Like Sugar&bitter chocolate  邦ドラマと映画の甘くてちょっとほろ苦い感想雑記。けっこなんでも飛び出すごちゃまぜブログです。お暇つぶしになれば幸い。ヾ(≧∇≦)
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2013*11*16(Sat)
リーガル・ハイ 6話~10話 感想
再放送に便乗して1期の感想再挑戦・後半戦です。
リーガルハイはDVD買っちゃおうかと思っちゃう程の、でも買わないけど、だけどそのっくらい
だいっすきなドラマです。今も!
フジはこういうコンテンツ膨らませるの好きだから2期終了時には映画化とかありえそーですね~。
それもどうなんだw

「真実はいつもコメディだ!!」の文句で閉幕した1期は見事でした。
強ち間違ってない気がする。
世の中なんて真面目に生きていると時に開いた口が塞がらない事態だって平気で起こるものだ。
このドラマを見てると逆にテキト―に生きたくなるよw

一言(じゃない)感想です。またまた長いです。無駄に長いです。


6話 『DV?二股?流血の離婚裁判刺客は元妻』
離婚裁判。和解。夫婦対決。ちょっと風変わりな1章。

冒頭から何人ナンパしてるんだお前wwwコミカドのアホっぷりに爆笑。
コミカドのこーゆー軽そうな所に嫌味とか厭らしさとか汚さが感じられないのがある意味すごい。
そこは堺雅人のイメージが功を奏しているのだろーなー。

痴話喧嘩の仲裁だけはやりたくないと駄々を捏ねまくるコミカド。
しかし相手側弁護士が三木法律事務所だと知ると態度は一転。
「ものっすごく聞き覚えのある声だよ!!」
そして三木事務所に顔を出せば、軽快なテンポを一転させる相手弁護士・コミカドの前妻登場!
意気込んで飛び込むも元妻にたじたじ。
コミカドのイキオイも全体的に押され気味で物語は進んでいくのが新鮮だ。

「離婚裁判はストリートファイトです」
夫が悪いのか?妻が悪いのか?
不利益になる情報をお互いどれだけ得られるかで弁護の説得力が増していく戦いになる。
争点は不貞事実はどちらにあったか?
冒頭、離婚調停ほどクダラナイ争いはないとコミカドが言う様に
実に低レベルでアホらしい暴露大会が続く。
あ~あ~夫婦ってどこもこんなもんなのかwストリートファイトの意味も分かる分かる。

ところが最後の最後で予想外のラストが待っていた。
しかも人情っぽい、らしくないオチだ。
このまま争わせていても生産的未来は得られないと判断した前妻は
勝負への執着を止め被告の不利益な情報を黛を通じてコミカドに流す。
それを受け取ったコミカドもまた前妻の真意を読み取り
被告側に和解を承諾させるよう台本通りの役所を演じる。

正面衝突していた元妻VSコミカドの戦いが
黛に託された一報に因って一気に和解に持ちこまれるクダリはちょっと壮観。
えぇええぇぇ!!こんだけイガミ合っててえぇぇ???
こーくるのぉぉぉ?!

これが夫婦というものだとでも言う気かw
この、いきなり和解へ持ちこむ見事なタッグ!
共闘する素振りも見せなかったのに一気に仕掛けるコンビプレー!
誰にも気付かれず実は密かに紡がれていた二人の仄かな以心伝心の軌跡がラストの余韻となって
話し合いは実にしっとりと幕を閉じる。
夫婦というよりは弁護士としての腕を認め合っているからこそのこのシュートだと思うと
これぞ二人きりの世界だよもう。

一方張本人たちの夫婦愛もまたしっとりとした余韻。
ずっと妻側が有利な戦況だったのに
妻は不貞を知られることよりもその事実で親友を傷つけることを恐れた。
醜態を晒してきた上のこの最後の良心が胸を打つし
そこにトドメを刺さないで和解に着地させた結末も温かい。
最後に一線を踏み越えなかった妻へ向ける夫の視線もまた柔らかく。

その分ちょっとリーガル的爽快感が足りないんですが実に爽やかな結末でした。
話のテンポも良く元妻とコミカドのしょ~もないやり取りも楽しい。
コミカドが頼りにならないのなら、若しや、黛の活躍ターン?とか思わせておいて
やっぱり黛も頼りにはならないw黛は所詮手駒扱いw
でもしんみりと別れたコミカド夫婦の愛の足跡を匂わせてもいて
ちょっとコミカドの甲斐性が見えるお話でした。


7話 『骨肉の相続争い!醤油一族に潜む秘密と嘘』
これ・・・・って負けってことになるんじゃないの?負けたのは黛ってことでセーフなのか?
とりあえず末っ子の申し立ては棄却。

この回は法律云々よりもコミカドのナチュラルハイがヘタレと化している所が楽しいw
前回からどうもペースも乱されがちなコミカドw
ついでに如何にコミカドが常人からズレているかを如実に物語っているw

しかも多くの人が小ネタに爆笑した筈。服部さんと職人とかwww
まさかの水戸黄門ペアwwww堂々と掛かる水戸黄門BGMw遊んでるよスタッフwwww
ついでに犬神家の一族の世界ですかw
温泉で逆さに入ってる井手くんwwwあっはっはっ!
もぉぉこーゆーとこはスッゴク好きだー!もうこれだけで充分な回ですw

話は何気に腹に一物持っている人たちで遺言状が複数存在するという
これまた横溝ワールド的な登場人物設定と
スル―されているけど何気にお茶目なじぃちゃんの遺産相続問題。

遺言状の有効性はメモでも認められる場合があるとは聞いたことありましたけど
優先項目は後は日付なのか。へー。そりゃそーだよな。
3兄弟の醜い争いが表面化するクダリは定番で特に特徴的なものではない。
まーありがちあちがちw
でもそれまで家業に見向きもせず三男に任せきりだったのに
遺言状一つで三男には優先的な権利が与えられなくなる現状は実にシビアだ。
それを覆そうとコミカドも頑張って主張するけど今回はそこら辺は全て不発に終わっている。

けどそれよりもこの回で最も面白いのは
最後の最後でもう一通転がり出てくる遺言状の存在だ。
それまでの長い本筋などすっかりメインではなくなる程の強烈インパクト!
血縁関係すらない使用人にすべて譲ると言うトンデモ要求だった。
しかもその使用人こそが今回の依頼人だったりする。

つまり?え?どーゆーこと?
日付こそが有効であるという状況を全員に認識させた上で
そこに一番新しい自分宛の遺言状を提示することで
何の弊害もなくこの老舗醤油蔵全てを手にした少女。
ぎゃーっ!なんちゅー強かなーw
コミカドの想像という形で軽く流されているが
これ全てこの少女の計画的行動だったら空恐ろしいわっ。

そのちゃっかりぶりがその容姿を裏切って何とも空恐ろしい結末を見せている。
利用できるものは利用して最後の一滴まで絞り取る女の執念が見えたわ・・・。
あ。だから横溝ワールド?


8話 『親権を奪え!天才子役と母の縁切り裁判』
親権争い。訴訟ではなく申し立て(審問)。勝訴。実は隠れた名作回。

コミカド父登場!
コミカド家の確執と依頼人の母娘関係を鏡像にして描くことで物語が極太にしているのが面白い。
過干渉な親と無関心な親。
表面的な愛情の執着が露骨な分、冒頭の母親の愛情は一般的だ。
「親が自分の信じる幸せを子に求めることは極自然なことです。
 子がそこから脱却するためにもがくことも自然なことです」
この時点ではカードを取り上げられ、男友達と断絶させられ、拗ねているだけの子供の我儘に見える。

ところが前半のそういう常識的な物が後半見事に反転させられる。
それが最後のどんなに親は子をどれ程愛しているかを軸に共にあるべきだという一般論を
愛しているからこそ依存を辞めさせるべきだと反転させた鮮やかなターンが爽快なんだ。
冒頭の母親の台詞さえ振り返れば娘を何も理解していなかった戯言にシフトする。
単なる過干渉が依存へシフトする。
そこで問いかけている角度は何気にかなり重い。

その逆襲へのターンはサンタクロースからw
「私はサンタクロースなんて信じたことない」
「・・・・絶対に勝とう」
ここからの水面下の仕掛け合いは躍動感あっていい。
梶原マネージャーを双方でハメていくのは正にコミカド節。裏の裏をかいてきた!キモチイー!

ここら辺りから母親側の雲行きが変わる。自殺未遂をしたりとちょっと追い詰められ感。
そして最終対決へ。
「思うままを述べれば良い」というコミカド父。
「台本は止めろ。本心を剥き出しにぶつかってこられたらとても勝てない」というコミカド。
似た者親子ー!対等に向かい合う姿勢にゾクゾクー!さあ舞台は整った!

双方が真正面から向き合って、いざ最終弁論!

台本がなくなると急に口ごもる娘。代弁していくコミカド。
親に振り回され、けれどもそれでも愛情を渇望する想いは同じであるコミカドが
あるがままを指摘していく。
そんな少女の気持ちを全面否定するコミカド父。

「心を鬼にして申し立てているんです」
「親子手を取り互いに更生する道を探るべきです」
「不可能です。お互いの依存関係を断ち切らなければ治療も更生も計れません」
「親子の絆は深くて強い」
「深くて強い絆だから困難なんです!」

ここのコミカド親子の一歩も引かぬ攻防戦はすごい白熱で壮絶。マジ見物。

愛があるかないか?という最初の争点を
愛情の有無ではなく愛情の有用性まで言及したコミカドの勝利となった。
母娘の問題はもっと根深かったと突っ込めたからこその勝利だった。
それは愛情はあるでしょという最初の理論を肯定した上での反論なのもナイスアイディアで
この転換がもう見事!
愛を否定していないからこそ何も言えなくなったコミカド父への返り討ちともなって
実にスカっとする造りだった。

そして最後のオチもハイクオリティ。
噛み合わない二人の会話ww
「スカイツリーは大きかったでしょう」
「いや。東京タワーの方が大きかった」
「また来てください。案内しますから・・・・息子さんと」
「息子はいません」
捻くれ父ーw

結局父に愛情はあったのか?息子にそれは通じているのか?
「君はもう手遅れだ」とか結構辛辣なこと吐いていたんですよね~。そりゃコミカドも捻るわ。
徹底的に干渉する親と徹底的に無関心な親。
愛情を与えて貰えなかった男が間違った愛情を多大に受ける少女を弁護する。
どんな気持ちで親子の愛情を説いていたのだろうと思うとかなり胸が痛む。
この鏡像が物語に深みを与えていたのは確実だ。

父親の愛情は視聴者には分かるように描かれていたが
それがコミカドにまで伝わっているのかは不明。
曖昧なままフェードアウトするオチもニクかった。

サンタクロース論議もかなりツボ。


9話 『恩讐の村人よ…美しき故郷を取り戻せ!!』
伝説の神回~っっ!!!もう多くを語るのは無粋な気がする濃密回。
公害裁判。完全勝訴。

状況や原因の説明責任・立証責任は原告側にある訳で
それが公害裁判の場合の課題というか弊害だって言われているのをストレートに持って来たのは
当然なんだけど頷ける流れ。
アメリカで当時最大の賠償額ぶんどった公害裁判が映画化しちゃったのも
その風刺を評価されている訳で。

その物質が本当に仙波科学から出たものなのか・・・
仙波科学から出たものだとしてそれが本当に人体に有害なのか・・・
仮に人体に有害なのだとして村人の病気はその物質が原因なのか・・・

もう逃げ道いっぱいあるんですよね~。
企業は訴えられても科学的根拠はないとの一声で無罪放免だ。
それがリアルな公害裁判でもみんながぶつかる壁な訳で。
原告側の困窮さがとても面白く描かれていた回だと思う。
投資額が切迫していってコミカド邸が閑散としていく過程とかもw
調査金とかも結局原告側の支払いなのだとすると資金面でも一般人が企業を訴えるなんて
どう考えても最初から不平等だっての。

しかし劇中でも言及しているように
そういう企業が日本経済を支えているのも事実で藪から棒に潰すのも忍びなく
企業保護の面からも、これが一概に偏った法律だとは言い切れない。

じゃーどうオチを付けてくるのかと思ったら(それは10話ですけど)
その物質の有害性と起因性についてはやっぱり証明は困難だとしてきた。
しかし原因不明ではあるものの社内で健康被害が出ていたことを仙波科学は知っていて
それを隠していたことに対して責任があると突いてきた。

なーるーほーど!!
ここの争点のシフトが毎度毎度巧いったらー!
だから好きだよこのドラマー!
でも普通はその情報門外不出だからー!w
・・・ま。だからこそその点がドラマになる訳ですけどもww

しかもですよ。
そういう公害裁判の課題を丁寧に描写していく一方で
相手が強大であるなら刺し違える覚悟がコチラにも必要なのだと言う心得をコミカドが村人に説く。
こ~れ~が~燃える訳でぇぇーっっ!!!

もうここからの村人をカニ食べ放題ツアーから戦士へとスライドさせる開眼シーンは
バリバリ鳥肌モノ!!
当時目ん玉かっ開きで息止めて画面に喰いついてました!
堺雅人さんの長台詞がスンバらしいったらっっ///////
多くは語るまい・・・映像で観てくれ。

この法律を営む者と一般人との温度差。
だからやりたくないんだとずっと言っているコミカドの心境も理解できるシーンで
それは別にこの裁判に限ったことではないんですけど
それをこの公害裁判に当ててきた脚本が巧い。すごい説得力があった。

人の心を動かすには相応の覚悟を持つことがまず第一歩なのだという点と
経済発展の影で煮え湯を飲むのが民間人の姿なのだという点と
だからと言って誇りも尊厳も失うことが本当に正しい経済社会の在り方なのか?という
経済問題に於いて長年討論されている課題を実にドラマティックに描いた回でもあった
生きるとは何か?人生哲学を真っ向から切り開いてもいて感動しました。スバラシー!

・・・・のに!
次でそんな人間の尊厳も美意識もクソもないオチを持ってくる。
そんな所がリーガルハイなんだよなーwww


10話 『破産か5億か!?さらば誇り高き絆の里』
公害裁判決着。コミカドの非道っぷり炸裂。(爆笑)

このほぼ敗訴確実って案件を一気に逆転させるのがコミカド裁判の真骨頂というか
リーガルハイの面白いところだ。
ついでに手持ちのカードをどこで使うかとかどう出すかって所が
裁判の駆け引きなんだとつくづく納得。

つまり因果関係は証明不可能でも社内で健康被害が出ていたことを仙波科学は認識していたという事実と
それを隠していたことに対しての責任があると争点を変更する。
そのための切り札の人物を口説き落とす仕掛けが実にアクドイというかwコミカド節というかw
人の命や死や病気までも利用できるものは利用しちゃうオトコ!

黛がバカの一つ覚えみたいにこの街の水や食物を毎日毎日摂取し
偶然、胃炎になったのをこれ幸いに
黛には内緒で医者と結託し大腸がんだと宣告する。八木沼佳奈の目の前でw

わーw下衆だ~w病気を利用して人情に訴えるなんてサイテーw

しかしこれで八木沼佳奈が証言をすることを決意したことで
敗訴確実だった所まで追い込まれた裁判は奇跡の大逆転を遂げる。
仙波科学は全面的に敗訴した。

愛社精神はあったのだろうが不利益な事実を隠し通すつもりだった心を溶かしたのは
紛れもなく黛の献身的な態度と全霊を掛けた姿勢だったんだろう。
そういう人の心が利益や経済を超えて人を動かしたとするオチなくせに
その想いがそもそもコミカドによって造られた作戦だったという何とも夢のないオチw

八木沼佳奈も黛さえもコミカドに騙されたことで嘘が真実味を帯び八木沼佳奈を動かした。
前回から人間の尊厳や誇りについてあれだけ真正面から描き社会派的に盛り上げてきたのに
このオチ!
サイッコー!!
プッツン来て家出しちゃう黛の気持ちも分かろうってもんだw

そして更に次回でこの非道に泥を塗ってくる。
だからそんな所がリーガルハイなんだってーwww(二度目)


11話 『内部告発者を不当解雇から救え!! 真実は常に喜劇だ!!』
リーガルハイというドラマを全て凝結させたような縮図回。
9・10・11話と続き回でもありました。

1年後という設定でコミカドと黛の有り得ない穏やかな会話からスタート。
「先生とこんな穏やかに話せる日がくるなんて・・・」
「時というものは人を大人にしてくれるねぇ」
・・・とか言っておきながら大人気ない戦いが始まるwwww

原告は公害裁判で内部告発をしてくれた八木沼佳奈。担当弁護士・黛。
仙波科学顧問弁護士は三木。
フロンティア代理人がコミカド。
フロンティアに引き抜かれた上で解雇されたのは最初から仕組まれた報復だったと訴えた。
三つ巴戦というにはおこがましい様々に入り組んだ愛憎裁判が始まる。

「報復人事だとしてどこが悪い。
 あの女が内部告発をしたせいで仙波科学第四工場は操業停止に追い込まれ
 世界をリードする筈だった研究から日本は大きく後退してしまった。
 国益は大きく損なわれ得をしたのは死に損ないの老人達だけだ。報復されて当然だ」
「どの口で言うんですか!」

「自己犠牲をしてくれたんですよ!」
「違う。彼女は自分を善人だと思いたくて告発したんだ。自己満足だよ」

ってゆーか前回彼女を退職に追い込んだのはそもそもコミカドの嘘デショwww
なのにこの言い草www
どの口が言うんだw

「正義は立場で変わる。勝った者こそが正義なのだ」
「法は正しい人が幸せになるためにあるものですぅ!」
「0点だ。正しければみんな幸せになれるのだったら苦労はない。
 誰かの幸せは誰かの不幸せの上に成り立っている」

裁判の争点が何気に労使問題へ真っ向から切り刻む社会派にもなっているのが流石。
充分な設備も人員も与えず給与も極めて安いものであることは報復人事に当たるのか?
それに対し被告側の主張は
徹底した成果主義であり成功報酬も与えられる上に、それは他の人も条件は同じである。
頑張ったから何だって言うんだと明け透けな表現をするコミカドが身も蓋もなくってw
勝手な(でも筋の通った)言い分がとことん笑える。

この造り(視聴者への集中のさせ方)がもう脚本の巧さを感じさせるものですよ~。
裁判の進め方も愉快だった。
成果主義の課題って正に上記の点である訳ですよね。
ではこのドラマはそれをどう決着付けるのか?
黛は素直に報復人事であることを争点にまず交換人事を行ったことを証言させようとしたが
三木に返り討ち。
そこでターゲットをフロンティア(コミカド)に絞って劣悪な環境に置いた報復の点を突いていく。
これで仙波科学(三木)の持っていた最終カード(池部社長)という切り札も
黛側に移動することになる。

ここまでは良かった。
でも黛は飽くまで本当に劣悪な環境だったのか?を争点に
科学者を育てる環境がそれで良いのか?という人情論に徹してしまった。
故に幾ら劣悪環境であってもそれは主観の域を出ず客観性がない。
ましてや企業を背負う立場の人間がそんな感情に流されて良い筈もない。

その隙(物証がない)を突いてコミカドは争点をズラしてくる。
劣悪環境云々はともかく白ではないかもしれないが←ここは敢えて言わないコミカド
黒ではないと主張。
ここが裁判の妙というか面白い所ですよね~。
証拠を挙げられていないのはコミカドも同じなのに
裁判って原告側が証拠や材料を提示する義務があるからまさしくこれは黛の甘さが敗因。

「その代わりそちらの弁護士先生が主張なさったことは何の論理的根拠もなく
 ひたすら情に訴えるのみの女子中学生が同人誌に投稿して落選するライトノベル以下の作文であり
 しかも自分に酔って涙する始末」

「だから人間に成り変わり法が裁くのです。どんなに怪しかろうとどんなに憎かろうと
 一切の感情を排除し法と証拠に因ってのみ人を裁く。
 それこそが我々人類が長い歴史の中で手に入れた法治国家という大切な財産なのです」
正に!そしてそれこそが法の最大の特徴であり、法律の気持ち良さもそこにあり
これこそがドラマが最後に纏めたかったことなのかなーと思いました。

どこが不味かったのかなぁ?と半泣きの黛。
「旅人のコートを脱がせたくらいで勝てると思うな。
 太陽をやるなら灼熱地獄でパンツ一枚残さず剥ぎとれ」
ををー!かっこいい・・・。そして助言してやる辺りがコミカドの愛でしょーね。

そして物語は終幕を迎える。
三木とコミカドの確執を生んださおりの正体も明らかになる。
ハムスターって所がもうサイコーです。スカされたなんて思わない。これぞリーガルハイ。

「貴女は何なんですか?」
「私?私は男の喧嘩が好きなの❤」
沢地までアホの部類www

「服部さんは何なんですか?」
「何の取り柄もない唯の事務員で御座います」
御隠居かーっ!!www最後まで隙の無いドラマであるw


当時、裁判沙汰になるネタは身近にゴロゴロしているんだな~と改めて気付かされました~。
身近なテーマをドロドロにしてきた上で更に極論言わせちゃう手腕が特徴的で魅惑的でした。
様々な人間模様を法律で切る手法も面白かった。
それを1話完結でスッパリを収めていたのも軽快で締まりが良い。
脚本ありきなドラマでした。

それに堺雅人さんの演技が艶を出していた。スバラシかった!!!ヾ(≧∇≦)ノ
常識人なら言えない暴言を気持ち良く嫌味無く口にする主人公という造形が快感でした。
すっきだな~こーゆードラマ!

SPへと続・・・・かない(笑)
リアルタイム放映の時のSP感想
前半戦(1話~5話)感想
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2013*10*26(Sat)
リーガル・ハイ 1話~5話 感想
再放送やっているのに便乗して1期の感想再挑戦です。
1期はリアタイで見てました。このテイストとノリは最初から大好物でハマってました!
個人的に法律にも興味ある方なので裁判の実態を誇張して表現する物語は単純に面白いと思えます。
完全に落ちたのはやっぱりあの伝説の9話でした。
公害訴訟ですよ!!神回ですよ!!長台詞ですよー!!

当時まだそんなに此処がレビューサイトではなかったことと
やっぱり完全に落ちたのが9話ってことでリアタイのレビューはほぼなかったり。
しかもDVDは買っていないし録画もしていないので
このレビューは改めて動画サイト見てレンタルして書き起こしました☆(^^ゞ


リーガル・ハイは2012年春クールにCX系列で放送された人間ラインスレスレの冒涜コメディ。
人生で二度目のドラマDVDに手を出すかどうかの瀬戸際に立たせてくれちゃったギリギリ作品。
司法に必要なのは正義と信じる弁護士・黛真知子が
司法に正義も真実も愛も要らねぇよバーカというスタンスの弁護士・古美門研介と
デコボコタッグを組んで勝訴をもぎ取っていくハイテンション法律コメディ。

ちなみに
1期のキャッチフレーズは「愛も 法も 嘘がすき」
2期は「愛に抱かれ 法に濡れる」
むふふ。アダルティが増している・・・w

更に余談ですが、他の方の指摘で気付いたのですけども
1期は「リーガル・ハイ」
2期は「リーガルハイ」
この違いは何かってタイトルロゴを良く見たら、向日葵バッジが下にズレていたんですネ。
ってか中点は弁護士バッジだったのかーw

今の2期もノリノリで楽しんでいますが
合わせて、改めて1期ひとこと感想デス。(やはりひとことではない・・・そしてモチロン無駄に長い)


1話 『最高だけどサイテーの弁護士…愛も法も嘘をつく!?』 
これですよこれー!
初っ端のコミカドと黛のこの意図せぬコンビプレーが最高級に燃えたんですってー!
何気にお互いに水を得た魚?!って思わせる関係図がたまらなかったです。
負けるかもって思った時にお互いがお互いに偶然打開策を思い付く。

BGMの駈けあがっていくテンポに合わせてくわぁぁぁ!!ってなった。
めちゃめちゃ好きでした。

黛がコミカドと初めて出会う電車シーンから始まる屁理屈問答も結局最後のオチに使われ
「いや・・・・合格だ・・・あーのー場ーでー言えてたらなぁぁぁぁ!!!」
こんのムッカつく言い方!!wwww
オチまでコミカドカラーw
キテレツな世界観へ引き込むのに充分な先制パンチでしたw


訴訟内容は冤罪事件。二人の最初の事件。勝訴。

物語は自白を強要された被告人をどう守るかというもの。
争点は彼が殺人を犯したかどうかの量刑ではなく
取り調べに違法行為があったかどうか。
そうすることで、それを証明出来れば状況証拠は揃っているこの被告人でも無罪へと持ちこめる。
おんもしろーい!

裁判で何を争うかって物凄く大事なんだなとしみじみ思いました。
それを受けて
結果は勝訴したのに単純に正義が勝つってしなかったラストが
とにかくとにかくお気に入りです。
ここまで必死に二人が頑張って冤罪と強要を証明し無罪を勝ち取ったたのに
庇った被告人は実は本当は本当に殺人犯だったかも?なんて。

なんてサイコーのオチなんだ!
この脚本家さんのこういう所が大好きです。

彼が取調室で強要されたのは事実なんだろう。
警察内部でもたれ合いがあったのも事実なんだろう。
けど、それで被告が有罪、或いは無実であるという真実にはならない所が裁判のオモシロイ所。
真実など無関係で、とにかく証拠は不十分だからシロ。
裁判は殺人犯であるかどうかと決める場所ではない。

やっぱり弁護してくれる人の腕って大事!(最もこんな状況、普通はあんまないでしょうがw)

黛はそれが納得いかずに信念に戸惑う。潔癖なんですよね~。
この頃の黛は幼くて平たい理想を掲げてて硬かった。
子供の様な黛というキャラクターはそのまま無知な視聴者の投影でもあるから
物語上の代弁者となってドラマの主旨をクリアにしていて
この破天荒なドラマの進展にもアレルギーなく付き合えました。
ただ単に正義感溢れるパワフルガールにしないで悩める乙女にしたところがネ。
その辺の設定も巧かったです。

初心者・黛を荒業で導く役目が非道人間・コミカド。
人間的に欠陥のあるコミカドを補う役としてのポジションが黛。
二人の関係はそのまま司法に対する一般人と専門家の認識の違いで
そのズレがこんなにもギャップになるのかと思うとホント笑えた笑えたwww

黛が真実の価値は何なのかって自信を失い当惑するラストは
分かり易いドラマの導入源でした!

なのにここから黛の成長物語とはして来なかったんですよね~。


2話 『著作権訴訟はカネになる!?』
盗作訴訟。結果ー和解。

早々に因縁対決・三木先生との勝負を見せてくれたのは面白かったです。
歌が可哀想だからという優しさで和解に応じる結末は切なく心温まるものでした。
こーゆー所も好きだったな~。

コミカド&黛の関係性以外の部分で
丁寧に毎度描いてくるエピが人情深くて、また世の無情を表わしてもいて楽しい~。
その中で生きて行く人間の癒やしになっていたというか。


今回の争点はは盗作されたことをどうやって証明するか。
争点は被告人の作った曲と盗作されたという曲の整合性(類似性)・・・・と思わせておいて
被告人と依頼人の接点ー依拠性というもの。
接点を証明出来ればそこから盗作の可能性が生まれるし
関係者がいるなら証言も得られるという攻め方。
なるほど。

まずは事実関係を明らかにするため調査を行う過程は毎度刑事ドラマのようで楽しい。
ついに証人を見つけられても相手側に先手を打たれていて
口裏合わせている可能性があるとか、嘘さえ吐かなきゃ刑事モノとは大分趣が異なるw
そういう早いもん勝ちの駆け引きは裁判ならではの特異性で面白~い!

でも接点があるということはそこに人間関係があったということで
盗作、なんてなっている以上、その関係は穏やかなものでは有り得ない。

結局、暴きだされた真実は悲しいすれ違いで
それを知った依頼人は訴えを棄却する。
だから和解金でイーブン。

ちょっと悲しいオチでした。
なーのーにぃぃぃ!!!

細かな部分でいちいち笑わせてくれるのはお約束!!
依頼人が派手すぎることとか喋り方とかw
依頼人の狭く汚い部屋で縮こまるコミカドの体育座りとかww

堺雅人さんは台詞以外の部分のさり気無い視線や動きや動作といった演技が
尽くうまーい!!
笑っちゃうww

普段強引ぐなコミカドが黛の音痴っぷりに言葉もないのとかも笑えた笑えた。
暴走気味なコミカドが唯一振り回される様子ってのはそれだけでウケる~ww
この二人の面白さはこの時点で既に完成されていて
破天荒で手の付けられない問題児の我儘王子・コミカドが
真面目な優等生タイプの黛に振り回されちゃうってリアクションが笑えるんだな~って思った。


3話 『初恋かストーカーか? 号泣の恋愛裁判!?』
これはちょっと泣いた回。何度見ても黛の切ない片恋がイタイ。
ストーカー裁判。コミカドー勝訴。黛ー敗訴。
哀しくてちょっと気に入っている話です。

とにかく脚本と演出が見事に噛み合ってて素晴らしかった!!
コミカド担当のアホらしい罵声援が不当かどうか?
同時進行で黛担当の式場から花嫁を連れ出した彼はストーカーか否か?

同じ迷惑行為を題材にしているためコミカドの力量・戦略も明瞭で
果ては真逆の結論が出る。
捻られた結論に唸りました。(コミカドの方はとにかくバカ裁判ですがwwww)

更に合わせて黛弁護のストーカーくんと、大学時代の伝えられなかった初恋を准えてくるから
より敗訴した黛の裁判に色と含みを持たせてあるのがこれまでの趣向とちょっと違って
特殊的でした。
それも素敵だった。

黛の担当の被告人・榎戸くんが本当にストーカーだとするのなら
片思いしている内気な少女はみんなストーカーになってしまう。
人の心なんてそんな単純なもんじゃない。でも相手が迷惑してたら“ストーカー”。
恋する気持ちまで迷惑行為。
そんな仕打ちってないですよね~。(>_<)

黛が独り孤高に耐えているから、コミカド助けてやれよーって何度か思わされた。
でもそこで人情とかないのがコミカドw

すると傍聴席に彼の姿が!!
えぇええっ!!マジで!!
ちょっと萌えた。
「空中戦をやりすぎだ。相手の検事に意識が行き過ぎている。
 君がアピールする相手はあの裁判官だろ。
 あの検事となんかあるのか」

さっすが観察眼はあるコミカド。
そして人の心の痛みを実は一番シンクロしているのが彼なのではないかという頭脳の高さを
想像してしまうw
やっべ。コミカドがちょっとオトコに見えてきたw
かっこいい。こういうさり気無い包容力を示す男ってかっこいい。
こんな我儘王子でもw

「榎戸がバリバリのストーカーの変態野郎だったとしても
 あらゆる手段を使って無罪にしろ。それが君の仕事だ」
これだよこれっ!
これがコミカドのの掲げる弁護士像だ!
弁護士たるものについて極論だけど的確に真理を述べていて
こーゆーの逆に気持ち良い。スカっとしちゃう。


ほんの少しでも恋じゃなくても彼に気持ちはなかったのか。
問い詰める黛。
頑なに否定する花嫁。
これが現実っていうか、結婚を決意した後に真実なんて口に出来ないよ。不誠実になる。
それを分かって男もストーカーだったと認め女性を庇う。
うーわー純愛だぁぁぁ。

それでいてラストのコミカドがまた予想外に優しいからここでコチラの涙腺も限界。
独り歯を食い縛り、喰らいつく黛の戦いぶりをじっと見つめ目を反らさないコミカド。
被告人がストーカーを認めたため敗訴確定。裁判終了。
「いずれ私が叩きのめしてやる」
「いいです・・・・」
「何が喰いたい」
「・・・・・トムヤムクン」

んんん~っっ!!!

「めちゃめちゃ美味しい!」
そのまま泣きだす黛。
「服部さん、ちょっと辛すぎたようですね」
「ああ・・・!申し訳ありません」
「・・・・おいしいです」

じんわりと沁みてくるみんなの優しさと気遣いがたまんない。リミッター外れた・・・。
声もなく泣く黛の涙がこちらの心の痛みをよりリアルにする。

コレ、結局ストーカーだって決めつけられちゃったんだよ。
それってつまり
ほぼ同じコトしてた黛の淡い初恋もまた迷惑だったって決めつけられちゃったんですよ。
恋する事も否定されてしまった黛が可哀想で可哀想で泣けた。
黛が言葉もなく涙零すから泣けた。

この裁判に於いて真実など何の価値もない。
花嫁の真意など微塵も明らかにされず、ストーカーくんの行為だけを問題視されてしまった。
そこがね。戦略ミスっていうか、黛の失態だ。

花嫁の真実に辛うじて触れ掛かったラストカットがまた切ない。
多分、恋じゃなくたって彼女は好意はあったんだろうと視聴者には思わせておく。
花嫁役がほとんど喋らなかった脚本も真実を曖昧に暈かしていて巧い相乗効果。
だから傷つけ合うだけとなった結末は明らかに黛の失敗であり
そして思わせぶりな態度を取った花嫁にも非があり
そこまで切り込めなかった黛の戦略負けだった。
こんな結末ってない。


一方でノリノリのコミカドの声援裁判wwww大爆笑!!!
このギャップに付いていけないですよ!!

何故コミカドが勝てて黛が負けたのかって原因を追及すると
留まる所、つまりは争点の相違だ。
黛は被告人の愛情を説明しきれなかった。
しかしコミカドは
行き過ぎた行為であってもそれは純粋な愛情から溢れ出た温かい人の想いなのだと力説。
裁判長が母親に弱いとリサーチしてそこを重点的に攻めるwww
もうズルイっていうかセコイっていうかwwww
あ~これが実力だな!
リーガルハイ見てるとホント世の中は真実など何の意味もないんだなとつくづく思うよwww

更に!!
その裏で歴史的敗訴をしている三木事務所の井手くんwwww大爆笑!
しかもロシアンルーレットで三木と沢地さんに遊ばれてるしwww
あーもーだからこの明暗の差が開き過ぎてて息絶え絶え。


4話 『太陽を返せ!マンション裁判仁義なき戦い』
日照権問題。示談。

法廷には出ずミーティングだけで片が付けられた示談金解決。その分盛り上がりは少ない。
けれども黛の中の正義感と信念が揺れる様がよく描かれている回で
それは結局、弁護士って職業を色濃く縁取っていく。
そういうのが面白かった回。

黛が一般的に正義だと信じる主観は所詮独り善がりで独善的なものでしかない。
そりゃそうだ。
所変われば正義なんて簡単に覆る。
それでも真理を求めたいなら弁護士という職業には向かない、不謹慎だと言わんばかりに
コミカドに論破されるシーンが印象的でした。

黛が目前にある明暗だけで全てを分かった様に判断して誰かのためにって働く姿は
確かに彼女の優しさであり正義なんでしょうけど。ちょっと稚拙なんですよね。可愛いんですけど。
弁護士は万能じゃないって何処かで諦観しないと。

「あれを見ろ。
 寺田工務店の寺田トヨコさんだ。夫とは死別し折からの不況で倒産寸前だ。
 だが首の皮一枚で繋がっているのは島津エステートの下請け仕事があるからだ。
 かつて夫と同じ釜の飯を喰った島津社長が手を差し伸べたんだ。
 島津エステートが苦境に陥れば彼女は首を括る事になるかもしれない。
 君がしたのはその手伝いだ」

「今の話を聞いてどう思った」
「どうって・・・」
「島津エステートを助けたいと思ったんじゃないのか」
「そりゃ思いましたよ!でも嘘なんでしょ!」
「だが我々の知らない何処かに本物の寺田工務店があるのかもしれない。違うか」
「・・・・」
「君が正義とかヌカしているものは上から目線の同情に過ぎない。
 その都度可哀想な人間を憐れんでいるだけだ」

「だったらそれを否定したら正義は何処にあるんですか!」
「正義とは特撮ヒーローと少年ジャンプの中にしかないと思え。
 自らの依頼人の利益のためだけに全力を尽くして戦う。
 我々弁護士に出来るのはそれだけであり、それ以上のことはするべきではない!
 分かったか!朝ドラ!!」

すっげえ早口ー!!!
でもかっっけええええええ!!!!!
すっげえーっっ!!!!


一方、興味深かったのは
日照権を問題視していたのに示談金で解決ってなった時に
そもそも根底から論点がズレているぞって感じたことです。

これが裁判ならどう日照権が侵害されるのかを明らかにしていくことになるのでしょーけど
示談だと因果関係よりも金額の譲り合いになっちゃうのね。
でも住民説明会ってそういうものですよね。話し合う気など初めからない。

ただ一人軸がブレなかった反対住民側の主婦もまた
たったひとりで戦うことは出来ないものだとする結論もまた現実的である。
地域社会に生きるってそういうことだ。
チームプレーの前では主観など持っての他だ。

そんな風にどんどん当初の主旨が歪んでいくのが奇妙と言うか怖いなと思った。
集団の恐ろしさというか。
環境訴訟の美談じゃない部分を巧くテーマに添えられたなっていうお話でした。

ちなみにキザに酔ってるコミカドが
「服部さん・・・久しぶりに一線交えませんか・・・」
「ルールを覚えてさえくれれば」
コレ爆笑したwwww
免許も持ってないのに車とかクルーザーとかコミカドの細かい設定がとことんウケるwww


5話 『期限は7日!金か命か!?悪徳政治家を守れ』
収賄罪で実刑を喰らった政治家を控訴まで持ってけいるかどうかの証拠集めに奔走するお話。
結局断念。

でもこれはいつもの法律の冷徹さ、融通の利かなさを皮肉るのではなく
ましてや誰から誰へ献金が流れたかもどうでもよく
群がる取り巻きの顔ぶれなども関係なく
ポイントは何故政治家が金に執着するのか?という問いで
それは金を持ち続けることが地位と権力の象徴であるという富樫議員の
政治家生命を説くお話でした。
これはこれで地味ですけど男臭くて面白かったです。


富樫議員が金で人を動かしている故に自身もまた金以外誰も信じられなくなっている。
そんな彼へ暴かれたのは
閉鎖的に生きている男でも
この件で自殺した男だけは金など関係なく慕って信じていてくれたのだという真実。
身を以って庇ってくれたのだというオチだった。
それを褒める訳でもなく、反省するでもなく、でも強かに、
牢屋へ入る決断をし、出所後は選挙にも出ると意気込む。

なーんかねぇ~・・・・。
絶対口を割らないだろうが、嬉しかったんじゃないかと思わせるラストが沁みた。
法律云々の細かいことは置いておいて
男のフィールドに立つ背中を見た気分でした。

物語は控訴へ向けて勝因を探す流れで進む。
富樫議員の裏事情などはドロドロだが
誰が裏切ったのか?
そこが切口だったけど、それがやがて自殺した証人の恋人へ辿りつく過程は
そこそこ引っ張られたため盛り上がっていましたし
その恋人にだけ送られてきた遺書に書かれていたことが
恨み事でも、ましてや恋人への愛の告白でもなく
富樫議員への惜しみない慕情って・・・・
やるせない~。

しかしこれで控訴しても勝てる見込みが浮上してきたのに
それを断念する富樫議員の決意がまた哀愁漂う。
あんなに身の潔白に拘っていたのに。
男の戦いでしたね。


一方。
何処でコミカドが反撃に出るのか?と思ったら
この男の戦いに焦点を絞ってくる物語なので結局不発で終わるラストは少々物足りない。
証人を得る所で話は終わる。
でもそれを拍子抜けと思わせないだけの重さが話にはあったし
何よりそれ以外のコミカルな部分が濃密なので充分楽しめた。

硬派なドロドロ活劇が繰り広げられる一方、目を引いたのがコミカドと黛のシーンです。
珍しくとってもソフト。
仲良く共闘してるわ、一緒に悩んでいるわ、共に出かけるわ///////
一緒になって作戦を練るシーンなんかは弁護士の仕事って面白そうなんて思わせられマシタ。

コミカドと黛のお似合いな感じの連携プレーとか、軽快な会話調とかが
とにかく楽しい!楽しい!
笑っちゃう~w

台詞もいちいち笑っちゃう~w
「じゃあちょっと会いに行ってみるか、ポマードべっちょり野郎にィ」
もーっ!ホント口が悪いんだから~!w

「お客さーん。動脈切っちゃったらすみませーん」
この辺のずぅずぅしさはもうお約束。

「なんで僕をもっと強く止めなかったんだ!!」
「止めましたよ!」
「このばかぁ!」
この勝手な言い分www
チキンだwww
コミカド、やっぱりチキンだwww

そして潜入するコミカド&黛の頭グリグリする仕草とか覗き見する角度とか
動作が揃ってるトコが輪を掛けて笑える笑えるwww
そっくりwそっくりww
二人ともそっくりーww
漫画的な可笑しさだった。
ぶつかり合ってばかりいる二人が時間経過と共にちょっとお互い慣れてきた雰囲気なのが
見ていて微笑ましいカップルでした。この距離感いいなーw


後半戦へと続く・・・。
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2012*10*25(Thu)
リーガル・ハイのあの長台詞 動画と台詞コピペ
リーガル・ハイDVD-BOXは密林によると2012年12月5日発売予定。
¥16586(予約割)
やっべー買っちゃうかもしれん。(≧v≦●)。。(●≧v≦)。

動画はリーガル・ハイ第9話のあの名シーンです。やっぱり貼っておきたくて(^^ゞ
いやぁ、何度見ても凄すぎる。もう好きすぎて好きすぎてたまらんっっ。
約10分程度のワンシーンですが実際はもっと濃厚な印象だったなー。

ちなみにそこに至るまでの経過を説明しておくと
古美門弁護士は老人の弁護は嫌だと最初から言っている。
老人は裁判というものがどういうものか全く分かっていなくて
観光ツアーに参加する程度の気持ちでやってくるからだと。

舞台は仙波科学の水質汚染に関する公害訴訟。
通常、環境裁判って住民の立場では(水が汚された)確たる証拠を実証できないから
状況証拠の提示&内部情報提供の申請程度しか抵抗出来ない。

すると仙波科学の方から2000万円という補償金というか見舞金というか
示談金を提案される。ありがちありがち♪
これは実質、裁判から降りろという暗黙の通達。
・・・・さぁどうする?・・・・ってシーンからあの名場面が始まる訳です。



先日の“ぴったんこ・カンカン”で安住さんがこの長台詞に多大に嫉妬して
紙に書き写したと堺雅人さんに自慢していて爆笑しましたが→堺雅人ゲスト回
ネットにもこの長台詞を書き起こしている方が結構いらっしゃったんですね♪(@_@;)
すっげーぞ!((ヾ(≧∇≦)〃))

古美門「素晴らしい!皆さんのお考えに感服致しました。
さすがふれあいと絆の里だ。それではその様に手続きしましょう。黛君あとは頼んだ。さようなら」

黛「先生これでいいんですか」

古美門「良いんだよ」

黛「でも!」

古美門「彼らが良いと言ってるんだから。ですよね皆さん!」

村人「ええ、この世には金よりも大事なものがありますから。な!」

古美門「見たまえ、彼らの満足そうなこの表情を。
ズワイガニ食べ放題ツアーの帰りのバスの中そのものじゃないか。
黛君よく覚えておきたまえ、これがこの国の馴れ合いという文化の根深さだ。
人間は長い年月飼い馴らされるとかくもダニのような生き物になるのだよ」

村人「ダニィ!?俺たちのこと言ってんのか!」

古美門「他に誰かいますか?自覚すらないとは本当に羨ましい。
コケにされているのも気付かないまま墓に入れるなんて幸せな人生だ」

村人「あんたちょっと酷いんじゃないか?」

古美門「申し訳ありません。最初に申し上げたとおり皆さんのような惨めな老人共が大っ嫌いなもんでして」

村人「おい若造、お前何なんだよ!お前そんなに偉いのか!」

村人「そうよ!目上の人を敬うってことがないの?」

村人「私たちは君の倍は生きてんだ!」

古美門「倍も生きていらっしゃるのにご自分のことも分かっていらっしゃらないようなので
教えて差し上げているんです。いいですか。皆さんは国に見捨てられた民、棄民なんです。
国の発展の為には年金を貪るだけの老人なんて無価値ですから
塵取りで集めて端っコに寄せて、羊羹を食わせて黙らせているんです。
大企業に寄生する心優しいダニ、それが皆さんだ」

黛「先生もうやめてください」

村人「てめえだってダニに寄生してるバイ菌じゃねえか!」

村人「あたしたちの何が気に入らないの!」

古美門「かつてこの地は一面に桑畑が広がっていたそうですよ。どの家でも蚕を飼っていたからだ。
それはそれは美しい絹を紡いだそうです。
それを讃えて人々は、いつしかこの地を絹美と呼ぶようになりました。
養蚕業が衰退してからは稲作に転じました。日本酒に適した素晴らしい米を作ったそうですが
政府の農地改革によってそれも衰退した。
そのあとはこれといった産業もなく過疎化の一途を辿りました。市町村合併を繰り返し補助金で凌ぎました。
五年前に化学工場がやってきましたねぇ。
反対運動をしてみたらお小遣いが貰えた。多くは農業すら放棄した。
ふれあいセンターなどという中身の無い立派な箱物も建ててもらえた。
使いもしない光ファイバーも引いてもらえた。ありがたいですねぇ。
絹美という古臭い名前を捨てたら南モンブラン市というファッショナブルな名前になりました。
なんてナウでヤングでトレンディなんでしょう。
そして今、土を汚され、水を汚され、病に冒され、この土地にも最早住めない可能性だってあるけれど
でも商品券もくれたし、誠意も絆も感じられた。ありがたいことです。本当に良かった良かった。
これで土地も水も甦るんでしょう。病気も治るんでしょう。
工場は汚染物質を垂れ流し続けるけれど、きっともう問題は起こらないんでしょう。
だって絆があるからぁ~!

村人「があああー」 ボカッ!!「離せ!てめえなんかぶっ殺してくれる!」

村人「ジョウジの気持ちはもっともだ!」

村人「そうよ、どうしてそんな酷いことが言えるの!あんたは悪魔よ!」

村人「あんたなんかに俺たちの苦しみが分かってたまるか!
俺たちだってあんたの言ったことぐらい嫌というほど分かってる。みんな悔しくて悔しくて仕方ねぇんだ。
だけど必死に気持ちを押し殺して納得しようとしてるんじゃねぇか!」

古美門「何故」

村人「“なぜ”?」

古美門「ゴミクズ扱いされているのを分かっているのになぜ納得しようとしてるんです」

村人「俺たちはもう年寄りだし」

古美門「年寄りだからなんなんですか」

村人「具合が悪いのにみんな頑張ってきたんだ」

古美門「だからなんだってんだーっっ!!!
だから労わってほしいんですか。だから慰めてほしいんですか。
だから優しくされたらすぐに嬉しくなってしまうんですか?
先人たちに申し訳ないとは、子々孫々に恥ずかしいとは思わないんですか?
何が南モンブランだ、絹美村は本物のモンブランより遥かに美しいとどうして思わないんですか!
誰にも責任を取らせず、見たくないものを見ず、みんな仲良しで暮らしていけば楽でしょう。
しかしもし、誇りある生き方を取り戻したいのなら、見たくない現実を見なければならない。
深い傷を負う覚悟で前に進まなければならない。戦うということはそういうことだ!
愚痴なら墓場で言えばいい。
金が全てではない?金なんですよ。
あなた方が相手に一矢報い、意気地を見せ付ける方法は
奪われたものと踏みにじられた尊厳に相応しい対価を勝ち取ることだけなんだ。
それ以外にないんだ!
ニシキノハルオさん。あなたは元郵便局長だ。
幾度となく閉鎖されそうになった村の郵便局を最後まで守り抜いた。
モリグチサブロウさんは小学校の校長先生。村にいた子供たちはみんなあなたの教え子だ。
奥さんのヒサコさんは町のデパートの化粧品売り場で月間売り上げの記録の保持者。
ゴウダジョウジさんは実に100haもの田畑を開墾した。
カワタサトコさんとご主人は田んぼをやりながら日雇いの仕事を幾つも幾つも掛け持った。
トミタヤスヒロさんは商店街の会長。毎年祭りを盛り上げて、あのクリスタルキングを呼んだこともある。
イタクラハツネさんは女だてらにクレーン車を動かし、6人の子供を育て上げた。
敗戦のどん底からこの国の最繁栄期を築き上げたあなた方なら
その魂をきっとどこかに残してる!!・・・筈だと期待した私が愚かでした。
いいですか。二度と老後の暇つぶしに私を巻き込まないで頂きたい。
心優しいダニ同士お互い傷を舐め合いながら穏やかに健やかにどうぞくたばっていってください。
それでは皆さん、さようならっ!」


そこへ入院していたタネさんが息を引き取ったとの一報が入る。
村人「タネさんからの遺言・・・死んだら全員で遺影を持って傍聴席を埋め尽くせ!
裁判長にアピールするだろうからって・・・」
この土地の民謡を唄い出し団結する村人達。そして覚悟を決める。

村人「センセイよぅ!あんたならいくら獲れるって言うんだ」

古美門「それを決めるのはあなた方だ。好きな金額を言えばいい、私が獲って御覧にいれよう。」

村人「敗けたらアンタ責任取れんのか」

古美門「責任取るわけないでしょ!」

村人「はした金あの世へ持って行っても仕方ねぇか!」

村人「絹美のもんの意地見せてやるかね!」

村人「どうせ死ぬなら仙波科学!道連れだ!」

村人「先生、もう投げだしたりなんかしねぇ、最後まで俺たちと戦ってくれよ」

古美門「少しはマシな目になられましたね」


そして仙波科学の社員と顧問弁護士が手を付けなかったこの土地の水を
黛と古美門は一気に飲み干す。←ここもいいんだよな~o(*≧y≦)o
ちなみにこの後どうなったかと言えば
コミカドが下衆な手を使って仙波科学の情報が明るみに出るよう仕組んだとことで
一応勝訴はする。Σ( ̄Д ̄lll)

いやも~たまらんわ~(●≧∀≦)
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2012*06*26(Tue)
リーガル・ハイ 最終話感想
いや~面白かった~wwww
結局さおりは誰だったのか。予想通りというかアホらしくて
まさに真実はいつもコメディだ!
爆笑しすぎたー。(*≧ε≦*)ノ彡

今回も堺雅人演じる長台詞が絶好調に軽快で実に気持ち良かった。
すっごいねぇこの人。
これぞ俳優ってかんじ。
もっともっと聞いていたい。
転がるように言葉が飛び出してくるのがもう最高に快感だw

またハイテンションでありながら熱血漢ではない。
その熱の向かう先が正義などではないのも痛快だった。
このドラマらしくすぱっと終わらせたのも実に清々しい。

もちろん無敗を貫いてくれたのも良かった。
人の命をヘとも思わないヤツだぞ。
こんな最低男が正義や正論程度に敗れてなんか欲しくないわっっ。
薫のような温情や倫理観は人々の根底に在ると信じたい気持ちは分かるが
コミカドに言う「そのために法がある」という理屈の方が
正しいだろ。
ここは法廷なんだから。

前回自分が手を汚させた彼女を
今回更に社会から弾き出すw
あーもーーサイテーw
そんなことを平気でやっちゃうのがコミカド先生w
サイコー!


それと裁判って
こうやって裏で色々取引がされ行方を左右していくのかと
新鮮な驚きだった。
道具を集めて法廷で暴露し合うのかと思ってた。
裏での接触もアリなのか。
そして誰に接触するかで法廷での局面がまるで変わってしまうのかw
へーっ!

こんな正しさや理想が勝つ訳ではないという部分も
実に皮肉で興味深い。

未来の研究者のために恵まれた環境を提供できるような社会を作りたいという
そういう理念に訴え
これがもし勝訴すれば理想社会への一歩となり得るだろうが
それと不当解雇は別物だ。
やったかやってないか。勝つか負けるか。
それが本題だろう。
本音を引き出すため主旨をズラした事が薫の敗因だと思う。

コミカドの態度は相変わらず下衆だったが
それが現実でしょ、という部分をきちんとわきまえてもいるように感じてしまう。
なんていうか・・・・正しいか間違っているかではなく
コツを知っているかどうかで勝敗の分かれ目がくるんだよなー。

そんなことを真剣に論じる場が法廷なのだ。
正に真実はいつもコメディだな。


勝訴した時点で法廷でバカ騒ぎするコミカド・・・。
あーこれがコミカド先生だよ・・・。
これだよこれ・・・Ψ( ̄∀ ̄)Ψ
あーサイテーw
最後まで存分に楽しませてくれたわw
ドラマ序盤和やかな雰囲気で進むからどーしよーかと不安になっちゃってたよ。
やっぱこーでなきゃなぁ!
これが見れて非常に満足である。


元のさやに戻った二人。
また納得いかないと言いながらもくっ付いていくのだろうw

人生はくっだらないのだ。
そんな無価値なものに人は必死になって生きているのだ。
それが社会だ。
そんなメッセージもまた強烈だった。

薫「で、あなたは何者なんですか?」
沢地「私は戦っている男が好きなの・・・」

大・爆・笑。

今期ドラマの中で一番下卑た主人公だったが
一番元気を貰えた気がする・・・・!
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2012*06*25(Mon)
鍵のかかった部屋 最終回 感想
ミステリーっぽさ出てましたね~。そして衝撃のラスト!
もっと普通に終わるかと思っていました~∑(〇Д◎ノ)ノ
予想よりずーっと踏み込んで掻き回してくれちゃいましたね!
メインの三人の土台は揺らがず三人対周辺
という構図だと思っていたので
非常に意外性もあって面白かったです(*^▽^*)

まずミステリーっぽさを前面に押し出して緊迫感を引っ張っていたのは
見事でした。
このドラマは当初からトリックとか謎解きとか
ソレ絶対有り得ないだろってレベルでしたけど
演出が巧いのか
カメラワークが巧いのか
すごくシリアスに見せてきていましたよね。
今回は特にミステリーの王道っぽく
メインキャラよりも雰囲気を大事にしてきた感じでした。
音響と映像の組み合わせが煽る煽るw
特に無音の効果がバツグン!

もう一方の気に入ってた今期ミステリーATARUが
途中からミステリー部分を放棄し始めちゃったので
むしろ最後はコッチの方がハイレベルでした。
面白かったー。

犯人はもうバレバレでしたが
どうやってトリックと自供を作り上げるのか
最後までハラハラしちゃってました。

あれは両親の敵である社長を
ちょっと懲らしめてやりたかったのかもしれないね。
仮に死ななくても
眠剤で眠っている間なら自分がしたことはバレないだろって所だろうし。

そしてその更に上を行く暗さマックスの榎本!
「ところで入口横にある古い洗濯機ですが・・・」
こえぇえぇぇ!!!
お前がソレ言うのかぁぁぁ!!!
何処まで知ってんだぁぁぁ!!!
お前がやったのかーっっ!!Σ(゚□゚(゚□゚*)!!

榎本はそちら側の人間ではない。
優しくて人間味のある誠実な人だ・・・・・
と散々匂わせておいて
オマエが一番の悪役か!!!(爆笑)

「臨時収入が入ったので・・・」
うわー!!
お前が犯人かーっっ????(爆笑)

え~っっっ!!!w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w
こういう終わり方めちゃめちゃ好きなんですけどー。
違うよなぁ?
ミスリードだよなぁ?
いやもうこれはそんな腹黒さを抱えたままの~っていう設定のままがイイ!

弁護士と出会ったことで人生が変わり光の未来が見えてきた孤独な主人公・・・
というキャラを前面に押し出していたのかと思いきや
ホントにただ単に密室を破るのを楽しんでただけかよ!っていう
斜め上を残すラスト。
いや~好きだわ~。

これは続編作らないでスパッと此処で終わった方が
キレがある。


ところでこちらは仲間とか絆とかそういうのが希薄だったので
ラストはバラバラに行動するのは逆に自然でした。
メインの絡みを極力カットしたことで
それがクライマックスの犯人を一人追い詰める効果も高めていて
一対一の対決は見物でした。
マジすっごかった!

迫力というか二人の間にある空気感が張り詰めてたね。
暗さと不気味さと人も音も無い世界。
巧い。

陽の当らない世界に居るからお前も俺の気持ちが分かるだろ?と
同情をねだる犯人に対し
表情を変えずに一拍置いて静かに一言
「・・・・それで、ガラスの向こうには行けたのですか」

キッツイねぇ。Σ( ̄□ ̄lll)

すごいすごい。
この台詞を彼が言うのだからやはりラストはミスリードなのだろうが
そんなことはともかく
すっごかったねえぇ。

これを無表情で抑揚のない声で淡々と語るから
余計不気味さも迫力もあって
なんか惚れ惚れしてしまった。
三人がバラけることでヒューマンドラマにせず
ちゃんとミステリー道に乗っ取ってブレなかったのも
完成度を上げたと思う。


ただな~唯一難点を挙げれば
リーダーは滑舌が悪くて長台詞が汚く聞こえる・・・。
キャスティングは悪くなかったと思うんだけど。( 一一)
ちょーもったいなかった。
同様にヒロイン青砥さん役の戸田恵梨香も
ダブルで滑舌が悪い!
それがもう最悪レベルだった・・・(; ̄Д ̄)惜しいな~。

おかげで専務を説得するシーンなんて
全然心を打たない。
「一緒に社長を救いましょう」だっけ?
ちょっとイイシーンなのにねー。
もったいない。

もったいないと言えば今回に限っては
主題歌を入れる箇所もあの捜査をしているシーンではなくて
榎本さんが犯人を追い詰めた後に流した方が
盛り上がったな~(私が)


それにしても全話通して佐藤浩市演じる芹沢弁護士のいい加減っぷりというか
尻軽ぶりがイイ味出してた。
自分の都合の良いように周りを振り回していく我儘ぶりが
なーんか憎めなくて可愛くてムードメーカーでした。
榎本さんと青砥さんだけじゃパンチに欠けるし地味だったよ。
この人の存在感はデカかった。

なかなか面白いドラマでした。今期は私的アタリが多くて非常に楽しい。d(*^0^*)d



さて明日はリーガル・ハイだっv(@∀@)v
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