Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*09*27(Fri)
半沢直樹 最終話 感想
喰えない社長だったー!ここに至るまで無害な顔していたくせにそう来るかーw
非常に面白いエンディングでした!とっても気に入った!超私好みだ~。
正直何か心に響くメッセージ性を含ませた物語ではないため一過性の清涼剤みたいなもので
もう一度見たいと思う様なドラマではなかったですけど
痺れるような快感がとにかく堪らない物語だった。

非常に満足。

半沢の敗北というオチもまったくノーマークでしたけど
何か最後にヤケに「昇格」をアピールしてくるからアレもしや左遷かもって途中で勘付いちった。
しかし至極納得のいく人事でもあると思う。
半沢の独壇場はリスキーだし、むしろ懐に抱え込んだ大和田の方が扱いやすいとも言える。
社長の判断が
警戒すべきは正に俺様という盲点がもうくうぅぅぅ~って感じ!

なにこのやってくれました展開っ!

ましてや企業の中でこれだけ自己アピールの強い人間が認められるようなラストだったら
それこそどこの子供向けドラマだよとw

もちろん正義は勝つ、みたいに正しいことをして評価される社会が理想ではあるんでしょうけど
それをこのドラマでやられたら逆にこれまでの半沢の苦労も苦渋も平たくなってしまう。
結果的に半沢が「勝負に勝って試合に負けた」っていう結末は
めちゃくちゃ気持ちの良いアイディアであって
私はめちゃめちゃ気に入った。

二部に入ってから勧善懲悪でなくなっていたのも
こういうラストを示唆していたのかー!
なるほどー!
おんもしれ~!

半沢が銀行側の不利情報を隠蔽して金融庁と戦ったのも
近藤の最後のあざとさも
大和田の進退も
社長の最後の審判へと続いているのかと思うともー非常にコーフンする。

だからこれで
実はセントラル証券に出向させたのは社長の何らかの意図が合って
半沢を見込んで~とかになったら
ちゃぶ台ひっくり返します。(笑)


強いて苦言を呈するならば
近藤が関わったタミヤ電気の後日談を入れて欲しかったな~。
半沢の昇格についてヤケに言及するシーンを入れて視聴者にオチを勘付かせるぐらいなら
ばっさりカットして唐突に出向を命じられた方が衝撃が強く余韻もあったよ。
その余剰分でタミヤ電気の社長エピを入れてくれたら
非常に裾野の広さを決定づけられたのにぃ。ドラマとしての。

タミヤ社長はあの証言で近藤が何とかしてくれたと思っているだろうに
揉み消されたも同然なんだぞ。
二重に裏切られるタミヤ社長・・・・(ーー;)
不憫だ。

その意味で
近藤が裏切ったことは大きなショックだった。
前回の記事で
コレも何かの策略の内、とか予想していたのに覆されたぁああぁぁぁぁぁ!!!!!


半沢は得られた情報をどう使おうとそれは近藤の勝手だ、と認める発言をしましたが
近藤がタミヤ電気の真実を揉み消したことを受諾するなら
京橋支店のやったことや
果ては大和田常務のやっていることだって否定できないって理屈になる。
半沢に糾弾する権利はないだろ。

なのに自分の親のことを匂わせつつ
銀行マンとしての理想を説き、大和田を衆人環視の中、断罪したことは
単なる自己投影にランクダウンしてしまう。

幾ら体裁を繕ったって
近藤のやり方を見逃した以上、半沢に追及する権利はないんだってことに
なんで気付かない。
理屈が通ってない。

その、巧妙~~~なズレがひじょ~~~~に勿体なかった。
最後までブレないで欲しかったなぁ・・・。
ドラマのクオリティが高かっただけに
そこら辺の説明が足りなかったことが心残りですわ。


ただ、個人的には近藤を本店に戻してあげたいとは思っていたので
何らかの超越措置が欲しいところではあったから
事情はともかく本店に戻れたこと自体は喜んでおくか。

近藤は半沢と渡真利。そして大和田には一生強気に出られなくなったな。
息子にも胸を張って自分は銀行マンだと誇れないし
一生その罪を苦しむことになる。
お天道様に顔向けできないことをして本当に幸せだったのかなー?

近藤の行いの裏でタミヤ社長以下、多くの社員が被る不利益を
近藤一家が受ける利潤の方がより高尚であるなんて理屈、通るわけないだろって。

ドラマが
綺麗事じゃない部分も含めて“銀行マン”なのだと言いたいのだとしても
近藤のしたことは銀行マンとして顧客のために泥を被った事情でもないし
100%自己保身のためでしょう?
半沢が常々言ってきた「俺たち銀行マンは~」とか
半沢の父の教えでもあったネジの意味とか
ぜぇ~んぶ吹き飛ぶ行為だわなw

(実はそんなことも潔くてその黒さが嫌いじゃなかったりするんだけどw)


当然、タミヤ電気を救いたいと“騙して”得た情報を揉み消したのだから
タミヤ電気は自業自得とは言え
本当の意味での救済の道を断たれた。

もちろん鼻っ柱を折られた大和田が贖罪の意味も込めて返済するなり援助するなり
何らかの恩恵を施したんだろうから
ある意味公にならず解決出来たという不幸中の幸い的な結末になったとも言える。

だったら大団円?www
あれ?www

せめてコレに懲りて社長が改心して真っ当な業務経営を心掛けてくれていればと思う。



まあ、近藤ネタはそのくらいでいいや。
問題はラスボス大和田である。

いっやー!!!最後の土下座は凄かったーっっ!!!!!
ノリノリに満ちた役者による白熱の演技合戦!!
これぞプロの世界っっ!!!

そりゃちょっと大袈裟?とも思わなくもないですけど
いいよいいよ、こんくらいやってくれちゃってもーっっ!

上役たちの目前で土下座させるという史上にも有り得ない鬼畜な設定もサドですが(笑)
(ある意味これが半沢の最大の失敗だとも言える)
敗北を認め
唸りながら強張った足を折る大和田の所作がもう最高!!
巧い!!
ガクっと膝から折れるだけではあっさりと流れたシーンになっていただろうに
さすが、このドラマの最大のクライマックスを象徴する場面だけあって
じっくり描いてきやがったーっっ。

香川照之さんスバラシー!きゃあああああっっっ!!


役者を褒めるなら後は片岡愛之助さんですねっ。o(≧∪≦*)o
彼もまた見事な役所でした!重みのあるキャストに負けないだけの演技力に感嘆!!
「結婚まで邪魔しないでよねっ」の捨て台詞に
思わず吹いてしまったww


――――――で。なんでしたっけ?
あ~そうそう、クライマックスです。

半沢もなぁ!なんでわざわざこんな衆人環視の元土下座を要求したんだろ?
公私混同と言われても仕方ないぞ。
Sっぷりにゾクゾク来ましたがw

とりあえず大和田の陰謀を会議上に出せた上に岸川部長の証言まで引き出せたのだ、
ここは目的を遂げたんだから潔く引くべきだった。
熱くなるなんてらしくない。
父親の仇としての確執も
第一部で消化できたと思っていたのにまだ彼の中で熱く燻ぶっていたのが伝わった。
「泣いてきたみんなのために~」なんて言っていたけど
父親のことがなければここまで言わなかっただろう。

少なくともここで一旦引いていればあの人事はなかったかもしれないのに。
(それはないが決定打になったことは確か)

そう考えると半沢の器って意外と小さい。
作者が「絶対半沢の真似をしてはいけません」みたいなことを冒頭述べていたことが
最後の最後で良く伝わったな~。

日を改めて大和田に土下座を迫る、という流れじゃ駄目だったんだろうか?
浅野支店長の時のように。
ほんっとSなんだからもう❤


秘密裏に施行した浅野支店長の土下座の時は本店への移動が命じられ
明け透けに土下座させた大和田の時は左遷。
それは土下座させた相手の役職が原因なのか
はたまたTPOのモンダイかww


最終回は
岸川が大和田の腰巾着だった理由なども無理がなく暴露され
色々裏が暴かれるラストでした。
情報がてんこもりで目が離せなかったです。

大和田が首に紐付けられ(笑)残されて
半沢が出向を命じられるという尻拭いさせられる結末で
怒りの眼差しに変わった所でジ・エンドとなりましたが
それもかっけぇ~ってな感じで私はニヤけました。

社長・・・・ぶっちゃけ今の今まで空気だったくせにヤってくれるゼ・・・w
人畜無害で部下が暴虐無人に振る舞うトップダウンと思わせておいて
お前こそが一番の喰わせモノかーっ。


でも一言言いたいのは
視聴率がウナギ登りだったから続編や映画化の可能性を示唆するシナリオとなったのだろう。
だったら
もし視聴率が振るわなかったらどういうラストにするつもりだったんだ?

このドラマは最初から非常に狡猾な設定や展開で視聴率云々を差し引いても
私は気に入っていた。
それを視聴率が良かったからという理由だけで
なんらかの結末変更が加えられたのだとしたら
そっちの方が余程ムカつく。

・・・・・チョットだけ当初のシナリオに興味があるー・・・(@_@;)

最後に余談ですがナレーションをした山根基世さんの声質も素晴らしかった。
もろ昭和臭。作風にビンゴでしたわ。
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2013*09*21(Sat)
Oh,My Dad!! 最終回 感想/総括
最後までヒトの古傷を抉る話だったぁぁぁー。いちいち嫌味なんだよちくしょー。
この脚本をやった人ってリチプアの人なんですってね。安達奈緒子さん。
なるほど。どうりで可愛い物語に仕上がった訳だ。

でもあっちは若輩者の世界だからいいけどコッチはオヤジの世界だぞ。

・・・・・とか文句を言いつつ
実はそれなりに気に入っていた作品でした。
序盤のお伽話から一転、現実に戻された時の落差はちょっと凄かったな~。
唯一不満を言えば
そのリアルに、最後にお伽話が舞い戻ってきてしまったことくらいか。
現実に戻されたならそのままシビアな展開を貫いて欲しかったです。
変えられない現実の中で答えを見つけて欲しかった。


結局元サヤだよ!!
しかもベタでクサくて耳を塞ぎたくなるよーな愛の告白付き(笑)
えぇえぇ何この照れ臭さ!
確かにこーゆーオトコ素敵~。一途ばかってイイ~w
でもそこまで感情移入出来る相手じゃなかったろ奥さん(-_-;)

あとラストの一発逆転はちょっと燃えた~。
紡ぎ出されてきた数々の糸がハイテンポで絡み合っていく様は正に正当派。
勢い余って圧巻だった。
気持ち良かったぁ!

こういう展開は純粋に幸福感を感じるよ。

サクセスストーリーじゃないのに最後にこんな成功体験入れてくれたのは
視聴者サービスだったんだろう。
中盤、一度も良い所を見せられない徹底された駄目オヤジっぷりが
この物語を彩りだった。
そこを貫いてくれたことが一番気に入っている。
ちょっとでも出来る所を見せてしまったら物語の軸がブレるからね。

何も持たないオヤジだからこそ抱く感情に汚れがないメッセージがあった。


けどいちいち人の古傷を抉るんだよこのドラマw
そこが消化不良で何とも言えない余韻を残している。

もう一度電池で再挑戦する話も
ちょっと上手くいきすぎwwという衒いはあったけど展開としては悪くなかった。
コレで失敗してきたんだからコレで借りを返させるのは至極当然な気がする。
そこまで導く輪が
それまでの彼を見てきたからこそ集った仲間たち・・・っていうのもいいですねぇ。

岸田が交渉一つ満足に出来ない元一の元へ乗り込んできたシーンは燃えた!
岸田かっけぇ~!
ヤル男だとは思っていたがやっぱり頼りになるなー!

ここからトントン拍子に電池を取り巻く環境が整っていく流れも圧巻。
ゾクゾクしたわ。

個人的に気に入っているのが
最後にプロジェクト採用にまで漕ぎつけられたとする要因を
夢想を現実論として叩き出せたとした所。
妙な説得力がある。
技術自体が素晴らしいのではなく
企画を含めた実現性を提示出来たことが採用のポイントっていうね。

これは元一が会社で
技術だけでなく具現化するノウハウを知ったということでもあるし
人柄が繋がりを作ったというだけの流れをここまで見せられてきた訳だし
その流れが一つになる瞬間ってやっぱり王道だ。

なんちゅーか、能力やアイディアがあるだけじゃ成功出来ないっていう所がいいんだよ~。
協力しあう、歩調を合わせる。
独り善がりじゃない部分が未来を拓くんだっていうメッセージが心地良い後味だ。


でもね。
「負けて悔しくないんですか!」
岸田や早坂さんはそう言ってもう一度元一を焚きつけたけど
負けて悔しいから努力するっていうんじゃ意味ないでしょ。
成功への秘訣は
負けて悔しい気持ちが、とか、頑張ったから、とか
そういう所にないでしょ。

その辺のシビアな現実を有耶無耶にしてくるから胸が抉られるんだって。

そういう話であったなら最初から元一はこんな目に合わなかったし
そもそも妻も逃げ出さなかったデショ。
努力とか気持ちとか
そういうことだけじゃメシは喰えないってスタンスで始まった物語なのに
最後に「悔しい」だけで挑戦するって何か間違っている・・・。

その辺の上手く融合しない主軸が二つ平衡のまま置かれてしまった煮込みの甘さ?
っていうのが何かモヤモヤ残る。
こっちの古傷を再燃させただけでやり逃げされたような・・・。


諦めきれなかった夢を現実を知ることで挫折して
社会で生きていくために本当に必要なことと
本当に大切なものに気付いてきた物語だったんだから
ゼロから生み出した場所から進んで欲しかった。

そうやって多くの人が(素晴らしい筈の)夢や希望を諦めて現実を生きているんだから
諦めきれずにこれがチャンスかもって浮かれてその度また失敗してまた傷ついて
もう何度も諦めよう、これで終わりにしよう、もう止めよう、
そういう葛藤を繰り返して
人はやっと乗り越えるんだ。夢の終わりって。

そういう人たちに贈れる応援歌であって欲しかったなあと思う。

これじゃーそういう人たちの古傷を抉っただけ。
しかも一人勝ちかよ、と。(苦笑)

結局元の場所で飛び立てずにしがみ付いたままという結論では
何処か遠くの夢物語であって
やっぱり共感とか共通項とかは見出せない、ただのヒーローものとなってしまう。

能力や技術だけでは成功出来なかったっていう結末は微かな救いだが。


それは家族に関してでも言える訳で
だからこそ紗世子の、待っているだけで幸運が舞い込んだ風なラストが
納得行かないって言ってんだよーっっ!くそぅ。

なに子供捨てて逃げた女を許してんだ。

だったら紗世子サイドの苦悩や努力をちゃんと見せてくれないと駄目でしょ。
視聴者は誰も紗世子に同情も哀れみも抱いてないぞ。
早坂さんと光太のほのぼのエピ入れている場合じゃねーだろに(5話だっけ?)

こんな女にもう一度チャンスが舞い込むのが気に喰わないっつーの。
別れろ別れろっ。

紗世子にもまた
最後まで夫に未練はないぜって態度を貫いていて欲しかったぜ。
あんな調停まで起こしてこれ見よがしに元一から光太奪ったくせに。

どこが良いのかも分からない女を
もう一度口説くお話となってしまった所が
最大の不満だ。
共感が得られないだけに感動もない。


最も元一の家族となれる人物を職場で見つけられてもちょっと辟易ですが・・・(;一_一)

となるとどういうオチだったら最高だったのかちょっと分かんない。
だったらこれはこれで良かったのかなーともちょっと思うけど
パンチ弱ぇな。

強いていうなら
この二人を離そうなんて間違いだったという紗世子の一言は
この二人を応援してきた視聴者としてはスカっとするものだった。

光太との遠距離も物ともしないラブラブっぷりは全開で微笑ましいっ・・・w


けどま~その辺の説得は弱くても
これは父ちゃんが頑張ってきたお話なんだってことは集大成として良く伝わった。
その頑張っている中で出来た繋がりの、岸田と早坂さんの間柄は
とても好感が持てて理想的で気に入っている。

ここに恋愛感情を持ちこまなかったことは今となってはものすごく評価したい!

そのおかげで戦友と言うかチームワークという
元一が一人で奮闘している間支えてきた影の仲間っていう線がとても強く伝わる流れとなった。

3人でランチ取ってるシーンがめちゃくちゃ良いですぅ!
早坂さんが
親バカな岸田も、夢見がちバカな新海も、どっちもヤダっていう台詞は可愛らしく
治まりの良い締め台詞。
二人の間ぐらいがイイって、ここまでのすべてを納得させるだけの力がある。

「大人に成りきれなかったよ」
「あなたの悪いところは大人に成りきれないっていうところじゃなくて
 それで周りに迷惑を掛けていた所。
 今は誰にも迷惑を掛けていないんだからもっと胸張って堂々とやりなさいよ」
っていう台詞もすっげー良かった。


そんな訳で一応未来も明るく終幕となりました。
まあ全体としてパンチの弱い話になってしまったのは後半の煮詰めが弱かったからだと思う。
お伽話が終わった後は復縁もなく息子もいなく、夢も捨てて、と言った
シビアでクールな背景だけにしておいた方が
物語として箔が付いたと思われる。

でもな・・・この、諦めきれないオトコだからこそ
元妻への執着も色褪せず復縁を望めたのだろうから
キャラクターとしてのブレはなかったと言えるのか。

単に
仕事で実績を残し、社会に役立ち、そこに存在価値を確立させた、その延長上に
家族を守る自尊心や愛情があるのだとしてきたら
このドラマは何の重みもなかった。

そうではないという切り口で
そうではない駄目オトコが感じてきた数々の指摘は
最大限に評価しておきたいです。


・・・・・・・なーんか上手く言えないけど
もうこの天然駄目オトコに来週から会えないのかと思うと
一抹の寂しさを感じる。
割と好きだったなぁ。この駄目っぷり。見ていてホッとさせられていた気がする。
我が身を投影しちゃうからか?(がーん)


ところで最後の「お金がない!」はワザとですかね!ワザとですかねっwwww
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2013*09*19(Thu)
名もなき毒 最終回 総括
特に意外な事実が出てきた訳ではなかったけど面白かったです。
ミステリー的にはイマイチなんだよね。確かに。
第1部もそうだったけど引っ張った割に平凡な解答で。拍子抜けしちゃう。

でもそれは視点が違うのであって
このドラマの目的は『人の心に殺意が湧く瞬間』だ。
どこでその一線を超えるのかが焦点であってその意味では非常に丁寧に描けていたと思う。

人は誰でも不条理なことにムカつくし怒るし、でもそれと殺意は別モノであって
その境界がどこなのかに着目した描き方は
昨今のキレ易い若者、とかの風刺を皮肉った主張とも取れて面白かった。
それでいて僅かに殺意=毒が浸みこんだ人間でも
最後に誰かがそれを止めてくれたならっていうオチはちょっと
人間の愚かさと救いを匂わせていて良かった。


予想通り原田いずみからはこれ以上の毒は出てきませんでしたね。
ただ怒っているだけなんだな。彼女は。
そんな彼女が盲目的に取り調べのイケメンに「話を聞いてくれる人」という心酔をする結末は
彼女が何も変わっていない空恐ろしさを感じさせた。

でも彼女自身は何も変わっていないのに
態度がこんなにも違うっていうのもまた皮肉だよなぁ。

つまり相手次第で
毒があろうとなかろうと表向きスムーズな関係性は可能だということになる。
怖えぇぇぇ・・・。


古屋暁子からも何も出て来なかったのはちょと意外だった。
この人もまた自分のことばかりな人だったなぁ。
でも彼女なりに娘を大事にしたいのだろうということは通じたし
最後の和解は良かった。

その和解でさえ、美知香主導であることが情けない。
「疑われて悲しかった。そんな親だと思われていたなんてママ悲しかった!」
「疑ったよ」
「ほら」
「でも・・・!それでもお母さんの味方でいようって思ったよ!」

美知香の方が大切なことをちゃんと分かっている。
一番言って欲しいことを母親として言わなかった。
一番大切なことを娘に言わせた。
その部分だけ暁子は美知香に甘えていると思った。

でもまー、後日の仲睦まじい二人を見てたら微笑ましいったら。


奈良和子からも何も出ませんでしたね。
彼女はただの自殺だった。恋人を失ったことに因る純粋なショックによる自殺だった。
それを穢したのは
同じく奈良和子に同調したバイトくんが薬を勝手に隠し入れたから。
――――いえ、ギリギリの所で踏ん張っていた彼女の最後の糸である恋人を
偶然という形で奪ったバイトくんが
更に彼女の死後も穢したことになる。

その点が暈かされたことがちょっと残念だ。


その美知香と犯人のバイトくんがこういった形で遭遇してしまう偶然は
運命というか皮肉というか。
美知香がこの人が祖父の仇であると気付いてだんだん表情が変わっていく、
声なき時間の経過がすごく緊迫感出てて素晴らしかった。
遠くで原田いずみの狂気染みた迷惑行為が並行する中で
静かに美知香の感情も沸騰していく様がリアルで
ちょっと鬼気迫ってたな~。


それらすべての根源であるバイトくんが原田いずみを説得するクダリの挿入も
面白い展開。
同じ(ではないにしろ似たような)社会不適合者である人物による説得が
原田いずみに効くのかどうか。

結局無駄だった訳だけど
その分ラストの刑事さんにだけ笑顔な原田いずみの歪みぶりが強調されてくる。


では誰から毒が飛び出たのかというと
なんとここまでアクもなく色もなく淡々とナビゲートしてきた主人公・杉村。
とことん人の良い彼にもどす黒い感情が湧くのだとしたのは
ドラマの集大成として納得。
でももうちょっとおどろおどろしい雰囲気で演出してくれても良かったかも。
ホラーちっくに描いてきた本作なんだからさw

でも無表情で原田いずみをガンガン壁に叩きつける動作は
ちょっと見入ってしまった・・・。


今回の殺人事件も原田いずみ自身も杉村本人には何の関係もない所から
徐々に関わることに因って
やがて杉村も毒に犯されるとしたかった訳ね。
トータル的な流れの怖さはなんとなく理解出来た。
健全に生きていても誰かの毒は広がっていく、みたいなナレーションが何話か前に
入っていたしね。
正にそういうドラマだったんだな~。

でもそれを訴えるにしてはちょっと杉村自身の捕捉が弱かったかな?
唐突だったし・・・。
変わっていく様を客観的に指摘するクダリがあると良かったのかも。


そしてそしてっ!

最後の最後にバイトくんはその昔家を売ろうとしたのだという真実。
その時ズルしてでも土地を売っておけば
現在人殺しなんかすることなかったかもしれないというオチは
後味の悪さを加速してた。

もしその時不正をしていたら後に大きな罪を起こさなかったかもしれない。

何でも潔癖に生きていると何処かで必ずガス抜きが必要になる。
社会で生きる息苦しさを正義から外れることで解放出来るなら
毒を以って毒を制す、ということか?

そのなんとも極論的な結末、私は好きだな。割と。

毒は何処から湧くのか。誰にでも簡単に触れられる。
清廉潔白に生きていたって何処かで誰かに汚されるのなら
多少の悪さは社会正常化の抑制になっているのかも?
なーんてね。

マジメに生きてきただけに追い詰められてしまったバイトくんを
何で俺だけがって理由から
無差別殺人に走った短絡さを以っては責める気にはなれないラストだった。



それでもこのドラマの最大の功績は
原田いずみを狂気的に撮ったカメラワークに尽きますけどね!
とにかく顔面アップとかの原田いずみのマジキチ度は異様だった。
ショーゲキ的だった。こんなあからさまに怖い女初めて見た。
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2013*09*16(Mon)
半沢直樹 第9話 感想
近藤が裏切ったああ!!ぎゃあぁあああー!!!・・・ってあれ?これ一部のパターンと同じか?
でも今回は裏切る素振りをして大和田を油断させるメリットが見えない。
テロップで「このあと驚愕のクライマックスへ!」って出た時は
社長辺りが何か仕掛けてくるのかなとか好転する方を想像していたので
まさかの近藤の裏切りにぶっ飛んだ。

いや待て。おかしいおかしい!不自然だろ!脚本的に!
自分の弱さをふっ切ってから利他的にギリギリまで踏ん張り走り続けたのに
ここで出世のためにあっさりみんなを裏切るの?
ありえない。

ここで近藤が逡巡した回想もまた
妻への負い目を滲ませながらも半沢に導かれた眩しさや同期の有難味を噛みしめる映像だった。
演出的にはトントンだと濁したいのだろうが
これまでの軌跡を見れば近藤が
利潤を餌に『取引』することの無益さを知らない筈がない。
ましてや不正の上に成り立つ得など何もない。

本店への回帰は魅力だがそれで今の近藤が釣れるとは思わないな~。

もしそうしたいのなら二部で近藤を成長させずに
もっと不安定なキャラまま引っ張る危うい存在のまま匂わしてくるべきだった。

そういう脚本じゃなかったんだから近藤がここで裏切るのはちょっと強引。
ということはこれは振りだな。
でも証言まで取れた今、大和田に近付くメリットが見えないんだよなぁ。



さて!金融庁検査!!乗り切ったー!!やったー!
すっげー燃えたー!

まず演出が巧かった。
冒頭、イキナリ金融庁検査に向かい歩いていくシーンを一旦見せ
そこから“回想”として
直前の48時間を描く30分。

ほんの少しでも当日のシーンを見せられたってことで切羽詰まった感が
コッチ(視聴者)に印象付けられたから物語が引き締まってた。
これ、緩やかに前回の続きから流されたら
ここまでの緊迫感は出なかったと思うんですよね。

半沢と渡真利が前回気付いた「これしかない作戦」ってまだバラされていなかったのね(^^ゞ
あはは・・・。
そっか。

で、その具体案ってのがつまりナルセンを陥れた(ちょっと違う)フォスターに
そのまま買収されてくれと。

うっわー。挑戦的。

三代目湯浅に伊勢島を売ってくれと決断を迫った。
でもこれなら生き残れるだろうし、金融庁が指摘するナルセンを失ったことによる
最新型予約システムの補填も実績付きで保障される。
メリットはデカイ筈だと。
ついでに羽根専務も退陣出来るしね。魔の手から伊勢島を守れるってことでもあるw


その決断を待つのと金融庁検査で黒崎に問い詰められるのを合わせてくるから
もう燃えるったら!!
ひじょ~~に燃えた。
空気の張りがハンパない!

会議の最中、送られてきた承諾メール!
渡真利が交渉していたフォスターとの提携確定!

渡真利ーっ!とぉまぁりぃぃぃ!!!!!かっけ~!!
「俺に交渉させてくれ」
ここに来て急に動的になった渡真利が大躍進。痺れた。


メールのくるタイミングから、部屋へ入ってくる渡真利のタイミングまで
いっちいち劇的だわ。

「この損失はどうするつもり?反論があるなら言ってみなさい」
ここで俯く半沢。
「いいえ反論するつもりなどございません。ナルセンの破綻に因って起きた問題を
 解決できなければ十把に向けた分類をされても致し方ないことです」

一瞬挿入される焦点のブレた画。
あ!ケータイが無くなってる!!
この一瞬の挿入がたまらんっっ。
つまりさっきの俯く動作は項垂れていたのではなくメール読んでたのネw


そしてフォスターの傘下に入るという切り札をここで暴露。
「これがその証拠です!」
水戸黄門の印籠かぁあぁぁぁ!!!!

かっけぇぇぇぇー。
後ろでのガッツポーズとか嬉しそうな課長の顔とかーっっ!!

「フォスターは何て言ってるの。合意してのことなんでしょうねっ」
ドアが開く。
「失礼します。フォスターのことならどうぞご心配なく。ただ今電話で合意を頂きました」

きゃあああぁぁぁーっっ!!渡真利ぃぃー!

「半沢!こちらで提示した条件、すべて飲むそうだ。交渉成立っ!!」
指パッチン鳴らして、してやったりなこの顔!!この顔!!
やべー。窒息しそう。
どこのヒーローものですかこれw

黒崎への倍返し完了~v


この黒崎役の片岡愛之助さんがまたい~い表情してくれて!
顔をユニークに歪めて、眉とか頬とか何であんな形になるのって感じに動かして
悔しがってくれたから
見ているコッチも余計に爽快感!

やっぱり敵役って大事だわ。


大和田を追い詰めるための一つ目のトラップ。例の揉み消しの書類。
「灯台元暗しだ」というように
見取り図に記載漏れしている地下2階の一室に隠してあると言う。
おおぉおおぅ~。(@_@;)
ルパンとかの泥棒ストーリーのようだ・・・w

・・・・・ん?
記載漏れ・・・・・・???

ちょっと待て。
天下の大手銀行の設計がそんなアバウトでいいんか。
ってか建築基準法に違反してないか。

これが「古い建物ならではの利得だ」とか「改装に改装を重ねた結果だ」とか
何らかの裏設定があるなら話は分かるんですけど。
見るからの近代的なメタルルームだったのでちょっと苦笑。

そしてダミーの箱に騙される黒崎さんw
あっはっは~ww
子供騙しの手じゃないか~。
ほんとルパンとかの泥棒・刑事モノには定番の仕込み。
わっざとらしい置き方に見ている私でさえ吹いたのに
騙されてくれてありがとう黒崎!!

そして出てきたのがサンタの衣装ってとこがまた・・・www
ミニスカサンタっぽく見えたwww

あ~も~とにかく顔真っ赤にして悔しがって怒鳴って捨て台詞吐いて退場していく黒崎に
完全に心奪われました(笑)
あんたサイコー。


そーんな爽快感と達成感の余韻に浸っている中
いよいよ大詰めの大和田退却への着手。
よっしゃ!
この勢いで行くぜ!
と誰もが思っていただろうその瞬間の近藤の裏切り。

リアルに「えええーっ!!」って叫んだ。
そりゃないぜ。
金融庁検査の一件で所属を超えた同期の連携プレーが見れてコーフンしてたのに
ここに来て逃げるのか。

――――――や、それはないだろう。
冒頭に書いた理由により無理がある。
でも次回予告で結構不利な立場になりそうな流れだったので
ちょっと不安です。
不満ともいう。

ここにきて近藤が投げるのは脚本的にズルイ。
ここは絶対「お前の指図は受けない」とかナントカ啖呵切るかと思ったー。
口を開いた時にはその言葉を期待したのに
「よろしく・・・・お願いします」

ぎゃあぁあぁぁぁ・・・・。

近藤の家族への負い目とかをもっと強調した描き方があったら
無理もない、とか思えるけど
今の近藤にそのネタで落とせるとは思えない。
最後のとって置きのネタとしたいがために意表を付く様進めてきたんだどしても余りにも強引。
もうちょっとネタを考えて欲しかったわ。
例えば近藤の利潤ではなく半沢や渡真利への不利益を庇う形で、とか。


いずれにしても次回の最終回まで濃厚に詰まった作品になりそうで嬉しいです。
なのに詰め込んだ感とか端折った雑さが見えない所もスゴイ。
視聴率が良いから全11話にしようとしたら堺雅人さんに断わられてしまった、なんて
エピもありましたが
下手に延ばさなくていいジャン!
こんな展開なら充分じゃないか!ずっとクオリティ高いぞ!

第一部では追い詰めても追い詰めても後一歩の所で逃げられて
追いかけっこの追走劇でしたが
第二部は狭い空間での水面下の戦いでした。
その表舞台となるのが金融庁が設定した金融庁検査であって
なんか仕事外の戦いだった第一部と仕事そのものである第二部との毛色の違いが
面白い。

テーマだって一部は明快な勧善懲悪だったのに対し
二部では半沢サイドが不利益な情報をどう隠すかっていう
単純なヒーロー路線ではない所が気に入った。
そのことに対し半沢が自己矛盾を感じないのもイイね。

仕事のためなら手段を選ばないという半沢のそういう悪人ぶりが
もう少し露骨に出てくるともっと面白かったかもしれないw


余談ですが序盤からずっと花のあたまをポンポンとする仕草で
バカップルを見せ付けてきた半沢夫婦ですが
今回花もお互いにポンポンし合っているのを見て微笑ましいったら。
これはこの夫婦の合図なのねw
意味のある仕草になっていて特徴的だったな~♪
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2013*09*13(Fri)
Oh,My Dad!!第10話 感想
本編の感想を言う前にちょっと本筋と関係ない部分で言いたいことが~。
なんかちょっと仕事ってなんだろうってどーでもいい哲学を考えちった。
エスカレーターで来ている人には理解を超える感覚だと思いますが
転職を何度か経験した人には分かると思いマス。

人はまず意欲や目的、理由を持って面接に向かう訳です。それを面接でも求められるのも事実。
ところが入社したらプロジェクト任されても途中で移動させられたり
当初の目的とは違う部署に配置になったりする。
会社にとって我々は“人材”であり、適材適所にコマを配置することで企業は動くものだ。
それは当然のことだし従うべきだよなと素直に思った。

そういうのが働くってことなんだな。(超今更)

じゃーなんで日本の就活って仕事に対するポリシーとか理念とか求めるんだろ?
どうしてそれまでの経験値とか目的とか求めんだろ。
必要なくね?意味なくね?

え。青臭いですか////あはは////すまん。
や、選考の一手段と言ってしまえばそれまでなんですけど
今純粋にただちょっと疑問に思ってしまった(爆)

例えば極論で例えると私の言わんとしている違和感が良く分かると思う。

医者を目指して病院へ“入社”したのに庶務を命じられるようなもの。
医者に対する意欲や熱意を持って勉強して資格取って就職したのに
俺がやりたかったのはコレじゃないと文句言ったらクビな訳ですよ。
使えない、とか、扱い難い人材だってレッテルを貼られて。

でもソレ、企業に入れば日常的なことなんですよね。
そんなとこに文句言っても社会では生きていけない訳です。
働くって本来そーゆーこと。
社会で生き残るためには順応とか臨機応変って言葉を覚えなくてはならない。

そんなことを改めて指摘されて目からウロコが落ちた気分です。
何かすげえ重要なことを教えられた気がする。
少なくとも私、今までそれを分かっていなかったよ。

え。今更デスカ?ですね。・・・・子供染みたこと言ってスミマセン。
ってゆーか就活とか転職とかしてるとふとそこに疑問を抱いたりしたことってありません?

ただそうなると社会人って
日々の自己スタンスを何処に保てば良いのか分からなくなりますね。
人間とは普遍要素に退屈と安泰を抱くものだから精神的なバランスが取り辛いよなぁ。
つまり仕事の本質に価値を見出していては駄目だと言うことになる。

前回9話で
「仕事は俺にしか出来ない、俺にしかやれないって思ってやるもんだろ!」と言わせ
理想論を叩きつけておきながら
今回10話で「突然仕事を変えられることはよくあることだ」と現実論を見せる。
そこに私は一つの社会矛盾を見る訳ですが
みなさんはどうなんでしょう?

ああ、どうでもいいですね。そろそろ。
味付けが旨く出来たかどうかは置いておいて
そういう視点から就職活動を切り取って描いている脚本は非常に画期的に見えた。
いるんですね。私と同じ風に世の中を見るひとも。

「年収や肩書って何やかんや言って努力の塊なんだから!」と早坂さんに言わせたりする辺りが
このドラマのさりげな~いエッセンスだと思うんですけど。
そのテーマの角度にちょっと賞賛です。


では本題。

このドラマは心理描写は軽いままに
出来事をポンポン見せていくリズムの良さが面白さを光らせるのに
なんかちょっともたついている感じがした。
クライマックスが光太との関係図というよりパパの人生奮闘記になっている辺り
どういうことだ。
勿論今更光太とのすれ違いを繰り返されても拍子抜けなんだけど
ドラマの肝が元一のインターンだけに絞られてしまったのがちょっと残念。
もっと色々複雑な状況を設定してきて欲しかったな。

なのでクライマックスとはいえ盛り上がりは今一歩。

でも緊張したあぁぁぁ~。←この時点で充分楽しんでいるw
二転三転してその度しがみ付いて挫けず頑張ろうとしている父親像は
ちゃんと社会人してるじゃんって思わせるだけの説得力があって
成長を言葉じゃなく態度で説明してきたのは良いなぁ。

その上で
成績はトップを出しつつも正社員にはなれなかったという展開も実に素晴らしい。
気に入った。
ここで採用までこじつけていたらマジこのドラマ投げてたわw

ここまで奔走して、でも届かないってのが社会ってヤツだ。
努力と成果は必ずしも一致しないという当初のスタンスを揺るがず貫いているのも評価したい。
こーゆーとこが好きなんだよね~このドラマ。


プロジェクトの最中
さすが元科学者、アイディアや発想は柔軟だけど
リアルな社会の常識(パソコンとかデータ分析とか)に長けていない辺りが
笑えもしたし芸が細かいwすげー元一らしいw

学べっ!学びとるんだ元一っ!!ww

芸が細かいと言えば
元一と光太の方が母親よりも息が合ってる風なのがなんとなく伝わってくる所も
ディティール凝ってるなってかんじ。
ずっと父子を見てきた視聴者としてはニヤニヤしちゃう。

例えば前回カレンダーに同じ花マル付けているとかwww
親子www ばかっぷるのようだwww


また成程とちょっと目からウロコだったのが
お弁当のクダリ。
自分でお弁当を作って自分から光太のためにしてやりたいことが湧いてきて
初めて妻の努力や苦労が見えてくるって流れがなんかいい。
世の夫たちが専業主婦の苦労を理解しないのは
自分の意思で何もしていないからだと暗に皮肉っているようで楽しい。

妻の料理なんて元一もきっと今まで褒めたことも旨いことに気付いたこともなかったんだろう。
何でも自分でやってみて初めて相手が見れるって
何気にスゴイことだと思った。


そんな紗世子に
「今度の総合商社の展示会の片が付いたら結果が出るんだ」
って言おうとして留まるシーンはすごく良い!
最初は紗世子の表情見て未練たらしいと自重したのかなと思っちゃったけど
違ったね。
18年間「明日はきっと」って言い続けたからもうその言葉は言いたくないって・・・
いい台詞だなぁ。

「今度はちゃんと結果を出してから言いたいんだ」
あ~も~ヘタレ男が成長してるよ~。胸熱~。
仕事は出来ないままだけどちゃんと変わっている部分があるって描き方が巧い。
非常によく分かるシーンだった。

前も言ったけど
このドラマは元一が父親を自覚する物語だから
元一自体のサクセスストーリーにしちゃうと芯がブレちゃうんですよね。
そこのサジ加減が微妙で
ちょっと分かり辛い部分もあったけどトータルとして
そこを有耶無耶にしてこなかったのは評価できると思う。

後半の展覧会プロジェクトのクダリはスピード感もあって面白かった。
一気に見たわ~。


けど、え、何、元サヤですか。
非常に納得行かないんですけど。

ここまで全く出て来なかった紗世子だけがイイ目みるってどーなの。
子供捨てて逃げた女だけが愛されるの。
うっそでしょ!
ありえなーい!

もちろん劇中に描かれていないだけで
紗世子には18年間の努力が募っている訳ですが
視聴者的にはまったく出て来なかった紗世子なぞ何の愛情もないんですが。
そんな女とくっ付かれて
これでハッピーエンドだと言われてもちょー蚊帳の外な気分。

なんてーの?
好きな男を奪い合っていたら
横から出てきたひょっとこ出の見知らぬ女に奪い去られたって気分に似てるかも(笑)

これならまだアンハッピーエンドの方がマシだわ~。


少しだけ早坂さんとのフラグが立ったけど
そっちに転ぶにしたって元一の気持ちの描写がほぼないので無理あり過ぎだ。
・・・・や、いいコンビにはなってますけどw
でも予告見ても、元妻に執着しているオトコだぞ。
有り得ないだろう。

ということは元サヤ?
え~~~~~
だったらドラマを苦労している紗矢子と元一を平行線で描いてくれれば良かったのにー。
(そしたらタイトルから違っちゃうけども)


今回の流れからして紗世子と復縁するまでの元一の甲斐性が試されているような作り。
でも
「やっぱり私一人じゃ駄目なのかなぁ」
お前何言ってんの何言ってんの。
それ覚悟して逃げたんでしょ!ふざけんな!
あー納得いかないっ。

でもその言葉一つによって
元一も紗世子もお互い自分だけでは光太の親として
不完全であると痛感しているって流れになっちゃった。

えー。えー。えー。
ヤダなぁ。
超ヤダー。
誰がこの女との復縁エンドを期待しているというのか。ああぁあぁぁぁぁ~・・・・。

だったら中盤辺りで早坂さんと元一のフラグを立てるかして
三角関係を匂わして危機感を煽るとか
紗世子の未練や努力や苦しみも見せるとか
何らかの伏線が必要だったのでは?
何このまったりとしたイイヒト展開!

っていうかじゃー
あの早坂さんと光太の仲良しエピは一体何の意味が合ったのか。
あの回(第5話)だけ浮いてるよ・・・wwww

ま~でも新海に浸食されてペースを乱される早坂っていうのが
このドラマの唯一の笑い所ではあった・・・w
長谷川京子がギャグ要員という奇抜さがね・・・ww


こんなんで再プロポーズ→元サヤになるくらいなら
「お互いもう大丈夫よね自立エンド」の方がなんぼかマシ。
或いは早坂さんと紗世子の三角関係にして「全てはこれからだ的なエンド」とか。
「負けないわよ!」って火花散らす二人とかのラストショットという
駄作にしてくれた方がまだ整合性が保たれるってー。

っていうか。
社会を経験して元一は誰かのために働くことを知った筈。
ならば父親として次にやることは
傍にいることではなくてそれを教えることじゃないのか?
大切なのは共に暮らしていても一人で閉じこもる生き方ではなく
誰かを大切に思う感情が人を動かすってことでしょう?

無理に婚姻関係を復活させる必要性はもうない筈だけどなぁ。
それに拘るのかなぁ。
結局このドラマの言いたいことって
父親の役割みたいなことだと思ってたのに。
父親の戸籍上の続柄なんてもう意味なくなってるだろ。

えー。ちょっと別に意味で最終回が気になる~。
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