Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*07*19(Fri)
絶園のテンペスト 特別編3ファミレスの「りべさん」(ガンガン8月号)
葉風がかわいかった~。喫茶店でもカフェでもなくファミレスってチョイスが庶民的!
接客業を選んでいる辺り人と関わろうっていう葉風なりの罪悪感でもあったのかな?
・・・りべさんって鎖部さんのことかいっ。そのまんま葉風のことかよっ。
や、薄々そうじゃないかなーとは思ってましたけどさー。
他に何かなかったんかいっていうこのネーミングセンスw

さて突然探偵物語が繰り広げられる短編3話め。
なんでだよってツッコミはラストのオチで分かりましたw
な~るほどw
痴情の縺れで犯罪へ発展したとある事件を推理することで
葉風の恋バナを別視点から肉付けしたのね。
そして恐らくは
「彼の最愛の恋人を殺してやろうとしたことはありますが」
を言わせるためw

普通の日常の中で語られるとどうしてこうも病んだ台詞に聞こえるのかwΣ( ̄Д ̄lll)


葉風を第三者から語られていく構成が面白い。
葉風本人から見れば
愛花との遭遇ははじまりの姫宮と絶園の魔法使いとの邂逅であり
それ以上でもそれ以下でもなかっただろーに
ヨコシマな恋情を抱いた角度から見れば
元カノに宣戦布告へ出向いたものの返り討ちにあった、とも言えるのかwwww

あっはっは~!ヾ(≧∇≦●)。。
爆笑。
そーかそーか。

この話は部外者の視点から葉風寄りに語られているので
葉風にも恋人が出来るといいねと言う風に最後は結ばれるけど
その相手としては
個人的にはやっぱり吉野とは恋愛関係なしであって欲しいなぁ。
なんかそんな陳腐な関係にして欲しくないんですよねー。
折角この戦いで紡がれたもっと強い繋がりがあんのに。
もったいない。

だからこそ締めの
「ドイツ語で恋人はリーベという。なら、愛称がりべさんの鎖部さんが
 誰かの恋人になるのもそう遠い話ではないはずだ」
というまとめはなーんか爽やかで良かった。
ホントそう思う。
そうだといい。

葉風にはもっと別の人が表れて煮え切らない吉野が振られるって展開が素敵だと思う(笑)
そーなると今回のチーフなんかモロ葉風寄りで良いポジションなのに
このヒト、下手したら吉野にハッパ掛けそうな勢いだ・・・。(ノдヽ)
応援とか援護射撃しちゃいそうだよー。


で。実際のお話はと言うと。
初めに葉風がバイト仲間と馴染むきっかけとして
ヤンキーを追っ払ったというエピが語られるけど
その顔がもうモロ左門さんwヾ(≧∇≦●)。。
鎖部一族の血って・・・wwww
なんて濃いい血なんだwww
そっっっくりっっ。


そんな葉風に女の子なんだからって忠告するヤサ男チーフさん。
「りべさんは何でも完璧にやろうとしすぎじゃないかな?」
「完璧だとダメですか?」

魔法が使えなくなっちゃったから
少しでも姫様としての威厳を保とう・・・って訳じゃないだろーけど
責任とか義務とかは消えた訳じゃないから
一生懸命立場を全うしようとしている姿勢が凄く気に入った。
恋にフラフラしてても
こーゆー所はちゃんと考えてるなって。
さっすが姫様。
それを吉野にも真広にも未だ隠しているっていうのも葉風らしい。
からかわれるのがオチだと言ってるけど
一人でやろうとしている覚悟は明白で。
葉風のこーゆートコ好きだなぁ。(●´艸`)

人として出来ることは完璧を目指したいと葉風は言う。
個人的にはチーフと同じく肩肘張り過ぎてんなーとも思う。
そういう所がまだまだ幼いっていうか
世間・・・社会を知らないって青臭さって感じで幼さ見え見えなんだけど
初めだもん、無茶して頑張ってみるのもアリだろう。

そーゆーことから考えても
葉風はまだまだ子供っぽく未熟で
だからこそ吉野とは結ばれて欲しくないっていうか不充分っていうか
そんなミスマッチ感が甚だしいんですよね~。


一方ミステリーとしては出だしはちょっと強引。
チーフが友人二人の死亡に関して事情聴取を受けて
アリバイはあるので問題はないものの、多少疑われてしまい
その状況は
吉野に関わる葉風のようでもあり
同情というよりは同調して葉風が死んだ彼女の心境を推理していくというもの。

死んだ彼女はチーフの元カレで
カノジョの今カレはチーフの親友。
昼ドラかというようなこの設定w

それは笑えるんだけど
元カノの状況は一歩間違えば葉風とも愛花とも言える訳で
微妙に笑えないw(゜д゜メ)


葉風が指摘した「不審な点」っていうのは
たまたま発見が早かったから成立してしまった死亡推定時刻のことを指しているんだろーけど
たまたまでも不運でも
とにかく死亡推定時刻が特定できたのであれば
アリバイが成立していることは何ら不自然ではないっしょ。
死亡推定時刻を偽装したという可能性を指摘するならともかく。

ちょーっと探偵としては強引な流れだったかな。

でも淡々と事件の客観的考察を述べていく葉風がキモチイイ!(*´∀`)/
ってかカッコイイ。
同時に
そこまで分かっちゃうってヤバくね?っていう暗黙のツッコミを入れたい程
的確な図星突きまくりで
そこが妙な可笑しさを生む。
“彼女は彼の一部でも他所の女にやりたくなくて殺した”って
普通そんな発想出てこねーぞw

「新しい女に形見一つ残さない」
怖えぇーっ。
女の執念怖えぇぇーっ。

それをあっさり推測出来ちゃうってことは
葉風も愛花にそーゆー気持ちを抱いたことがあると言いたいのか。
若しくは
愛花が葉風に対しそう思っていたことを感じとっていたってことなのか。

そこら辺のスル―されてる心境が
深読みするとおもろかったw(*≧m≦*)

いずれにしろコレ、
本編でやってくれてたら
さぞドロドロの骨肉の争いが拝めただろうにぃ~~~~。

恐らく時と場合さえ異なれば
葉風と愛花もまたその位の愛憎劇を勃発しててもオカシくなかったってことを
暗に匂わせているんですよね?これ?
ガクブル。Σ(゚Д゚|||)

「でも元彼女が元親友に執着するものかい?
 元親友に手を出されて僕から呪い変えた軽い女だよ?」
「それもどうでしょうか。本当は元彼女さんの方が先に元親友さんを好きになり
 チーフから離れたのかもしれません。
 チーフは彼女を親友に奪われたのではなく
 親友を彼女に奪われたのかも」

発想がダークサイド~!
世の中知らなくていいことってあるんだなw
葉風ちゃん、修羅場を経験して図太くなりましたなぁ。
つーか彼ら(葉風も吉野や真広も)の経験値が計り知れないよ、もう。Σ( ̄Д ̄lll)・・・・

彼氏の部屋で心中することで
恐らくは第一発見者を今カノにしようとしたのであろう今回の事件。
それを
「形見の件は抜きにしても嫌がらせとしては最上のものに入るでしょうに」
と笑って言える葉風がオカシイオカシイオカシイ!!!
ソコ笑うトコじゃねーぞ!葉風!!
身に覚えがあるってことかー!
分かる分かるって言いたげなその笑顔が恐ろしい・・・。
女って・・・・。


え~まあ。そんな訳でなかなか楽しめました。
魔法を失くした姫様がどうなってしまったのかを垣間見れたし
相変わらず横柄な・・・・図太い俺様至上が健在で
しかし独り立ちしている風でもあり
後日談としては上々ですo(*⌒―⌒*)o。
また惚れた男を巡る女の争いをテーマにしているのも
葉風らしい切口でした。


そして。
ラストに出るのが冒頭書いた台詞ですよ。
「りべさん・・・そんな仮説をすぐ思い付くなんて・・・・
 ひょっとして同じようなことをやろうとしたことがあるんじゃ・・・」
「まさk。私は好きな人を殺そうなんて思いませんよ」
「だよねー」
「ただ、好きな人の記憶に私が一生残るよう彼の最愛の恋人を殺してやろうとしたことはありますが」

~~っっ!!
この顔っっ。
左門さん顔再び。
だから鎖部の血って・・・・(爆)(TДT|||)

「そういえばりべさん。好きな人の彼女を殺そうとしてどうなったの?」
「あの。それが。逆にその娘に半殺しにされて追い返されました」
「ええっ!?」
「いやー怖い娘がいたものです」

いやいやいや。怖いのはお前だwΣ( ̄Д ̄lll)
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2013*06*14(Fri)
絶園のテンペスト 9巻 感想
本編完結巻。本誌で既に読んじゃってますが改めて纏めて読み直すと
意外と面白いから不思議です。
表紙は葉風とヘタレ(違)。はじまりの姫宮と絶園の魔法使いですねっ。かっこいいーっ。
ちょっとカラーリングを抑えたのは何でだろう。
宝玉というか崇高な感じがします。
二人とも特別な存在で濃いいキャラなんだから
派手にベタ塗りして庶民派主張系でもアリだったのにー。
素敵です。(*^-^*)

絵と言えば
本誌ではフルカラーで載っていた絵も単行本になるとモノクロになるのは
惜しいですねぇ。(´ω`。)
例えば40話「彼女の話」では
吉野に寄りかかっている不破兄妹という構図が
これがもっとポップなカラフルですっごく可愛かったのにぃぃぃ!!!o(≧y≦*)o
すんごい微笑ましい雰囲気を彩る色彩だったのにィ。
41話もね。そんな感じのポストカード風で。
パステルカラーが淡くて良かったなぁ。(しみじみ)

あっ!それとそれとっっ!!
最終話見開き扉前の挿し絵は何処で出てたものなんですかね!?
気付かなかった気付かなかった初めてみたぁー。
すっげーかっこいいっ!!!!
いいじゃんいいじゃん!なにこれなにこれっっ。
本誌にありましたっけ?

うっわースル―してたー。もったいねぇぇぇぇ。
めちゃめちゃドラマティックというか躍動感あるかんじ。
絵になるわー。(//∇//)

こんな感じのクライマックスを期待してたよ・・・。(笑)


さて最終決戦です。
本誌で追っていた時はこの戦争が
真広と吉野によって仕掛けられた前哨戦だとばかり思っていたので
ラストのオチは肩透かしもイイトコでした。
しかし思えば主人公補正というか
主役を贔屓しないストーリーはそれはそれで面白いというか。
改めて読むとそれなりに納得のいく結末かもと思い始めました。

最後の結末を知った上で読み直すと興味深いのが
まず作戦に於ける真広と吉野の立ち位置。

葉風が吉野に「この先真広に付いていくつもりか」と問いただした時
最初はもっと即物的な命の危険とかを指しているのだと思っていたんだけど
これはつまり
真広と共にこの先の人生を全部“この樹の戦い”に費やしてもいいのか、と訊ねたんだね。

私達はここで魔法の決着を付けるし、一旦終結させるけど
お前らはここで手を引くことも可能なんだぞと。
そして戦いにより私達の役目は終わるけど
お前らには終わりはないんだぞと。

それに対して吉野は
全ての状況がそうなるように進んでいるから仕方ないよって応えたのか。

それってつまり
真広が最後に愛花ちゃんの墓の前で「それでもやっぱりお前は間違っていた」と言えたのと逆で
吉野もまた愛花ちゃんと同類だってことになる。
だから真広だけが愛花ちゃんにこの言葉を言えたんだろうな。
客観的に見て流されている吉野には
愛花ちゃんを引き止める権利はなかったなぁって思った。

「お前の期待通り世界を救ってやるよ」
でも
「俺が決めた結末を描いてやる」
そう言い切れる真広だからこそ
愛花ちゃんを間違っていたとストレートに言う権利があるのだと思う。


また作戦のスタンスだけど
葉風が問いただした通り真広と吉野は何もすることはない。力もない。
だから無関係の一般人を装うことも出来る。
ここで手を引くことも可能であるという状況で
あの作戦を改めて考えてみると
連載時は最終的には真広がオイシイトコ取りをしていくもんだとばかり思っていたので
真広の言いっぷりはちょっと強引な俺様キャラに見えていただけなんだけど
結局彼は本当にノータッチだったということになると
え。・・・・自分は参加しない戦争の計画を上から目線で押しつけたってことになるのか。Σ( ̄□ ̄ ||

うーわ~・・・・┐( ̄ヘ ̄)┌
そりゃ確かに真広にしか言えないわw(爆笑)
ここでよーやく山本ねーさんの零した言葉の意味が分かったわ~w

私はてっきり
俺が決着を付けてやるから雑魚は俺様の援護をしろ的な作戦なんだとばかり思ってたよー。
自分は参加すらしないのかいっ。(*≧m≦*)
それでいて艦隊の先頭に立てって言ったのかw(ノ∇≦*)
あっはっはっはっっ!!さぁーっすが真広っ!ヾ(≧▽≦*o)ノ
大物~~~♪

あ~~/////なーんかこの辺の可笑しさというかこの含みを
もっと明確に描いてくれてたら
もっと面白かったのになぁ。今更思うw


それに更に微妙なのは
この戦争が一旦終結してもそれでどうなるか未来は不透明だったという条件下だからこそ
真広もその後の「ひでぇ時代」への覚悟を決めて
この作戦を打ち出したのだろうし
吉野もまたそれに付いていく決意をしたのだろう。ケジメのつもりで。

だけどもしこの戦争で本当に全てが終結してたら
それこそ唯の「高みの見物」で終わってるんだぞ?o( ̄‐ ̄*)
真広は「やってこい」とGOサインだけ出しただけで
ヒーローでも救世主でもなんでもなく
安全圏でふんぞり返っているのと同じなんだぞ?

そして現に物語はそういう風に終わっているんだが。

そこら辺、分かってるのかなぁ。<作者さん

やっぱりもう少し真広と吉野も引くに引けない部分まで
この戦争に関わらせるべきだったのではないかと
やっぱり思った。
或いは次の不穏の芽を仄めかしておくべきだったと思う。

でもまあ・・・・魔法使いのことは魔法使いだけで片を付けたっていうのは
さっぱりしていて良かったかもしれないけど。(どっちだ)


その上での最終話の吉野の台詞!
「これから世界を掬おうって言うのに大学受験から始めるなんて
 何かこうアンチクライマックスっていうか肩透かしっていうか・・・」
これは皮肉のつもりか洒落なのかw
思えばシュールな台詞だわ。

そんでもって山本ねーさんの言葉。
「あらゆる災いの元には希望が残る。それが神話であり物語ってもんでしょ」

その希望の芽がようやく芽吹き始めたばかりという意味の“大学受験”なのだとしたら
ささやかで控えめなオチだ。
これは結構良いかもしれない。
これがもっと具体的な特別視された二人とされてきたら
ちょっと無遠慮というか下品になっていた気がする。

春が来てようやくここからってエンディングは
後味も良い。
総合評価としてみると
笑わせ所とかはやっぱり微妙だし
構成も良し悪しは半々だけど
まぁそれなりに面白かったかも。うん。ヾ(´▽` )ノ


余談ですけど
特別編の早河と山本ねーさんの関係を知ってしまうと
この二人の会話が普通に見れないwww
あーんな訳あり関係だったならもっと色付けてくれれば良かったのにー!とも思った。
(この記事は単行本の感想なのでタイトルで飛んで来た人のためにネタばれは避けますねー)


<本編に関する具体的な感想は本誌連載時のレビューでどうぞ>
第40話 彼女の話
第41話 あらかじめきめられたように
第42話 あまりに神話的な
第43話 夢の終わり
最終話  ではあらためてはじめましょう
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2013*05*18(Sat)
絶園のテンペスト 特別編2「長靴をはいた猫」(ガンガン6月号)
特別編第2話め。今回は早川と山本ねーさんの慣れ染め?話でした。
こんな風にやっぱり読み切り形式でオムニバスにするつもりなんですね!うん、それは面白い!
大賛成ですwその方がスッキリしてるし!
しっかしこの作品に於ける早河の扱いが雑な気がするのは気のせいか。

山本ねーさんと早河の素姓が少し明らかになったので今回は嬉しかったです。
早河すきでしたー。地味なポジだけどカッコ良かった。ヽ(*`▽´*)ノ

そんな山本ねーさんを名作「長靴をはいた猫」に見立てて准えたのは面白いアイディアだ。
早河にとって山本ねーさんは突然プレゼントされた猫だったんですねっ。((●≧艸≦)
ねーさんがロングブーツを愛用しているからこじつけたネタなのか
はたまた最初からそういう設定だったのかw
いずれにしろ上手く説明付けたなっていう感じ。

結局早河じーさんの真意とか、ホントの所は分からないままだけど
山本ねーさんは早川の祖父が遺した財産(の一部)だったということで
想像よりもずっと早河と山本ねーさんの距離は近かったです。

なんかちょっと意外だ・・・。(@_@;)

本編見ていただけでは早河と山本ねーさんって
友人とは言いつつも、魔法使い騒ぎが起きてから組まされたタッグのような
そんな浅い印象を受けていたんですよねー。
そんなに言うほど二人の持つ特有の雰囲気・・・古い馴染みの空気感とか
そういうのを表わすシーンとかなかった気がする。

なんだ、こんなにオイシイ裏設定があったなら
もっとアピールしてくれれば良かったのにィ。
もったいない。

そしてそんな旧知の間柄って慣れ合いっぷりを全力で出す山本ねーさんに
なんかイライラしたり疑問を感じたり・・・といった左門さん、
なんていう構図でも入れてくれていたら
ラストの恋愛モードももっと素直に受け止められたのになー。
伏線貼るのヘタクソか。

まーとにかく。
彼女を相続することで、表向きは
梶倉家(早河の本家)の表向き財産は正当な後継者と認められず大した額を貰えなかったが
遺言としてフロイラインを早河へと遺されることで
魔法使いを倒す名目の実質的な財力と権力を与えられていたと。

けど早河は最初から政府中枢に自力で居た気がするし
となると果実が飛んでから
いえむしろ、果実が飛んだために
ようやくその情報量で国家中枢内での確固たる地位を築き上げたということになるのか?

早河の出世に山本ねーさんが一端を担ったということは間違いなさそう。
そう考えると確かに『猫』としての幸運は
届けてくれたのか、な?

でも結局その後の早河のしたことって
富士樹海で大量の軍を動かしたものの失敗に終わり左遷。
絶園の魔法使いを誘導しそのネタを元に返り咲くものの
結局世論を纏めることは出来ず
御柱出現により事態は最終局面へ。

更にはじまりの樹破壊後は真広と吉野の出世を待つ始末。
微妙だ・・・。
なんかとても『長靴をはいた猫』を相続したようには思えませんw(; ̄ー ̄A

更にその『猫』は最終的に魔法使いと結婚までしている状態。
いやいやいや待て待て待て!
ここは色々ひじょ~~にツッコミたいぞ!
結婚しちゃっているよオイw
ツッコミ所が多すぎて何処から突っ込んだら良いのやら・・・。
でもその前に!!

「まったくこんな結末は予想外だ」by早河
いやホントだよっ。
童話に准えた設定は面白いけど
『長靴をはいた猫』に准えた意味が薄いこの設定!
この短編の意味が分からない・・・o( ̄‐ ̄*)

“最初は長靴をはいた猫を譲り受けてもたらされる幸運に胸を躍らせていた日もあったけど
今となっては変な女をもらっただけだったよ・・・ふぅ。┐( ̄ヘ ̄)┌ ”
っていう・・・早河くんの回想回って話なの?

え。それ、ちょっとどーなの。みんな笑えるの。( ̄ー ̄;
なんて中途半端な・・・w

こういう短編を作るからには
本編にて予め早河と山本ねーさんの切っても切れない太い関係が描かれてこそ
その出会いを振り返って理由を知る面白味が出るのであって
こんな突拍子もなく突然投下されても面白味が消化不良っす。

まーそれでも「あ~そういう二人だったのね~」って流せる程度の
軽いお話でしタ。(*≧m≦*)


恋愛関係に落ちる事が全てとは言わないけど
特に『猫』としての幸運をもたらしたとも言えず
果ては魔法使いと結婚されちゃって
早河の、男としての価値も社会的地位の価値も
何もかもが中途半端な感じがなんつーか哀れっつーか。(´ヘ`;)
この短編の言いたい事って何だったんだろう。
ってゆーか早河の扱いが雑すぎて可哀想になってきたー。(>△<Uu

早河だって
王様になりたかった訳ではないだろーけど
それにしたってもう少し報われてもいいんじゃないですかね?
別に山本ねーさんに何かを期待していた訳でも
彼女を利用しようとか思ってた訳でもないでしょうーけども。

せめて
山本ねーさんと恋仲になるのが早河だったとか
唯一無二の腹心を得たのだと山本ねーさんを大事にしているとか
なんらかの絆が欲しかった所。
ましてや
揚句、左門さんとねーさんが結婚までしちゃっているこの蛇足付きw
いやいや、この展開いらないでしょ!(爆笑)

本編ラストに皆が皆恋しちゃっているだけでもう気持ち悪い不気味な現象なのに
更に拍車かけられちゃっていたよっ。Σ(゚Д゚ノ)ノ
まるで地球絶滅に対し種の保存を本能的に悟って危機意識を無意識に感じているとか
或いは未だ侵略者の洗脳を受けているのだとか。
そんな風にも見えちゃう怖いラストだったのが更に助長されてるよ・・・。
えぇぇぇぇー・・・・Σ( ̄ ̄ ̄Д ̄ ̄ ̄lll)

折角早河と山本ねーさんのエピ回なんだから
もっと二人の絆や過去などで二人だけの仲を見せてくれる内容が良かったなー。
もったいないです。

・・・・でも早河さん。
御柱が出現した時にも
「メルヘンなジャックと豆の木でももっと控えめだろ!大きすぎるだろ!」
とかツッコミ入れていたけど
何気に童話好き?なのか・・・w


さて。
この分じゃこのオムニバス形式の特別編。
本編捕捉の過去回だとばかり思っていたけど
こんな風にその後もチラホラ見せてくれるとなると
それこそ特別編ラストは吉野と葉風のラブストーリーになっていそうで恐いですw

ラストであれだけみんな揃って恋に狂った話を見せられ
一種の異常事態な空間を作り上げ
その中で唯一人染まらない吉野が
異質であり異様である形を取った意味深なラストだったのに
ここにきてラブストーリーメインにされちゃ最悪だよ。
それだけは止めてくれー。Σ(゚Д゚||;)

一人だけ恋に落ちない吉野が
唯一人正常を保ち、はじまりの樹にも制御できない人類だったと
深読みできちゃうようなラストで
結構そこが私的に気に入っていたんですけどね。
思えば早河も吉野と同じく恋に惑わされていない正常人だな。

ラブ分は確かに欲しいところですが
この「絶園のテンペスト」はラブストーリーにするような物語ではないだろっていう。

でもサブキャラの掘り下げはすごく嬉しかった。
オムニバスにしてくれて今後もちょっと楽しみ。
そして早河さんのダラけた姿が見れて楽しかったー。ヾ( ̄▽ ̄)ノ
左門さんが出る前までは面白い話だったよ、この短編。

早河がんばれ。早河負けるな。
真広と吉野が戦力になった時
指揮権を下せるポジションになっていることを望むわ~。


次回は一回お休み。次は8月号。次の特別編は「りべさん登場!」とのこと。
りべさんって誰。
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2013*04*18(Thu)
絶園のテンペスト 特別編1「新しい彼女の話」(ガンガン5月号)
なんか予想以上に面白かったー。吉野が出ていないから多少消化不良ですけど
でも面白かったです。悪くない。
これ、一話完結かな?
この話はここで終わらせてもいいかも。キレイで可愛い話になってたし。

確かにこのまま美森視点の真広を拝むのもやぶさかではないんですけど
オムニバス形式で色んなエピソード挿れてくれると楽しい。
そして一巻分まるまる短編集となるのも楽しそう。

そんな訳でちょっと時間軸を遡って
真広と助けた少女美森との出会いエピでした。
美森視点で描かれているから
いや~真広がかっこいいったら。o(≧∪≦*)o

見開きで「山を降りろって言ったろ!」なんて言われちゃったら
脳殺ですよ脳殺❤
お姫さま抱っこで空飛んでるよっ!
っきゃーっ!!(〃ノ∇ノ)

モロ救世主じゃないか。王子様じゃないか。
そして振り向きもせず去って行くのかよっ。o(≧v≦●)o 空飛んで!
そりゃ惚れるわーっっ。

落ち付け俺~。

・・・・確か吉野が1話で
「ソレ、人違いです。本名名乗るのもらしくない」って言い切った後
山本ねーさんが「15歳のきれいな子だったけど?」って言ったら
即座に愛花ちゃんを思い浮かべて
「・・・なら助けたかもしれません」とか言ってたっけね。

ふ、とそのシーンを思い出しました。

この時、吉野は
真広が愛花ちゃんに惚れているのを知っていたけど
真広本人は無自覚だった・・・なんて裏設定を知っているだけに
吉野のあの時の察しの良さとか
真広の愛花ちゃんを想う恐怖から図らずも助けてしまった衝動とかが
今更妙にオイシく見えて困る。

コレ、完全にファン向けの内容だな。

連載完結感謝記念とかサブタイトルでも付けられそうw
そしてこうやって過去のリンクを匂わせられると
もう一度最初から物語を読み直しちゃうじゃないかw
本編の補完エピソードとしても充分面白い。

そーだ。このまま色んな場面の「あの時の裏では~」って感じで
色々やってくれるとオイシイな。

「私を助けに戻って来てくれたの?」
「俺がそんないい奴に見えるか?」
「そう見られるのを嫌がっているのは分かるよ?」
「だったら訊くな言うな。黙ってやがれ」
んーもうっ!真広ー~❤ヾ(≧▽≦*o)ノ
かっこいいぞー!

物語はそれだけのほんの小さなお話でした。


意味深なのが
美森の性格がどーも葉風と愛花を足して割ったような感じで
この作者こーゆー女しか作れないのか?
もう少し言葉使いとかで差別化を図って欲しかった所ですが
でも可愛かった。

ただ本編中では真広は「真広自身がが強引ぐなタイプだけに真広に合うのは
流されてくれる引っ張ってってもらわなきゃ主体的に動かない
吉野みたいなタイプが一番なんです」
みたいなこと分析されてたけど
美森ってモロ強引ぐな性格ジャン。

好き勝手やって振り回しそう。
真広はそれを良しと思えるようになったのか。

それだけ真広も乗り越えたってことなのかなー?
そう考えると美森のキャラが敢えてこうなのも
計算されたものなのかもしれない。

でもこれが最後の恋ではなくいずれ別れたってなっても不思議はないかな。
(美森に未練もないし・・・っていうかちょっと嫉妬もあるw)
あの戦いの後ちょっと一歩を確かめた恋って感覚でも
おかしくないかな~って思う。

さて。次は吉野もちょっとは出て欲しいです。

でもこれが本当に短編で繋ぐ補完エピソードだとして
最後の最後で吉野と葉風のラブやられたら泣くわー。・(/Д`)・
いや吉野にも幸せをあげたいんだけど
もう葉風は嫌だ・・・・。

あ。葉風は好きですよ!
あの二人旅してラブコメしていた時ならいざ知らず
今となっては今更で・・・。

特に最終話で「私の様なややこしい女を受けとめられるのはお前しかおらん」って
言い切った時、あ~違うな~って感じました。
愛花ちゃんを切に想っていた吉野の想いを利用しているように見える。
吉野が良いのではなく
吉野が愛花ちゃんを受け容れたから吉野がイイって打算が見えて。

これじゃあ吉野は救われない。
吉野は無意識に世話を焼くことで自己実現を感じているタイプだろうけど
その役目は真広で充分。
第一吉野には甘えさせてくれる相手が望ましいんだよ。
普段バカやってても決して自分以外を頼らない真広のようなね。

吉野と真広と葉風。
この3人はこんな感じで戦友って立場を崩さずに来たるべき未来に向けて
絆を紡いでいってくれたらいいな。

一方、葉風にもこの恋は終わらせて新しい恋を始めてほしいな~。
次はきっと上手くいく。
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2013*03*20(Wed)
絶園のテンペスト 最終話「ではあらためて始めましょう」(ガンガン4月号)
いきなり最終回ってwwコミックス買ってなかったら打ち切りされたと思ってたよw
先月号で何も言ってなかったじゃーん。
そりゃ確かにあと1.2回の雰囲気だったけどさーっ。
そして実際の内容にも驚かされました。もう本編としては前回で終わっていたと言わんばかり。
え。これ。ちょっと苦情行きそう・・・・いや、みんなこれで納得したのかどーか。
別人が描いたと勘ぐってしまいそうな程のこのカラーチェンジ。

とにかく肩透かしを喰った気分にさせられるのは否めない。
御柱破壊作戦が最大の見せ場で全ての決着になるならば
やっぱ羽村くんこそがヒーローなんじゃん。Σ( ̄Д ̄ ||
・・・・・この漫画はバトル主体じゃないからあんな低レベルな対決シーンだったのだと思ったし
バトルメインじゃないから先頭を切るのが主役ではないと主張しているのだと思ったし
だからその皮肉に
作品全体としてのテーマを申言しているのだと解釈した。

違うんかいっ。

えー???バトル内容の稚拙さはともかく
だったら樹海から戻った後はもう第二部としてきちんとした区切りを付け
構成を立てなおしておくべきだったろうに。
物語の締まりを良く見せるためと読者の気持ちのスムーズなシフトのために。
具体的には主役交代させておけば良かったんだよ。
その位の“親切心”が欲しかったなぁ。(作者としての説明義務という意味の)

真広と吉野について
樹海での活躍/一般人なのに特異な存在/真広だから言えた御柱作戦・・・
そういう不気味な設定を匂わしてくるから
読者としても彼らに何らかの存在意義があるのだろうと期待するし
その真相に惹かれるし
メインディッシュを持って行く人物なのだと、その瞬間を待ち焦がれもするし
それによって今後の漫画の展開へ興味を“持たされて”ここまで来たのだ。

伏線として如何に不穏な雰囲気や重要人物なのだと匂わせても
後でちゃんとその伏線を回収するなり、その事柄に言及しなければ
何の意味もないのにね。

舞台のキーマンなのかもしれないと思うことと
本当にキーマンであったということは
全くの別物である。

そこんとこ分かってんのかな・・・。“o( ̄‐ ̄*)
本当は何の関係もない人物を思わせぶりにそれらしく期待させて待たせるって
一種の詐欺だと思うさー。
これは読解力の問題以前だと思う・・・。もう・・・((+゚´Д`゚メ))


この終わり方だと
本当に作者に悪戯に振り回されただけで
真広も吉野も本当に唯の無関係者だったと言っているようなものだ。
仮に作中で言われているように
十年後とかに不具合が起きた時フォローする“ヒーロー”が必要なのだとしても
それはもう別に真広でも吉野でもある必要はない。
“この時この場所にいた彼ら”である必要性がない。

こういう場合、大概の人が連想することは
「生き残った人々が未来をどう造り治すかに掛かっている」ということであり
未来はみんなの手の中にあるとする方が自然だろう。

となればそれは真広がやる必要も理屈もない訳で
幾ら妹の不始末を付けるんだと息巻いても
客観的にはやっぱりこの二人は唯の無関係者ということでいい。
少なくとも現時点では。
で、“現時点”で物語を終わらせているんだから意味無いって思う。

もちろん二人が二人の意思で早河らの元へ行きたいと言うのなら
それは大歓迎だ。
でもその際だって二人が特別な人物である必要はない。
戦いの中で紡がれた絆をより強固にしたと解釈するだけで充分だろう。
(気持ちの問題ってことで充分)

ってことはやっぱり漫画的にはこの二人はキーマンじゃないってことになる。

漫画的、という言葉を使うなら
そもそも真広が正規ルートを取ること自体不自然なんだよね。┐( ̄_ ̄*)(* ̄_ ̄)┌
子供のまま、或いは力のないまま早河や政府への影響力を高めていく
とした方が余程燃えるシチュエーションでしょう(笑)
表沙汰にはなっていないけど早河や左門には無視できないモノがバックに居る、とか。
その位トリッキーな未来でも良かったよ。ε- ( ̄、 ̄A)

ましてや早河らが政府サイドとして一角を担うというダイアグラムでもあったのに
それさえブチ壊しだ。
真広までソッチ側に行っちゃったら
異なる立場で均衡を保っていた健全な相関図も崩れてしまう。
この先みんなが国家中枢を動かせる位置に潜り込んだらそれこそ一方的だろう。
だったら左門さんトコへ弟子入りしてた方が未だマシだわー。Σ( ̄ロ ̄lll)

真広の脳内ではやっぱり力がなきゃ何も出来ないって歯痒くもあったのだろうけど
“政府”という頭の堅い権力を手にすることで
自由度が効かなくなるなんていうのはセオリーだ。
むしろあからさまに権力を示唆する世界に立ち入ることで
行動が力に偏ってしまう可能性の方が強い。

そしてそこに吉野を連れていく根拠も不明だ。

この計画を持ちだした時に言っていた
「吉野が居たから言えた台詞でしょう」っていう根拠とするのに
国家中枢に進出するからという理由では少々希薄すぎる。
(本音としてはこの二人が一緒に居る事はひじょ~に嬉しいんだけど////)
この二人が一緒に居るだけの明確な理由をもっと色濃く出してくるべきだった。
これじゃー唯の“つるんでいる”だけである。

・・・・・それでもいいんじゃねって思えないのは
やはり“二人は特別”というニュアンスで散々ずっと煽られて来たからだろう。
途中までの二人への評価が
丸っきり嘘だったってことにされちゃうのが悔しい。


以上、とにかく真広と吉野目線でずっと物語を見てきたから
今回の締めはもう肩透かしというか逃げられたというか。
見事に避けられた。
ちょっとズルイ。“o( ̄‐ ̄*)
『計画』を具体的に提示してこなかったことも卑怯な気がする。
あれだけ「真広ならでは」と煽ったクセに。

こういうラストなら「真広じゃなきゃ言えない」なんて煽らずに
「とりあえず御柱を倒すことが先だろ」と刹那的な現実論を言わせれば良かったんじゃないか?

作品って「終わりよければ全て良し」と言われるように
締める所まできちんと気を抜かず描き切ってこそ光るものだし
完成するものだと思う。

ちょっともったいない。
おかげで特に感動する部分も衝動もなく既に終わっていたのだと切り離された気分だ。
抑制された期待を最後に解放することで人は快感を得られるのに
それを避けられたらストレスが鬱屈しただけで終わってしまう。
不完全燃焼とはこのことだと正に思った。
設定の徹底を怠ったために中盤の価値が一気に低下してしまったことはどーも否めなかった。


――――――じゃあ、真広と吉野はもうサブキャラとして置きやり
羽村主役として物語を改めて見直してみると。
んー・・・これはこれで無難に落ち着いてる?か。

冴えないオトコが色々あって最後には覚悟を決められるって正に美味しいトコ取りw
これでイケメンだったら・・・・(笑)

ハッピーエンドで笑顔で終わるのは読後感が良いし
その後のみんなを描いてくれるのは結構ニヤリとしちゃうので好きだ。
いつもの日常が戻って来たという雰囲気が作戦の成功を意味していると言っていいんだろうし。
人知れず戦った彼らの決意が無駄にはならなかったのは
ほっとした。o(*⌒―⌒*)o

個人的には救いの無いラストもキライじゃないんだけど
この物語の場合、幸せな未来を示唆しないとホント救われないし
身の無い真実を与えないでくれて良かった。

はじまりの樹と絶園の樹の起源についてはもう宇宙説が出てきた辺りからあぽーんしていたので
この位のオチは納得の範疇。
とりあえずゲームクリアであることが証明されたし
一方で二度と有り得ない事態であるとは保障しきれない辺りも小賢しくて無理がない。
下手に完全勝利とされるよりよっぽど自然だ。
前記事でも言ったけどこれで「次の樹になる目が芽吹いた描写」で物語が閉じられていたら
マジこの漫画神認定してた所だって。

そして葉風の「倒産シャッター」ツッコミにウケた。Ψ( ̄∀ ̄)Ψ


何より真広がかっこいいわ~❤o(≧∇≦)o
「それでも俺は、お前は間違っていたと言う」
真広にしか言えない台詞だって。
これは愛花ちゃんの味方でありたい吉野では言えない台詞だ。

あ~お兄ちゃんだなぁって思った。
愛花を叱ってやれるのは真広しかいなかったんだな。
もっと早くに事実がバレていればと思わずにいられない。
そしたらこんな最悪の悲劇は避けられただろうに。

愛花の彼氏にどう制裁を加えるかと散々悩んでいた時期があるからこそ
この先の未来はハムレットでもテンペストでもない、俺の未来を選ぶぞっていう覚悟は
清々しいですねぇ。
真広らしいわw そういう所凄く好きだー。(●>∀<●)ノ

それに「吉野は新カノ作れば他人だけど俺はずっと兄貴だ」にはニヤリ。
断ち切れない兄と妹の繋がりが見えて気に入った。
兄であろうとする姿勢は兄ですらなかった過去を補う真広なりの償いなのだろう。
そういう兄妹ごっこをもっとさせてあげたかった。

吉野とは違うけど確かな愛情がそこにあって
真広がそこまで感情を昇華させてきたなんて、しみじみする。
しっかりしているというか大人になったというか。
頼れる強さを見せられて惚れ惚れしてしまった。

対して吉野。
「結局引き止めることは出来なかったですけどね」という愛花への想いが切なくて
哀しい~。。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。
ここがこの物語の唯一のダークサイドであって
望む未来を手に入れられても
付けられた傷はちゃんとあるって釘を刺されている気分。
イタイ。
物語的には深みは出るけど。

何か吉野としては
嵐が過ぎ去ったばかりで空虚な胸の内をようやく見つめる心境なのかも。
「愛花ちゃんの死が悲劇のはじまりになることだけは避けたい」って想いから
ここまで走り続けてきたんだもんな。(´∩`。)
この戦いで一番傷ついたのは彼なんだろうなと改めて思わせられた。
思えば失われたのは愛花ちゃんだけで
その愛花ちゃんを最初からストレートに愛していたのも吉野だけだ。

愛情を包容力まで昇華させた真広と
吉野の深く浸みこむような愛情は
どこか対極にある。


そんな愛花ちゃんのラブレターはビデオレターでしたね。ヾ(゜ロ゜)ノ
封筒からはメモリーには見えなくて
てっきり手書きの手紙があるのだとばかり思ってました。
そして真広宛と吉野宛があるのだと思ってた。

メッセージは二人宛で感謝とお別れの言葉。
もっと絶園サイドの核心に迫る暴露や
自分が絶園の魔法使いであることに気付いた告白とかあるのかと思っていましたけど
そういう説明はもう葉風たちの方で充分だと思ったのかな。
後付けになると思ったのか
敢えて多くを語らない所が潔いというか愛花ちゃんらしかった。
その分切ないお別れの言葉。゚(゚´Д`゚)゚。

若しくは、真広と吉野の前では最後まで普通の女の子であることが
宿命を背負わされた彼女に残された唯一の望みだったのかな~とか思うと
それはそれで哀しく見えてくる。
普通に愛だけを口にして消えていきました。

愛花ちゃんの覚悟は真広の言うように運命というか宿命のようなもので
素直にそれに従っただけのことなんでしょうが
それでもこの笑顔が両親を殺した後の表情であり
このあと自身も自決するという予定がある訳で
やっぱり何処か不可解な印象の残るままの女の子でもありました。

どこまでも貪欲に生きても良かったのに。
映像の中だけ切り取ったような違和感。

だからこそ真広の「やっぱりお前は間違っていた」っていうのが
愛花ちゃんのその閉鎖的な空間を示唆してもいるようで
手厳しい。
こんな、誰かを哀しませるだけの決断なんてやっぱり間違っている。


最期の愛花のジョークに慌てふためく男子二人には笑えない・・・・・。Σ( ̄Д ̄lll)・・・・
ここは固まってしまった方が“らしかった”かな~?
或いは台詞なしの一コマだけでワンカット見せるとか。

つーかなんか前回までの重苦しい雰囲気を和ませようとしているのか
随所で変に笑いを取ろうとしているのがワザとらしくて
ソコはちょっと引いてしまった・・・・。
これ、単行本になったら多分前回で物語は終わっていて
今回はオマケエピソード的な価値なんだろうな~。流し読みすると思う。
そしたらこの多用されている笑えない笑わせ所もスル―できるだろう。


結局この騒ぎは何だったの?っていうオチはものっすごく気に入りました。Σヾ(゚O゚)ノ
これはヤラレタわ!

「つまり何だ?」
「だからもうお前達で勝手にやれってことさ。ひでえ話だろ」
「!!・・・・ああ、ひどい話だ」

なんか落語のようだ。
ここに全てが凝縮されてますね。

ここまで苦労させられたってことを既に乗り越えているのだということと
相手を恨んでもいないという包容力を感じます。
もう過ぎたことだと相手を許すことで
完全に相手よりこちらが上手であったことも示している。
完全勝利を裏付けているんですね。うまいっ!

ここで終幕ってしても良かったのに。余韻が綺麗に残ったと思うけどな~。
「ひどい話だ」
集約されている多くのニュアンスが胸に響くわ~。o(≧y≦*)o


あとこれは深読みし過ぎだと思うんですけど
カップル乱立しているのが妙に奇妙に感じた。
死線を共にするとカップル成立しやすいっていうから
これがリアルっちゃーリアルなんでしょうけど
それにしたって皆揃って恋に狂い過ぎ。

それは一種異様な光景だ。
まるで何かに憑かれたような。何かに催眠誘導掛けられているような。
何かに操られているかのように盲目的だ。
恋愛モードと戦闘モードは対極にあるっていうから
次の戦いに向けて
相手側からの無意識レベルからの戦闘意欲を削ぐ様なプログラムが
最後に組まれていたかのようにも見える。

・・・や、その位不自然なんだって。唐突過ぎるんだよ。
そんなフラグもなかったのに。

そしてそんな中に於いてやっぱり一人足並みを揃えない吉野が一歩引いているのも。
吉野だけは未だケジメが付いていないという描写なんでしょうけど
それでもなんかちょっとコワイ。
彼だけが惑わされていないようでコワイ。

そういう風に思ってしまったのは私だけですかね。


やっぱりまだもうちょっと続くみたいですね。先月号のヒトコメはマジだったんだ・・・w(゚ロ゚;w
番外編。連載っていうからには単行本一冊分くらい行くのかな?

もし面白かったらレビューしようと思います。
お暇な時にでも覗いてみてくださいな。
本編連載中はお付き合い下さり誠にありがとうございました!(○´∀`○)ノ
いっぱいパチ貰えて凄い嬉しかったです~。今現在この絶園関係記事がパチ数ダントツです(^^ゞ
[ tempest ] CM0. TB0 . TOP ▲
    


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