Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2017*02*20(Mon)
踊る大捜査線4作イッキミ お台場で4作同時上映!
青島くんってこんなに可愛かったっけ・・!OD2に於ける室井さんの漢臭さと言ったら・・・!

久々にスクリーンで彼らを見れて感激でした!衝撃すぎてアベレージ跳ね上がってます・・・!
なんかもう、異常だ異常。や、分かってたけどさ・・・。
ありがとうドリパスさん。GJドリパスさん。この企画で今年いっぱい日本縦断すればいいと思います。


そんなこんなで2017年2月19日、上映会でした。
踊る大捜査線イッキミよかったです!
間に20分の休憩を挟みながら、お台場でOD1からODFまでを一日で制覇する。
太っ腹な企画だ。
都合、9時間である。10時間か。
体力勝負だなと突っ込みつつ、4作、6作か、まるまる楽しんじゃったって人、多かったんじゃないかな。


まず何度も観た映画なのに参加した私の本日の最大目的は
公開当時叶わなかった、レインボーブリッジの下でレインボーブリッジを観ることである。
上映後、外に出てそこに正に今スクリーンで観ていた橋があるこの感動・・・!
現実と幻想が交錯するような不思議な感覚を肌で感じてきました・・・!//////

当日は快晴。
橋の左には稜線まで見えたよ。
暫くはこの余韻に浸っていたい・・・。


フィルムは当時のものをそのまま使用ということで、それもファンとしてはお宝感覚である。
だから巨大スクリーンに写される映像が必ずしも綺麗だったとは確かに言えなかったんですが
そんなん関係ない。
もう二度と観れないと思っていた若かりし青島くんがスクリーンにいるというこの感動は
何にも代えがたいものがあった。

スクリーンから流れ出すあのRAP、ムーンなども感激//////
そして画面いっぱいに出るあの赤い縁取り銀文字のタイトルロゴ・・・!

しかもそれが聖地・お台場だよ・・・!
今年は踊る20周年記念イヤ―なので個人的にも感無量で
この作品が好きだった原点を思い出したような感覚でした。
とっても良いイベントだったと思う。

実はこの映画館・お台場シネマメディアージュは今月で閉館となってしまうため
お台場で観れるのはどうしたってこれがラストという節目。
最後も『踊る大捜査線』で締めるとか、粋だった。
運命的なようでもあり、ちょっと悲しい。


劇場には織田裕二さんがODFポスターにサインと一言手書きしてくれたものがあって
あの特徴的な字を見てニマニマしました~。
青島俊作って書いてあって、またニマニマした~/////
織田さんが青島俊作って書いてくれるんだよ・・・!!だから何。でもくっそたまらん。
なんてファンサービス。

「お台場の皆さん 15年ありがとう 青島俊作」みたいなことが書いてあって
何で15?と一瞬思ってしまった自分。
そう、ファイナルのポスターに書かれているってことはつまりファイナルの時のコメントなんですよね。
ってことは私ファイナルもお台場で観たから、当時も見たんだな。
他にも三種類ポスターが展示してあって、踊る史をこんなところでも。



会場。
実は正直コミケを含む踊るイベントなるものや試写会みたいなものには一切参加したことがないので
言ってみれば私にとって(ネット以外に)リアルに居る踊るファンを観てきた日でもある。
ドリパスでの前売りは213枚。当日券もあったが、まあ200人近くの人がいたことになる。
シアターは300超クラスが用意されていた。
なので、混みあっているという印象はなかったかな~。でもそこそこ埋まっているという賑わい。

女の子だらけかと思いきや、私の感覚では半々。
座席は入り口側の中央端だったのですが、そこから見える様子だと、6:4くらいだったと思う。
まあ、女の子の方が多いのは想定済みなんだが
意外に男性の方、しかも一人で来ている人が見受けられて、踊るの潜在層を知った気分でした。

そして年齢層!
考えてみれば、そうだよね、若いキャピキャピした乙女がいるわけがないんだよね・・・。
OD1公開が1998年。
今から20年前である。当時ファンだったとして、少なくとも三十路は誰もが超えてるわけで
ましてやこんな今更4作を一気に観ようなんてコアなファンは
「ディープだねぇ・・」←青島くんの声でbyOD1

当時からそこそこファンだったとするなら、そうか、年齢層は高くて当然なんだ・・・!



そして始まった上映会。
もうすっごく嬉しい!楽しい!そこに青島くんやら湾岸署やらがある・・・!
スクリーンで観ると青島くん、数倍かっこいいよ!?
テンポもサクサクしてて遜色ないですね。
会場にあのテーマソングRAPが掛かった瞬間には思わず拳を握り締めたよ・・・!

>OD1
何度も観た映画である。なのに内容的に思うことは何年経っても同じなのが自分でも恐い。
好き過ぎて気持ち悪いのでそこは割愛するが
この映画が私的踊る出会いでもあり、当時有楽町の映画館で観たのが懐かしいです・・・。

そして冒頭でも言った青島くんのぴっちぴちな愛らしさがスクリーンから駄々漏れなんですよ。
どうしてくれよう。
こんなに可愛かったっけ?
勿論役者として造り込まれた演技も光っているのですが
無意識にへらっと笑った顔とか、マジ天使。

どうしよう、顔が火照ってきた。

室井さん登場。
そうか秋スペ引き摺っている設定だもんね。二人が休憩室で歩み寄るまでが正視に堪えない。
(歩み寄っても正視に堪えない)
室井さんが自分比の中でもっと男臭くなった・・・。

どうしよう、変な汗掻いてきた。

・・・ん?ホントにこの映画館なんか暑くね?
空調効き過ぎだろ。どうみても青島くんのせいじゃなく逆上せてきました。
ここからは別な意味の戦い。
上映後流石にスタッフさんにお願いに行きました・・・これだとメインのOD2まで体力持たないよ・・・。

劇場スタッフのお姉さん曰く。
「他のお客さまからも同様の指摘がございまして、今下げましたので・・・気付かなくてすいません」

あ。やっぱり逆上せたのは青島くんのせいじゃないんだよ(それはどうか)
みんな暑いと思ってたんだね。



>OD2
こっちはですね、OPがカッコ良すぎですね!(今更)
続けてみるということが普段ない経験ですので
CDで聴いてて分かっている事実なんですが、スクリーンで立て続けに聴くと違った。とってもクール。

あと、見始めてから気付いたのですが、そういえば踊る再放送とかやってても
もう一つの海外用の方をやってて、そういえばこっちの純粋な(?)バージョンの方を見たのは
すっごい久しぶりだったー!
気付けばOD2を見たのは実に・・・実に・・・おい、何年振りだ?

シーンは覚えていても、こういう繋がりだったっけと、バージョン違いの方との混同で
とても新鮮に見られたという嬉しい誤算でした。


そしてなんといっても、正規バージョンの利点は和久さんと副総監の交流シーン・・・!

ドラマで室井さんが青島くんを引き抜きたいと告げたシーンの様な無意味な夕陽が
もう何とも言えない哀愁で。
人生の落日を投影しているかのようである。

それをまた、OD1を見た直後に見ているからこそのリアリティさというものがあって
受け継がれていく想いの一方で、それは朽ちることの代名詞である事実を
隠さず淡々と描き切っているのが鮮烈で
ちょっと胸が詰まった・・・。

ここ重要だよね。ドラマファンとしてみればとても重要な伏線。

俺たちは駄目だったね・・・という諦観を思わせる、台詞だけに終始した脚本も絶妙で
下手な希望的観測や自己陶酔なんかの台詞を加えず
背中だけで語らせた中年オヤジの画ヅラの高精度さに、改めてグッと来ちゃいました。


何年も前に約束をし、叶えられなかった夢想の極限。
何年かに一度こんな風に共鳴し合う人間が出てくるのかもしれない。
いつか、青島くんと室井さんも、こんな風に語り合うのかなとか
その時は室井さんもまた「すまない」って眉間に皺寄せているのかなとか。
その時は青島くん、なんていうのかなとか。

敢えて次世代に託すという台詞などは視聴者の胸の中でだけに去来させ
シーンでは和久さんたちの時間軸のみで語らせているのがいい。
そして叶えられなかったまま、エネルギーが今消えていくんだな~と。
時間軸の重複が綺麗に結晶化したシーンですよね。

いやぁ、良かった・・・。・・・・・・・・・今更ですね、すいません。



>今更物語論
物語も普通に面白いな~と思った。
改めて見ても、OD1の青島くんサイドと室井さんサイドの交差しない前半と
重なることで一気に加速する後半戦は、申し分ない。

OD2に於けるテーマは橋の封鎖ではなく、職業意識に対する青島くんの結論の導き方なんですが
(最後の「リーダーが~」じゃなくて、コートの話の方)
そこへ持っていく脚本が少し浅く強引な印象を感じつつ
また、ラストに血液だの吸血鬼だの骨格が散漫しているかなと初めて思ったものの
総合的にはやっぱり良く出来た物語だと20年目にしても思う。
それはドラマの土台あってこそではあるが、普通に楽しい映画だった。


その間にちょくちょく挟まれる青島くんのかっわいい顔と声!
どうしよう、くっそ可愛い。
昨今のドラマでここまで造り込まれたキャラ像というものを見ていなかったのでインパクト大きかったです。
ほんと、小さな演技が神がかってる人なんですよね!
もう反則だろっていうくらい、いちいち可愛いっ。
SAT隊長と再会した時の気まずい一瞬の作り笑顔と、最後に一瞬反らす視線とか。
この絶妙の角度。

脳内青島くんで満タンです。


OD2に入って、室井さんが青島くんを「俺の部下」的に意識が変化しているのが丸分かりに分かるのも
OD1から続けてみたから。

やんちゃな息子を手を焼きつつ大事にしているような、そんな愛着が滲み出てたよ・・・。
言うこと聞かないで暴れそうなのを「青島」って窘めるシーンとか。
だけど沖田さんに「コイツを邪険に扱うのは許さない」って言うような態度とか。

OD2の室井さんってこんなに漢臭かったかな・・////////

青島くんとの対比かもしれない。
序盤は青島くん、「不登校」になっちゃうまでのクダリがあるのでちょっとはしゃいでいるコドモみたいなんだよね。
それがOD1からの繋がりで変わっていなく見えて
室井さんの方が少し距離感を変えているように見えるから。
だから約束を叶えるために覚悟が決まったような成熟度が室井さんに強く感じられて
そんな室井さんを下の部屋に追い込んじゃう青島くんの暴走っぷりが可愛いというか、やんちゃというか。


他には、その別行動を受けての、(でもナチュラルに電話し合ってんのが/////)室井さん召喚呪文。

以前はここ、会議室に室井さんが登場するシーンをマックスにゾクゾク来ていたんだけど
廊下で新城さんと擦れ違い~の、「捜査を立て直す・・・!」ってアレ。

でも今回OD1と続けて観ていて思ったんですが
ここ、何で青島くんは地下室に行かないで会議室から呼びかけたのかなとか考えると
別に室井さんがやる気(実力)ないなら来なくていいよって挑発でもあるよなと。
俺はやる、で、あんたはどうすんの、っていう、試したシーンに見えて
別の意味で鳥肌立っちゃった・・・。

それにガタンと立ち上がり、受けて立つ室井さん・・・!

このカッコ良さ・・・!
となると、会議室に入って二人が見つめ合う意味合いもまた少し変わってくるわけで・・・!
きゃーっっ、何度観ても踊るって新たな発見があるんですけどーっっ//////



落ち付け、自分。

>その他
そんな流れを受けてからの、OD3&ODFです・・・・・・・・がっっ!

申し訳ない、私はここで帰宅させて頂きました・・・。
体力的には空調も整い(笑)、もう一本見られそうな様子だったのですが
多くのファンが思っているように、秋スペとOD1がセットであるように、OD3とODFはセットである。
3だけ観て帰るってのは出来ないと思ったので。

若い二人の未来を胸に抱いた所で気持ち良く退散させて頂きました・・・!
余韻にひたりながら帰宅・・。

ゆりかもめで見る海とお台場に夕陽が射していて、なんともドラマティックな風景の中
レインボーブリッジをレインボーブリッジを回想しながら渡っていく自分・・・。
大満足でした。

踊るやっぱり大好きだな~。



>誤算
ところで。会場はある意味ディープなファンの寄せ集めである。
普通、映画っていうのは、その作品のファンもいるが、一方で映画好きとか券を貰ったからとか
温度差の違う観客が混じっているのが通常である。
しかしここは一日だけのディープなイベント。

誤算でした・・・みんな笑いどころが一緒だよ・・・・(爆笑)

はっきり言って私は映画は一人でじっくり楽しむタイプである。
笑うとかはもっての他なのに、もう、どういう流れになるか分かっているから、事前からくすくすと会場が浮き出し
そしてドカッと笑いが入るんですよ。
釣られちゃうがな・・!

スリアミとか、もうタイミングや口調がやばすぎ・・!
ほんと上手いな、この三人。副総監殿、誘拐事件・・・とか。
青島くんが耳栓してなくて聞き返す間とか。
分かってて、もう笑っちゃうの!

DVD観てたってこんなに笑わないのに、もう、堪え切れないんだよ。

だからもう、おまえら、笑うなー/////(*^。^*)

一緒になって吹き出してしまいました。
そこ、そんなに笑ったっけ?って部分まで、笑った笑った。
趣味が一緒の人と見るとこんなにも楽しいもんかね。
終幕にはみんな拍手。ああぁ~・・・昭和世代だ。昔は映画終える度こうやって拍手してたよね。

いやぁ楽しかった。
行って良かったです。また行きたいくらい。でも今度は絶対お台場じゃないから悲しい。


しかし一点だけ不満が。

OD1上映後、あ~もぉ笑っちゃった、でも久しぶりにすっごく楽しかった、とひたっている私の横を
「すっげえ良く寝た!」って言って降りていく男の人がいたんですよ。
超絶むかついた。
彼なりのジョークかもしれないけど、大人として最低。
社会人マナーとして幼稚だなと思いました。

こっちはそれをすっごく楽しんで気分良いところを、何でそういうこと大声で言うんだろう。最低です。
凹むっていうか、傷つきました。
最初スタッフか何かの人かなと思ったんですけどね、それでもマナー違反。
思っていたって口にしてはいけないでしょう。

他の映画だったら、観客に温度差というものはあるのが当然だから、そう言う人もいるだろうと納得も出来る。
また、流石に4作も上映だし、何度も観た映画だし、前日にはスピンオフもやってるから
上映中ちょっと居眠りしちゃった(テヘ)っていうのは、理解出来る。
けど、口にするもんじゃない。小声で友人なんかと笑い合う程度で治めるべきでしょう。

ここは一日だけのイベントなんですよ。
ファンしかいないと思うのが普通であり、ファンじゃなくても口を慎むのがマナーじゃないんですか。

大声で後ろの方から降りてきてそんなこと言い捨てるなんて、酷いよ。
悲しくなっちゃった。そこだけ。
自分が好きなものを否定されたら誰だって悲しいでしょ。そんなことも分からないのかな。
切り替えてイベントに集中しましたけど。ほんと、この人さえいなければって思った。


はぁぁ、切り替え切り替え。
イベントは行けて良かったです。頑張って行って良かった。
しばらくはこの余韻に浸りたいです。青島くんで頭がいっぱいです。青島くんは20年経っても愛される人でした(#^.^#)


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2016*04*07(Thu)
ロト7CM 第12話・13話
社内人事でどうなることかと思っていたロト7CM。恋バナ展開になるとは思わなんだ。
何しても妻夫木くんの邪魔になる柳葉さん。だがこの強かな様子がロトの魔力という意味か。

そろそろ柳葉さんの逆襲ポスト争いは新展開が欲しいと思っていたので面白かったです。

でも、ぶっちゃけ柳葉さんの室井さんっぽい立ち振る舞いにノックアウトして好きになったCMなので
やっぱり役職系の話にして欲しいなぁと思っていたら
この後の14話で急展開するので、またちょっと面白くなってきた。

とりあえず、12話と13話をコンプリート。


12話~デート中


「恵梨香ちゃ~ん、ロト7って知ってる?すごいのがさ・・・」
「聡くん、私は、お金には興味無いの。でも、もしもぉ、お金で何でも返るとしたらぁ、聡くんの心がほしい」
「/////」

「なーんて言うんだよ恵梨香ちゃん」
「ドン引きだな」
「なんでよ」

「これは当たっちゃうかもなぁ」
「ワクワクするぅ」
「え、えりかちゃん・・・」
「あららららら」

「やなぎばぁぁぁぁ」←ついにキレた妻夫木くんv 

妻夫木くんの顔芸に吹きましたwこの顔がCMの味だw
その当選金額でえりかちゃんが自分を射止めようとしているとは思わないんだな(爆笑)



13話~タクシー内で


「嘘だ・・・」
『わくわくするぅ』

「よう、妻夫木くん」
「やなぎば!・・・副社長・・・、お話したいことが」
「乗りたまえ、こちらにも話があるんだ」

「今週はロト7キャリーオーバーしているぞぉ」
「そんなことどうでもいいで・・・」
「どちらまでまいりましょう」
「な、なんで・・・」
「感動の親子の対面だ」
「どういうことなんだ・・・!」
「やめるんだ!・・・手を出したら、我々の負けだ」
「ふっふっふ」←この笑い方w
「チャンスはまだある」

上手くロトのキーワードを詰め込んでますよねぇ。
けど、狙いは何だ・・・w


そしていよいよ新展開。おまけ。
14話~トイレで


このCMホント好き。シリーズで好きなのはこれくらい。
続きも楽しみですv 誰かアップして~。
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2015*04*15(Wed)
ロト7CM第9話・10話・11話 妻夫木聡×柳葉敏郎 英語はそこ繋がりか!
出ましたロトCMの外資系合併後日談!
柳葉さんの野心に目を見張る一方、それもロトのためだったのかとちょっと微笑ましく。
そして妻夫木さんのビックリ顔が何処で挿入されるかとワクワクしてたら
今回はまさかの隠し子疑惑?!斜め上のオチにこちらもあんぐりです。

やっぱりこのCM楽しいーっ。

11話(キャリーオーバーver)まで観ますと何故外資系だったのか・・というか、英語繋がりのオチが綺麗に纏まる。


腹黒く姑息な柳葉さんが黒さや汚さを感じさせない爽やかさを残しつつ
やり手という圧巻の存在感を出しているのが、凄いです。
妻夫木さんは、こういうヘタレ役、ほんと似合う~。

でも正直、登場キャラが外向きにクローズアップされていきすぎてて
私はシンプルな柳葉×妻夫木で魅せて欲しいとは思う。



9話-英会話教室にて
「OK!everyone!repeat after me!」
“あなたの夢はお金で買えますか”

「なんなんだよこれ・・・」

“ロトを買ってきてもらえませんか”
“はい喜んで”

「どうなっちゃうんだようちの会社・・・」

「Be quiet please、Mr.ARAI」
「・・・!」
「Repeat after me!Mr.ARAI」
「え。おれだけ?」
“今日はロト6を買ってきてください。ロト6は週2回抽選です”
「ロト6・・・・」


あなたの夢はお金で買えますかは、晴れある第1話の柳葉さんの室井さんばりの名台詞な訳で
それをここで復唱する可笑しさが、ニヤニヤする~vv


10話-呼び出される柳葉さん。副社長室にて
「お呼びでしょうか」
「合併は上手く行ったな。君のおかげだよ、柳葉くん」
「これで石橋専務も終わりでしょう」
「それで何が望みだ。・・・報酬か。ロト7並みの・・・」
「頂くのは貴方のポストですよ、副社長」

怖えぇぇ!!

「本当に君にはすまないことをした」
「人事なら仕方ないですよ専務」
「いや、そのことじゃないんだ」←そのことじゃないのかよ!www
「え?」
「私は君の、本当の父親なんだ」
「何を言っているんですか専務」
「もう専務じゃない・・・ぱぱだ」

なんっじゃそりゃあぁあああ!!!


11話ー呼び出し
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2015*01*10(Sat)
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!感想
正月に何故だかGYAOが踊る祭をやってまして。だからやってたら観ちゃうんだってばーっ!!
「年末年始スペシャル企画 踊る大捜査線シリーズ一挙特集」

何で?なんで今更踊るなんですかね?冬だからですかね?
嬉しいんですけどね。めっちゃ嬉しいんですけどね。
でもDVD持っているのに・・・海外版と合わせたら数え切れないほど観た映画ですよ・・・・。

勿論また観ちゃいました・・・。楽しかった・・・。正月が潤ったよ・・・。ごちそーさまでした。
冬になるとモッズコート出して青島くんを想います/////

前回に引き続き、OD2の本編レビューはなかったので今更感満載の中、OD2感想です。
萌えどころ(笑)は、ほぼ排除し、ちょっくら冷静に書いてみました☆


『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』 2003年度作品
興行収入173.5億円
監督/本広克行 脚本/君塚良一 音楽/松本晃彦
製作/村上光一(フジテレビ) 製作総指揮エクゼクティブ・プロデューサー/亀山千広



実写邦画歴代興行収入1位。邦画歴代興行収入第4位。
前作OD1から5年後
劇中の設定は2003年11月22日~24日の、やはり3日間の出来事の物語である。

ドラマ1話と同じテレポート駅からの出勤風景で始まる本編は
それこそが過去と現在の対比であり、今回の事件の肝でもある。
冒頭、変わってしまった街並みとシンクロするように、少し変わってしまった発言をする青島くんが
また、印象的だ。
「俺を待っていたのはこんな小さな事件じゃなくて」
一見、キャラもブレて、脚本もブレたかのような発言だが
そのまま観ていくと、それは中盤、仕事への自己スタンスを取り戻す布石となっている。

誰かのためになるのであれば、という視点のスライドは
それこそ、青島くんが刑事を目指した初心でもあり、また、
仕事をしている上では誰もが突き当たる葛藤の、切り替えの定石だろう。

そうやって、名も残らないその他大勢の末端の群衆は、今日を越えて行くんだ。

この、周りから、上から
命を掛けてる仕事を、要らないだのやらなくていいだの、無駄であるかのように言われ
“不登校”になっちゃう青島くんが
仕事の評価を決めるのは、上の評価じゃなかったと気付き、よっしゃ!って立ちあがるまでが
前半のメインとなっており
そういう、何だか色んなわだかまりをどれもスッキリ解決しないまま、それでも受け容れて乗り越えていく・・・
そんなスタンスって、何だかすごく元気を貰えるものだ。
むしろ、仕事って社会って、そういうものばかりだから、応援する気持ちは大きい。


しかし、そうやって、何とか自分の中で燻ぶる色んなものを呑みこみながら頑張っているのに
意外と痛いしっぺ返しを食らうのは何故かこっちだったりする。
人生って正にそういうものである。

前作では、上層部と最下層という単純なヒエラルキーの対立であったが
今作では更に、中間層を白でも黒でもないグレーゾーンとして用意し
三段階の階層が明確に表現されている。
故に、それぞれのしがらみ(ルールや規制)の中で対立しながら
誰が良いとか悪いとか、そういう角度ではなく
各々にかかる制限の中で行動する、その、正に階級構造というのが
実に哀愁を帯びて見えていて、そのサラリーマン悲哀は大変共感とリアリティを呼ぶ。

ピラミッド型の段階的構造は、組織の中では基本だから
命令遵守、権力重視。
それをひたすらに、ある意味露骨に押し出している本部長沖田が
ラストに、そのヒエラルキーを以って「上からの命令です」と自由度を奪われる展開は
理屈で動く社会を目の当たりにさせられる、見事な逆転だ。


直向きに頑張る末端の兵隊さん。
振り回され。馬鹿にされ。それでも言うことを聞くのは何故なのか。
描かれているものは柵でも、訴えているものは大きい。

例えば、青島くんが沖田さんに所轄を否定され、大事件の重要性を説いた時
「登校拒否」しちゃうけどそこからの彼なりの咀嚼の仕方がユニーク。
「悪を退治」するのではなく、「誰かを護る」そのために、俺たちは今日も走る。
似て非なるこの着地点は、実は重要で
混同しがちですけど、視聴者を物語原点に返してくれる大事な切り返しだった。


そこで起こる、雪乃さん拉致。
だけど起こってしまう悲劇不運が、社会のサディスティックさ。

捜査が暗礁に乗り上げた時こそ、兵隊の底力の見せどころ。
上層部の一員として表れた真下くんが、上部席に座っている図も壮観だが
そんな真下くんが湾岸署カラーを忘れていなくて、協力体制を取る・・・というか
迷ったら刑事課に表れるとことか、燃えるしニヤニヤさせられる。
頼りになるのは、規律で固められた肩書ではなく
息づく末端だ。


それなのに、その規律に阻まれて、今度はすみれさん負傷。

前半部は、とにかく自由に動けない事に対し、負荷が蓄積されていく展開だ。
やってらんないという捜査員たちの声があちこちから聞こえるようでもある。
そのじわじわと苦しめて行く展開が、じれったくもあり、圧迫感も齎し
テンポさえ緩く感じさせてくる。

同時に、事件のことは当然として、監視カメラの存在、そしてSATとの地下通路攻略など
色々なシーンも合わさるので
余計に、どうも脚本的に迷走しているような、トロイような印象を抱いてしまう。



だが、すみれさんが撃たれたそこを起点に、ようやくドラマが昇華を始める。
負荷を与えられるだけで反撃も出来ず、燻っていただけの
その、一方的かつ閉鎖的な空間が、いよいよ動き出し
ここから一気に物語的にも加速し、面白くなる。

事件物としては緩く、爽快感は得られず
刑事物としても、中途半端で
しかも、OD1に比べ、様々なものを詰め込んだせいか、テンポが悪く、スピード感に欠ける。
クライマックスへ向かうまでの過程が分かりづらく、突き抜けない。
だが、その中でもがき、真剣に働く、各階層毎のグラデーションは今尚遜色なく
サラリーマン謳歌として評価出来ると思っている。
自由度のない階層社会に生きる者たちの、ラストの指揮下での大勝利よりも
最下部への理解を示す、仕切り直しシーンこそが、確かな爽快感を与える山場である。


捜査会議上へ、血濡れたコートで乗り込んでくる青島くん。
怒りの矛先は、最早、沖田本部長ではない。
そして、その怒りこそが、信頼と愛情の証でもある。
故に、その怒りが沖田に向かうことは絶対ないのだという確信が見て取れるのが
また、ファン心理を満たしもするし
兵隊である末端にも意志があるのだという、同じ土俵に乗った瞬間でもある。

「室井さん聞こえるか」
青島くんの目には、室井さんしか映らない。

「どうして現場に血が流れるんだ!」
別に、護ってくれと訴えている訳ではない。
ただ、指示で追うリスクを、背負うべきだと、責めている。

それが良い悪いかはともかく
対等でありたい下階層の夢言だろうなと思う。

そうして、その想いが室井さんには伝わる。

青島くんが言ったからというのもあるだろうが、室井さんだけには階層を越えて声が届く。
ここはもう最高のカタルシスだ。

室井さん召喚呪文発動。

廊下を走る室井さん。
擦れ違う、同じ力と肩書を持つ新城さん。
だから分かち合える。だから伝わる。

「本部を頼みます」

ざっと、画面左右にフェードアウト。

か・・・・っこい~~~っっ!!!!
男の世界である。


そうして、本部に姿を見せた室井さんは、ただ一言、声を張り上げ、告げるのだ。
「本部を立てなおす!」

また痺れる・・・・。
映画の副題は、レインボーブリッジを封鎖出来るか否かという視点に見えるが
この映画の真のクライマックスは絶対ここである。(断言)


このレインボーブリッジを題材として持ってきているのもまた、面白い点だ。
この橋も、複数の管轄に分かれ
簡単には封鎖出来ないという、やはり縦社会のしがらみが、ここにもある。
この映画は正に、階層社会の弊害をモチーフにしていて
それの象徴として、この橋を持ちだしたのだろうから
実にエッジが効いていると思うし
そのテーマがシリーズの中で一番分かりやすくなっていると思う。

しかも、最後に、ブリッジ封鎖を出来ない青島くんが
犯人を逃がしそうになるラストシーン。
「お前らの組織は橋ひとつ封鎖できねぇのかよ。だっせぇ」
「そうかな。リーダーが優秀なら、組織も悪くない」

だけど、その後事件を解決(確保)したのは
その組織命令系統を無視した、SATである。
犯人擁護とまではいかないが、自由度こそが結果を得られるという結末は
組織の限界と無力さを訴えてもいる訳で
なかなか皮肉めいた着地点でもある。


事件解決を評価され、室井さんと青島くんは揃って(今度は)表彰される。
組織に生きる室井さんはそれを受け取るが
青島くんは欠席しているのも、静かな抵抗のようにも捉えられ、シビアなリアルが浮き出されてくる。

尤も、青島くんはただ、仕事を優先してこなかっただけでしょうけど。
(そんな深く考えてはない。ゼッタイw)


また、事件としてはリストラされた幾人もの人間が、役員らを報復として辱め殺していたという事件であり
それは、ヒエラルキーの最悪の形態だ。
退職させられたことではなく、上司との関係が破綻したという意味で。

沖田-所轄間もまた、導くことはできなかった。

ここで膨らみを持たせているのが、唯一、新城さんの存在で
彼はOD1で、室井さんに危険な賭け(副総監誘拐事件の指揮)を振ったのに
ってか、そもそも、青島くんとの仲を裂こうと盗聴器仕掛けたのも彼だが(秋スペ)
実力を認めているというのが、ここで名実共に確認が出来る。

今作は、横の繋がりは、湾岸署内部も含め、割と健全な解釈をされているのも
縦のラインを強調するためだと思われる。
そこの部分がしっかりと描かれているので、物語も引き締まって見えるし
骨格の太さも感じられるし、私は好みなんだけど
でもその分、単調な構造になっていることは確かで、残念な所です。


そうやって、幾つもの階層構造の混沌とした関係図を紡ぎだし重ね合わせていることで
最終的に見えてくるものは何なのか。
映画は恐らく、あのセリフから分かるように
室井さんを筆頭とした理想形態を、結論としたいんだろうけど
その結末がそれを否定しているだけに、難しさとか限界を見せている気もする。
深読みすると、どんどん重たい現実が見えてくる。

それでも、室井さんという一握りの希望を残した訳で
読後感は爽やかだ。
社会の末端で身を粉にして働いているサラリーマンにこそ伝わるものがある物語だと思っている。
私は、そういう生きる姿が好きです。


過去の趣味に走った暴走感想がコチラ。テンション高いです。はしゃいでます(^^ゞ主に室井さんと青島くんにvvv
BAYSIDE SHAKEDOWN 物語感想/室井×青島感想

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2014*12*25(Thu)
踊る大捜査線THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!感想
ヤフートップ画面に無料動画GYAO!のコーナーがありますが
現在その映画のタグで、何故か踊るがトップリンク貼られてまして。
観ちゃったよ!!あったら観ちゃうよ!!

MOVIE1です。再生回数も1位です。みんな好きだね。

もうこれ何回観たの?DVD持ってるよね?映画館にも行ったよね?ってか何で今更貼られているの?
だけど好きだわ~~~~~~。←エコー付けて


踊る記事の100質でも答えているように、私が初めて触れた踊るワールドが、このOD1。
絶対面白いからと友人に連れられ、いきなり映画館で拝見。
その時の初印象は、派手な映画だな~くらいのものでしたが
目まぐるしい展開や、クライマックスの「室井さぁん!」に、うおー!と思っていたのを覚えています。
その帰り道、その友人が、この作品はドラマがとにかく面白かったんだと力説。
で、ドラマ版を観て、ハイ、1話で落ちました~。

なんっじゃこりゃああああああ!!!!
ドラマ1話マジいいよ!マジいいよ!
ラストのオチがたまらん!事件を解決しない刑事の、犯人とのリンクがたまらんっっ。
刺激を求めて相似的な想いを抱いた二人の同調に唸りました。
そして、一部の隙の捨て回のない連ドラが続き、最終回の、大階段。
もう何も言うことはないです////////言葉が出ないって正にこのこと。

なのにですよ!
更にその後SPで歳末、初夏、秋と続けられ、盗聴器ひとつで、あんなに見事な心理的擦れ違いを演出!
その上でのこのOD1の公共電波使った共鳴!
ふわあぁぁぁ~///////

そんな訳で、久しぶりに観ちゃったので、軽く感想文をば。←軽くなどないw長いね!


踊る大捜査線 THE MOVIE 『湾岸署史上最悪の3日間!』1998年度作品
興行収入101億円
監督/本広克行(ROBOT) 脚本/君塚良一 制作プロダクション/ROBOT
プロデューサー/亀山千広 臼井裕詞(フジテレビ)堀部徹 安藤親広(ROBOT)


この作品は単品でも充分エンターテインメント性を持つが
ドラマ版~SPを経ての集大成として捉えると、より一層、そのテーマ性やら主旨が重みを増す。
(何度も言うが、踊るの本来の魅力はドラマにある)
そして、ドラマを知らなくても、ファンとしての贔屓目なしに一映画として観ても
なかなか面白い映画である。(ホントに)

日本実写映画歴代興行収入4位。
勿論、第1位はOD2ですね。未だに2位に大差を付けてトップに君臨中。


本作は1998年11月4日~11月6日の3日間の出来事が描かれている。
踊るシリーズの最大の特色は、従来の刑事ドラマから一線を画し
警察を一企業に見立ててサラリーマンの悲哀を描いている所だが
その特色を捻って、今作のメイン事件は、副総監を副社長と間違えて誘拐した犯人の話である。
踊るならではの特徴を模した事件ですよね。

冒頭、早朝の薄暗い車内から映画は始まるが
それも、強引さのない優しい導入であり、唐突感はない。ほぼ無音の湾岸地区の夜明け。
勿論、張り込みのように見せかけて、実は副総監のゴルフ送迎という
何とも踊るらしいネタにシフトされるテイストは、抜かりがない。

そして、ここで手に入れるスモークボールが、後々の最大アイテムとなる布石としての効果も充分。

そこに堂々と横切っていく犯人・・・w
・・・コメンタリーでも言っていましたが
湾岸署内の窃盗事件犯も、湾岸署カットに入った瞬間から普通に登場しているんですよね。
そういう伏線の貼り方も大胆で特徴的だ。笑えるのもいい。
(映画3、4では見られなくなった繊細さだ)←禁句

例えば、雪乃さんが初めて検死に立ち会うのを促した後
青島くんが「当分ハンバーガー食べれないな」って笑うシーンも
その後ろでハンバーガー持って立ち尽くす中西さんとか。(当然台詞なし)
ここで、あからさまに何かを喋らせてしまっては下世話に成り下がるが
敢えて、無音のカットで、そのままシーンチェンジ!
これだよ~~~~。こういうセンスが元祖・踊るだって~!


本編には直接関係ない、水死体の捜査を巡る勝どき署との権力争い。
スリアミによる、戒名付け。
特捜本部は2000円の幕の内弁当・・・。

物語はドラマのノリを色濃く投影したまま、ポンポンと手際良く進む。
映画を楽しみたいと思う人には、コレ映画でやる必要あるのかと思う程の
コントのようでもあるアホな言動や軽妙な会話劇が、斜め上に展開されていく。
慣れない新参者には、少々まだるっこく、或いは無駄に感じるかもしれない。

しかしトータル的には、その前半の明るさが、後半のシリアスムードを引き立てているし
踊るはあくまで、事件を追う刑事の物語ではなく、働く人間の哀愁、心情的物語であるから
これで良いのだと考える。

とにかく序盤は、画面も軽く、ポンポン話が進む。
一気に世界へ誘われていく。
二つの事件――猟奇的殺人と副総監誘拐事件――が同時に進行していくので
湾岸署サイドと本庁サイド、しかも湾岸署では更に窃盗事件も起きていて
導入角度が沢山あるのも目まぐるしく、バラエティに豊む。

それらがビーズのように散りばめられ、とても鮮やかな印象だ。


一方で、少しずつ進められていく本編(特捜)本店サイド。
湾岸署に本庁が乗り込んでくるシーンは、暗いブルーの闇に包まれ、ゆっくりと迫りくる軍隊演出。
笑っちゃう程の誇張表現が楽しいv そしてカッコ良くもある。
本作品に於ける、本庁というものをどういう解釈をしているかが、露骨に表れるシーンですね。

初めは新城さんを管理官として開設された特捜が
ターゲットが副総監ということで、万一のことがあれば失点は免れず
そんなリスクを冒すなと、エリートキャリア擁護策。
よって、(ドラマ時代に)既に汚点が付いている室井さんに本部長を譲れという指示が下る。

新城さんの名セリフが拝めるのも、ここですね。
「この辺で点数を稼いでおいた方がいいんじゃないですか。室井さんは東北大でしたよね」
「何が言いたい」
「入試で遊ばず、死ぬほど勉強しておいて良かった」

~~なんっっちゅー台詞っっ。
良くこんな台詞考えつきましたよね~。ある意味清々しささえ残る、壮大な嫌味。

そして、紙コップに熱いコーヒー入ったまま、無言で握りつぶす室井さん。

こういう、時折見せる野性味あふれるところが
如何に普段理性的に行儀良く振る舞っているかを彷彿とさせる。
っていうか、どれだけ自制心強いんだと。
この辺でもう分かるように、室井さんは今回、ほぼ四面楚歌である。
あっちにこっちに好き勝手に負荷を掛けられていく。



でもそんな、生温い展開が、青島ー室井がようやく個別に接触した付近から、急速に色を変える。
明るく、ポップな湾岸署カラーで縁取られていた物語も
一気にシリアスに傾斜する。

室井さんサイドー副総監事件は、身代金受け渡し失敗。
思う様に動かして貰えないことで、指示が滞り、憤りを募らせるシーンは
見ていて様々なエゴが圧し掛かり、正にサラリーマンのヒエラルキーだ。

青島くんサイドー猟奇殺人も、犯人と接触出来たものの逃亡。
それは大事な所で本庁サイドの邪魔が入ったからであり
所轄の仕事より、本庁を優先させろという、従来のテーマが壁を造る。
ちなみに、この切り口はそのままOD2へも引き継がれる。


イライラする青島くん。
むしゃくしゃしたまま休憩室へ。

そこで、ついに室井ー青島、二人きりで遭遇。
思えば、秋に喧嘩別れした時にも周りに人がいたし
二人きりでゆっくり話せるのは、恐らくここが初だと思われる。

そして!有名な背中合わせの椅子シーン!

青島くんが缶コーヒーを買ってあげて、後ろに腰を下ろす。
「誘拐犯、接触してこなかったですね。無線で聞いてました」
「・・・・ああ」←初めて(秋以来)室井さんが答えたー!
「参事官になったんですってね・・・ザ警察官僚。おめでとうございます」

缶コーヒーをプレゼントv

「そっちも大変でしょうけど、所轄のこっちも大忙しです。下っ端は下っ端でね」
「・・・・」
「今のは嫌味です。いちお」

「すまない」
「・・・?」
「頑張って上まで行ったのに。君との約束が・・・・。
 本当なら、現場を知ってる君たちに、捜査を。
 正しいことが出来ないんだ・・・・。自分の信念も貫けない・・・っ」

苦しそうに目を瞑り、何かを吐き出すように訴える。
そんな室井さんに、驚いたような顔をした後、青島くん、笑って。

「出来ますよ、室井さんだったら。俺が信じた男ですよ」

室井、ゆっくりと目を開ける。

「・・・待ってますよ俺。頑張りましょうよ。俺たちの想い、実現するまで」

すると、室井さん、缶コーヒーを握り、立ち上がる。


このお互いを消化するシーンはもう格別。
そこに明確な理屈も言葉もいらない。

この直前まで、青島くんは、室井さんにはムクれたような、睨みつけるような目線を送っていたし
直前まで上手くいかないことにイライラしていた。
それが、ほんの少し・・・
室井さんが諦めた訳ではなく、戦いたいんだ、でも出来ないんだという愚痴を零すと
まるで魔法のように、青島くんの中のモヤモヤしたものも一掃されてしまう。

室井さんもまた、青島くんの、まだ信じて貰えているという熱意を知るだけで、再び火が灯る。
ここの境遇を強調するためだったのだろう、これまでの室井さんの四面楚歌状態という背景が
ここの二人の説得力を持ちあげ、鮮やかに演出されている。
どん底で同じ立ち位置に戻るからこそ、伝わる同調感も大きい。

そもそも、映画から入ると、何故この二人がいがみ合うのか、明確な記述はない。
だから、初見だと、室井さんは嫌われ者にも見えてしまうかもしれない。
勿論、これは、秋スペで、監察官の室井さんに盗聴器で裏切り、裏切られたことで
それがまだ心の中で解決できていない燻りを物語っている。

青島くんも、最後まで信じてくれなかったことへ憤っていたし
室井さんも、上に行くために選んだ苦渋の決断を
頭では信念(約束)故にと割り切っていても、自分もまた、そう簡単に割り切れていないことが伺える。
同時に室井さんの場合、それがそのまま現状の負荷にも通じる。

それを、青島くんが理解しただけで、こんなにも強くなれる絆。
たった数分で、あの秋の確執が煙のように消えてしまう。
その説得力も充分だし、言葉ではなく、表情とか声質とかで伝わるものがある。
二人っきりっていうだけで、あとはベタベタしていないのもいい。

二人で戦うんだと思うだけで、パワーに変わるのは
やはり元々の根幹の同調と、一度は理解し合った仲だからだろうなと察せられる訳で。

室井さんが継続的に孤立してきた環境も、この和解を補足していて
青島くんは“約束”を通じた、自分を追い込む存在ではなく、唯一、一緒に戦ってくれる味方だと
室井さんの中で心理がシフトした瞬間でもあり
この瞬間、少なくとも彼は、心理的には孤高ではなくなった。

事実、その変化が、クライマックスの共闘に繋がり
共通認識が気力や勇気、そして行動へと繋がる変化は、観ていて充分こちらの共感を呼ぶものである。
むしろ、数多の人間が深層心理で求めているものだろう。

ここは、サラリーマン云々よりも、結局俺たちは最初から二人きりだった、という同志な想いが
めちゃくちゃ燃える。←萌えるでも合ってるがv


しーかーもー!
「ああの、珈琲代の方はあとで本店の方に請求しますから。経費節減しろってうるさく言われてて・・・」
「・・・・・自動販売機ごと返してやる」

きゃーっっ!!!!何そのおっとこまえな台詞!!
その室井さんの目を見て、青島くんもニヤリと笑う。
室井さんはもう大丈夫だと分かりあえる。
たまらん共鳴シーンです。

また、その後、和久さんが吉田副総監と、似たような境遇であることを告白し
なんだか、時代が受け継がれているようで、歴史とか世代とかを感じさせる。
そういう連鎖みたいなものは、これまでなかった側面で
その関係性が、ラストの負傷に繋がる訳だから、少々重たい。

「お前も室井さんとそう約束したんだろ」
「・・・ええ」←この、なんとも、はにかんだ、嬉しそうな顔がイイvvv
「諦めるな。想いはきっと実現するから」

そして余談としては、OD2で本当に室井さんは自販機買ってあげちゃったというね。
衝撃のオチが付くwwwどこまでも冗談の通じない男・ザ室井慎次!


*******

さて、ここまでが前半戦。
後半は事件の進展と、青島くんの境遇に視点が絞られる。
ここからが、評価に値する、本当の怒涛の展開になる。

誘拐の方と猟奇殺人の現場が同じであったことが判明。
誘拐の方の仕込みとして仕掛けられていた盗聴器に、青島くんの声が入っていたから。
このスライドは絶妙だと思う。
どうやって、青島くんを自然に疲労させつつ、本庁の方に関わらせるか。
なかなかに考えられた接点。

これで、青島くんのスタンスが微妙にシフトする。
室井さんと話したことで、わだかまりが解け、友好的になっているだけでなく
名実ともに、本庁サイドに関わる理由が出来た。上手い駒の進め方。さあ、下準備は整った!

「こいつに何をしてもいい、絶対に思い出させろ」
「めちゃくちゃだなぁ」
新城さん、相変わらず、強引~v
彼のこの失敗を知らない無謀さは、室井さんとは別な意味で突き抜けている。

ここのMOのファイルを閲覧させるクダリは絶妙な間の笑い・・・w
思うんですけど、青島くん演じる織田裕二さんの演技の上手さはこういうとこだと思う。
ヒーロー宜しくバシっと決めるのも上手ですが、缶珈琲CMの「ブラボー」って言い方とか。
センスが絶妙だと思うんですけど。


で。
猟奇殺人の方は、勝手に犯人が自首して来ちゃうので、そこを確保。
これは追いこむまでの、ネットを使ったチャットやら、袴田課長も混ぜた、待ち伏せなんかが見どころ。
そして、その殺人犯を青島くんと一緒に逮捕した男が、窃盗犯。
「通販で買っちゃった」ばしっ←青島くんとすみれさんの息の合ったツッコミも見どころ。

とてもテンポの良い流れだし、簡素だけど無理もなく、丁寧に造られていると思う。
踊るはいわゆる倒叙的なものでもないから
犯人逮捕という重要な線でも、この辺の軽いタッチに違和感もない。



残すは副総監誘拐事件のみ。
室井さんの苦悩はまだまだ続く。この負荷こそが、名シーンへの布石となるので、限度がない。

本庁はプロファイリング
所轄は後方支援
そうしたいんじゃないのに、言いだせず押さえ付けられる室井さん。
眉間に皺よせて 両肘を付き頭を抱える。

それを見る青島くんの態度が、前半とは一変し、言うこと聞いてやるかって顔するから
ちょっとリアクション変わったのが分かる。

室井さんをこれ以上更に追い込む訳にはいかないっていうのもあるだろうが
それよりは、その苦悩が本当に必要なのであれば
室井さんの苦労を、俺も一緒に受け止めなくてどうするっていう、ある種の覚悟みたいなものも感じられる。
それが後の、あの名台詞に繋がるのだと考えると自然だなぁ、と。

事実、室井さんが抱えて雁字搦めになっているのは
決して善VS悪の話ではなく、戦うフィールが違う二つの視点が噛み合わないだけの、温度差に在る訳で
行動原理の問題である。

また、こういう心理的決着の付け方って
サラリーマンを経験している青島くんだからこそ、という経験値も感じられて、共感してしまう。
(勿論、規律と階層に憂う室井さんの負荷も)


特捜サイドでは、まだプロファイルなどを駆使していても、全く辿りつけない中
和久さんは和久さんで足で付き止める。
青島くんはデータからプロファイルしちゃって未成年にターゲットを絞りだした。
更に真下くんから、猟奇殺人の時の仮想空間のチャット仲間の一覧表を入手。
そのデータから、未成年を絞ったら一件ヒット。
でも住所が分からず。(ネットだから)

この、結局犯人に辿りつけたのは
円卓囲んでいる脂ぎった上役でも、部屋の中で書類とにらめっこの本庁でもなく、所轄っていうのは
物語的な爽快感があし、製作者のサラリーマン謳歌が感じられる。
ブレもないし、悪くもないと思う。
また、インターネットで知り合った人間同士が犯罪に加担するという発想も
(当時としては)何とも斬新な真相だし、犯人との接点が割り出せず難航した理由付けとしても充分。
この辺のリンクの仕方と回収の仕方が、踊るらしいし、見事である。



住所が分からない。
そこで何気なく見た湾岸区域の風景。
煙突から上がる赤い煙。

そこから掛かりだす、お馴染みテーマソング!RAP!
走る青島くん!
屋上で、360度の展望!
画面が白黒になって・・・・際立つ赤い煙。「天国と地獄だ」

燃えるー!!ゾワっと鳥肌が立つー!
ノリノリのお馴染みのテーマソングもいい!

急速にスピード感も上がり、一気に観客のボルテージもストレスなく上昇させる手腕は
見事に洗練されていて、ここからアクセル全開。
この辺から怒涛に畳み掛けるエンディングまでは、もう圧巻である。

ついでに、これこそが、冒頭、ゴルフコンペで貰ったスモークボールであり
そのひとつを和久さんに渡していて・・・という繋がりで、というのも上手い。
なーるほど、と、すっごいしっくりくる伏線回収。
真っ赤なスモークボールが事件解決のヒントになるというアイディアも面白い。
それを誇張するように、映像も他は白黒で色を失くし、煙だけを赤く立ち昇らせるという、天国と地獄演出。
細部まで実に良く出来ていると言える。


そこが現場だと確信した青島くん。伝言を残し、現場へ急行。
和久さんを発見。
そして、アパート番号を付き止める。

掛かり始めるMOONLIGHT。(これがまたねー!ほんっと良い曲だよな~~~~//////)
沁み入る~~~。

さあ来ました、あの名シーン!!

無線で本部と連絡を取る青島くん。
突入の指示を仰ぐ。
しかし、あまりのプロファイルとの相違点と、いきなりな展開に、円卓から待ったがかかる。

「待て!うちの捜査員をいかせたほうがいいでしょう」
「いえ、うちの二係をいかせますから」
「とにかく所轄なんかにやらせないでよ」

見当違いな会話にうんざりとした顔を見せる青島くん。

「室井さん、命令してくれ 俺はあんたの命令を聞く!」
「・・・・・」
「そこで待機だ!本庁の捜査員が行くまで待て!」
「室井さん・・・っ」
「室井に指揮権はない!お前は手を出すな!」
「答えてくれ室井さん・・・っ!」

「被疑者と思われる人間に見られました。追いかけます」
「動くな!本庁が行くまで待ってろ!」

「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」
「・・・・っ!」
「室井さぁん!」
「青島、確保だ!!」

~~~~っっっ!!!!!・・・・っっ!!!!/////////
キター!うっしゃー!!

このための、室井さんへの数多の負荷であり、室井さんと青島くんの一時期的な不和だった。
室井さんの大爆発と青島くんのエネルギーが融合して
何とも気持ちの良い展開。

これを公共電波(ちょっと違う)使って、堂々と会話しているんだぜ!どうしよう!変な意味でなく!
前も言ったけど、こんな直向きに自分呼んでくれたらたまんないよなーw//////
見せ付けるような二人だけの世界と会話が、二人でいくぞ!っていう勇気にも変わり
共鳴していく。くはーっ!

ラストだけ画面が切り替わり、青島サイドから本部へ切り替える。
青島くんの声がスピーカーから響くのも最高な演出。
やべえ。何度見ても卒倒しそうだ。



これだけの頂点を描いたにも関わらず、脚本は未だ手を緩めない。更に畳み掛けクライマックスは終わらない。
今度は捜査本部。

最早会議室になど、用はないとばかりに立ちあがる室井さん。
「どこに行くんですか」
「現場だ」

室井さんに黙ってコートを手渡す新城さん・・・っ/////
かっけ~!
ここの演出の妙は、コメンタリーで成程と思いました~。
また、あれほど苛ましていた周辺環境を、もう一切気にしていない堂々とした室井さんが痺れる・・・。
青島くんが室井さんを開花させた瞬間である。


だが、こんな啖呵を切って、本部を投げ捨て飛び出してきた室井さんが、現場で見たものは
何と、自分が自らタズナを手離した、唯一の相棒の血濡れた姿。
ああぁあぁぁぁ~室井さん・・・。どこまでも報われないひと・・・。

犯人を目前にした青島くんが、室井さんのためを思って本庁の捜査員に逮捕を譲ろうとするシーン。
「ちょっと待って・・・俺たちが逮捕しちゃったら室井さんが・・・」

それを一番に助けにくるのが、他の誰でもない、室井さんってのがまた悶える~////。


この時の室井さんの心中を思うと、怒涛のように押し寄せる様々な感情には、台詞等なくとも
息が詰まる。
命令しなきゃ良かったのか、自分の判断が遅かったのか、判断が甘かったのか不十分だったのか
ならば大人しく、上の言うことを聞いていれば良かったのか。
つまりどちらか片方に属していれば、その摩擦の象徴としての悲劇は避けられたのではないか。

問題解決のアプローチの異論が齎した着地点は、あまりに重く。

同様に、新城さんにも訪れる苦悶。
「兵隊が犠牲になってもいいのか・・・っ」自分を護ってくれるのではないのか。
己の庇護の対象を怒鳴る新城さん。

ラストでは様々な想いが、熱く、言葉なく交差し、怒涛のように押し寄せ、決着が付けられていく。
前半は明るく、軽妙に進んだ数多の言動や、横暴なまでに振る舞い
一点の迷いもなかった本店サイドが
捜査員の負傷という転換期を経て、対象的に迷いを生じさせる展開は異様ですらある。
そこにヒエラルキーの弱みや弊害を見せつつ
生じるカタルシスが単純なものではないことも匂わしていて、層が深い。

そもそも青島くんが懸命に叫んだ台詞も
これは組織構造の根本として回す気のない本店への心理的な揶揄なだけで
別に本店を全否定させている訳でもない。
そういう解釈がまた、小気味良い。


また、室井さんもそちら側として、抜け出そうともがいたのにも関わらず、一律に迷いと罰を与えることで
何とも悲痛な結末と成り得ている。

反して、所轄サイドは、負荷を与えられつつも、最後まで実にストレートなままであるのも
ちょっと浮き彫りにしているのか。



よっぽど慌てたのだろう、室井さん、誰の手も貸さずに(笑)、青島くんを抱えアパートを飛び出してくる。
自分で運転しちゃう。シートベルトも忘れる。室井さんの運転~青島くんお初だ~v
お馴染み、これまた名シーン。

車の中の遺言(違)

「室井さん・・・」←最初に声かける相手v
「喋らなくていい・・・っ」
「俺・・・いなくなっても・・・現場の刑事のために・・・」
「ああ・・っ、約束する・・・!」

意識を失う青島くん。

「いやあぁ!」
「くっそぉ!」
「なんで・・・・青島くん!青島くん!!」
「青島ぁ!!」

悲愴な叫び声。
やがて聞こえる寝息。爆笑。

「あれ・・・?」
「死んだんじゃないのか」←www
「青島くん・・・三日寝てなかったんだ・・・。はあ・・・ったく」
「ほんずなっす」

折角通じあえたのに・・・!っていう室井さんの心中を思うと、遣り切れない。
・・・・けど、唯一、二人が共有していなかったのは
喧嘩していた間のお互いの状況であって(笑)
眠くて眠くて仕方なかった、3日間寝てなかった青島くん・・・・w (そうか、副題は青島くんのことかw)

どれもが奇跡の結晶のような精錬された台詞で、かたどられる。
ムーンがかかってからここまで、一言一句、名台詞。無駄も隙もない。
脂乗ってますね、という感じだ。


そして、結局、室井さんは降格処分。
青島くんと関わると、結局処分を受ける羽目になる室井さん(笑)

でも見舞いには行く。労災持参で。

「もっともっと偉くなってくれって」
そういう青島くんを遠目から見る和久さんと室井さん。
どうする?という表情で室井さんを見る和久さん。
くるりと踵を返し、帰っていく。
うん、会えるわけないよな。そんな風に言われちゃったら。

そして明日に向かって頑張る二人で、エンディング。
なんて爽やかな読後感。


あ~やっぱり面白い~。
後半、前半の可愛いカラーが嘘のように一変し、そこから一気に雪崩れ込ませる勢いは圧巻。
何よりストレートな盛り上げ方が、素直に楽しい。

訴えているものは、比較的重くなく
室井さんと青島くんの共鳴に焦点を当てたような構成だが
それでもドラマ時代から継承している階級社会や社会性を
刑事という職業で分かりやすく表現しているのは
面白くもあり、応援歌にもなっている。壮大な物語が完結したという感じだ。(まだ続いちゃうんだけど)

ラストこそ血が流れ、派手な結末(悲劇)を呼び起こしてしまっているが
根本は、不条理や利害関係に揉まれ、やってらんないよな・・・というサラリーマンの抱える葛藤であり
日常だ。
そういうことをエンターテインメントの裏でひっそりと描かれると
青島くんと同じように、しょ~がね~な~また明日も頑張るかって思えてくる。
そうやって、みんな生きていく。
そういう大人の世界と刑事ドラマを見事に融合させた、類稀な物語だと思う。

※OD1コメンタリーのツッコミ感想がこちら
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