力について論じる気はないことは明白だ。
彼の理論に、正当性と説得力を持たせようとしている訳ではないことも分かる。

分かるがーっっ!!

それにしたって!
もうちょっとマトモでハイソな人物設定にしてくれた方が面白かったよっっ。

細菌兵器だなんて扱い難いものを使おうとしている時点で
既にオカシイオカシイ。
細菌兵器や原発を盲信して、社会から隔離されているからブレーキがなく、暴走してる~。
敵だけでなく味方や関係無い人にまで被害が出ることを厭わないと考えている時点で
充分テロリストやがなw

そもそも、持っていることを外に知らせることで牽制することが外交としての威力なのに
隠し持っててどーすんだw
いつ言うんだw今でしょw

・・・・・だったらこれは、唯のテロリストを断罪するお話なのか、と勘繰りますが
だがしかし、物語の構成を見ても、中途半端に防衛省やら自衛隊を絡ませているからには
その意図は、そこにはないと考えられる。

だとするなら、もう少し硬派な信念を持った人物を持ってきて欲しかった。

多少の犠牲はやむを得ないと言うにしても
そもそも、彼らが守ろうとしているのが
国防ではなく自衛、ただの自己防衛の域を出てないのが情けなかったです。
もう少し、突っ込んだ議論を持ってこれないのであれば
島で起きた殺人事件との関連性を掘り下げて、命について
防衛と刑事の立場の違いを誇張するとか、な~んかやり方があったような?

例えば、折角、国防に対する切り口を持って来たのだから
国防の不備を民間レベルからも考え直す切欠となるような犯人さんと
その理想に理解を示しつつも、殺人を容認する訳にはいかないという刑事としての
つまり、人を一人殺してまで国防を一民間人が論じる物ではないという右京さんら刑事の立場と
対立を見せる、
そういう終わり方にした方が、面白かったのにな~。

それで、ラストに、国防に邁進し過ぎた嫌いを右京さんに指摘され、
「間違ってはいないですが、だからと言って、人を殺していては意味がありません」
みたいな締めにしてくれれば、まだ問題提起としての肩書は保てた気がします。

そう!
結局、島で起きた殺人事件が自衛官らと何ら深くリンクしてくる訳でもなく
依頼主とスパイとの会話や目的を示唆するシーンもなかったので
この辺の感情移入がまた、平面的っ!
なんで!??(二度目)

この依頼主が一番、おバカチャンだったよ・・・・。泣けてくるくらいピエロ・・・。(T_T)

しかも、防衛省まで絡ませておきながら、ただ自衛隊の天然痘の行方を探していただけかーいっ!
というw
盗難てw
なんてお粗末なwwww

特に陰謀渦巻く壮大なドラマが待っている訳ではなかった・・・w
まあ、いいんですけど。


とにかく、結局、最後まで、
自分たちさえ助かれば、他人はどうなっても良いという持論が見え隠れしてて
一方で、その無鉄砲な姿勢はお国のためだと散っていったかつての大戦を彷彿とさせ
それを文化も閉ざされた僻地で行うから
その矛盾と言うか皮肉というか・・・・。タイムスリップ・・・。
・・・・・・。

・・・・ともかく!
大義名分を隠れ蓑に、あっさり人殺しも容認する非情さも見えて
それで国防なんて語るのはやはり偏屈と言わざるを得ないです。
要は、そういう国防について、真面目に議論する程の問題提起にすら
なっていなかったというのが正直な所。

そのための説得力が、この人では弱過ぎるってのが致命的でした。
ホント勿体ない~~~。
そんなだから、右京さんに「流行り病」だなんてバカにされちゃうラストしか持ってこれなくなる訳で
この程度の持論なら、確かに流行り病レベルだ。

「平和ボケしてお友達に護ってもらってる」という皮肉も
「国防という流行り病」も双方理解出来る信念を感じるだけに
この犯人の稚拙な設定がなんともお粗末で、勿体なかったです。


な~んか、いつものように視聴後に深く考えさせられるといった雰囲気ではなくて
そこがちょっと残念かも。
相棒が提示してくる社会派テーマは、毎回割と楽しみにしているので。

まさか、その孤島が、島国である本国を揶揄しているとかまで言っちゃってるんだろーか?
↑深読みしすぎです。たぶん。

そしてトドメはラストのカイトくんの「出口ならきっとありますよ!」
・・・・。
軽いっ。軽過ぎるっ。
ここまで事件を傍で見てきたオマエの感想が、ソレなのかっっ(爆笑)

右京さんの相棒というよりは、研修生みたいなカイトくんですが
その若さが相棒には似合っていないな~。
亀ちゃんだったら、もっと寄り添うような、共に議論しあえるような、そういう言葉を出してくるだろうに。
カイトくんでは右京さんに寄り添い支えるパートナーには成り得ない。(ーー;)
彼の若さが右京さんの刺激になる、という影響を期待しているのでしょうが
それを可能にするだけの、キャラになってないし・・・。(T_T)

このシメも、折角の広大なドラマを、勿体なくしているなと思いました。
相棒は、ラストはやりきれない社会の無常や不条理を噛みしめるエンドが似合うー。

特に、冒頭から重厚な音楽を奏でて、孤島の悲劇をドラマティックに演出されていて
いきなり重たいもの見せられそうだなと期待させるだけの映像でしたので
そのラストがこれなのか、と思うと、ちょっと脱力・・・。

音楽もガンガン流して、盛り上げていたのが特徴的だったのに。
スコールとかもあって、効果音が大きめだった印象です。
BGMは派手だったというインパクト。



ま!そこはいいや!
とにかく自衛隊小ネタも楽しめましたし、テイストとしては面白かったですし。
それよりもですね!

問題は、これ、こっちです。
この映画は、相棒という名の刑事ドラマな筈なんですよ!!
少なくとも、並行して描かれている国防なんてものはこの際お飾りで良くて
肝心なのはミステリー(事件)の方でしょう!

事故死が実は殺人だったのでは?と疑いを掛け始める所までは良かったのですが
そこから延々、事件の全貌が見えてこない!
これ一体どういうこと?!!!

とにかく開始から、恐らく半分以上の尺を使って、この事件を引き延ばされました・・・。
いえ、延ばされること自体は、悪くないんですよ。
ただ、映画が始まってから半分近く経っても映画の主軸が見えてこないっっ!!!
えぇーっっ!!Σ(°◇°;)

暈かされたまま、事件に何が起こっているのか、何が分からないのか、そして何をするべきなのか。
そういう謂わば骨格みたいなものが全然見えて来なくて、
誰も解説してもくれないので、
一体、何を目的に、話が進んでいるのかがちっとも理解出来ない。
や!話は理解出来てるんですけど(笑)

例えば、事件がこの島にどう関わってくるのか?とか、
この島で起こっていることの何処に綻びがあって、過ちが起きたのか?とか
そういう伏線やら、思わせぶりな謎を見せられて
初めて、物語に興味を抱いたり、先が気になったり、ワクワクしたり・・・するもんです。

右京さんが電話を掛ける→呼び寄せる→このためか~。
・・・という見せ方をしてくる脚本ですよね相棒って。最初に展開のネタばれはしてくれないタイプ。
でも、その「このためか~」が延々とやってこないw

とにかく、どうなったらマズイのか、今何をしているのか、とかも分からないので
ハラハラしたりとか全く無く、
ただただ、ずっと頭にハテナ浮かべて物語追ってました。(-"-)

これ、脚本にも問題があると思うんですよ~。(ーー;)
もう少し台詞なりカットなりで、状況説明入れて、観客を導かないと。


それでも、極限まで引っ張られた事件も、ようやく終盤でメイン・問答シーン。
右京さんたちは、基本、刑事ですからね。こっちが本職です。

なーのーにー!

ええぇえぇぇ????
それで自白しちゃうの?Σ(;☆□☆ノ)ノ
うっそでしょ!
「証拠がない」なんて言っていた犯人が、右京さんが杖の溶接の跡を指摘した途端
自白。
ずっと右京さんの説得も推論の域出てなかったのに、それで認めちゃうの?!
ってか、この島にずっと暮らし続けている人間の杖に溶接の跡があるからと言って
それが殺人の証拠とは限らないでしょー。
逆に、それが決定的証拠となるのならば隠せよせめて。

んもー、そういう所をちゃんとしてくださいよ~~~~。

足掻かなかったけど、何とも見苦しい犯人でした。
潔いとか、殺人への正当化を見せたいのだとしたら、
最悪、貴方のためならと慕う部下や愛馬を巻き込むなよ。オトコみせろ~。

崖っぷちから転落死じゃダメなのか。それじゃ警戒されると思ったか。
その辺りがチキンだってのw
もっと別の何らかの殺害方法じゃダメだった理由は何故なのだろうか。


実際の事件としても、特にミステリー的な謎解きがある訳でもなく
だからと言って、凝った殺人事件になる訳でもなく、国防への前哨戦になる訳でもなく
事件が俺たちの理想郷の崩壊序曲となっていった・・・とかいうロマンでもないし。
別に孤島ならではの殺人でもなかったですし・・・・なんかミニマム。
事件そのものと、その動機が、単調で平面的。

しょぼくても纏まってはいて、楽しめはしますけど
刑事ドラマとしての「相棒」としてなら、もう少し、凝った犯人から僅かな綻びを指摘し
証拠や証言を精査し
高度な推理と盲点の指摘をするのが良かったな~。
右京さんスゲーw的な。


・・・となると、じゃあ、やっぱりメインは事件の方ではなく
この孤立した島で起きていた、暴走する国防論への警笛だったのか???
という疑念も湧いて来て
それでこの犯人像・・・。だからコイツの人間性が(以下略)



でも!
その犯人に辿り着くまでの捜査は
東京にいる米沢さんを呼び寄せたり
ついでにトリオ・ザ・捜一まで偶然来ちゃったり!!
ワラワラ増えていく辺りは笑えた笑えたw
お馴染みメンバーが合流するシチュは燃えた燃えたw
ぞろぞろとw

「希望はミイラ取りがミイラになることです」
あっはっは!適役~♪
そう来るわけね~っっってかんじです。

ここの無理矢理感は、ファンサービスと言った感じで
漫画チックに進んでいくのですが、それは違和感、逆になかったです。返って面白く感じました。
このくらい突飛な方が、似合ってて、スパイスにもなってますし、イイですイイです。
飛行機の中での 「「「「あーっっ!!!」」」」には吹くとこでしたよw

島の警察さんが、結局アッシーになって3回クルーザーを同じ構図で運転させられるシーンも
ウケましたw
本庁に言い様に使われる地元警察w
この人、イイキャラだった・・・w

そんな風に、映画としての見所も、これが遠く離れた絶海で起きた事件であって
そこへ出入りするだけで大変だという設定を持って来たことですかね。
ケータイは通じないけど、衛星電話は通じて
それを駆使して東京と連絡を取ったり
邪魔者として追い出されるにしても、本物の自衛官に護送されちゃうとかw
私有地で孤島で、かなりの絶海っていうシチュエーションならではの展開でした。


そんな訳で、総合的には
私的相棒の最大の魅力(と思っている)社会派テーマと事件が
双方とも盛り上がりに欠けたので、ちょっと消化不良かな。
でも面白かったですよ~。
統括的な見応えは充分ありますし、話の筋は通っててしっかりしてましたし。
ラストの天然痘を隠し持っているクダリなんかは
あー!あの時の車かーっ!って感じでした!

あれはてっきり、殺人事件を隠蔽するための証拠隠しだと思ってたよ・・・。


余談ですが神戸くんが登場したシーンに掛かったBGMに大爆笑しちゃったんですけど(心の中で)
何アレ。
前からそうでしたっけ???

他キャラクター造形は、もう十八番ですね。
上手い具合に、噛み合ってて、多少の無理矢理感はスル―できます。
やり取りがバラエティに楽しめました。
リアクションや、仕草一つで、相棒ワールドって思える辺りが長年の経験値ですね~。
さすがそこは安定のクオリティでした。

まあ、私はイタミンの「死ぬかと思ったぁぁぁ」にノックアウトするとこでしたけどw
みんなにスル―されてる辺りもウケましたw
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2014*05*20(Tue)
高遠少年の事件簿 感想
ようやく買いました!カバー装丁が少々高級素材になってて値段も高めなのは何でなのか?

本編ではないということで大して期待せずに流し見するつもりが!これが想像以上に面白かったです!
読後感などは通常シリーズよりもずっと重く、しっくりと納得出来るものでした。
さとうの絵がサイアクで、それだけで萎えるに充分だったけれど
読み進めていく内に、世界観に入っていけました~。
これは読んで良かった!

画はホント、下手くそすぎですけど。
流れはイイです。そして何より、話が良かった。


高遠さんの高校時代のお話で、地獄の傀儡師となる切欠の事件ということでしたが
それにしては、何ともまあ可愛らしいお話を持って来ましたね。
高校生というだけでなく、全体的な雰囲気が甘酸っぱいw

そんな青春時代を隠れ蓑に、初めての友人と初めての部活。
学園ライフを満喫しそうな最中、部活仲間が殺されて、全ての火蓋切って落とされる。

そこから立て続けに3件事件を畳みかけさせる流れが鮮やか!
一人殺された位じゃ新入部員のこの高遠さんが興味持つとも思えない無理設定を
連続させることで、徐々にハマっていく感じが、読者の心境ともマッチしてて、乗せられました~。

とにかく、この流れが絶妙!
ぼっちゃん刈りのネクラ少年・高遠高校生が、徐々に好きになってきちゃうから不思議です。


クラスメートにも馴染めない高遠さんに、唯一話し掛ける霧島純平の存在が
とにかく練られていたと感じました~。
彼だけが高遠さんに「普通」と「仲間」を与えてくれた、という青春プロローグから
その軸を崩さないままで、
エピローグには、やはり霧島純平が、一番近い人間だったという
反転させただけの鏡像みたいなオチを持ってくる。
すっげ!って思った。

いや、絶対、彼は最初で最後の光側の友人、とかのスタンスかと思いましたよ。
ま~、キーマンには変わりなかったですね。
そこが面白かったですし、一番おおっ!って思った箇所でした。

つまり、霧島は高遠さんの、タンコブになるキーマンなのかと思ってたんですよ。
ただ一人理解してくれようとした人物だったから
殺されたことで憎しみを抱き、その激流に呑まれて、しかも不運な結末になって・・・。
その哀しみが、殺人鬼の素質を擽った、とかとか。
そういう感傷系。お涙系。

ありがちでしょ。

でも実際は、“ただ一人理解してくれようとした人物だった”だけに
裏切られた諦観もあっただろうし
この程度の奴に・・・っ!っていう悔しさも大きそう。
そういうネガティブ系を用意してきやがった。
うまいっ!(そして私好み)

その、プロローグのスタンスをエピローグでもう一度持ってくる癖に
崩していない所が巧かったなぁと。

久しぶりに犯人でぎょぎょっとしたお話でした。
第一発見者を疑えと言いますが、そうか、最初に飛び込んだ奴ではなく
最初に覗きこんだ奴を疑うべきでしたかw

ずっと、わっかりやすいキャラの黒江を犯人と見せ掛けて
部長辺りが真犯人かなと思ってましたー(笑)
黒江なんか、いっちばん怪しい行動してるじゃんか~。
まさか殺される側だとは。
すっかり騙されましたw



高遠さんのサイドストーリーらしく、マジックネタの事件だったのも面白かったです。
でもあれ、このネタ、何処かで見ましたよね?
何だっけ?今ちょっと思い出せないんですけど・・・。
第一シーズンの理科準備室で、消える死体を鏡で~ってのはあったの、覚えているんですけど
こういう視覚、錯誤のトリック、何で見たんでしたっけ。
やっぱコナンかな。

狭い、片目、がキーなんですよね~。

その定番トリックを、3回続けて別の方法で行い、不完全な部分を補完させて
一つの完璧なマジックになるトリック、というアイディアも面白いなぁ。
解説も、それだけでフムフムと思いました。
こういう理屈で解説されるの好きです。

鍵穴からの平面→ポスト穴からの制限付き立体→実物
その3工程を経て、しかも連続殺人となれば、全ての事件が同じ方法で殺されたと思っても
不思議はないですもんね~。
納得~。

ネタとしては古臭くても、こう言う風に理屈通してくれれば、素直に納得もし易いですし
普通に面白いと思えます。


犯人とのラストの対峙は、高遠さんの変貌の瞬間でもあるだけに、独特ですね。
その犯行動機とかも。
無理のない状況持って来れてたと思いました!妙に納得してしまった。

そしてこれまた久しぶりに、救い難いマジキチ系見た気がするw

「生まれながらにして同類」
こんなチンケな理由でマジック使い、詰めまで甘い中途半端な奴に
同族呼ばわりされた挙句
でも、内面に巣食う狂気だけは確かに見抜かれていて・・・。
しかも、その開花してない高遠さんの狂気を守りたくて、高遠さんに近付く人間を殺したと告白。

うわー!イっちゃってるー!

自らの存在自体が犯罪の引き金になったという持って行き方は
充分本編への捕捉となるもので
これまた上手いシチュ用意したな~。

高遠さんの複雑な心境が何とも言えないです。

・・・・・・ここで、例えば明智さんなら
同じ状況でも、変態的な解釈をしてむやみにキラキラして乗り切っちゃうとこだとは敢えて言わないがw
↑褒め言葉です

高遠さんの弱さの片鱗を見た気がしました。
尤も、そこは要らぬ設定ではありますが。この話としては、その脆さが最後にイイ味出していました。


「君の犯行動機は実に短絡的で押しつけがましい自己満足だ」
高遠さんが全身で拒絶しているのは
彼が人殺しであるという事実ではなくて
そんな美しくもない方法で安易な犯罪で悦に入っている霧島のその感性そのものだったんだろうなと
思わせられるシーンは
如何にも、高遠さんらしい。

それに高遠さんの潔癖ぶり(完璧主義)の完成を見た気がして
妙にスカ―っとしてしまったw

いや、言っていることはオカシイんですけどw

で、続けて、高遠さんのこの挑発に犯人があっさり乗ってくる単細胞さまで想定内で
刺しにきたタイミングでマジックを仕掛け、バラをナイフに変えて一突き・・・ってとこは
正に、上をいく芸術を見た~~~~。
きゃあぁあぁぁぁ!!!すてきー!

だからもっと丁寧で綺麗な画で描いてくれたら、最高のシーンだったのにー!!!!(もう禁句)


それでいて、この霧島が結局、鬱屈した高遠さんの苦しみを解放してくれたとも言えるオチまで
造られすぎだー!犯罪で安らぎを得る辺りが堕ちてる堕ちてる~。
完璧ー!
もうなにこの完成度ー!!

しーかーもー!
その霧島の死体は、実際第二の殺人で頭部だけ使われた筈だから
それを准えて、頭部だけ隠した死体にしちゃう高遠さんのパーフェクトぶりが
もろ、決まったー!って感じです。
切ったのかー!おまえがー!ぎゃー!


エンディングの締め方も詩的で美しかったです。
冒頭の他所見の話題を蒸し返して、最後に教えてくれっていう霧島に
「月を見ていた」って答えるけど
今の高遠さんだったら、絶対答える義理ないとか言って何も言わなそうなので
そう考えると、この高遠少年はまだまだ幼いな~とか思ってみたり。


あーもー金田一でこれほどシンプルでギュッと絞られたシリーズは
久々に見たという感じですよ~!o(≧▽≦*o)(o*≧▽≦)o
ベタ褒めですけど、それは多分単行本で一気読みしたからだとは思うのですが
それを差し引いても、コンパクツに纏められていて
面白かったなと思います。

これは次作(明智さんでしたっけ)も期待しちゃうな~。

あ~も~!だからこれで絵さえ丁寧に描いてくれてたらっ!!それだけがっっ!くうぅぅ。(。´Д⊂)
最高だったのに、と、心底、つくづく、思います。(しつこい)

ところでパーカー姿かわいい。なかなかイケる。<高遠さん
キャラ造形的にも、無口で美形でタレ目のクールカラ―少年な辺りが
何だか読み進めている内に、気に入ってきてしまってw
黒髪ぼっちゃん、似合うよー!//////
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2014*05*19(Mon)
イッテQ!登山部 エベレスト登頂断念の真実 感想
「エベレストの次に登る山はビッグサンダ―マウンテン」に不覚にも大爆笑してしまいましたw
そうかwまだソコ登ってないんかwww

イッテQ登山部のエベレスト登頂断念までのドキュメントが垣間見れる1時間でした。
映像がやはりハンパなく、壮絶に美しかった!!
この辺が通常のバラエティとは違いますよね~。
それに、登頂果たしていたら、きっともっとカットされていたシーンもあったのだろうと思うと
チャレンジの様子が色々垣間見れたのも、楽しかったです。


>2014.4.10 カトマンズ →コーテ村3600m/12℃
今回のヘアスタイルは蒼井優さんだったのかー。
イモトがやるとただのぼっちゃんカットなのに。
それよか石崎かっけー!ちょっと金髪?入ってるのが何気にイケメン風に見えました(笑)

イッテQ登山部メンバーにあんぐり。
日本人16名、シェルパ24名、総勢40名て!!なんて大所帯なんだ!!


>4.13/1日目 →サウレ4060m。5℃
まずはベースキャンプにするカーレへ。4900m。
とりあえずここで目指すのは、高度順応のためのメラピーク。標高6461m。

この辺の流れはずっとイッテQ登山部を追ってきている一視聴者としてはお馴染みの展開で
テレビの編集も通常運行。
ただ、それぞれのエベレストへの想いを語るインタビューの中に石崎が入っているのに爆笑。
ってか、いつの間にか我が物顔で語ることになってるのがウケるwww
スタッフ(本人?)も狙ってるんでしょーけどウケるwww

「石崎史郎の想い――
 キリマンジャロの頂上に行った時にエベレストに行く構成みたいなものが出来ていて・・・」
「え?聞いてないし。まず、アナタ、あの、キリマンジャロの頂上に立ってないですよね」
「俺の頂上あったじゃん」
wwwww

「俺、ヘタレディレクターって言われているの知ってる?」

延々と続きそうなそのトーク、強制終了。
あっはっはっ!wwwww扱いが雑w
面白過ぎるぜ、石崎w
ムードメーカーは彼だと私は思う~。


>4.14/2日目 5日滞在
早々に高山病。え?早くない?大丈夫なの???と思わせられた。
既にそれだけの高度ってことか~。
過酷ですね、こういう生々しいのを見せられちゃうと。本当に生きて登れるのか?という・・・。

「しかし二人の闘争心は既にどん底」
ナレーションがウケるww
イッテQのバラエティとしての面白さって
絶対このナレーションの文句考えている人に掛かっていると思う~。

そして石崎、音痴・・・。


>4.18 →ベースキャンプ・カーレ
この日、あの事故があったんですね~。そっかぁ・・・・。
でもこの時点では情報が少ないせいもあり、まさかという色の方が濃いのが印象的。
撤退なんて微塵も考えていない空気が伝わってきました。


>4.19
ヒメックス強えぇぇぇー!!!
それに尽きるw

エベレスト登頂に関わるルールみたいなものなど、素人には知り得もしない世界なので
ここで解説してくれたことは、専門的で中々興味深かった。
つまりエベレストって、許可された隊が好き勝手に行くのではなく
今年は誰が挑戦しているのか、みんなが把握し合っているシステムなんですねぇ。
他の隊と連携しながら今年のルートを整えるっていうのは
へーって思いました。

で、その先頭に立つのが、ヒメックス・ラッセルブライス隊だと。
ほー。

・・・・・しかしイモト、丸いな。<顔が


>4.24 →キャンプ1/5370m
ここから画面に『断念まであと4日』と書かれるのもニクイ演出でした。
シンドイし、悲壮感が否でも高まりました。

そしてここからの景色が絶景すぎ。

成功させたいと言うイモトに
「俺はどっちでもいいよ。日本人女性最年少でも日本人女性最年長でも」
という石崎に笑ったw


>4.25 →キャンプ2。5800m/-4℃
空撮入ったー!
やっぱ空撮違うわ!画の迫力が!!

空の色が違う!
岩の色と雪の白がもうすっげーコントラスト!
雲が身体を通り抜けてる~~~~~!!!

「緩やかな斜面。楽な行程」
嘘だよ!!絶壁やん!!ぎゃーっ!!


そしてこの日、ネパール政府との交渉が決裂していたことをイモトだけが知らされなかったというクダリは
ちょっとグッと来てしまった。
石崎Dがイモトのメンタルを熟知していて、考慮してああいう気を使っているっていうのが。
「イモト、ああいうタイプなんで」

みんなで秘密にすることに、愛と絆を感じて、培われてきた仲間っていうのを感じます。
あれ、そう言えば、日テレがアタック続行って一報出したの、いつでしたっけ。


>4.26~27 →頂上アタック。6400m
「ピークを目指して」
「そこで寝ます」
www
そんな登山てw

ただ絶景は更に続く!美しー!
日の出前の稜線なんかもう宇宙的で!
空の蒼も、なんか青すぎて黒いのね。嘘みたいな画!
雲の形まで芸術的っ。
岩肌が青っぽい黒なのがまたいいですよね。

これ観れただけでも充分満足ですよー!!

夜の闇と、紅い太陽に浮かぶエベレスト!
まじ綺麗。

空撮の威力もスゲー。ヘリ飛ばすだけの価値あるわ。

もうなんかヤラセみたいな背景だ。
適当な山登って、後ろにヒマラヤの画を入れた、みたいな。
そんくらい、非現実的な美しさでした。
観れてヨカッタ。

生エベレスト、見れて良かったね。<イモト

ラストは高さ10mの垂直の壁。
・・・・・。

ここで「天国じじい参上」とか「名付けて天国キャンプ」とか
あの時の貫田さんの言葉が多用されているのがまたw
気に入ってるんですネ。

しかし天国とは名ばかりなのはあの時に証明済みで
「頂上では全員に何らかの症状が出る」
と宣言されていた通り
吐き気だけでなく、ゲボゲボやってる姿は悲惨な惨状でした・・・。

ナレーションでずっと笑いを取っていましたけど、現状はもっと過酷なことが
いっぱいたったんだろうなっていうのが、こういう所で分かりますよね~。
ひょっとしたら、登頂に成功してたらこういう裏側ってカットされていたかもしれないから
その意味では、私は見れて良かったです。

イモトなんて体内酸素54っての、笑って言ってるよ・・・。うわぁ・・・。


>ヒメックス撤退決定
ヒメックス強えぇぇぇ!!!(二度目)
言わざるを得ない。

これにより、イッテQ登山部も撤退確定。
またこの、メラピークアタック下山後ってのがね。偶然にしてもドラマティックでした。
断念せざるを得ない心境を思うと
涙がね。見ていて辛かったです。
堪えているのが・・・・もう何とも。

「エベレストはでかいですね」
ようやく発した一言が、胸を突きました。

「簡単に 来年リベンジなんて言えないです」
そうですよね。
その言葉もまた、これまでの重責やら時間やらを思わせ、重たかった。
最もな、そして、素直な言葉だったと思いました。


そして4.29撤退。
おつかれさまでした!


ただ、今回の発端はエベレスト史上最悪と呼ばれる大惨事に端を発していて
多くの命が失われた悲劇を考えると
幾らイッテQ登山部が5年の月日を積み重ねて努力してこようとも
幾らイモトが頑張ってきたことを繰り返されても
やはり、その労力<命 である根本は何ら揺らぐ筈もなく
そこを切々と誇張されても
日テレサイドの言い訳にしか見えないなと、チラリと思ってしまった・・・。
っていうか、意外でした。

命悲しんで、今はとても登る気にもならない、とか
自分だけ登れるのは申し訳ないとか、そういうニュアンスのことも描いてくると思ったのに。

今回の判断は、物凄く正しかったと思うのですけど・・・。
なんか、背負っていたものが大きく、撤退はやむを得ずの苦渋の判断であった、と
言い訳しなきゃならない程なんですかね?
素人には、普通に、普通の判断をしたように見えましたけど。

お亡くなりになったという情報を聞いた時点で
どなたも、申し訳ないとか、今年は喪に服そうとか、同志として悼むとか
そういう雰囲気が余りなかったのがちょっと意外でした。

「ガッカリですね」
「スッキリした気持ちで行けないのが残念」
「これだけ準備してきて・・・」

そういう言葉の節々から
悲しいのは山に登れなかったことだけで
むしろ、自分達のことばかりで、「山を登る人間はみな仲間」っていう意識が形式張ったものにしか聞こえず
軽く感じられてしまった・・・。


でも勿論そんなことはない訳でして
そういう部分は敢えてカット(編集)されている訳で
つまり、今回はイモト頑張ったよって主旨の作品にしたかった・・ってことになりますよね。

何だか、単に登るということだけでない、色んな柵があるんだな~。
そういうオトナの事情的なものが、ちびっと見えました。

そして、先ほど、イモトさんご自身のブログも拝見致しまして
「山男たちは冷酷な程、淡々と語るけど、私は怖かった」の一言にグッときてしまいました・・・。(>_<)
山男たちにとっての敬意と哀悼の意は、死を乗り越えて自分だけは山を登って見せることなのかも。
渋いぜ!

ちょっと穿った見方をした自分を反省。

考えてみれば、消えた命を切々と訴えるバラエティを日曜の9時にされてもね。
それもどうかと感じた気はする・・・。

何はともあれ、全員無事に帰ってこれたことが、最高のお土産でした!
良かった!ヾ(≧∇≦)ノ
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2014*05*17(Sat)
アリスの棘 第6話感想
今回もハラハラドキドキでした!強烈なスリル感を堪能させられました~!
画面から伝わる緊迫した空気がハンパなかった!!

ターゲットが居て、狙い定めて潰していくという単純な成敗図も楽しいですが
こんな風に、ターゲットが敵か味方か分からない感じでそこの曖昧さを愉しみ
ギリギリの攻防戦を繰り広げるタイプも悪くないですね~。
特に、3話で、他人を巻き込むことのリスクを見せられてきただけに
どっちに転んでも不自然じゃない世界観が、余計緊張感を引っ張ってました!
心臓持たないっ。
あの回の、温い失速感はこのための伏線だったのか~。
やられたー。

もう、脚本家さんの意図に見事に引っ掛かってまして
終始、三浦直子が裏切るのか寝返るのか、目が離せませんでした。
ちょっと強面で、サバサバした感じの役者さんを起用されていたことも、完璧でした。
小娘の言うことなんか、聞く気はないわ、とか言いそうな顔ですもん。


そんな三浦直子の本音を
懐中時計と口癖から見抜いた明日美のセンスというより
彼女を口説くしか選択肢が無く、一か八かの賭けに出ざるを得なくなっている流れが
特に良かったです。
大した下調べもなく、もう行っちゃうのかよー!
えーっ。

勿論、明日美は断わられる訳はないと踏んで、勝負に出たのでしょうが
その天性の勘みたいなものより
無鉄砲さの方が、印象濃かった。

だからこそ、最後までハラハラ引っ張られて、これで正体バレちゃうじゃんって心配で!
「ずるいわ・・・」
くおーっっ!!!

落ちたぁぁ・・・・うわあぁぁ・・・・なんか、感動。

その緊張感を引っ張ったまま、「明日の6時に取りに来て」

あ、なんかヤバい気がする・・・・
得して明日というキーワードがミステリーの中で完遂されたことないだろう。(笑)

で、案の定翌朝にはもぬけの殻。うっおー!
やられましたねー!
お見事ー!

やだ楽しいー!

この隙というか、甘さが、明日美の詰めの甘い所ですよね。
でも今回の行動は、これまでの稚拙さや素人っぽさは感じさせられませんでした。
単純に、盤台の方が上手だったのだろうなと。
もう少し警戒するべきでしたね。
というか、悠真先生が「父にしつこく聞かれて」と言った時に
もう少し、敵が近付いてきていることを意識するべきだったというか。

テンポも良かったです。
特にこのラストの上手を取られるシーン。
“ヤバイ”感を焦らすことなく、一気に見せてきて、バンっと登場する盤台。
うわー!さいこー!

三浦直子の置かれている状況が、盤台の手の平の上で
明日美に協力することは、夫を見殺しにしろという強要と大差ないことも重たくて
彼女の抱えて来た15年というものと
明日美の過ごした15年が重ねられているのも
情緒的でした。

女の人生が交差してるよ・・・・。


しかも盤台教授にリークしたのって、もしや星野美羽だったりします?
これまでの繋がりから、こういう余波が舞いこんでくる訳ですね~。
人間模様が上手に成熟してきたって感じです。

人間関係の煩わしさや、腹黒さが見える~。

・・・ただ星野美羽は、こういう関わり方になってしまったのは実はちょっと残念だったり。
こういう嫉妬と正義感からの切り口ですと、まず十中八九、後になって真実が分かった時に
一気に反省して同情して泣くタイプだから(或いはあっさり寝返るタイプ)
ちょっとツマラナイなと思いました。
彼女には、もっと女の執念みたいなものを見せて欲しいですw


ま!
とりあえず今回の目玉は、盤台教授についに正体がバレました~!うわぁぁぁ!!
・・・これですね。
ここのクダリは圧巻でした!
アパートを引き払われて、病院も片付けられて、そして目の前でSDカードをパキッ。

これ、実はコピーしてもう一個予備があって、後日郵送→ありがとう(涙)
・・・とかにもなりそうですが
それにしても
まさか三浦直子夫妻を殺して始末したとかまでは言いませんよね・・・?
恐ろしや。
さらりと言いそうで恐いっす。

そして、恐らくラスボスであろう盤台教授と第6話目にして対峙。
せっかく捨て身の戦法で証言を得られたのに
またしても教授に握りつぶされてしまい、振り出しに戻る・・・。

うわー!このドラマの行く末が全く読めないー!
この先、どういう展開をしていくつもりなんだ。
この先、一体何を起こすつもりなんだw


今回もひと時の娯楽を提供して貰いました!
楽しかったです~。ヽ(*`▽´*)ノ
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