Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
05≪ 2017| 12345678910111213141516171819202122232425262728293006/ ≫07
2016*04*09(Sat)
ONE PIECE81巻〝ネコマムシの旦那に会いに行こう〟感想
うはー!サンジくんの血統がエクセレントすぎて話がデカくなってたよー!
彼の身に何が起こったのかが衝撃すぎて待ちわびていた81巻!
なんだか女子が二次妄想してそうな展開である。

おだっちはサンジくんがノース出身だということを決めた時からこの展開も考えていて
ルフィ―がカイドウと具体的に向き合うこのタイミングを見て、ぶつけてきたってことなのだろうか。
仲間の一人が実は高貴な出身でした~なんて、薄っすらと読者に仄めかした上でバラす展開でないと
どうにもこじつけに見えてしまう。

いっそ二次妄想で五万と見かける有りがちネタじゃないか。
しかも政略結婚て。

ワンピの世界でそういう家柄的繋がりは余り重要視されてこなかったから
余計に新鮮でもあり突飛でもあった。
確かに血族として、Dの血だとか天竜人だとか、その辺の色濃さはありましたけど
絆を持つという意味でそういう印象は薄かったなぁ。私だけか。

ただ、囚われの姫を救いだすために迎えに行くだなんて、それどんな展開(爆笑)
ちょっと個人的には悶えた・・・・!(バタリ)


その新たな風雲巻き起こる運命に、久々にみんなで会話していくクダリがもうサイコー!
ルフィの「じゃあ俺も連れてけ!」だのゾロと会話するとことか~v

「聞いたか?今の」
「聞こえた」
「サンジのこと心配なんだろー」
「ケるぞてめぇ」

ゾロが実は裏で話を盗み聞きしてたとか、いいなぁ。

え、これ、誰が潜入することになるんだろう。ホントにルフィだけ?
超絶楽しみになってきた。
あれか、ルフィとゾロってどうだろう。
合流した時の会話とか、楽しみすぎる。


そんなサンジくん。
一人で決めて一人で乗り込んでいってしまいました。過去へケジメを付けに行く模様。
男だぜ・・・!

怪銃ヴィトに耳打ちされた内容って何だったんだろう。
この時の顔の描き方にめっちゃ痺れた・・・!二段構えでトーン使って陰影付けて・・・。くっそ、燃える。

その流れと、「俺は仲間に隠し事をしていたつもりはない」と言った台詞から空想できるのは
ちゃんと一度はおとしまえ付けた筈の過去なんだろうなぁ。
向こうもそれは納得していたか、或いは客観的に納得せざるを得ない状況下であったか。

いずれにしても、ここで言う所の決着って
あの船の事故以前の話なんですよね?まだ子供時代じゃん。あれ?違う?
だったら、ケジメもくそもない気はする。


「準備はいいか?幸運を祈る!」との耳打ちを合図に、仲間を逃がして
サンジくんが反撃するシーンは一番燃えた・・・!
やべ・・!こういうの好きなんだよ・・・っ。
「俺のことも殺せねぇよな!」って相手のカードを逆手に取る感じ!

台詞の流れもスムーズで、悶えまくった。

手配書が生死問わずではなく生け捕りとなっていたことも、少し理由が判明しましたが
一方で、海軍が発行する手配書に影響を与えられる存在って・・・。(;一_一)
なんだかまたスモーカーさん辺りが火を噴きそうな予感がする。



そんなサンジくんに釘付け(間違いではない)流れで進むゾウ編。
いよいよ開幕しました~!

今巻は、舞台説明って感じでしたね。色々情報が盛りだくさん。
島民の身体能力の高さとか、信頼性などの初期条件は、割と面白くなりそうな印象を受けました。
喋り方のウザさよりも、容姿が違和感。
まあ、慣れていくとは思うけど。
DR編が長すぎたために余計楽しく見えるのかも。


表紙のサンジくんにやられましたー!/////
かぁっけぇぇー!!!
表紙でおおぅ!って思ったのは久しぶりですよ!サンジくん、男前だよ!

中身も、離れ離れになっていた間の10日間に何があったのかを回想で流していく粗筋ですが
そのサンジくんも男前すぎて・・・!
くはーっ!イイ男すぎて潤いが満ちる・・・!好きだー!(どさくさ)

なんだろ、仕草が一々イケメンになんだが!


各話の扉絵が、手配書を見たそれぞれの故郷やかつての友人らの反応。
これもオイシ~~~。
ワンピはこういう隅々まで楽しませてくれるから好きだよ・・・/////
一番ウケたのはアラバスタ編でした。「お前とうとう・・・!」って。
アラバスタ編は私的お気に入り章でもあるだけに、アイスバーグさんのリアクションとかオモロイ。


絵的なことでついでに言いますと
恒例のパンダマン探しは、簡単になったと思いきや、二体いるー!二体いるー!
え、二体であってますか。
分身を覚えられると、中々探しだすのが難儀である。

また本編も、相変わらず細かく書き込まれていて
紙面が黒々としているのは楽しかったです。こういう流れの回だと。
ごちゃごちゃしているのと紙一重なのは、確かにどうなんだろう。
多くの方が指摘されていることですが、こういう説明巻では色々読みこめて楽しいです。
スピード感は落ちますよねぇ・・・。一コマの迫力が落ちるというか。

そこはやっぱり気になりましたけど、贅沢な要望ですよね。
真っ白な単行本買うと、ふざけんなって思っちゃうし。←少女漫画に多い


あと、なんかナミがめっちゃ可愛く見えるんですが!
実は再開後のナミちゃんは私の美的感性からズレちゃって、髪長いのもケバい感じで嫌だったんですが
今回は可愛い!
あ、このくらいのうねうねが脇にあると可愛いなぁ。
ナミちゃんは、もっとオレンジの太陽カラーが似合う元気少女の方がいいです。(私が)
ショートの頃の可愛さったらなかった。


それから、ベポが出たよ、ベポ!vvv
ローと再会するシーンに意味なくニヤけたよ!
そしてローかルフィに「ウチのクルー総勢20人だ!」
「おう!」
・・・で終わっちゃう自己紹介は実は吹いた・・・・。ローのこういうとこが好きだ。ベポも好きだな私・・・。
「終わり!?」って私も言いたいw 



内容はそんなミンク族の解説を交えた、国が滅びる一部始終なんですが
ぶっちゃけ、ラストのオチにどうリアクションすれば良いのか分からん・・・!

国が滅びても絆を護った熱き信頼は、確かに壮絶な印象を抱かせるが
一方で、あの、相手は雷ゾウを出せとの一点張りの問答無用で殺していく、理不尽と言うよりは
野獣的な相手だった。
つまり、無秩序な構図だった訳で。

相手が無慈悲な程に、映えるというネタではなかったですよね。

こういうのって、相手にも何らかの意思があってこそ、ぶつかりあって、それでも手折れないって流れに
覚悟の強さを感じる訳で
端からただポンポン大量殺戮してく流れで
しかも無い物を出せと無理難題を吹っ掛けられて
読者としてはその横暴行為に無念さや非道さを募らせ、その死に無力感を抱いていたので
実はラストに、こちらも嘘吐いてました~とかバラされても、え?って感じで
大きく透かされた気分である。

なんか違う・・・。
あれですよ、塩は確かに素晴らしい調味料だけど、ケーキに入れても不味いよねって話に近くないか?

あれ?

・・・ミンク族の忠誠や頑固さはとても伝わったので
凄く、ふわぁぁ/////って思ったんですけど(だったらいいじゃないか・・・うん、そうなんだけど)
でもなんか、前半の(10日前の)あの無慈悲な殺戮と死と、どうすることも出来ない無念さと
合流したナミやサンジくんの手助けらと、このオチが合っていないような気がしないか・・・?

つまり善意の被害者じゃないわけですよね。
どんなに理不尽な要求を付きつけられようとも、それを選んだのは彼らなんだから
自業自得である部分が否めない。

無残に散って行った村民らの心中如何に。
意地を護れたなら本望ということを描きたいなら、無理難題を突き付けられたという設定で苦しみを描いた前半が
なんかチグハグに感じるのだが。私だけか。

ってか、そんな意地の戦いだったなら
序盤で、無い物を出せと強請らせた乱暴な強要さも半減するし
それを突っぱねた彼らは自業自得で、サンジくんらはむしろ手助けしてはいけなかった気もする。

それで、良く頑張った的に涙流されても、その涙にどんな感傷を抱けと。
え、感動するとこか?
心理変化が付いていけなかった感は残る。
スポンサーサイト
[ one piece ] CM0. TB0 . TOP ▲
2016*01*26(Tue)
ONEPIECE第80巻〝開幕宣言〟感想
(私の)サンジくんに何してくれてんだーッ!
最後の最後の一コマに全てを持っていかれ長かったドレスロ-ザ編の終幕の感想などあっという間に吹き飛んだ。
とんでもないオチである。

サンジ大好きファンとしては、今巻よりも次巻の方がよっぽど楽しみな第80巻です。
世界の動向なんかよりもずっと重大事件だ!!


DR編、やっと終わりましたね~。
節々に散りばめられた小石を整理するかのような最後の章は
みんながルフィら一行をこの島から脱出させるための章。
そのオチをみれば、全体的には悪くはなかったとは思うんですけど
ちょっと個人的にはいつもより幼稚な茶番を見せられた部分が多かったです。
何分、一番求心力を持っていたドフラミンゴがそれほど圧巻でなかったことが、やっぱり一番惜しいです。
なんか小物臭チラついてて。

そのせいで、こうやってみんなで、それこそ町中が参加してルフィを海軍から護ろうとしていても
その意味が弱いというか。
何より、この戦いで、俗に言う傘下にみんなが入るという筋書きが
ほんっと弱っ。

そんなに魅力的なキャラたちでしたっけ~?

海賊にはなれなくても、今まで戦った全ての者たちはみなルフィを護ろうとしてきたし
海賊じゃないからこそ、その直向きな想いが切なくもあり、浸みてもあり。
なのに、こーんなあからさまに子分杯の話になっちゃって
そこはちょっと拍子抜けでした。

彼らだけがわざわざ忠誠を誓う理由が見えないんですよ。
戦いの中で何かそういう深部に触れるような発言ありました?

そんなんだったら、それこそ、フランキーの時のウォーターセブンなんか
モロ、仲間になりそうな勢いだったのに。(あれはカッコ良かった~)

堅気なのに、道踏み外していいんか!?って面子も入ってるし。
しかも、彼らがこの先活躍するような言い方されてるし。


なんだか、これまで描かれた、心の絆を否定されたような気分でもありました。
折角美しい物語を紡いできたのに、勿体ないことをする。


でも、長い航海をしていたら、こういう惚れ方をされても可笑しくないですし
みんなそんな風に惚れてきてきたんだろうし
違う形でそれを示したんなら、これはこれで良いか。
それを断ったルフィの台詞が良かった。
これを言わせるための御膳立てだったかも。

「俺は偉くなりたいわけじゃねぇ!」


他の海賊と違い、富や名声を欲しているわけではないことが、普段の様子からも察せるし
そういうルフィの海賊観は独特の哲学があって共感しやすい。
自由と言う言葉で強調されていましたが
子分側から見れば、縛られることもなく、それは責任回避でもあり、気楽ではあるが
信頼だけで広がっていく感じが、すごく良く伝わりました。

それが如実に表れる、イッショウさんとの一騎打ち。
いつかは当たらねばならぬ相手・・・!

「俺は目の見えねェお前を無言でぶっ飛ばすなんて出来ねェ!」

でもこの戦い方はどうなの・・・。
正々堂々と締めるのが、根っからの海賊なんじゃないのか。
この〝情け〟、なんだか無礼というか失礼なような気がして、ムズムズした。

更に、ここにベラミーがいるから、余計にそう思わせられます。
っていうか、そういう戦いを見せる所にベラミーもいるという、この状況がそう考えさせられる訳で
その漫画プロットが恐ろしいんだってば、オダッチ・・!すげえー。


イッショウさんの盲目になった理由も不透明なままだな~。
彼にはいつか、もう少し補足が入るのでしょうか。

ローの決着劇でもあったDR編。
ここは・・・・どうなんだろう・・・・。うぅ~。(ノД`)・゜・。
ケジメを彼なりに着けて、心の決着も付けられたって解釈か。
コラさんは戻ってはこないし、ロー自身の身体の事など、不安定なまま新たなものも無し。
仇打ちって虚しいなぁと。

そこに更に浸み入るように、思い出を語る相手が一人・・・・。

過ぎ去った過去は手厳しいですね。
変なドタバタギャグや、レベッカの親子対面なんかよりも
むしろ、こっちをしんみりとページ割いて欲しかった。

大人の別れがそこにあったよ・・・!


島の脱出劇は、いつものようにドタバタ。
それは賑やかで良いですけど、今回はメンバーが全員揃っていないこともあり
なーんか物足りなさが出る。
その物足りなさが、迫力も下げていて、ドタバタ感がマンネリしているような気さえしてしまった。

もう少しここも何か別の方法が欲しくなってきた感じ。


さて、ドレスローザが終わったということで、物語はいよいよ次の章へ。
長かったよ・・・!

ドフラミンゴが消えたことで、王座の椅子が一つ開いた。
いよいよ覇権争いの幕が開いたと、いう流れですが。

ここはまだ引き延ばされるんだろうな~。
こういう煽りは、もう少し面子が動き出してから、やってほしい。
上げ連ねた猛者の名前、どれもが滅多に紙面に出て来ない奴らばかりじゃんーか。
ちっとも臨場感がない。

革命軍のこともチラッと出ましたけど、まだ全然動き出す模様なし。
というか、状況すら良く分からないような描き方をしている。

その流れで、なんとバギー船長vvv

うひょー!久しぶりだーv 相変わらずバカっぽい。
表紙にもバギーがいるから、買う時、何事かと思いました。
バギーまた出てきてくれそうで嬉しい。
バギーとシャンクスの漫才、好きなんですよね~。また見たい。



手配書。
ゴッド・ウソップにすげぇ大爆笑した。
彼はこうやって、何気に一角を成していくんだな。いるいる、そうゆう人。

ローまでゴッド呼びw
写真もヤベーw すげえ写真w
いやぁ、ウソップには毎回笑わせてもらってます。

むしろ、チョッパーの扱いが未だに低いことが、意味深だと思っている。
これは有利な条件に使えそう。

サンジくんの手書きが写真へ変更。
「つまらねェ!」
同感だ!
しかも生け捕りのみ。
まさかそれが、こんなオチに繋がってくるとは思いもよらず。
ラストの消息不明っぽい、終わり方に、目が真っ白になった・・・・(爆)

慌ててググったが、とりあえず、戦線離脱した模様。
ええぇえぇぇぇ~・・・・・ってことは、当分単独行動?ええぇえぇぇぇぇぇ~・・・・。

サミシイ・・・・。



次の島。ゾウ。
って、ホントに象かよ!ここは割と真剣に突っ込んだわ!!

ここで、「死体がある」なんて嫌味な言い方するから、サンジくんの消息が不安にさせられるんですよね。
全てはコイツのせいじゃねーか。くそぅ。
ナミやチョッパーと再会。
いきなりルフィに抱きつくナミちゃんv そう来るか。

ローがそれほどお喋りな人じゃないのは分かっているんですが
更に無口になっちゃって、だから麦わら一団に溶け込んでいる風味が、なんていうかちょっと・・・//////

ベポまでハイテンションで再登場で、ちょっと嬉しい。
ゾウ編、楽しくなりそう。



恒例のパンダマン探し。
今回は楽勝・・・・と思ったら、全部で三カ所?あってる?
小さくて分散してるぜ・・・。
[ one piece ] CM0. TB0 . TOP ▲
2015*10*19(Mon)
ONEPIECE 第79巻〝LUCY!!〟感想
サボに燃えたー!サボに脳天貫かれたよ!!何このイケメンー!!
ぶっちゃけこのままルフィを浚って行ってくれとマジ思ったよ!!(何)

ひっさびさのサンジくんも拝めて、ある意味盛りだくさんなサービス巻。
何そのグラサン―vvvv

ブラックジージャンっぽいジャケット、似合うー。
水玉のシャツも良いし、サンジくんってほんとにこーゆー柄悪い系似合うわ~~~。



ドレスローザ決着編。
ちょー長かった(ホントにな)ドレスローザ編が終局に向かいました。やっとですが、その終幕は圧巻でした。
ルフィのギア4、風船形態とDR編序盤のコロシアムのネタがリンクして
街中に知らされた、ゴングの音。

風船から復活するカウントダウンを始め
結局それほど手こずることなくバトルに決着が付くんですけど
ルフィの宣言通り、本当に一撃で沈めてみせたのですけど
そこへの盛り上げ方がゾクゾクしましたv

ええ、ぶっちゃけ、ルフィの戦いよりも。

だぁ~~ってさぁ、ここまで引っ張っておきながらドフラミンゴさん、これでダウン???
ええぇぇぇぇ????
ちょっと呆気なくないですか?
今までのラスボスみたいな、しぶといー!って感覚がまるでなかったよ・・・w

ってゆーか、ドフラミンゴさんは、すんげー引っ張ってきたキャラだったから、余計期待値が大きかった。
どんな戦いをするのかと思いきや、これでお終い??
そこはちょっとガックシ。
鳥籠しか記憶に残らんよ・・・w


あと、脇役の雑魚っぷりもちょっと減点ポイント。
カゴをみんなで押し返すだけって・・・。もっと何かアイディアなかったんだろうか。
ちょっと、一般市民たちの行為としては受け入れられますけど
ゾロとか、他メンバーは別な事してほしかったです。

あと、前巻からちょっとレベッカが足手纏いすぎて、うざい。
身の程弁えて大人しくしてれば良いのに。
それでも飛び出しちゃうっていうだけの、人格説明を割いたストーリー構成にはしていないから
ちょっと浮いてました。

思えば、コロシアムネタで、ラストを導いたのはニヤリとさせられましたけど
こういう繋がりかー!と。

でも、それ以外だと、やはり、その他のキャラが何の意味も無くなって繋がっていないのが残念。
あれだけページ数どころか巻数も割いて描いてきた序盤プロローグは何だったのか。
だったらもっとコンパクトにまとめてくれたら、勢いも削がれなかっただろうに。



むしろ、このバトルは、その後の派生的な現象が齎す政治的な意味が、ものすごかったです。
ワンピの世界観全般に言えることですが
一つの事件が起こった後、それがそこだけに留まらず
思わぬ効果を生んで、水面に石を投げたかのように放射状に広がっていく表現が
ものすごっく上手いですよね~。

そういう所、大好きです。
バトルの描き方を楽しみにしている読者には、こんな決着詰まらんかったかもしれないけど。


まず、今までと違って国が消えることで訪れる悪夢の歴史からの脱却。

「鳥カゴが消えていく・・・!消えていくのは鳥カゴか、ドフラミンゴの支配か・・・!」

カゴが狭まったことで街中破壊されていて。
でもその荒野を見て

「カゴの外に広がる風景は、切り刻まれた街か、はたまた、もはや操られることのない自由の大地か!」

そしてラストナレーション

「崩壊する国が必ずしも不幸とは限らない。人々はガレキの中で泣いた」

ぬをををー!
前巻で鳥かごの齎す効果の意味に気付いて、おおぅと思ったものですが
それを引き継ぐ、こんな結末を持ってくるとは!
そのための鳥カゴアイテムだったのね、という感じです。またまた納得。

視覚的に説明をさせてしまう漫画ならでは動かし方。
そして、その意味が、閉鎖的であるという鳥かごの側面を、そのまま引用して
世界政府の隠匿暴露へも繋げていく。



政治的側面で面白かったのは、海軍本部、藤虎の土下座!!!
この人、このためにここに居たのかー!

アラバスタ編で海賊に救われた過去を揉み消した持ちだして
真実を映像で全世界へ伝えた土下座パフォーマンス!!
半沢とは逆だよ!
土下座がヒーローになってるよ!

何が悪い事で、何が正義なのか。
伝えることが夢を与える漫画となる訳ですが
こうも簡単に幹部が頭下げたら、メンツは丸潰れである。
海軍の誇示する力の失脚さえ招きかねない。

海軍は、そのブランドを護る責務もあるわけですよ。

「おどれの身勝手で正義の面目丸潰れじゃろうが!!!」
「不備を認めたくらいで地に落ちる信頼など元々ねぇも同じだ!!!」

この痴話喧嘩?には笑った。

でもこれで面目を潰したルフィのクビを取る正式な名目が立ってしまいましたね。
いや、元々色々罪状はあったけどさ。

アラバスタの時はこの紙切れ一枚程度のメンツのために、ルフィたちの活躍は歴史の裏に葬られた。
今度はそれが世界へと発信された。
なんだか、真実を知るって良いことなのか悪いことなのか。



更に。
その後のリク王復活への後押しする国民に
リク家の思想はドフラミンゴの野望に簡単に乗っ取られた机上の空論だと首を横に振る王に

「戦わない王として戦争を拒んで欲しい!それで国が滅びた時は我々もそれでいい!」

私個人の主観はともかく
安保法案が可決された今、ワンピの対象読者は、これをどんな気持ちで読んでいるんだろう・・・。
また、おだっちは、これをこの時期に当ててくることは分かっている筈で
どんなことを考えてこの顛末にしたんだろう・・・・。

少なくとも、ワンピの中では説得力はあって、グッとなりました。
こういう副作用的な世界情勢が変わりつつあるのが垣間見える流れが、面白かったです。



だがしかーし!!

ドフラミンゴの撃沈におおぅ~とは思ったものの、今巻の目玉はそこじゃないっっ。(断言)
決着がつこうと、ルフィが時の人になろうと
全てはサボに全意識持ってかれました~。

サボー!

何このちょーイケメン!!
あまりのカッコイイ成長に、うはうはですよ!
初登場時にはこんな良い男になるとは思ってもいなかったよ!

ルフィとの兄弟ポジションもたまらないっっ。
サボがラストにエースと同じ台詞を吐いて去っていった時には、くはーっ//////

「ルフィにゃ手を焼くだろうが、よろしく頼むよ」

くはーっっ///////


何故サボが頂上決戦の時に姿が表れなかったのか。
そもそも、何故この何十年もルフィの前に表れなかったのか。

その回想シーンも入ってて、これが激やば!!

例の事故?で記憶を失っていたんですね。
そうして、エースの死を乗せた記事を見て、前記憶が甦った・・・・!

うっわ・・・・、最悪だ。
全ては終わった後だったのか。

「死んだのは、どこかの知らねぇ海賊じゃない。取り除かれるべき危険因子じゃない、エースは俺の兄弟だ!!」

この時のサボの気持ちを思うと、どうにも遣り切れないものだけが胸に残るのですが
その直後、サボはルフィを探しに出て、そうして、あのコロシアムでの再会へと・・・!

「ありがとな!ルフィ!生きててくれて嬉しい!」
「でもサボ!俺は!!目の前でエースを殺されて」
「ああ!エースは死んだけど、お前だけでもよく生き延びてくれた」
「!!」
「メラメラの実は、おれが喰っていいか?」

~~~っっ!!!!!////////

この言い方が・・っっ。

脆いところの残る弟を思いやる兄貴の大人の優しさが滲み出てて
だけど、許可を取る優しさが加算されて
許可を取りつつ、拒否権は認めないぞっていう庇護的なポジ。
あ~も~いっそルフィごと抱きしめてあげてっっ。(何)


エースが死んだ時のルフィの壊れようとか、ここで勝手にちょっと脳内再生されて
だけど、サボが後から知ったと言う無念さを思うと
なんていうか、それでもこの二人、再会出来て良かったねぇ、ああもう、良かったねぇ、と思えて思えて。
何度読み返したか・・・っ。

二人の兄貴に死なれて生涯たった一人になったと思っていたルフィへの
何とも巧妙な幸せが残ってた・・・。

やっべー、ひっさびさに、胸抉られました・・・・!


追伸。
パンダマン。
おまえ・・・っ、そこか・・・っ!ピースしてんじゃねぇよくそぉ。

SBS
読んで気付きました。私も言いたい。「そっちのくまかっっ」
[ one piece ] CM0. TB0 . TOP ▲
2015*09*02(Wed)
ONE PIECE 78巻〝悪のカリスマ〟感想
「工場の作業着がこうであっちゃいけない法律はない!」
そうかなwありそうだけどなw
「必要なのは勇気!」
確かにな!かなりのな!・・・勇気ってこういうとこで使う言葉でしたっけ?
・・・・と、扉コメントにツッコミ入れたい78巻!夏前の7月に発売!でした!

長すぎるドレスローザ編の超クライマックスへ向けてようやく大加速してくれた78巻ですv
表紙もブラックでかっこいいー!
そしてゾロにこういう格好をさせると、私が弱い・・・やべー、色気3割増しだ・・・//////


そんな(どんな?)ドレスローザ編クライマックス突入ー!!
今回はこの長い長い(ほんとに長い)DR編の中で一番燃えました!!
ようやくワンピらしいっていうか、尾田っちの真骨頂っていうか!こういうの読みたいんだよっていうか!

ストーリーの盛り上げ方と内容が合致してきて、足並み揃ってきましたよね。
ルフィを動かすと話に勢いが出るというものあると思うのですが(その意味で、やはり流石主人公)
でも、そういうことだけでなく
伏線が消化され始めたことで、DR編全体の纏まりや骨格が見えてきたのが、大きかったです。
めっちゃ楽しかった!
テンション上がった。


その最たるものが、私的には鳥かごの能力かなぁ。

いや、コーフンするところではないのですが
その威力と、その効果?
作者の狙いがようやくクリアになっていて、おおぅって感じでした。
これは、辛抱してくれと切に頼むリク王と
そのもう少し耐えろという具体的な圧迫感を読者の心情に植え付けるための
視覚的な囲いだったんですね。

徐々に狭まってくる領域。
逃げ道を失う人々。
逃げ場のない未来。

戦いが佳境に入ると、メインキャラだけでなく
いつも何らかの周辺状況やキャラの状態で切迫感や緊張感を煽るのが常套ですが
それらを具現がする今回のツールが、鳥かごだったのね。
最初出てきた時は、単なる拘束かサドだと思ってたよ。反省したよ。

絶望的状況下でもう少しだけ堪え抜け!っていうギリギリのタイムライン!
物語の熟成感をも表わしてあって、いよいよ来たー!って感じです。うおー!

その狙いが分かる、中盤の「傘を閉じるように収縮しているんだ」って台詞と
後半の「走り続けてくれ、息が切れても足が折れても、後数十分・・・!」って台詞で締めた本巻は
鳥かごの罠を最大限に利用した、見事な加速で
よく纏まっていて、ここだけでもう充分大満足ですv大コーフンだよ~。

ただ、ルフィに頑張ってーとか思わせる散漫なバトルよりずっと効果テキメン。
逃げ惑う町民の限界的状況下が戦況をも補足してました~。



その後も見せ場の連打も怒涛のラッシュ。
密度濃いいよ・・・・今巻楽しいよ・・・・今までは何だったんだよ・・・・・。

ゾロVSピーカ戦。
向こうが真っ向勝負を仕掛けてこないだけに、随分ゾロの一点集中的な迫力を緩慢にさせられてしまっていて
だらだらした戦いでした~・・・。
地面の中をあっちにこっちに逃げやがって・・・・くそぅ。
こういう戦いにはウソップとかが似合うと思うんですけど、どうでしょう。
ちょっとゾロの魅力半減ですよね~。勿体ない。

しかしその戦いにもようやく決着の時が。
ゾロの技の見せ場というより、ゾロがここまで成長したという証の場でしたね。

まだそこなのか。そこはいいから、もっとゾロにはガツガツした戦いを見せてくれ・・・。

「刃こぼれなし・・・」
地味な一コマですけど、考えて見たら、これまでの戦いで何度かゾロは刀を駄目にしているから
これは見ようによっちゃ凄いシーンですよね。・・・・地味ですけど。



ルフィVSベラミー戦
ここはーっ!ここはーっっ!!
どうしよう!ちょ~~~~胸を抉った!
ベラミーのあの過去回が嫌って程に脳裏を過ぎって過ぎって堪らない。

なんかあの頃は理想と夢想をテーマに世界観を広げてきていた時期で
何だか消化不良な登場だよな~と思っていたのですが
それがまさか、こーんな男の戦いに縺れ込んでくるとは!

それこそ夢にも思いませんでしたよー!尾田っちー!
計算の内なのか、後付けなのか、恐ろしい・・・・。オダッチの凄さってこの階層にしてくる物語構造だよな・・・・。


そもそもベラミーの覚悟は、一海賊の実学主義に基づいたごく普通の感覚?であって
相容れないけど当時でもそれほど否定されるものとは思えなかったんですよね。
ただ性格に難があるだけでww
ただ、やり方が馬鹿ななだけでww

海に夢を抱いて、財宝を追うことだけが、海賊のロマンであると一元的に決めつけてしまうと
あそこでベラミーとルフィが拳で一撃で沈めた価値観の違いに因る男の哲学が薄れちゃう。

それが、海を越えていく内に、こーんな男前な成長を見せられるとは!
いや、成長とはちょっと違う?
それぞれの価値観の中で、変えられないもの、譲れないもの、その夢と心中していく男の性?

ベラミーもやがて譲れない一本柱を悟り、そこを変えることは
男が廃るというよりも、もう、生き恥に近いと、後に引く訳にはいかなくて。

だったらせめて、最後はお前の手で綺麗に閉ざして欲しいという、なんたる願い。
痺れる~。かっこいい~。

お互いを認め合っているからこその確執が、こうも哀しく終わる結末を導くとはー!
やべー!こういうの超弱い。


とにかく、ぶつかり合う思想が、もう理念に基づいた成熟したものになったにも関わらず
こんなにも同調の解決策が見えない戦いがあるなんて!
もうこれは何の戦いなの!

すげーよ!かっけーよ!
お互い引けない所が、いや、ベラミーが引けない所が、泣ける程に漢だ!!!


そういう対象として見られる位置にいるルフィという描き方も
ファンとしてはくぅぅ~って感じです。

そうしたくないのに、でももう、道が、世界が、それを許さない。
強くなった代償だから。
意志のままに生きた筈なのに、意志とは別に応えることが、この正解の、漢の粋ってやつですか・・・!
し~び~れ~る~~~。
し~び~れ~たぁぁぁ。



その熱冷め止まぬままに、ルフィVSドフラミンゴ戦!!
何この流れ!
隙がないよ!もう言うことないよ!完璧だよ!
盛り上げ方の王道っぷりがガツンと光った回でした・・・・///////

もうその他のキュロスだとかトンタッタ姫とか全部フッ飛んだよ・・・。


・・・・・言いたかないですけど
ドレスローザ編は多くの方がご指摘なさっているように、ちょっと長すぎだ。
引き延ばせだの体調だの、大人の事情があったのかもしれませんが
もうちょっとコンパクトに纏められていたら、傑作の一つに入ったかも。

別に長さは関係ないとも言えるでしょうが
例えば前巻までの下々の戦いが、この最終決戦に対し、何の付与にもなっていない構成であることとかが
勿体ないなって思います。
それなりにみんながた堪え抜き、引き摺ってきた最終局面であることは薄っすら目に見えても
それって、結局、「終焉にみんなでもぎ取った勝利であった」という帰結だけのラインしか見えない。
もっと、パズルのピースのように、合致させることって出来たと思う。
長すぎるからこそ、具体的なアイテムなどを通じて、何らかの繋がりを持たせてくれたら
もっと収束漢が高まった気がするんだよな~。

何しろ、ドフラミンゴと言えば、PH編からもチラホラ影が濃いキャラですからね~・・・・長い~。



まあ、いいや。
ルフィ到着に燃えた!

ようやく対面できたよ。(究極の本音)

ドフラミンゴの冷徹さが光ってますよね~。
しっかりとした下衆に描かれていて、しかも強靭。
圧巻のキャラで、歴代でも中々に悪党路線。

しかもまた
「出生が狂気を育み!運命が怒りを呼び!この男を盤石な般若へと変えた!」

なんちゅー肩書き!
自己意識で悪へと落ちたのではなく、精神が元々歪んでいる印象を受け
その分、言葉なんかで説得できるような簡単な壁ではないことを間接的に伝えてきていて
じわじわと脂ぎる台詞一つ一つが重い。
素晴らしい・・・v

こういう壁を乗り越えていくには、男の世界ではやはり拳しかないっていうのが
下手に傷つけ合い、殴り合う流れより、辛酸で実直。(・・・な気がする)


対するローのねちっこさもまた、胸が詰まりました・・・!(>_<)

コラさんに対する恩と情から、ここに全てを賭けてきた必死な想いが痛々しい。
恩人を殺され~・・・っていう昔話はワンピでは使い古された(使い回された)ネタで
正直またかと思ってもいたのですが
ローなりの特異性が際立つのが
ルフィとの共闘っぷり。

なんか息が合ってて、燃えるんですけど~?
ルフィの力よりローの頭脳戦で勝っている感じも、燃えるんですけど~?

やばい。ロー×ルフィは今までで一番好きな即席タッグだ。

「やれることは全てやった。後は麦わらに託すしかない。おれがあいつをこの戦いに巻き込んだ。
 俺を置いていけ」

くぉぉ~!!!

ローのスパッとした決意は武士だ武士。
巻き込まれたルフィが救ってくれる結末を思えばこそ、ちょっと情があるのが
浮き彫りになって、悶える・・・・。///////
うわぁ・・・・。
たまらん。


ギアフォースでましたねぇ・・・。何このダサい格好
昔こんな顔した何かがちょっとデジャブ・・・・あ。ミイラの回だ。

ゴムの能力だけに風船のイメージが強く、分かり易い変態ではありますが
ちょっとかっちょ悪い。
もうちょっと何か無かったのか。
せめて顔とか。

どうして少年漫画ってこう、変な影が付くの?隈が出来たようで、逆に弱く見えるんだが。


フォース発動にはコーフンしました。
またタイムリミットがあるというのはお約束ですね。
正に風船のようだ。

この風船が切れてからが、この戦局の本当の行方が見えてくるのだろうと思うと
戦いはまだまだ佳境に入ったばかりですね。
次巻が楽しみです。・・・・あれ?もう出ちゃったかな?(笑)


追伸。
『一人の作家が描いたコミックス累計発行部数でギネス世界記録認定!!!』
うをー!
これまたすっげ!
おめでとうございます!!!
めでたい!

でも変な認定の仕方・・・・発行部数なんですね・・・。何で発行部数?ああ、それが一番明確か。
擦られた枚数とかじゃないんですね。売られたページ数とか。
そっか、そうなるとこち亀とかに勝てないのかな?


ぱんだまん・・・・おまえ、そのぶりっこ(死語)はどうか。
[ one piece ] CM0. TB0 . TOP ▲
2015*04*09(Thu)
ONE PIECE 77巻スマイル 感想
主軸は引き延ばされた一巻でした・・・。面白くない訳じゃないんですよ!
面白いんですけど読んでいて疲れる。
画がゴチャゴチャしているから読み込むのに時間がかかるし(PCか)
とにかく登場人物が多くて把握するのに一苦労だ。

これは・・・どうなんだろう。スケール感の広さを感じはするし
各キャラを掘り下げなくても良いという利点はあるんだろうけど
キュッと灼けつくような興奮が希薄だ。
一つ一つに思いを馳せていると、もう、読み終えた時点で疲労困憊っす。


まあ、今巻のメインはローの過去編ですね!
割とどっしりとした物語となっていて、胸に響きました~。

なんていうかクールビューティと称されるローが
熱くなって我を忘れるバトルなんて、ちょっとキャラ崩壊している気もして嫌なんですけど
(だってそれじゃ他キャラと大差ない・・・)
でも、コラさんに対する仕打ちの怒りの矛先という理由付けで
一気にその辺の矛盾を上手くカバーしてしまった。

今巻のローは、なんだか親の愛を恋しがっている子供みたいで
何だかムキになるほどに切なくなってしまった・・・・。

そのコラさんとの馴れ初め。
これもまた、尾田っち由来の正義論がてんこもり!

迫害される子供の無力さと社会の非万能性を描かせると、上手いし深い。
訴えている悲痛な叫びはシリアスで重いですし
これだけキャラを泣かせる涙の意味と現実を、具体的な言葉もなく感じ取れるだけの迫力になっていて
その辺は尾田っちの真骨頂だった気がします~。

オペオペの実を口にしたのはローを生かすためで
そのためにコラさん、必死になって裏切ってくれた。
なのに、偶然か悲運か。最後の助けを求めた相手がヴェルゴだった・・・。
こういう穢れない人への想いを、踏み躙らせる非道は
描かせたら天才だよ、オダッチ・・・。


た・だ!
やっぱりもう、それ、テンプレになっちゃってるのが勿体ない~。

ぶっちゃけ、ロビンの過去回の焼き回しじゃんとか思ってしまった。
ほぼ骨格は同じ。
唯一の味方となった大好きな人に助けて貰って~
命をかけてその人は満足して死んで~
泣きながら遠ざかる愛しの地~。

このテンプレ、もう何回使った?好きなのかな・・・。
もう少し別のシチュがそろそろ欲しい所です。



他方、今回は雑魚キャラが大活躍の外堀埋めです(笑)

ルフィなんてちょろっとしか出ないし、本戦に関わってもいないし
他主要メンバーも活躍という活躍をした訳でもない。
だから、麦わらの一味の活躍を期待していると、間延びしただけで終わってしまう巻でもある。

しかし、目線を変えると
ごちゃごちゃいたキャラが少しずつ片付いていく印象で
決戦も近いことを窺わせる。
戦いの砂煙まで迫ってきそうな入り乱れ様で、熱い熱い!

周りからどんどん詰めて詰めて詰めて、そしていよいよ大トリの登場だぁぁぁ・・・・!!!
・・・の前に終わってしまう77巻。
この無駄に高揚した気持ちをどうしてくれよう。
(ホントに無駄だゼ・・・くそぅ)
ちょっと長すぎです。早く進めてくれ。


同時に、雑魚キャラにすら粗雑に扱っていない尾田っちの拘りも感じてしまう。
コロシアム登場時にはもう
色々一変に出過ぎて何が何やらって感じの、どうせ使い捨てで終わるのに~ってイラついたキャラ達が
ここまできてそれなりのキャラ的膨らみを増していた。

多すぎて誰が誰だったか詳細忘れちゃったけどw


キャラを多く投入し過ぎたせいか、その分、幹部らの魅力が相殺されちゃって
いえ、薄まっちゃって、かな・・・・突飛的な脇を締めるキャラがいない。
まあ、その役がドフラミンゴなつもりでしょうが
きっとこのドレスローザ編が終わって纏めて見返せば、それなりの重みは出そうではある。

しかし、いかんせん、もう何巻めだよっ!って感じに長い話なので
そろそろインパクトが薄いです~。
強いってのだけ理解してるって印象です。
その強さの象徴も、イマイチ明確化されていない。

そうなると、幹部らに強さも魅力も感じないし、特に目立った具体的な負け要素っていうのを
明示してくれている訳ではないので(漠然と強いぞっていだけで)
どう、大変なバトルなのか、
何故ここまで長丁場になってしまった戦いなのか
あんまり伝わってこなかったのが残念です。

いや、脚中時間軸は僅か1時間とか、そういう流れなのかもですが。

ワンピはバトルの濃密さも魅力だったので
そういう部分が、戦いの最中なのに感じられないのは、寂しい~~~~。


別の視点から言うと
バトルそのものの機微だけでなく、この周辺部の戦いっていうのは
最終的にルフィVSドフラミンゴ戦への前哨戦な訳ですよね。
プロットとしては恐らく
立場も抱える物も求める物も違う、その場凌ぎの共謀者たちが
それぞれ自分に出来ることに懸命に戦い
最後のルフィーの一戦に繋がっていくという・・・・・そういう構図で
その目的は
みんなで勝ち取る勝利にこそ美酒に酔う意義があるのだろう、という尾田っちの理想郷が見える。

そういうの、私は大好物なので、もう楽しみで仕方ないのですが
何分、風呂敷広げすぎだろうw
そのプロットが崩壊とまでは言いませんが、希薄になっちゃってますよ~。


何より問題だと思うのは
このクライマックスまで来て、今尚
小人族のトンタッタ族、おもちゃの兵隊さんらのドレスロオーザ国、コロシアム。

これら3つの舞台を混在させた意味が、未だに把握できないことだ。(私だけ?)
特に意味があったとは未だに思えない。

それぞれの思惑が不可抗力や付加価値を生み出し
人の意志とは無縁の想像もし得ない結末を持ってくる――
・・・的な?楽しさは分かるけど
もう巻が長すぎて分からなくなってきちゃいましたよ~。
後で纏めて読めってか。
違うだろ。プロの漫画家なら、リアルタイムで理解させていかなきゃ駄目デショ。

人間に集中力には限界があり、個人の理解力の問題ではなく
間延びさせられると緊張も落ちるもんです。


更に、それを期待するだけの内容にも未だなっていない所が最大の課題か。
仮に間延びしても、深いテーマ性やメッセージ性が望むカタルシスへ向けて進んでいると分かれば
人は待てるものですが
今の時点では
ワンピ特有の、敵には敵の戦うべき事情があって、正義がぶつかりあうところに
悲劇とロマンが生まれる、
そういう、思想と思想とのぶつかり合いになってない。

最大のキーマンであるドフラミンゴの天竜人としての歪んだ過去とか
色々分かってはきましたが
だから結局どうだって言いたいんだろうか。

そこが愉しみなのに、そこがいつまで経っても現れない。
その曖昧さも、もしかしたら計算の内なのだろうか。
「勝った奴だけが正義を語る資格がある」という台詞が、妙に不気味に浮き上がってまいりました。



まあ、そんなオチを今から幾ら期待してても、まだ戦いは中盤戦。
ルフィVSベラミー。
ベビー5。
セニョール・ピンク。

まさかのセニョール・ピンクの回想も良かったです。
こんな仕事をしている時点で、自業自得と言ってしまえばそれまででも
そんな彼と、いつか酒を呑めたら、男の回想も肴にはなるだろう。
フランキー!渋いぜ!

立派なオヤジの戦いだった。


ベラミーは、何だかもう哀れでしかない・・・最初から。
「マヌケにゃマヌケなりの貫く筋ってもんがあんだよ!俺の最期の喧嘩だ!お前が買え!!」
「こんな喧嘩、買う理由がねぇよ!」
「ねぇならいいさ!そこに突っ立ってろ!俺の覚悟をまだ安いと思ってんならなぁ!」

う~~~ん。
なんだか分からんが戦う男の世界が見えた・・・(爆)


ベビー5。恋落。(だつらく)www
「あなたの役に立とうしたのに!」
「それを否定されねぇ場所で生きてきたのか」

尾田っちは台詞のチョイスが凄くインパクト強くて、良く考えられていると思う。
漫画のコマという小さな場所の短い言葉で如何に伝えるかという制約の中
的確でガツンとくる言葉を良く見つけ出すなぁと。いっつも思います。


キュロス。おもちゃの兵隊さん。
ごめん、彼が記憶から消されて苦悩していた時は同情したものだが
今になって、「もう二度と娘に剣など振らせやしない」とか言われても、全然共感出来ない・・・。
過去を否定するのではなく
その悲しみを否定するのでもなく
もっと別の答えを導き出して欲しかった。


次巻が楽しみです!
そろそろ決着戦に入るかな!
ちなみにぱんだまんは前出過ぎだろ!!(爆笑)
[ one piece ] CM0. TB0 . TOP ▲