Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2014*06*14(Sat)
アリスの棘 10話感想
人が死んでいるのに乾杯はないだろ。
やっぱりこのドラマの脚本、どこかオカシイ。そんな脚本に最後ポロポロ泣いちゃったことはともかく。

ラスボスだと思っていた有馬が冒頭いきなり殺されて
それが西門によるものじゃないという展開にはおったまげましたー!
有馬が主犯じゃないのかよー!(ある意味主犯だったが)

そうしてついに表れた真実は
有馬鈴は実の娘ではなく養女で
有馬自身も、本当の一人娘を失っていたからこそ、今度こそ失いたくないという愛が
こんな騒動を引きだした、というものだった。

そして、鈴の本当の父親こそが、全ての事の発端・・・。
水野のおじちゃんだったと。

最後の最後までタズナを緩めませんね~!奇想天外なネタをこれでもかって程、持ってくるわ全く。
これが終点、と何度も思わされた結末を、何度も覆されて
その度に目が覚める思いでした。
ミステリーとしてもちょっと面白かったです。


多分、このドラマに感動したと感じる人は
主人公・明日美に共感し、彼女の視点で物語を見てきた人たちだろう。
そう言う意味では
演者の熱演もあって、最後は白熱した苦しみが見えた。
明日美にとっては最悪な真実だったし
それを乗り越えて、笑顔を見せた結末は感動的だ。

復讐が父親のためであると思い込み
自身の行き場の無い憤りを向かわせる場所として
矛先を向けて来た復讐相手に
「もうこれで終わりにするね」と父に伝え、復讐を終わらせた教会シーンは
厳かな空気感さえ漂っていた。
それを引き起こした全てが、それぞれの家族愛だったっていうのも拍車をかけていて。

その決断を明日美に委ねて、じっと待つという西門もカッコイイ!

家族という愛情を軸に描いてきた本作は
そのまま、身勝手な家族愛に翻弄される明日美の運命を描写した
切ない物語に仕上がっていた。

ヤケに中盤で、家族愛について説くな~と思っていたら
そうか。それは、この最終回への伏線だったのですね~。

父親への愛情が歪み、復讐へと駆り立てられた明日美。
妹を不自然に殺された西門。
娘を失いたくない有馬と
娘を助けたかった水野のおじちゃん。

そうして家族への愛情が錯綜し、巻き込まれた明日美が
最後に対峙し問われた現実もまた
自分の家族だと思っていた水野のおじちゃんに因る明日美への愛情だった、と。
この皮肉がまた巧いっ。

同情的ではあるし、一番哀しいと多勢が思いそうなネタである。


でもな。
明日美視点で事を見れば、確かにそうかもしれないが
多角的に見てると
いちいち色々不自然すぎて、共感もくそもなかった。

そもそも、黒幕の存在も
辻褄は合わせてきてますが、禁じ手を使われたという感じ。
水野のおじちゃんには、癒やしのままで居て欲しかった。

何より、15年前の真実を探していた明日美が
その手術に関わった人物を全員調べあげていないのが、とにかく不自然。
気付けよ。フツーに。

あんだけ壁に貼っていた資料は見せ掛けかっ。

更に、その手術直後に退職した病院関係者、なんて
いっちばん怪しいポジションなのに、何故調べてないんだ・・・(爆)

また、明日美が復讐を企てていることを知りながら、止めもしないで
しかも、殺されかけたのに
そんな男に真実の愛情なんか信じられる訳ないでしょう。
明日美が伊達に殺されていたら、オジサンは今度はなんて言い訳するつもりだったんだ。
こういう男はまた、言い訳をして見殺しにしてくるぞ。

水野のおじちゃんは、自身のやったことを反省していると口にし
脅されてもいたのだから、致し方ないって、しきりに訴えている展開だったけど
見殺しにしたのは事実なのに
明日美は犯人が身内だったら許すんだ(嘲笑)

そう取られても仕方ない流れだった。
報復を受けた、他のメンバーや、殺された弁護士とか、マジ浮かばれない・・・w

しかも、どう見ても
盤台と有馬は殺す必要なかったぞ?
それはつまり反省してないってことじゃん。

これのどこに感動しろと。


西門が最後の最後で人殺しにならなくてホッとしたし
ラストの二人のシーンでは
これで振り回された15年からようやく脱却できたんだという解放を思わせる良い画が撮られていて
第二章の始まり、と言わんばかりのエンディングにはちょっと心打たれた。

けど、そういう表面的なものに揺さぶられただけであって
物語的にはめちゃっくちゃ平面的な子供だましですよ。

ましてや盤台や有馬の家族をめちゃくちゃにした責任はスル―かいっっ。
乾杯はないでしょーに。

結局自分の家族が一番大切ってこと?
それは明日美も同じってことか。
何その独り善がりな幸福感。
明日美は結局、自分と同じ境遇の女の子を一人生み出したのに。

殺人は許せない、だなんて
正義の良心や使命、人としての尊厳に燃えていたのかと思いきや
自分さえ良ければそれでいいのか・・・。


と!思う一方で!

確かに、憎しみは誰にでも平等に芽生える、普通の人間感情ですが
復讐なんてものは、一人の身勝手な暴走から発するものですし
そう言う意味では、明日美をヒーローにする訳には倫理的に行かなかったのかも。

そう考えると、明日美の人間像をこの位の独善的な部分を残しておかなくては
それこそドラマとしての整合性が破綻してた?

復讐劇の結末なんて、所詮ドロドロしたものしか生み出せないのだから
少しでも爽やかなラストに仕立て上げてきたのは
まあまあだったのかもしれないです。


全体を通してみても、各シーンの緊迫感は申し分なく、心拍数あげて観てました。
一見萎えそうな主犯格の告白、というシーンも
ダラダラ喋っている割には長ったらしく感じず、刹那的で
そのまま、雪崩れ込むように持ち込まれた警察署のシーンで
ついに堪え切れず、泣いてしまったことは内緒だ。

こういう本当に言いたいことは伏せて
「羊、不味かったよ」なんていうシーンにめちゃめちゃ弱いんだよ!私が!

「これが最後だぞ。いいのか」って送り出す西門の大人っぽい優しさも沁みて
うん、確かに明日美は「待ってる」って告げたけど
多分、オジサンが帰ってくることはないんだろう。
となるとこれは今生の別れな訳で。
そういう「場」としてのベタなシチュエーションはひたすら泣けました~。

でも泣いちゃったけど、なんだかなぁ、という終わりでした。
あ~なんか色々ショック~。(>_<)

今までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!パチも嬉しかったです~!(^^)/
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2014*06*09(Mon)
BORDER 第9話「越境」感想 破壊に次ぐ破壊に絶叫
なかなかハードなものを見せられました~。後味悪っ。確かにちょっとフリーズしてたよ私。
イヤ、でもこれはこれでアリでしょう。
人間の弱さを見事に描き切ってくれました!
っがっっ!
どうも作者の自己満足な陶酔劇を押し付けられただけのような気がするのは気のせいか。

台無しじゃん!問題なのはビターなオチの方ではなく、ここにこの顛末を持って来たってことですよ!
何この全てのストーリーを裏切ったようなラストはっ。
何だこの唐突にブツ切られたような話はっっ。
じゃあ、今までの流れは何だったのか。
物凄くデカイ突っ込みを入れたい。根幹に。

一話完結ドラマだから題材が独立しているのは当然ですが
全体の流れとして
確かに石川安吾の微妙な揺れ動きを描いてきてはいましたが
それを、周囲の仲間の存在や石川自身の倫理観が、辛うじて抑え込んで来た・・・
・・・っていう話でしたよね?!
違うの!?Σ(@д@;)

彼があっさりラインを越えてしまうのであれば、
これまでの経験や感情は何だったのだろう。私達は何を見せられていたのだろう。
『敗北』で、あんなに愛情を掛けられ見送った幽霊さんの気持ちとか
みんな無下にしてしまったじゃないか。

だったら今までの流れ、全部要らないじゃん。単発でいいじゃん。
石川くんには何にも届かなかったって言いたいのか。そう解釈されても仕方がない。
ここまで散々付き合わせておいて最後に見せられるのがコレなのか。

この作者さん、ここまで視聴者を付き合わせてきた、という意識がまるでない。
感じ方、捉え方は人様々であっても
大まかなインパクトが視聴者を誘導する意味をまるで分かって無い。
故に、どうしても作者の自己満足な主張を一方的に押し付けられただけのように感じられてしまって。


・・・・・と、思う一方で!
やっぱりこの作者さんの社会や世界を捉える視点って独特で
それが最後まで面白かった・・・。
そのネガティブ過ぎる、悲観論が堪らなくツボる。・・・んだよなぁ。

例えば今回で言うと
冒頭泣き叫ぶ母親。その後ろを未だ生きていた我が子の車が通り過ぎる・・・。
得して事実など、そんなものだと。現実なんて残酷なものなのだと映像で畳みかけてくる。
別にここ、後ろを通さなくても良い訳じゃん?

それとか
人間が一線を超えるのは、周りの支えの有無や、過去の経験・記憶とは関係なしに
ある時ある瞬間の、状況に因って、場合に因って突如崩壊してしまうものだと言っているようなラスト。
いとも簡単に、すぐそこに地獄の淵がある、という作者さんの世界観の表れなのだろうか。
世界の、非道さと無常さを描きたかったのだろうか。
美しい顔をした本性を、嘲笑ってみたかったんですかね?

捉え方が面白いですし、私好みですし、そういうところはやっぱり好きです。
刑事ドラマなんて計った様にハイスペックな人物ばっかりなんだから
人間の脆さを抉られて、ホント好みだ。
でも!それとドラマは別だろう。



まず今回はいきなりOPからスタート!見納め♪やっぱかっけー!
そして出てきた幽霊は少年!
そうか。最後の幽霊は子供なのか。

今回はここから、もう下世話な程の感情の煽りが大変ワザとらしかったです。
子供というチョイスだけでなく
この存在が石川くんの最後の一線を消滅させてしまうキーマンになるからか
妙に情感に訴えるような・・・要は、可哀想でしょう?と、あからさまな同情を引こうとしている手法が
かな~り気になりました。

「ぼくは天川弘志。おうちにかえりたい」
こう来たからには、帰れなかった無念に触れるような展開になると思ったのに
違うんかい。
そこ、関係ないし。

今回だけは今までと異なるものであり、純粋で無垢である存在を汚した最大禁忌・・・って設定を
強調しているようでした・・・。(´ω`◎)ゞ
ね、可哀想でしょ?ってことを盛り上げるための演出を頑張っているのは充分伝わるのですが
けど、そこまでされると逆に、妙に冷めちゃったのか、なんか説得力が弱くて・・・。
子供の死って、ここまで言うほど最上級に非道かな?
ここに至るまで数回取り上げられた、他の無念の死と、死は大差ない気がする。
どれも残酷だった。どれも無念だった。
死に区別はないし、神聖化するものでもないのに、特別化している点に妙に違和感が残りました。

ここで石川くんにとって汲み取るべきは、犯人を捕まえられなかったということではなく
頑張った石川くんを幽霊(少年)だけは見ていてくれた、ということなのに
石川くんにはそれは過ぎた言葉のようで
苦しさだけが募っていってて、そのすれ違う感情は、見ていて辛かったです~。(>_<)
もう少し自分に甘く生きられたら、こういう葛藤は抱かなかっただろうに。

その意味でも、子供のケースというだけで特異な性質を持っていたとは思えないし、
そう思わせるだけの説明も弱い。
石川くんにしても
少年の死が哀しいっていうよりも、死をどう捉えるかの視点が偏ってしまったという印象でした。


――――なのにここまでお膳立てしたのに、もうここから死者はほぼ関係なくなってしまう。
えーっ。導入だけ?!
犯人は確かに少年が教えてくれましたけど、結局、証拠を残さない狡猾な犯人だったために
打つ手が無く、無念を晴らしてやることも出来ないまま事件は収束。
葬儀が始まり、少年は「ありがとう」と感謝を述べて消えていった。

・・・・ここ、ちょっと『敗北』と被りますよね。
ワザとだろう。
ワザと相似にして、今度は違う未来を描いてきたことは面白かったです。
でもその差が何処から生まれたのかって考えると
ここまでお膳立てしてきた“子供の死”と石川くん自身のモチベーションの2点だと思われ
だったら、もうちょっと子供を石川くんと関わらせて欲しかったよ。
一人勝手に自滅したようにも見えちゃわないか。


更に、問題はここからドラマ最大のクライマックス・石川くんの『越境』が始まる訳ですが
どうもラストに掛けて、BORDERというその境界線が
死者とのコンタクトではなく、正義やモラルとの一線、という風にシフトしてしまった感が拭えない。

そもそもこのドラマは、死者との境界に立つ主人公という視点で始まったものなのに
ラスト2話は軸がブレてしまっていると思うんですけど。
メインが死者とのコンタクトであって
そこに人間としてのモラルや生きる者としての使命なんかを絡ませて肉付けしてたんじゃないのか。
むしろサブなのは、取り上げている正義のラインの方であって
メインは生者の境目だろ、と。

様々な境界を匂わす複合的なテーマで描いてきていた筈なのに
ってか、そういうものだと思っていたのに!
それも違うんかーいっ。∑(〇Д◎ノ)ノ


だから石川くんが“超える”瞬間にも、壮大な葛藤や苦悩の果ての・・・という重みがまるで見えなかった。
劇中の言葉を使うなら
「痛みに支配」されていくクダリが弱過ぎでしょう。

・・・いえ、今回の劇中に限って言えば
徐々に石川くんが追い詰められていく過程とかが、役者の熱演もあって
めちゃくちゃ伝わりました!
小栗旬さんの表情が何より良かった!
喜怒哀楽だけでない、微妙~な表情を繊細に演じられていて
眼だけで、口元だけで、眉だけで語っているというか。
騒ぐでもなく、怒るでもない、息が詰まる程の激情っていうのが白熱してました~。
すごい!


・・・・・けどさー。
それを今話だけで見せられてもね・・・。
これまでの全9話を掛けて徐々に染まっていくように作ってくれればまだ重さが伝わるものの。

彼が憑かれたように徐々に病んでいくのを
序盤から回を増すごとに見せていって欲しかったです。
その心の葛藤と揺らぎをもっと台詞とかシーンでしっかり見せて欲しかった。
そうすると最終回のネタバレになっちゃうか?
・・・・でも、そうしないと、随分軽い自制心だな、という印象しかなくないですか?

石川くんは無表情なキャラですから表現しにくい嫌いはあったと思いますが
時々激昂してましたし、可能だったんじゃないかと。
元々だんだんと自身の心も病んでいくという設定、らしいですが
そういう風には、見えなかったな~。
苦しんでいるけど、辛うじて耐えていける、信念のある人って印象でした。私の主観では。
BORDERに立っている人なのだと。


まあ、ともかく、その、様々な意味を持たせていた“BORDER”の含みが
いつの間にか正義と悪の境目という単調なものにシフトし
軸がいつの間にかすり替えられてしまったことが何よりとにかく残念でした。
だからラストも、脚本家さんの独り善がりに悦に入っている、非協調性を感じてしまうんですって。
非常に勿体なかった!ここは声を大にして言いたいっ。

それに、個人的には
どうせ『越境』するのであれば、生者と死者の方のラインを超えて欲しかった(爆)
それでこそBORDERって気がしますけど。(笑)
死者を冒涜させない番人のような・・・・悪魔的な?・・・や、オカルトな話では無くw
上手く言えないですけど。
初回で言っていた「一番大切なものは絶対他人から奪ってはいけないんです」みたいな。


・・・・・・・・・・・・まあいいか。(よくないけど)

で、兎にも角にも
この事件を切欠に石川くんはこれまで散々堪えて来た、その一線を遂に越えてしまう訳です。
この最後の破滅行動が、言葉じゃ言い尽くせないくらい、ダブルトリプルパンチでした!!

つーか、超えちゃうんだ!!
なんちゅー結末!
確かにこんなの予想してなかったよ!Σ(@□@;ノ)ノ
踏み止まると、誰もが彼を信じていたと思うよ!
それをあっさり裏切る脚本・・・。うーわ。このひとホントにSだ・・・。

さ・ら・に!それだけじゃない。

「どうやって貴方が私に辿り着いたのか、いまいち分かりませんが・・・」
そういう絶対悪の犯人・安藤。
その点(能力)が石川くんの唯一の切り札であり
視聴者としても、プライドっていうか、誇りっていうか、自慢げなカードだったのに
それさえラストに潰される。
「こちら側の世界へようこそ」

えぇええぇぇぇ~。それもバラしちゃうのかよー!Σ(@□@;ノ)ノ

石川くんの自制心もそう。
軽くないのは知ってますよ。前回引き金を止められたのですし。
でもそれも台無し・・・(T_T)


この、何もかもを台無しに潰していく感じ!
この、積み上げてきた全てを自己崩壊させていく感じ!

なんつーか、ある意味ものすんごく潔い何かを感じてしまった・・・。
すげぇな。
普通、人間誰しも、自分の作品には愛着があり、ここまで大胆に壊せやしないと思うのですが。
プロの世界と言うべきか?いやぁ・・・・どうだろう。
まかり間違えば唯の迷惑に過ぎないが・・・。どうだろう。

そうやって、最後に作者自らの手で破壊してみせることで
ではこの作品は何を訴えたかったのかって考えた時それがいまいち掴み取れない。
破壊や崩壊を描いたエンターテインメント、というジャンルもありますけど
この作品の場合はそういうのでは有り得ない気がするんですよね。

ってなると、何処かに何らかの意図がある訳で。

それが良く分からない。
絶対作者は
最初から、このラストで石川くんにBORDERを超えさせようと企んでいたんだと思うんですよね~・・・。
むしろ、そのために、前振りとして8話分の話を作った、とさえ考えられるのに。


破壊したのはそれだけじゃなかった。
更に、ここまで築き上げた人間関係!
ここからの、皮肉たっぷりに無情な破滅のアイディアは、稀にみる悶絶級でした!
ここはもうホント!そんなのアリ?!って感じ!

何故誰も彼に関わらないのか?
最後の最後に来て、石川くんだけにフューチャーした作風もちょっとだけ不満ですけど
もしやこれにも意味があるのだろうか?
仲良しこよしな物語を描きたかったのではないとしても、そこもまずなんか不自然でした。
尤も、石川くんだけクローズアップした話になっていただけに
彼の堕ちていく過程がじっくり描かれていたと思います。
(でもだから、その分、9話だけ浮いちゃった、という印象)

その“運命の皮肉”みたいな連鎖もまた、後から考えるとスパイシーでニクくて!

立花なんて、冒頭の駐車場でずっと振り返っているのに!
電話までして「頼んだぞ!」って心配してるのに!

サイモン&ガーも「今回はいいです」とお代を貰わない。
「今日の安吾くん、なんかおかしかったね」←安吾くん呼びっっvvvv ここに来てそれーっ!?
「大丈夫かな」

便利屋も「今回は頂きません。陽の当たる世界の道理がどんなものか分かっているつもりです」
(だから、今回だけを特別視する意味がちっとも伝わらないんですけど!)

中盤までみんながこんな風に石川くんに妙に協力的だから
どう逆転をかますのかって視点ですんごく期待させられた。
なのに!

一番皮肉だと思うのが、こういう優しさや人の情が逆に石川くんの背中を押してしまったとも取れることだ。
前の時は止めてくれたのに。
恩情や慈愛といったプラスの感情よりも
否定や拒絶といったマイナス感情の方が、人の心により深く突き刺さるのか。
少なくとも、この作者さんは、そう捉えているって感性がだから(以下略)

石川くんの『越境』させたのが、絶対悪というよりも、そういう人の世の愛情や人情だっていうチョイスが
何とも皮肉で切なくて、哀しい。
酷過ぎませんか・・・もう・・・。( ノω-、)

も~~~だからっ!こういう作者のSな部分が最大限に全開すぎるよ!
付いていけないよ!(笑)
突っ走り過ぎだー!!


もう一つ、気になった石川くんが越境する条件として唸らされたのが
キーワードとして存在していた“弾丸”

思えば、前回「何故抑えられたのか分からない・・・」と石川本人が呟いたように
理屈ではなく、辛うじてコチラ側に立てていた彼が
では何故今回、越えてしまったのか?
この間までと今と、彼にとって何が異なるのか?

そこの説明として、振り返ってみるに
そう言えば冒頭さり気無~い一言で流されてしまったが
「どうして手術しなかったの?」

弾丸を取るかどうかの間で揺れ、しかもそれに証拠という明確な目的まで含まれていた間は
その迷いが彼を不安定に、ある意味、コチラ側に保留していたということか。
弾丸と共に生きる=境界線とちゃんと向き合う
その覚悟をしてしまったことで、皮肉にも彼の中のBORDERが消滅してしまったということなのか。

そう考えるとめちゃめちゃ意味深っていうか、非道で過酷な運命ですよね~。
そんな人生だなんて。
だからなんて哀しいお話にしてきたんだ・・・。

この辺の捻りの脚本は実に見事で巧すぎて!とても気に入っています。


哀しいと言えば、堕ちていく展開もまた、寄りに因ってソレをチョイスするのかと言いたくなるほど
切ないものばかり。
だからこの作者の社会を見る目線の暗さというかシビアさがとことんネガティブってーか。
(それはもういい)

例えばこの切欠となった犯人像も
ドラマ序盤から登場していた最大の敵とかいうスタンスだったらまだしも
こーんなひょっとこ出の新米キャラに堕とされちゃう訳ですよ。
唐突感と無理矢理感しか残らない一方で
敢えてそうしてきたのかと考えると
もしや、人間の運命なんかこんな風に突飛な人物がいきなり運命狂わせちゃったりするもんだと
言いたい?

協力者や周囲の関係性が優しくあればあるほど、逆に石川くんを追い詰めていくクダリも
結末を見た後となっては壮絶。
そもそもだから、石川くんはそれほど禁忌的な葛藤を抱いてきたようには見えなかったんですよね。
正義の橋の上でちゃんと苦悩していた気がします。
なのに、周囲の優しさが一気に彼を決壊させて誰も止められなくて・・・(T_T)
うわぁあぁぁぁ~・・・・・。

情報屋さんの台詞が沁みた。
「じゃあ、どうすればいい」
「相手がしくじるのを待つんです。じっくり。腰を据えて。
 その間に戦う知恵も増えていきます。必ず。とにかく焦らないことです」
「その間に死んでいく者を見殺しにするのか」
「消えていく命を必要以上に儚んではいけません。心が持ちませんよ」

“必要以上に儚んではいけない・・・”
なんって哲学てな台詞なのだろう。普通こんな言葉出て来ないよ・・・っ。ヽ(´□`。)ノ・゚
私の心が抉られました・・・。


でも、もう、石川くんにはその声は届かなかった・・・。
若さゆえって感じで。
市倉班長に、何かあったら承知しないとか釘を刺されていたのにね・・・・。
石川くんが堕ちてしまった衝撃をこの後みんながどう受け止めるのかを
敢えて描かないのも、視聴者のご想像にお任せしますと言う建前に隠れた
見事なSだと思う。


中盤ちょっと、釈放された安藤とちょっと絶対正義と絶対悪について語り合いますが
何でその程度で挑発されちゃうかなぁ!石川くんっっ!!
「中途半端な正義で敗北する」であの時の傷を思い出しちゃったのかな?
ここのやり取りはちょっと長過ぎ。
でも、今回のお話のテーマは全てここに集約されてた気がする。
このダラダラした会話の焦点が、結局このドラマを通して作者が貫いてきたことなんだろう。たぶん。
悪があるから正義がある、とか。この間の光と影の話を彷彿とさせますし。

「いつから悪に染まった・・・」
「さあ、分かりません。ところで貴方が正義に染まったのはいつからですか」
この押し問答は不覚にも成程と唸った。


比嘉に頼むぞって電話する立花。
比嘉も途中までは追い掛ける。←付いて行かないのかよ

そしてクライマックス!
二人が屋上で対峙するシーンは黄砂が掛かった様にくすんだ空で
クリアじゃない所がもうこれでもかってほどベタなシチュエーション。
屋上に今時柵がないことすらスル―出来る絶望の世界へのカウントダウンっっ。

そして緊迫感と瞬間を演出するのは、無音。やっぱり無音にしてきたか。
BGM一切カットでまたしても役者で勝負してきたのは素晴らしかった。
時折微かに入る風の音も無常感たっぷり。
ホント劇的というかロマンチストというか!
こういうとこホント好きです!

「貴方と私には決定的に違いがあります。私は、悪を成すためなら人を殺せます。
 でも、貴方は殺せないでしょう?また、私の勝ちですね」

ぽん・・・・と手を離す石川くん。


叫ぶとか泣くとかなくて、息が止まるような衝撃。
すんげー張りつめた空気感が音もない空間に広がっている映像は圧巻。
間の取り方も絶妙。

この瞬間、超えた瞬間、石川くんは気付いたんだと思われる。
殺すことじゃ、勝てない。
そして更に、皮肉にも自分は“逃げれない”

「こちら側の世界へようこそ」

ああ、やっぱり・・・・って絶望する一筋の涙・・・・。
うわーっ。うわーっ。
ここはこのドラマならではの救いの無さですね~。

恐らく、これが、ここが、本当の「敗北」だったのでは。
挑発に乗って、負かしたかったのに、逆に負かされた。

そしてブラックアウト。

~~っっ!!!!・・・っっ!!!!
んもーなんちゅー絵画的なドラマなんだーっっ!!



そして、本編が終わったあと、こんな末路を演出したくせに
CMコール中にバックで敢えてこれまでの回想を行うスタッフの神経もSだわ~。
意味分かんねぇぇ~(爆笑)

悪くはない。
悪くはないが、良くもない。
気に入ったか、気に入らないか、そんな種類の問題でもない。んーっ。
結局結論としては、人間は孤高なものである、ということか。
後味悪いのも、嫌いじゃないですけどね~。
なんとも言えない結末でした。
最後の最後に石川くんにまで裏切られる。
予想外って本来こういうことを言うのかも(笑)

やっぱり名前でネタばれしてた?安吾くんて。

特に連続ストーリー(連載物)としては失格、でしょうね。
ここまで付き合わせて、最後にこんな結末見せられるのなら
別に石川くんを惑わす“BORDER”は死者でなくても良かった気がする。
逆に、この結末、つまり最後に越境を言いたい物語だったとするならば
もう少し別の描き方の方が良かった気がする。

なら絶対悪だという安藤を逃がしておいていいのか?っていう問題もありますが
そういう即物的な話じゃなくて。


勿体ない。デモ、何かの一角は確実に築いたと思える作品だ・・・。(@_@;)
じわじわと描き切った丁寧な崩落への助走が後から後から響いてくる・・・。(>_<)
後味悪すぎだ・・・。
私的ベスト5には入りそう。

色んな意味で激しく動揺中。
動揺しすぎて思考が上手く纏まらない・・・・。



ここまでBORDER記事に一緒にお付き合い下った皆様!ありがとうございました!
パチパチもいっぱいありがとーです!
一緒にガクブルして(笑)盛り上がれて、とっても楽しい春クールでした~。ヾ(´▽` )ノ
また何処かでお会いできたら幸いです。<(_ _)>
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2014*06*07(Sat)
アリスの棘 第9話感想
負の連鎖が重すぎる~。なんだかもうとにかく凄かった~!
復讐劇という反社会的なテーマを扱いながら、こういう行く末を見せられるともう何ともシビアすぎて。
明日美サイドが解決しそうになったと思ったら今度は西門が犯罪に手を染める・・・。
ああぁあぁぁ・・・・救いがない~・・・。
誰かが何処かで断ち切らなきゃって強く思う。

妹・西門結衣ちゃんの件は物語序盤から登場していたものの、今まで全くのノーマークで
ここで繋がってくるのかと衝撃でした。
西門の、有馬への確執演出のためだけの設定かと思ってたー。
まさか自分の娘のために殺したのが西門の妹だったとは!
もう最悪だな。
世間は狭いな、とか、そうポンポン適合してたまるか、とか
そういうツッコミすら野暮な気がする悲しい展開でした。

でも、関わらせてきたからには、こっちも回収するつもりなんですね。


DNA鑑定で腎臓が誰のものか分かるという医療ネタは面白かったです。
移植したからってDNA構造まで組み変えられるわけないですもんね。成程。
その生体検体を手に入れる、ということが今回の山場でしたが
そこのやり取り・言い合いの中で
善悪の違いはあろうとも、誰もが家族のために動いているっていうのを際立たせていて
それが妙に意味深な気がしました。

有馬は娘の鈴のために形振り構わず暴走している訳ですけど
明日美だって父親のためだけにここまで来た訳で
その差って、実はそんなにないんじゃないかという描き方な気がする。

むしろ、その差は何処にあるのか?と視聴者に問いかけているのだろうか?

歪んでいようがいまいが、愛情という軸の上で
最後の西門の決断もまた、トライアングル的な位置付けを以って頭をもたげてくる。
どれも大差ない気がして。
なんだか三者三様ではあるものの、みんな狂ってるって気が・・・。


そういうドロドロ系をじっとりと描き切った、独特の世界観を持つドラマだったって思います。
作品全体的に漂う緊迫感も申し分なく
明日美が完璧ウーマンじゃないだけに、その他は勿論みんながみんな素人な訳で
もう誰もが危うい感じで、儚く、頼りなく
いつ誰がどこで消えても可笑しくない雰囲気が、とにかく巧すぎるっ。

そうか、明日美の心許なさはこういう狙いがあったのか。

今回だって、DNA鑑定のキット、放置し過ぎだろwとか
盗まれたり、壊されたりしたら、どーすんだ、無防備すぎだろとか
星野美羽まで殺されるんじゃないかとか
もうどいつもこいつもハラハラさせすぎw

そういう綱渡りの戦いの果てに、前々回、有馬と盤台にやられた、同じ手を使っての自白誘導!
うおおー!
ここは録音されてそうだな、と、ちょっと思っていたら
まさかの公開処刑でした。
うおー!倍返しだー!すっきりしたー!

かなりの派手な舞台でやり返しましたよねぇ。
有馬も同じ手でやり返されたとなると、さぞかしハラワタ煮えくりかえってることだろうw

ただ意味深な発言も。
盤台を直接殺したのは有馬じゃなかったんですね。弁護士さんも。
誰のこと?
この、もう一人を炙り出さないと完全決着とはいかなそう。


そして、そうやって一方を報復すれば、一方に負荷が掛かる・・・。
有馬をやっぱり許せないと、西門がついにBORDERを超えるっ!←別ドラマだ
・・・・・でもカッターじゃ殺すつもりなないんだな。

空港内、刃物持ち込み禁止とかだからですか?
でも、どうせなら、有馬本人を傷つけるよりも、妻と娘を傷つけた方が同じ苦しみを与えられただろうに
そうしない所が、西門の最後の良心、ってことなんでしょうか。

「何でそんなに冷静なの!あ、・・・・・ごめん、冷静な訳ないよね」
この明日美のたった一言の台詞が良かったです。


星野美羽は・・・・・ほらね~!も予想通りでしたよ~。
何話か前のレビューでも言いましたが、ああいう接点を持っちゃうと
真実を知った時、絶対、簡単に反省とかしちゃう系なんだって。
勿体ないな~。
彼女にはもっとドロドロした女の執念を並行して見せてほしかった所です。
ああ、ドロドロ系は伊達で充分か?

っていうか、また関わらせちゃうのかよw と思った。
もう第三者を巻き込むのは止めるかと思ってたのに、明日美も懲りてないですね。
方法が他にないとは言え、悠真先生を死なせたことが今回全くのスル―になっている所が
ちょっと脚本として残念でした。

少なくとも、星野美羽が協力を申し出た回想シーンで
一度躊躇う素振りや、巻き込めないと拒絶する台詞など、一言でいいから入れるべきだったのでは。


粗と言えばw
使用薬物を明日美の引き出しに入れたとか何だその中学生みたいな発想はっっwww
有馬教授、もう少しオトナな発想をして欲しかったです・・・。
ここはちょっと脱力。
「もうすぐ君は犯罪者になる」なんて意味深な発言するから
もっと狡猾な罠を用意したのかと期待しちゃったよ。次はどんな非道な手を打つのかと・・・w
動機は充分だ、とか言ってますけど、指紋もない状況証拠だけじゃ警察は動かないんじゃ・・・・w
それに監視カメラの存在はスル―なのかw
それともこれは何かの牽制だったのかw
・・・・とか思いきや、海外トンズラですもんネ。あーあー。(;一_一)


他にもこのドラマは良く良く観るとツッコミ所が満載で、詰めも甘く
子供騙しな世界観で最後まで突っ走られましたが
それを全てスル―させるだけの勢いと迫力があって、そういうのが楽しかったなぁ!
とっても面白かった!
今回の、ようやく一矢報いたシーンなんか、見事なカタルシスを提供してきてましたよー!
よっしゃーっっ!(*≧▽≦)bb

復讐劇なんて昼ドラになりそうな題材なのに
こういうエンターテイメント性を持たせてくるというのも意外だったし
徐々に真相に迫って行く感じがミステリアスで楽しめたし
う~ん、これぞ娯楽~。


ワザとらしい程の音楽がちょっと鼻につくかな。
でも役者さん・・・というか、キャラクター設定が絶妙だった?んですかね?
いい配置図で、小じんまりしそうな舞台が派手に重厚に形作られてました。
一歩間違えば茶番劇になりそうな脚本を、総合力で見事な舞台劇に仕上げてきてたって感じです。

描いているテーマ自体も、復讐を肯定するものかと思いきや
共感させるような主人公を据えてきていることからみても、主軸はそうかもしれないけど
今回のような負の連鎖の重みを見せ付けられると、逆に否定的な感情を抱かせられちゃう辺りが
成程と思わせられました。

思えば前々回の伊達の逆襲も、そういう断片を匂わせていたのでしょうが
この時は、ただ明日美の軽薄な甘さが鼻について
あまりそういうメッセージ性は意識しなかったです。

ここまでこの復讐劇に付き合ってきて良かった!
ラストの大団円!期待してます。
みんなにどんな未来が待っているんですかね!
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2014*05*31(Sat)
アリスの棘 第8話感想
ヘビィだ・・・っ。想像を遥かに超えた展開過ぎて!ええぇえぇぇ~っっ。
重過ぎてちょっと耐えられなくなってきました・・・。
いいよいいよ!復讐劇なんて綺麗事だけで済まないとする方がよっぽど美しい!
こんくらいダークな展開してくれたら本望だわ!

そういう負の連鎖が堪らなく濃厚で、その非生産性を謳っている感じがめちゃめちゃ刺激的でした。
今回だってまさか悠真先生がこんなあっさり死んじゃうとは思わなかったですよ!!
かなりの衝撃です。
もっとアウトサイドから傷つけ合って泣くだけの、平面的な(平和的な?)内輪揉めかと思ってましたよ~。
しかも!
ラスボスだとばかり思っていた盤台教授まで殺されたーっっ!!
うっそだー!!!

これはもう衝撃的すぎてっ。
ええぇえぇぇ~!聞いてないよー!
リークしようとした盤台教授が銀座の夜道を一人歩いているシーンで
背後から近付く不穏な影にまさかまさかと思いつつ
もう空いた口が塞がりませんっ。(そして死体もちょっとコワかった)

そ・・・・・っかぁぁ~・・・・。
ラスボスは有馬教授だったか。
このトラップは見事としか言いようがない。

登場当初から怪しさ満点で、明日美に立ち塞がる敵になりそうではありましたけど
そのポジションは、どう見ても
自らの手は汚さない感じの、全てを知ってて利用している感じの
強いて言うなら、次期教授戦に躍り出ようとしているだけの野心家だとばかり思ってた。
美味しいとこ取りするだけの。
何話か前のレビューでも言いましたけど
故に、明日美に対する、唯一の天敵(善意の審判)なのかと思っていたんですよ。

まさか小山内孝夫を殺した張本人だったとは。
カンッペキに騙された。

盤台教授は表向きに主犯格を演じさせられていたダミーだった訳か。
ってゆーか、盤台教授の「医療ミスを全て庇ってきた」・・・って・・・・?
ええっ?ここまでの立場や名誉も全部、造り物?
病院を背負うベテラン医師って姿すら偽物?

うわあぁあぁぁぁ~。
これまで見せられていたドラマの世界観が全て崩れていく・・・・・。
すっげー。

視聴者的にも、見せられていた虚像の世界全てが崩れていく。
その変化と共に、並行して描かれたのが、主人公明日美自身の崩壊。

急激に変化する状況の悪化と
明日美に与えられた結末の挫折が
これまた絶妙に噛み合ってて、もう最高!良く出来た回だわ~。


まず、前回のあの最悪な状況。
盤台教授を追い詰める筈が
これまたケアレスミスで詰めが甘く、有馬教授との繋がりを見極められずに
逆に復讐の証拠を握られてしまうという失態。

いやはや、萎えた萎えた。
どう見ても有馬を信用するだけの条件は揃っていなかったですよね!?
西門もあんなに必死に止めたのに安易に行動するからこんなことになるんじゃんか、と。
自業自得だよ。

そもそも明日美の立場なら
「この病院に居る人間は誰一人信用できない」と突き放す方が余程納得がいく。
だって父親の死を病院ぐるみで隠蔽されたんだぞ。
何故有馬だけ中立だと思えたのか?

更に、そのあと、伊達の反逆に合う。
これもまたサイアク。
返り討ちにあうリスクを考慮していなかったことも浅はかだし
復讐した相手に、こんな風に恨まれてしまうことを予想すらせず、対策も練っておらず
反逆する隙も与えない程ダメージを与えきれなかった辺りが敗因ですね。
甘い甘い。
そんな子供騙しな復讐劇なら、やめちまえー。

更に!
そんな明日美を庇って悠真先生が刺される。
これ・・・どう見ても、明日美の責任だぞ。
自分の復讐劇で無関係の第三者が傷つくリスクすら、考えていなかったの?
サイテー。

・・・・・・とか思ったのに!
思ったんですよー、先週は!
それを実に綺麗に回収してきやがりましたねっ。(ヘンな日本語・・・)

つまり、明日美はホンボシに無防備にも突っ込んで行ってしまった訳ですね。
有馬こそが、真に復讐すべき相手だったと。
多少、前回の攻防戦は詰めが甘いですけど、これで先手を取られた理由も納得できました~。

更に、ここで明日美サイドとしては手掛かりが一旦途絶えてしまったことになるので
復讐劇が頓挫することになるんですよね。
それで、留まることを知らなかった明日美の歩みを止めるために持って来たシチュにも
この有馬に上手を取られたってことが使える訳で
勿論、それだけじゃ弱いから
畳みかけるように悠真先生が刺されてしまうと。
この二重のショックで、自暴自棄になるほど追い込まれる。
う~ん、うまい~。
捨て身の覚悟でやってきた筈の明日美が立ち止まるんですから、それ相応の理由が必要ですもんね。
このシチュなら物凄く納得でした。

ここで、悠真先生が結果的に死んじゃうことまでは想定外でたまげました。
更に、盤台教授まで殺されるとかは、もうなにそれ~っ!な展開ですよ。
ヘビィな世界だ~。
一気にバックグランドのダークさも感じさせられてゾクゾクです。

明日美が善人顔して行ったことが、結果的に無傷の第三者の命を奪う。
復讐するとは、そういうリスクを伴うということ。
それを今更気付くのか?どんだけお綺麗な復讐劇考えてたの?とか
今更のように落ち込む明日美にちょっと辟易。
しかしだから復讐は否定的でなければならない、という建前を保てた上で
この予定外の不慮の死が
真実を引き摺りだしてくる、という、この悪魔的な運命がもう!

その崖っぷちから
有馬が接触していた患者と
西門が別件で知っていた患者と
有馬とのリンクが運命的に浮き彫りになってきたクダリはもう圧巻!
見事なストーリーでした~。
ぬおおおぅ~って唸らされた~。

しかも、これって、
盤台教授が殺されたことを、傍目にはこれもまた明日美の仕業だと思われるのも
また無理のない状況であって
「次は誰を殺すの?この人殺し」とか言っちゃう星野美羽の存在がまた!
いいっ!
「これで満足か?」と問う盤台教授の捨て台詞もまた複雑な人間関係を匂わせていて
そもそも明日美から見たらこれは小山内孝夫の名誉回復だろうけど
別な角度から見たら別の視野が広がるっていう負の連鎖がね・・・もうたまらんー。
有象無象が右往左往してるーっ。←?

盤台教授からしたら息子の死は因果応報なんでしょうけど
明日美からしたら、父親を奪われたことと同じ事をしたことになる。
同族に堕ちたのに、恨む筋合いないだろって思う訳で
これで憎むことも出来なくしたんじゃないか、自分で。
そんなことが、本当に正しいのか?
(ちょろっとだけ出た盤台の妻が気の毒で仕方がない)

事態がみんな最悪な方向へ向かう感じがもう最高!
繊細な粒がね、こう・・・繋がっていく瞬間っていうんですかね?
主体的な形ではなく受動的な形で入り込んで来た逆転のカードもそうですし
本人が意図しない所で勝手に動いていく周りの環境ってのがすっごく面白くて
そういう不可抗力な人間社会の動きを丁寧に描いているな~って思いました。
すっげーよ~ドロドロで~。

そして、そんな傷痕を抉るように切り裂いた過去の罪が
ようやく真実の形を見せ始めて、明日美、復活。
ここも無理がなくて良かった~。
あの少年がこういうキーマンになるとも思ってなかったし!


そもそも明日美に、何故かもうそれほど同情出来ないんですよね。
父親が殺されたからって、誰かの人生を壊していいのか?という部分に
最終的には明確な説得力がないので。

だから主役なのに悪役にも見える。
明日美が余計なことして、他人の人生を狂わせているだけに見える。
考えてみれば、ストレートに明日美の行為を肯定させるような物語にしたら
復讐を認める話しになっちゃって
それは倫理的にどうなのって疑問も湧いちゃうでしょうし。

その微妙~~な立ち位置を、上野樹里が実に繊細に表情で演じているな~と思います。
声の細さとかも含めてナイスキャスティング。

このドラマは所々詰めが甘くて、時々萎えるのですが
今回はそれを払拭させるだけの真実が用意されてて、おったまげました。
めちゃめちゃ楽しかったです。
前回の萎える展開なんて、カバーしてお釣りが来たよ~。
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2014*05*30(Fri)
BORDER 第8話「決断」感想
地味に立花に悶えた回でした(違)・・・じゃなくて!

何話か前で言っていた「死者が表れない時もあります」という一方通行でランダムな関係が
実に面白い形で組み込まれてきたな~って感じでした。
話の都合上、出て来ない方が盛り上がる、とか、製作側の言い訳に使えそうだなとか思っていたのに
物語にダイレクトに利用してくると、これがまた面白い!
その上、このドラマの最大の伏線!だと思っていた!誰が石川を撃ったのか。
それがついに明かされるとあって、緊迫感にも力が入っていて
追い詰めていくクダリは(もうちょっとスリルがあっても良かったとは思うけど)興奮しました~!
どうも息詰めて観てたようで、連行されるシーンでふ~っと力が抜けました。


でもなぁ・・・!なんだあの、最後の長ったらしい自白~っっ!!

アイディア的には面白くとも、どうも今回のお話はもうちょっと練られたような気がしてならない。
やっぱりこのドラマって、脚本で保っているんだな~と改めて認識。
今回はその脚本の粗が目立っていて
それを小栗さんやら役者の勢いと、撮影やらカメラさんの手腕で乗り切った、という印象。
ん?監督さんを褒めるべき?

前回までのあの盛り上がりと熱は何だったのか・・・。

全体的にも伏線がバラバラで
BORDER脚本は何処にも無駄が無く、細部まで神経が行き渡っていて
一つの台詞さえ疎かにしていない所が魅力だったのに
それが半減です。勿体ない。

例えば
結局遺族への遺体引き渡しを1週間延ばした理由はなんだったのか?とか
撃つつもりがなかったのなら何であんな辺鄙な場所を用意させたのか?とか
(つまり場合に因っては撃つ覚悟があったのか)
石川くんが通行人に姿を見られたのは単なるタイミングの悪さを伝えるためだけかい!っとか
最後まで釈然としない部分が残りました。

石川くんの弾丸も
『これだけが唯一の証拠』という特異性を、それほど生かしきれなかったな~という印象です。
自分が、犯人を誘い出す口実に使っただけか。
もっと、こちら側の主体性の話ではなく
命を狙われるとか、もう少し受け身の、何かの起爆剤になるかと期待してたのに。


物語的には普通の刑事ドラマと何ら変わりない題材を扱っているのはいつものこと。
流れやオチも特に目新しいものが無いのも通常運転。
そういう部分は別に構わないんですよ。うん。

でも、折角の、この物語の根幹を成す謎の解明回だった筈なのですから
もうちょ~~~っっと何らかの捻りが欲しかったです。
――――ってことは、もしや、この伏線回収はドラマとしては次への序幕にしかすぎないってこと?

いやまあ、それならそれでもいい。
だがしかしっ!
問題は、死者と話せるというドラマ屈指の特徴が
最後の最後で、犯人を教えてくれるっていう点のみっていうのはどーゆーことーっっ?!!!
これじゃあ、ホントに唯の刑事ドラマだっての!


でもココ盛り上がった・・・。
スゲー燃えてしまった・・・。

「このタイミングで現れるのかよ・・・・」
「俺を撃ったのは誰だ・・・」←中央に向かって、俺を、と言った所がニヤリ。
「俺とお前を撃ったのは・・・・」

ここで明確な真実が石川くんにだけ分かるっていうのが、このドラマの味ですよね~。
誰にも声は聞こえてなくて、先に石川くんだけその名前を噛みしめて
落ち付いて考えれば、何故ここで鴨川だけにターゲットが絞れたか、分からない筈な所がイイです~。
賭けただけのように見えて、実は確信を持っていた~ってのが。
クラクラしました。
能力も、振り回されている感、能力を使いこなせていない感じが、もどかしくて
万能でない所が新鮮でした。
また新たな可能性を見た気がします。ドラマ的に。

しかしそこからの自供が長すぎだわ。
聞いてもいないことをペラペラと・・・。双方に隙もアリまくりでしたし萎えるってのw
もっとポジションとか構図とか練れなかったのだろーかw
どうせなら、ここで、当事者しか知り得ない情報を隣で幽霊が助言して
それを切欠に石川くんが鴨川の自供を引き出す・・・・とかしてくれたらニヤリとしたのに!

あ~、録音させてたから難しいか?
でもそれを微妙な台詞加減でなんとかクリアして欲しかったなぁ。

ただ、犯人像は良かった。
「お前も遅かれ早かれ正義の階段を踏み外すんだ」
そうか。ある意味また彼も、BORDERを超えてしまったという状況を造り出すために
犯人は警察内部の者にした訳ですね。
納得。

実行犯は別にいるとか、いっそ例の麻薬密売組織の尻尾切りだった、というオチでも
充分整合性は保てた気はしますが
市倉班長とのグレーゾーンを匂わせ、班としての石川くんを取り巻く環境の健全さをアピールし
それを以って
「お前、本当に撃つんじゃないかとかなりビビったぞ」
「・・・・引き金を引く寸前だった・・・」
「・・・・」
「どうして堪えられたのか自分でも分からないよ」
・・・・っていう、ラストに繋がると思えば
実に綺麗に纏めて来たなと言う感じです。

ある意味ちょっと綺麗にし過ぎな気も。
BORDERはちょっとモヤモヤするエンディングでも似合いますからね~。(*≧m≦*)
そういうビターなテイストでも良かったです。

それでも、「俺は絶対に正義の階段を踏み外さないぞ」っていうラスト!イイ感じ~!
かっけー!ヘ(゚∀゚*)ノ


ここも含め、前回までの流れが視聴者にもフムフムと思わせるだけの説得力があるから
台詞も内容も、全体的に重たい。

例えば前回の、みんなで石川くんを止めた流れがあるからこそ
「俺は絶対に正義の階段を踏み外さない」って台詞も
軽い正義感なだけではないことが充分勘繰れますし
「何で堪えられたのか分からない」・・・と本人は言っても
そうさせただけの環境にあるということを、言葉じゃなく、流れとして視聴者に既に伝えきってあるから
視聴者的には不思議はない、というとこが好感触です。
そういう所が、いちいち好みなんですよ~。

他にも、中盤で
「これまでで一番辛かったことは何ですか」
「昔も今も変わってないよ・・・事件を解決出来ないことが一番辛いな・・・お前もそうだろ」
っていう市倉班長が言った台詞も
前回の取り逃がした傷痕があるからこそ重たく聞こえました。

そういう総合的な流れが凄く良く考えられていて、つくづく私の琴線に触れる~っっ。o(≧y≦*)o
シリーズ構成っていうのかな?
上手いっ。



でもそこへ辿りつくまでの道筋が雑すぎるがな!
当時のメンバーを教えろと情報屋に詰め寄った時
「時間を掛けて知った方が良いこともある」と言っていたので
この瞬間、石川くんの身近にいる人物が関係者なのだろうという察しは誰にでも突く。
その直後のカットが市倉班長の自宅と来たら
その作為的な誘導に気付かない訳ないだろう。

でもここで、これまでの流れを考えたら、市倉班長こそが主犯とするオチの方が
余程面白いし、意表を突かれる訳で
だったら、この程度のミスリードはちっとも面白くないぞ。

あの最後の幽霊さんが犯人を教えてくれる瞬間まで
市倉班長もグレーに見せたかったんでしょうけど
そして、私も、多少はそう思っちゃいましたけど
結局、犯人じゃないなら、当然でしょ、という理解しか視聴者には湧いてこないし
別に緊張感もカタルシスも浮かばない。
むしろ、市倉班長を少しでも疑ったのなら、そんな自分(視聴者)の浅さを諌めるくらいしか
感情は揺り動かされない。(疑ってごめん~ってレベルの)

これ・・・。
もしや?と思わせるターゲットのチョイスを間違えた気がする・・・。

もっと言っちゃうと
これで市倉班長を真犯人だとした方が
「俺は一時の誘惑に負けた。だから、お前にはこっち側に落ちて欲しくなかったんだ・・・」
とか告白してくれたら
前回の「光と影」の説得の重みも増したというもの。


まあ、少なくとも、このグレーな感じを引っ張るためには
もう少し前から伏線を引くなりして、下積みをしておくべきだった気がします。
こんな急に残りのメンバーが彼ら二人だと明かされても唐突感しかない。
・・・あれ?この唐突感が衝撃展開を狙ってたのか?

え~~~~????
その上、今話で逮捕まで行っちゃうなら妙なチープ感しか残らない・・・。
何が悪かったんだろう?
上手く言えないですけど、ちょっと勿体ない~~~。


ただ、こういう根幹がいよいよ判明!っていう展開の場合
これを最終回に持ってきたり、2時間SPとかにして下手に引き延ばしたりするから
そういう意味ではスパッと潔く決着付けてくれて清々しいです。
そこはとても好感が持てました。

全体的な映像もアダルティで雰囲気良かったです。
警察内部のシーンでは異様な程の強めの夕陽とか
情報屋シーンの卓上の白色ライト。色がないってのがまたね~。
石川くんが警察に居る時は比較的ウォームカラー使っていて
情報屋等、ダークサイドは色がない、という使い分けが面白い。

残りメンバーを尾行して、気付かれて、胸倉掴み合って押し問答するクダリも迫力ありました~。
こういう逮捕術の石川くんの身のこなしの鋭さがとても良く撮れていると思う。毎回。

その直後の、射殺!
うわー!殺されたー!おわー!Σヾ(;☆Д☆)ノ
ここはちょっとビビった。

そして、石川くんにより、用意された建物へ誘導された市倉班長と鴨川が
明かりがパッと点いた時、向かい合っていたシーンも
言葉がないのもユニークでした。
表情だけで、お互い、何で?と思わせられているのが伝わって
ハメられたという状況も説明出来ちゃってた。

そしてラスト!
もう弾丸の価値は無くなった、と指摘した上での
そこで視界に立つ幽霊さん。
ここでーっ!??うわーっっ!!意味深っっ。
じぃっと見つめ返し、台詞もない所がまた最高。

こういうBORDERスタッフのセンスといいますか、スキルがもうホント大好き過ぎるんですよ~っっ!!
テンポも良くて、メリハリもあって、とても楽しかったので
だから、内容がちょっと小じんまりとしすぎた分だけ、勿体ないと思ってしまうのかも。
ここが肝だった筈なのに、というのも大きいのか。

ただ、サブタイを見ますと、
脚本家さんとしては、あの時何が起こったのかはさして重要ではなく
石川くんが「決断」する理由付け、というニュアンスに重きを置いていた風味ですね。

そう考えると、次回こそ、何か仕掛けがあるのかも?

そして、その流れを踏まえさせての、最終回!
うわー!どんな締めを持ってくる気なのか!?
今から異常に楽しみです~!
(※石川くんの弾丸は抜かれないと踏んでいたのですが、取れちゃうのかー)



――――・・・・・っていう、真面目な感想を隠れ蓑に、今回終始ツボっていたのが
立花~~っっ!!!!た~ち~ば~な~~~!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
おまえ~~~っっ。いいやつだな~~~~っっ。

もう彼の存在にくおうぅ~って感じですよ!!彼のスルメのような味わいがたまらんですよ!

「撃たれた時の夢か」
「・・・・・何で分かった」
「俺の目が節穴だとでも思ってんのか」
「・・・思ってた」

「頭の中に弾が入っている内はその夢から逃れられないんじゃないのか」
「・・・・・」
「多分、お前が思っているより人生は長いぞ。弾を取りだすなら早い方が良いんじゃないのか」
「・・・・」
「・・・・なんだよ?」
「おまえ・・・・いいやつだな」
「今頃気付いたのかよ」
「ああ・・・たった今」

このっ・・・この~・・・っっ!!石川くんに邪険に扱われている感じがっっ。
石川くんのマスコットポジかっ。立花!

しかもこの夫婦漫才、思えば本気で言っている立花を見て
「なんだよ・・・・」
「俺を信用できるか・・・」
ここに繋がったのか?そう考えると燃える燃えるっ。


霊が表れて。
「トイレに寄るから先に行っててくれ」
「あ、俺も行く」←一緒に行っちゃうw

録音するために裏で耐えに耐えていたのであろう、立花くんw
「・・・おい!」
「くっそ!俺も一発殴ってやる!」
「もう充分だ!充分だ!!」←当事者なのに今回は止める役ばっかな石川くんw

立花と石川の間にある絆を見せられた回でした。
仲良いんだなwおまえらwww
これ、もう立花には真実打ち明けちゃってもいいんじゃないだろーか。
そんでもって
「おい、まだ表れないのかよっ」
「そう都合良く現れる訳ないだろばか」
「なんだよ使えねぇなっ」
とかとかとかっ/////

そんな押し問答まで妄想しちゃいました。すいません。
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